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2007年3月25日 (日)

アヘン戦争の名残・銅鑼灣の午炮

さて、火曜日から香港・マカオに行ってきます。それについては、この記事の最後にちょこっと触れます。

香港島銅鑼灣にある、1基の大砲。毎日正午に空砲が放たれる。これは19世紀半ばに香港経済を牛耳っていたジャーディン・マセソン社が自社の船舶が入港する際に祝砲を撃っていたものである。だが、この近くを航行していた英国海軍船がこの祝砲に驚き、一企業が祝砲を撃つとはとクレームをつけ、これを禁止するとともに、懲罰として毎日正午に1日も欠かさず1発だけ号砲を撃たせることにしたのが始まり。

Hk246

<Noon Day Gun>GR1s

ところで、ジャーディン・マセソン社ってその昔アヘン貿易で利益をむさぼった企業なんですよね。この号砲をNoon Day Gun(午炮)と呼んでいます。ここへの行き方は、エクセルシオールというホテルと世界貿易中心ビルの間にある地下通路を使うのが便利。迷っていたら、エクセルシオールのインド人ドアマン(シーク教徒)が教えてくれましたが。

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2007年3月24日 (土)

嗚呼幻のビアラオ

バンコクにストップオーバーしたことは、実はラオス料理を食べたかったからでもある。ま、それだけではないのですが、立派なひとつの要因です。到着した日の夕食に、ラオス料理を食べることにした。場所はBTSシーロム線のスラサックから歩くこと約10分。Cafe de Laoという店である。

この店は、2005/2006年の年末年始の旅、ラオスから戻った時にも立ち寄ろうとしたのだが、あいにく休憩時間で入ることができなかった経緯がある。ここならば、個人的に東南アジアNo.1の美味しいビール、ビアラオがあるのではないだろうかと思っていた。しかも、ビール会社から搬送されてきた生ビールが。

ところが、この店では生はあっても、ビアシン(いわゆるシンハー)であった。もちろん瓶のビアラオもない。仕方なく、ビアシンを頼む。

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<ビアシン生>GRD

長らくミャンマーのビールを飲み慣れた舌には、やや違和感が。とはいえ、生なのでやはり美味い。これがビアラオだったらもっと美味いだろうが。

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2007年3月22日 (木)

ラーマ9世とバンコクのテロ

ミャンマーを飛び立ち、バンコクに立ち寄り2日間。自分がミャンマーにいた昨年の大晦日に、バンコクでは同時多発テロが起きていた。立ち寄った時にはもちろん知らない。

バンコク滞在2日目。アユタヤに足を伸ばすことにした。アユタヤへのアクセスは鉄道やバスがあるが、戦勝記念塔からミニバスが出ていて、これが最も短時間で行くことができるため、利用することにした。

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<戦勝記念塔>MZ3/35mm/RVP100

BTSスクンビット線の駅がある戦勝記念塔。タイ語ではアヌサワリー・チャイというが、BTSの駅で唯一、英語名も持つ。Victory Monumentである。画像の中央にあるのが戦勝記念塔。仏領インドシナとの紛争時に亡くなったタイ軍兵士を弔うものらしい。BTSは、この塔を迂回するようにぐるっと回っていく。また、この塔を取り巻くように歩道橋があり、その下には嫌になるくらいの数のバスが客待ちしている。

ところで、同時多発テロはこの戦勝記念塔付近でも起こったのであった。これはあとで知ったが、その時はやけに銃を持った兵士がいるなという印象であった。

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2007年3月21日 (水)

ヤンゴン川の夕陽

エーヤワディ川の支流、ヤンゴン川。ヤンゴンの官庁街やボータタウン・パヤーの南側は、ヤンゴン川が流れている。バガンで見たエーヤワディ川と比べるとその流れは、ゆったりとしていて海が近いことがわかる。

このヤンゴン川には橋はないようで、対岸にはフェリーを使って渡る。小型自動車くらいはそのまま渡ることができるようである。ヤンゴン川のフェリーというと、税関とストランド・ホテルの先、パンソダン通りの突き当たりのフェリー桟橋がおそらくヤンゴン最大。そこでは、20~30分おきにかなり大きなフェリーが出港するという。

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<ヤンゴン川>MZ3/35mm/RVP100

ボータタウン・パヤーの南側も、フェリー乗り場だったが、パンソダン通りほどの規模ではないようだ。

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2007年3月19日 (月)

ボータタウン・パヤー

ヤンゴンのというよりもミャンマー最後の観光ポイントは、ヤンゴン川沿いにあるボータタウン・パヤーとする。ボータタウンとは、インドから仏陀の遺品を運んできた8人の僧を警護する1000人の兵士という意味らしい。

ここは、第二次世界大戦中に不幸にも爆撃に合っている。だが、そのがれきの中から宝物が発見され、中には仏陀の遺品と思われるものも含まれていたとのことである。そんなところであるからだろうか、ここは外国人料金とカメラ料金が存在する。入場料2USドル、カメラ料金1USドル。さらにはビデオ撮影料2USドルである。

