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2008年7月29日 (火)

日常から非日常へ

7月末日。この日を長いこと待ちこがれていました。いよいよ旅立ちです。すでに報告しているように、メコン流域を旅してきます。予定(というか希望)では、雲南省の景洪(ジンホン)までたどり着きたいなと。

ともかく決定しているのは、バンコクに行くことと、そこからチェンマイに飛ぶことのみ(バンコクとチェンマイの宿は取っています)。戻りの手段は現地で決めます。

現地は当然雨季真っ盛り。雨にやりこめられたり、行動も思うようにいかないときもあると思います。メコン流域の雨は毎日のように降ると思いますが、雨が上がったときの、一瞬の輝きみたいなものをカメラに収められたらいいなと考えています。

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<タートルアン>MZ-3/77mm/E100VS

写りはイマイチ(現像所で付けられた汚れです)ですが、ヴィエンチャンのタートルアンの画像を。

カメラは例によって、メインがMZ-3。フィルムはフジクロームベルビア100(RVP100)を40本。ミャンマーで使ったフィルムです。これにした理由は経済的なもので、単に安かったから。とてもじゃありませんが、今回はRVP Fやまだ使ったことのないRDP IIIなどには手が出ませんでした。まあ、発色も一応考慮してのチョイスでもあるのですが。

サブカメラは、デジがいつものようにGR DIGITAL。モノクローム用にGR1s。モノクロは前回の残りのNeopan Acrosが1本と初めて使うコダックT MAX100が2本。こちらは、どんな感じになるかも楽しみです。GR1sはモノクロを使い切ったら、RVP100を詰めてもいいなと思っています。あるいは出番がなくなるかも。

そして、MZ-3のレンズですが、悩んだ末、20mm/35mm/50mmの3本にします。77mm limitedも久しぶりに持ち出したかったのですが、このレンズは前回のラオスで使ったことと、その時使っていない50mmを使ってみたいことで絞り込みました。図らずも、前回と同じラインナップです。そのかわり、ストロボを持参しようと思います。まあ、できるだけ自然光の元で撮影したいですが。

雨季ということで、防水対策もしました。山岳用品店で購入してきた、ザックカバーをメインのバッグに使い、フィルムなどのためには防水バッグを。では、これから荷物を作ることににします。もし、チャンスがあったら、現地レポートもアップするかもしれません。

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2008年7月27日 (日)

インドの宗教指導者

インドで建設中の寺院に入らせてもらったことがある。白い建材で作られたその寺院は、タージマハールにちょっと似ていた。

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<建設中の寺院>EOS1000s

敷地にはいると、魔除けのようなものがあった。

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<魔除け>EOS1000s

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2008年7月25日 (金)

5つの村-チンクエテッレ

イタリア、リグーリア海に面した、軍港ラ・スペツィアをはさみ、ポルトヴェーネレとチンクエテッレという世界遺産がある。ポルトヴェーネレとは「ビーナスの港」という意味で、チンクエテッレとは5つの大地(土地)という意味である。

今回取り上げるのは、チンクエテッレ。ポルトヴェネーレも魅力的なのだが、それはまたの機会に。さて、チンクエテッレはその名前の通り、ラ・スペツィアからほぼ等間隔で5つの漁村が点在する。ラ・スペツィア側からリオ・マッジョーレ、マナローラ、コルニーリア、ヴェルナッツァ、モンテロッソ・アル・マーレという名前である。

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<モンテロッソ・アル・マーレのビーチ>MZ-3/35mm

世界遺産とはいえ、日本ではほとんどマイナーなイタリアのリグーリア海。この地域は、「地球の歩き方」でさえ、分厚いイタリア編のみにしか紹介がない。さらに詳しくなる地域版には登場しないのである。

だが、イタリアではかなりメジャーなビーチなのである。イタリアの夏、庶民はともあれ海にバカンスに出かける。近年イタリアでもなかなか長い夏の休暇は取りにくくなってきたらしいが、とにかく数週間単位くらいで海に行くというのが、イタリア人のライフスタイルである。

そんなところに予約もなくやってきたが、奇跡的にやや落ちぶれた感じの2つ星の宿が取れた。ラ・スペツィアだから何とかなったのだろうが、チンクエテッレで宿を見つけようというのはまさに大海に挑む蛙のようなものであろう。ともかく、ラ・スペツィアから一番遠いチンクエテッレの村に行ってみた。

