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2006年11月11日 (土)

メキシコ:コロニアル様式の宿

メキシコでは最初の宿のみ予約してきたが、あとは現地でガイドブックを参考にしながら直接交渉して宿を決めた。この旅では、メキシコ市~クエルナバカ~プエブラ~オアハカ~ベラクルス~ビジャエルモッサ~カンペチェ~カンクン~メリダと移動する。9つの宿を利用したが、3つの宿では宿の中に中庭(パティオ)があり、これを取り囲むようにして客室が設けられていた。これがメキシコ・コロニアル様式というものらしい。

そのような宿に最初にであったのが、プエブラであった。プエブラにはクエルナバカからバスで移動。バスターミナルはプエブラの中心から離れ、プリペイドタクシーに乗って中心部まで行く。バスターミナルでは宿を紹介してもらうが、行ってみると「満室」と断られ、その場で困ってしまう。やって来た人物を見てそのようにのたまうケースは時々ある。リスボンが顕著であったし、スペインでも1回あった。イタリアは比較的オープン。

タクシーは行ってしまったし、どうしようかと思ったら目についたのが、Hotel Virrey Mendozaという宿。ここは管理人が一応いるものの、客への対応は管理を委託された旅行者が英語などで対応していた。なんだかよくわからない。部屋は安い方の上階にあるものを選ぶ。一応、ホットシャワー、トイレ付き。200ペソ。

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<客室>by GR1s

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<パティオ>by MZ-3/FA28-105mm F3.2-4.5(SRM)

夜になると、明らかに泊まっていた北欧風の人物が鍵を渡してくれた。

次に訪れたオアハカでは、ガイドブックに載っていた宿を指定してタクシーで行ってもらう。Hotel Monte Alban。値段はぐっと上がって500ペソ。この時は急いでいたのである。実は、とんびさんとオフをやる予定だったのがこのオアハカ。プエブラから朝一番のバスに乗れれば問題なかったのだが、いずれも満席で昼の便となってしまったのだ。オアハカ到着はほとんど夕暮れに近い。バスターミナルからタクシーを利用したのも、この宿がミートポイントとなるカテドラルに最も近いからであった。

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<パティオ>by MZ-3/FA28-105mm F3.2-4.5(SRM)

この時は部屋に荷物を置くと即座にカテドラル前へ。やがて雨が降ってきてこの時は出会うことができなかったが、1時間後に無事会うことができた。

Hotel Monte Albanには巨大なパティオがある。パティオには半透明の屋根がついていて、あまり開放感はないものの、採光が考慮されている。実はここで毎晩ゲラゲッツァと呼ばれる先住民の踊りのショーが催されるのだが、これは後述する。プエブラではパティオにかかるものは何もなく、雨が降ってくるとパティオは濡れてしまう。

朝食もここで取ることができた。料金は高かったが、まあ満足。

最後に出会ったコロニアルスタイルの宿が、メリダであった。この時は、とんびさんからメリダの情報を聞いて、ここにしようと思ったHotel El Gran。1泊510ペソ。

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<El Granのパティオ>by MZ-3/FA28-105mm F3.2-4.5(SRM)

このパティオにはやはり半透明の屋根がかかる。それよりも素晴らしかったのは、ところどころに置いてあるアンティークの品々。古いピアノやタイプライターがさりげなく置いてある。

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<階段>by MZ-3/FA28-105mm F3.2-4.5(Neopan 400 Presto)

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<廊下>by MZ-3/FA28-105mm F3.2-4.5(Neopan 400 Presto)

この宿もフロントがフレンドリー。フロントにいた兄ちゃんはつたない英語でコミュニケーションを図ってくる。兄ちゃんから聞いて、ユカタン料理の店に行ったりした。

さて、メキシコのコロニアルスタイルだが、実はスペイン様式であるのだ。もちろん、メキシコが長くスペインの支配下にあった影響が強い。そのスペインのパティオを建物の中に取り入れる様式も、実はアラブのスタイルである。これまた、スペインがアラブに支配されていた影響なのである。モロッコのマラケシュの宿も美しいパティオがあり、それを取り囲むように客室があった。

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<マラケシュの宿のパティオ>by MZ-3/FA35mm F2.0(Kodak Supre Gold400)

