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2008年7月 8日 (火)

人物との距離感

Im1011

<フェズの青年>MZ-3/35mm/RVP F

旅の中で人物のいい表情をとらえることは、かなり難しい。自分の撮影スタイルからすると、カメラを抱え、ほっつき歩いて、気になるものを発作的に撮すといったところだろうか。いちいちレンズ交換することもないだろうし、とりあえずはその時についているレンズで撮ることになる。

いうまでもないことだが、望遠レンズをつけていれば、少し離れたところでも人物をアップで撮ることもできる。だが、自分の場合はほとんど35mmがデフォルトのため、かなり近づかないとそれは難しい。

モロッコでは、人々が比較的撮られ好きなので、上の画像のように近づいて撮ることが可能となる。フェズのカラウィン・モスクの前で、声をかけられ、例によってなめし革作業を見ないかといわれたことをきっかけに、この男性を撮影することに成功した。

ヨーロッパでは、個人主義の国のためか、こうした機会が訪れることは相当難しい。

Mh0511

<バガンのお婆さん>MZ-3/35mm/RVP100

一方、アジアも比較的人物の撮影は寛容に見える。特に東南アジアの国を訪れる外国人観光客のほとんどが、その国の言葉かできないことと、その国の住民もほとんど外国語を話せない。そんなこともあって、撮影を許してくれる人たちは、撮られることをある程度達観している感じもする。

また、個人主義がほとんどないというか、個人よりも国家、体制といったものに、押し込められているためかもしれない。考え出すと、やりきれなくなるので、撮らせてくれることを素直に、喜びたいものである。

やはり、ポートレイトを取れる国や地域は、撮影のバリエーションが増えるし、撮っていて楽しい。撮りにくい国でも、これからは積極的に撮れる機会を損なわないよう、頑張ってみたいものです。

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コメント

カメラを向けて喜んで被写体になってくれる人を選別するのって難しいですよね。
快く撮らせてくれるときは嬉しいのですが、断られると凹みます。
それが嫌でなかなか人物を撮る勇気がでません。

投稿: naomi | 2008年7月 9日 (水) 03時42分

tulipnaomiさん、こんにちは。
比較的アジアはカメラに寛容だと思うのですが、香港では難しいです。
以前から都市化が進み、個人主義もきっちりしてます。
とはいえ、まったく撮れないわけではありませんが。

まあ、どこに行っても、いきなり撮るのは失礼なので、カメラを示して、「撮ってもいい?」みたいに、身振りや言葉できくんですね。
そうするとある程度確率は上がりますけどね。

投稿: ヒョウちゃん | 2008年7月 9日 (水) 21時21分

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