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<ボータタウン・パヤー>MZ3/20mm/RVP100

シュエダゴォン・パヤーほど巨大ではないが、スーレー・パヤーよりは規模が大きい。中心にある仏塔のサイズもなかなかのものである。

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2007年3月18日 (日)

ヤンゴンのコロニアル様式の建物群

ヤンゴンの市庁舎のあるあたりは、コロニアル様式の建物が建ち並ぶ一角である。ミャンマーはイギリスの元植民地であったため、イギリス式の建物が数多く残っているのだ。ヤンゴン市庁舎のあるあたりが官庁街となっていて、他には最高裁判所、中央電話局、税関、中央郵便局、いくつかの国の大使館などがある。

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<独立記念碑と最高裁判所>MZ3/35mm/RVP100

スーレー・パヤーの裏手あたり。右手に立つ独立記念碑は白くてすらっと高い。左手の煉瓦色の建物が最高裁判所。ところで、ミャンマーは首都機能をヤンゴンからピンマナに移転したため、この最高裁判所が実際に機能しているかは不明である。ただし、建物はそのままそっくり残っているし、2007年1月現在取り壊される様子はない。

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2007年3月17日 (土)

ヤンゴンのカフェ

ヤンゴンに戻り、宿にチェックイン。荷物整理をしたら、ボーヂョー・アウンサン市場に行きロンヂーを購入する。市場はミャンマー初日にも来たが、その時より遅い時間で活気づいていた。

もう昼食時間を過ぎているが、適当なカフェでさっと済ますことにする。Cafe Aloma。ヤンゴンのメインストリートである、スーレー・パヤー通りに面し、航空会社のオフィスの入ったサクラ・タワーの並び。トレーダーズ・ホテルの向かいあたりにある。

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<カプチーノ>GRD

ここに来るのは二度目。イタリア・ラヴァッツァ社の豆を使い、本格的なエスプレッソが楽しめるとのことで、喉が渇いて行ってみたのである。確かに、本格的。こんな芸当もやってくれる。

その時に、メニューを見たら軽食だけでなく、本格的な食事もできることがわかったので、やや割高になるかと思ったが、また来てしまった。頼んだものは、ビーフバーガーとアップル・ジュース。ちなみに、ジュースはミャンマーの果物を使いミキサーにかける本格的なものだが、最初に頼んだものが品切れらしく、アップル・ジュースに落ち着いた。

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<アップル・ジュース>GRD

透明感のあるジュースではなく、果肉がごろごろといった感じ。注文たらい回しにされたものの、これはこれでなかなかよかったです。

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<ビーフ・バーガー>GRD

まともなバンズと野菜。味はまあまあ。ちなみに料金はカプチーノが1,200チャット。アップル・ジュース1,100チャット。ビーフ・バーガーが1,700チャットです。

ハンバーガーだけならば、ヤンゴンには「マック・バーガー」という某有名ハンバーガーチェーンのロゴだけいただいたようなマークの店舗が市内にいくつかあります。そちらはもっと安いようですが、結局行きませんでした。

また、ファースト・フードでは、「ミスター・Jドーナツ」、「フライドチキン・トーキョー」という、怪しいネーミングの店も数店舗あります。

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2007年3月15日 (木)

空港のサンタクロース

インレー湖を早朝にたつ。折しも湖面や運河からは水煙が立ち上る。あたりは一面の霧。風情があってよいが、これが続くようだと、飛行機は飛ばない。だが、ヘーホーに到着する頃、霧は晴れていた。

ヘーホーからはまたもフォッカー100でヤンゴンへ。フライトは順調。無事ヤンゴン・ミンガラドン国際空港へ着陸する。いつもならば、すぐにシートベルト解除のサインが出て乗客は我先へと出口へ殺到するはずだが、クルマがつけられ誰かがやってきた。

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<サンタクロース登場>MZ3/35mm/RVP100

現れたのはサンタクロースの格好をした男女。大きな袋を抱え、乗客ひとりひとりにプレゼント配布。自分ももらったが、女性と子供には大きなものも配っていた。そのあたりの裁量はサンタ役に任せられている。

一体何で、彼らが現れたのかはまったく説明なし。果たしてクリスマスシーズンからこのフライトの1月2日までいつもやっているのかも不明。推測したが、どうやら、ヤンゴン・ミンガラドン国際空港の国際線ターミナルがいよいよ供用されることになったからではなかろうか。

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2007年3月14日 (水)

Jumping Cat-ガーペー僧院

インレー湖のボートトリップ、最後の訪問地はガーペー僧院。水上にある僧院である。僧院としては本堂にシャン、チベット、パガン、インワの各スタイルの仏像が祀られているという。歴史的には数百年たっているらしい。

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<ガーペー僧院へ>MZ3/35mm/RVP100

西日を背中に受け手のアプローチ。船の中でサンダルを脱ぎ、上陸。入ってみると観光客がたくさんいます。一角には土産物コーナーのような売り場もありました。

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2007年3月13日 (火)

Happy Birthday, Moto Lion.