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コメント

エルグラン、自分も泊まったので懐かしいです。
メリダに行くなら、また泊まろうと思います。
あそこの屋根は開閉式になっていて、自分の時には、雨なのに開いていて、真ん中の広場のような部分、雨が降ってました。
真ん中の部分は立ち入れないので、入口からレセプションに行くときなど、周囲を遠回りしていましたね。
そうそう、部屋の中も天井がかなり高かったです。

ブログのほうですが、昨夜から朝まで徹夜して、なんとか形の整ったスタイルができあがりました。一応、今後、これで行こうかなと思います。
ただし、幅1024ピクセル以下になると、形が崩れるのです。
幅を狭めて試してみてください。
ほとんどの人は1024ピクセル以上で見ているだろうし問題はあまりないのですが、ユーラシア紀行から開けた場合は、1024よりやや小さめの別窓で開くようになっているので、その場合がちょっと気になります。

投稿: とんび | 2006年11月12日 (日) 09時17分

とんびさん、こんにちは。
エル・グランのパティオの天井ですが、壊れていたようです。
雨漏りがするようで、水たまりもありましたし、囲って立ち入り禁止にしていたところもありました。
ここはよい宿ですが、個人的にはもうちょっと手頃な値段がいいです。
メキシコは宿代が高いと思います。

さて、ブログを拝見させてもらいましたが、ちょっと問題を見つけましたので、あとでメールさせてもらいます。

投稿: ヒョウちゃん | 2006年11月12日 (日) 14時27分

なんだ、壊れていたんですか。
天井が開閉式なんかと思っていたんですよ。
確かに、雨の降ってるところにはロープがはってありました。
で、わざと雨の日でも、外と同じような風情をだしているのかと思っていました。
値段はどうだったか、忘れてしまいました。
高かったでしたっけ。

ブログですが、メールで連絡の件、修正しました。
それから、上で書いた、型崩れの件も直せましたし、ページの中央に配置すこともできました。
今日は、午後、このことばかりやってました。
これで、やっと形ができたようです。やれやれです。
細かいところまだ直したいところありますが、大枠はできた感じです。
自分では気付かない問題があるかもしれませんので、またよろしく。
既成のものを使うと簡単にできても、自分で作るのは普通のホームページよりはるかに難しいと思いましたが、自分専用のものができてよかったです。

投稿: とんび | 2006年11月12日 (日) 16時53分

とんびさん、またまたどうもです。
エル・グランは自分の場合ですが、1泊510ペソ。およそ、50USドル。やはり高いですよ。とはいえ、おおむねメキシコの宿は高いから、最後の方はどうでも良くなってきてしまいました。クレジットカード使えたし。

ブログの修正、お疲れ様でした。
早速書き込んできました。

投稿: ヒョウちゃん | 2006年11月12日 (日) 17時18分

いいですねぇ、こういった形式の宿に泊まってみたいです。
でも、パティオはいい感じでも、お部屋はそんなでもないのかな?
(だいたい写真の部屋みたいな感じですか?)

コロニアル形式ではないけれど、マレーシアで泊まったホテルが雰囲気こんな感じだったような気がします。

投稿: やまきち | 2006年11月12日 (日) 22時04分

やまきちさん、お久です。
部屋の画像は一番安かった、プエブラの宿ですね。
ここは、200ペソ、すなわち20USドルですから、あんなものです。
ただ、ここに見えないドアの向こうに洗面所、トイレ、シャワーがありました。ま、入口のドアを開けていきなりベッドが目に飛び込んできたというのも、ご愛敬ですが。

オアハカの宿は、かなり広くて、その割にバスルームはどこかなあと思っていたら、壁の模様と一体化したドアを開けてありました。ここは、500ペソ。
メリダは、部屋はやや狭かったですが、きちんと書き物のできるデスクがあり、良かったです。
創業100年以上の宿ですが、古いところを残しつつ、きちんと近代化できるところは、メンテナンスされていました。
部屋の重厚なドアには覗き窓もありましたね。もしかしたら昔の換気用の小窓だったのかも知れませんけど。

ラストのマラケシュの宿は、窓が前部パティオを向いていました。でも、ガラスがなくて、金属の格子戸になっていました。
んで、シャワーは付いているけど、トイレが外という不思議さ。
そして、冬だったので、夜寒かったなあ。

マレーシアも古くていい宿がありそうですね。

投稿: ヒョウちゃん | 2006年11月12日 (日) 22時41分

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