チンクエテッレに限らず、リグーリア海沿いにある集落は、山が迫り平坦な土地がとても少ない。従って、ラ・スペツィアからジェノヴァに至る鉄道と道路は難工事を極め、トンネルと断崖が連続する。だからこそ、息をのむような海の色が保たれているのだ。

実はチンクエテッレは歩いて回ることができる。5つの村とポルトヴェーネレを結ぶ遊歩道がある。すべて歩くと10時間かかるらしいので、せめてその雰囲気でも味わおうと、隣のヴェルナッツァまで歩いてみた。

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2008年7月21日 (月)

ガンジスの夜明け

8年前のインドツアー、2泊目はヴァナラシー。パトナで横切ったガンジス川とここで再会する。翌日は早起きを強いられて、聖なるガンガーに船で観光する。ここまで来て、ボートに乗らない観光客なんているんだろうか。

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<ガスジス側の手漕ぎボートにて>EOS1000s/28-105mmZoom

手漕ぎボートは漕ぎ手が3名。画像の少年は舵取り役のようであった。観光客がボートに乗っていると物売りなどがやはりボートで近づいてくる。

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<川に灯明を>EOS1000s/28-105mmZoom

そんな物売りから買った、ろうそくを川に流す。料金は忘れてしまったがそんなに高いものではない。

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2008年7月19日 (土)

すいか

かすてら音楽夜話Vol.10

ようやくこちらも梅雨明けです。夏本番に向けて、西瓜も美味しく感じられるだろう。西瓜というと、思い出すのは夏の中国。食後のデザートはほとんどが西瓜。特に昔は、辺境部によく出かけていたため、豊富なフルーツとは無縁であった。

西瓜のバリエーションとして、西瓜シェイクというものがある。これは、チェンマイで味わった。西瓜を飲み物にしたら、さぞかし青臭いだろうと思っていた。だが、ものは試しと頼んでみたら、西瓜の味がしっかり残るものの、決して青臭くなく美味しかった。

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<西瓜シェイク>IXY DIGITAL500

今度の旅でもこれを味わおうと思っている。前に飲んだのは12月だったから、今が旬かなあと思ったら、さすがに暑い国です。西瓜は一年中味わえるのだそうで。すいかで思い浮かべるのは、次の曲。

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2008年7月16日 (水)

菩提樹の下

ミレニアムの年インドに行った。仲間内でのツアーだったのだが、自分は短期のイギリスから戻り、2日後再び成田へ。しかし、エア・インディアは未曾有のディレイを起こし、成田に1泊してもまだ姿を現さず、何とか交渉の結果、シンガポール航空で深夜のデリーへ。その翌日、パトナに飛び、ラージギルの日系かつ仏教系ホテルで1泊。翌日、聖地ヴァラナシーにバスで向かうが、途中ブッダガヤに立ち寄った。

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<マハボーディ寺院>EOS1000s/28-105mmZoom

本来なら、ここも1泊する予定だったのだが、あのディレイですべてがぶちこわしになり、短時間の観光となった。

さて、ここは、釈迦が悟りを開いた地ともされている。この寺院の裏手には、菩提樹があり、その下で悟りを開いたのだそうだ。2,000年以上前のことなので、ここにある菩提樹はスリランカから株分けされた3代目だという。それでも、接ぎ木などをして菩提樹は大切にされてきたようである。この時も、スリランカからの巡礼がやってきていた。

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<3代目菩提樹>EOS1000s/28-105mmZoom

根本のあたりは、大切に囲われていてよからぬ考えを持つものを遠ざけるようになっている。まあ、それだけでなくて、この菩提樹の小さな実から作った数珠やアクセサリーが日本人には飛ぶように売れている。物売りや土産物屋の主人はもちろん日本語が話せる。ちょっときいたところでは、日本語だけでなく、韓国語やイタリア語も話すとかで。

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2008年7月12日 (土)

バンコクの高層ホテル

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<バイヨーク・スイート>MZ-3/35mm/E100VS

バンコクというところは、アジアにあっても、高層ビルが少ない。その例外として、バイヨーク・スイートとバイヨーク・スカイという2つのホテルがある。正式には、バイヨーク・タワーとバイヨーク・タワーIIということになる。

バイヨーク・タワーは1987年完成で、43階建ての高さ約150mである。バイヨーク・タワーは10年間タイで一番高い建造物であったが、1997年に完成したバイヨーク・タワーIIがその座を取って代わる。85階建て、高さ304m。この2つの建物は、プラトゥーナム地区にあり、ほぼ近くにあるので、非常に目立つ。