かすてら音楽夜話Vol.7

今夜は、ミャンマーから遠く離れて久々音楽話である。タイトルのMoto Lionとは、わかる人はわかると思うが、佐野元春のこと。本日は佐野元春の51回目の誕生日なのである。おめでとうございます。

元春の日本のロックシーンへの登場は1980年。すでに27年前。それまでは、大学を卒業し広告代理店に勤めていたサラリーマンである。ところが、このサラリーマンは中学時代からソングライティングを始め、高校生ですでに11人編成のバンドを結成し、ポプコンにも応募、入賞するという活躍をしていた。ある時プロからの誘いがあったらしいが、オリジナル曲があまりにも自分のイメージと異なるアレンジをされ、デビューコンセプトまでを業界人に勝手にいじくられてしまうのに嫌気がさしてしまったらしい。

それが24歳での遅いデビューとなったのは、広告代理店時代にロスで売れないミュージシャンがあくまで自分の道を貫いているのに触発されたためである。そこで、一念発起し、デモテープを作り、それが新興会社エピック・ソニー(当時)のディレクターの目にとまったのだ。

Backtothestreet 1st Album『Back To The Street』

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2007年3月11日 (日)

秘境インテイン

ボートツアーは午後から内容が濃密になっていく。パダウン族の家庭訪問後、水路を進むが、その水路はいつしか川のように蛇行を繰り返し、明らかに上流に向けて遡っている。これは、水路ではなく川だ。流れや時には瀬があり、エンジン付きのボートとはいえ、なかなか前に進まなくなる。ようやく到着した船着き場で、船頭がいうには、「この道を15分ほど歩くとパゴダがある」とのことだ。

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<村の小川>MZ3/35mm/RVP100

この場所はあとで見学先のカメラチケットから判明したのだが、インテインという場所。数年前発行のガイドブックには記載されていない。今年度発行のものには記載がありましたが、どうも近年外国人に解放になった地域らしい。

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<バレーボール>MZ3/35mm/RVP100

人々がのどかにバレーボールに興じている。もっとも、ミャンマーではネットを挟んだ競技として、手を使わず足や頭で竹製のボールを打ち込むセパタクローも盛んですが。この近くにはオープンの市場もありました。ただ、すでに午後で終わっていましたが、早い時間に来れば活気のあることでしょう。

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2007年3月10日 (土)

パダウン族の家

寡黙な船頭が呟く。「ロング・ネックは見たくないか?」

ロング・ネックとは首長族の蔑称で知られるパダウン族のことで、何故かインレー湖周辺にはパダウン族が移住して、このように観光業と密接な関係があるらしい。

ボートは狭い水路を進む。他の水路と変わりない風景。ただ、時折パダウン族のイラスト入りの看板が現れだした。やがて1軒の家に到着。入るよう促されると、パダウン族の少女がお茶を盆に持ち出迎える。

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<パダウン族の少女>MZ3/35mm/RVP100

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2007年3月 6日 (火)

インダー・シャン料理

ボートツアーの時とその日の夜はローカルフードを食べた。「湖の民」という意味のインダー族、そして、ニャウンシュエやインレー湖のあるシャン州またはシャン族の料理である。とはいえ、この違いを料理ではっきりわからないので、ここではひとくくりにインダー・シャン料理とさせてもらいます。

まず昼の部から。

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<豚肉の唐辛子炒め>GRD

唐辛子たっぷり。色合いも焦げたような感じ。食べてみると激辛ではないし、ほどよい感じで、もちろん焦げているのではありません。美味しいです。もちろん、これはおかずで、別注文でインディカ米のご飯と食べました。

また、ミャンマーの料理の定番なのか、これには黙っていてもスープが付いてきました。これがまた素朴なんだけど、美味しいです。

食べたのは、ファンドーウー・パヤー近くにある水上レストラン。…って、このあたりではほとんど水上レストランですけど。他に飲み物に、ミックスジュースを注文。こちらは、果肉たっぷりで、正解でした。最後に、モンキー・バナナ2本付きで、2,800チャットでした。

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2007年3月 4日 (日)

水上の寺院

水上の寺院、ファンドーウー・パヤー。水上とはいっても、浮いているわけではなく、水上家屋を大規模にしたものと考えてよいだろう。

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<ファンドーウー・パヤー>MZ3/35mm/RVP100

インレー湖には筏祭りが10月に行われ、ここの本尊が船に乗せられてインレー湖を巡るらしい。この祭りはお勧めらしく、ボートツアーをアレンジしたオフィスでもこの時期は素晴らしいといわれていた。

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2007年3月 3日 (土)

インレー湖ワークショップづくし

ボートツアーは、当初イワマに点在する工房巡りの様相を示した。社会科見学みたいだが、作業工程をみることは好きな方だ。ただ、問題なのは、ここで何か買わなくてはならないことである。

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<傘づくり>MZ3/35mm/RVP100

ここでは、手漉きの紙から作り、傘の骨組みに紙を貼っていく。紙は耐水性を持たせて、実用に耐えられるようになっている。まったく日本の雨傘と同じだが、タイのチェンマイでも、同じような工場見学をしたことがある。

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