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2008年7月10日 (木)

マラッカが世界遺産に

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<マラッカ・オランダ広場>MZ-3/35mm/EBX

ユネスコの会議でマラッカが世界文化遺産に決定した。日本では、平泉の落選が伝えられている。マレーシアでは、これまでボルネオ島に世界遺産はあったものの、ペナンのジョージタウンとセットで「マラッカ海峡の歴史都市群」として3番目の世界遺産となったことになる。

ユネスコの世界遺産は、1972年から登録が始まった。日本が世界遺産条約を批准したのは、1992年のことなので、それほど昔のことではない。日本人に世界遺産が浸透してきたのは、ここ10年くらいのことではなかろうか。

ユネスコでも、世界遺産を順次登録してきているので、自分が訪れた時点では世界遺産に登録されていないところもいくつかある。このマラッカもそうである。他にはサマルカンド、峨眉山、リヴァプール、マカオなどがそうだ。

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2008年7月 8日 (火)

人物との距離感

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<フェズの青年>MZ-3/35mm/RVP F

旅の中で人物のいい表情をとらえることは、かなり難しい。自分の撮影スタイルからすると、カメラを抱え、ほっつき歩いて、気になるものを発作的に撮すといったところだろうか。いちいちレンズ交換することもないだろうし、とりあえずはその時についているレンズで撮ることになる。

いうまでもないことだが、望遠レンズをつけていれば、少し離れたところでも人物をアップで撮ることもできる。だが、自分の場合はほとんど35mmがデフォルトのため、かなり近づかないとそれは難しい。

モロッコでは、人々が比較的撮られ好きなので、上の画像のように近づいて撮ることが可能となる。フェズのカラウィン・モスクの前で、声をかけられ、例によってなめし革作業を見ないかといわれたことをきっかけに、この男性を撮影することに成功した。

ヨーロッパでは、個人主義の国のためか、こうした機会が訪れることは相当難しい。

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2008年7月 5日 (土)

イタリアのオート三輪

前のエントリーがことのほか受けたので、二匹目のドジョウを狙ってみます。

イタリアは、フィアット500(Cinquecento)などの日本では軽自動車のカテゴリーにあたりそうなクルマも数多く存在する。そんな中でひときわ目を惹くのが、オート三輪なのである。何でも今でも生産されているらしい。

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<オルヴィエートのオート三輪>MZ-3/35mm

ウンブリア州の白ワインで有名な小都市、オルヴィエートに日帰りで出かけたとき、今や日本ではほとんど見かけることのなくなった、オート三輪を見つける。色合いからしても、質実剛健という感じで、まさに実用車。イタリアの都市の裏通りなどでは、かなり狭い道も多いが、これはほとんどのところを走行できそうだ。ミゼットに似てます。乗員は運転手のみでしょう。他に余地はなさそう。

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2008年7月 2日 (水)

アジアの三輪タクシー

アジア各地で走る三輪タクシー。インドではオートリキシャ、ネパールではテンプー、タイではトゥクトゥクまたはサムローなどと呼ばれているものだ。その成り立ちは、前川健一の「東南アジアの三輪車」という本に詳しいが、インドでの呼び名から推測されるように、元々は日本の人力車が伝わったものらしい。インドではエンジンのない人力で人を運ぶリキシャもまだあるし、マレーシアのトライショー、ベトナムのシクロなどもその系統である。

ここでは、それらではなく、エンジンつきのものに限って考察してみよう。三輪というところから、かつて日本にも存在したダイハツのミゼットなどを改造したものとバイクやトラクターを改造したものとに分けられるか。

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<チェンマイのトゥクトゥク>MZ-3/35mm/E100VS

タイのトゥクトゥクは上の画像のようなタイプが主流である。カラーリングもほぼ同じ。ミゼットを改造したような感じだが、もはや生産されていないミゼットなので、トゥクトゥク用に部品を作るところもあるとか。イタリアなどでも三輪の小型車はまだ販売されているようなので、そちらからの流用とも考えられそうだが。このタイプは、運転席の後ろに二人くらいならゆったりと座ることもできる。それ以上は、ちょっと苦しくなる感じだ。後席のサイドには安全のための金属のバー(手すり)もあるが、それ以外は取っ払われていて、かなり風通しがよい。

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