サムローと日本人宿
チェンマイからバスで約3時間。チェンラーイはラーンナー王国のチェンマイの前の首都であった。だが、実際に訪れてみると、遺跡があるわけでもないし、「これ」という観光名所も少ない。だが、何となくゆるゆる感が流れている感じ。
<サムローに乗る>GR DIGITAL
チェンラーイのバスターミナルでバスを降り、宿に行こうとするが方向感覚がまったく失われていた。と、いうのも、バスターミナルから見える範囲で、まったく目印になるものがなかったからである。目に入ってくるのはすべてタイ文字ばかり。バンコクやチェンマイなら、少なくとも英語の文字は目に入ってくる。大仏塔で有名なナコーン・パトムに行ったときも、こんな感覚にとらわれた。タイの観光地でない田舎に来てしまったと。
そんなときにサムローという三輪自転車タクシーの男が声をかけてきた。「ツーリストイン。20バーツ。行くか?」と。
チェンラーイのTourist Innとは、ガイドブックにも載っている日本人が経営する安宿である。1泊の料金も手頃なので、ここは候補のひとつであった。と、いうことでサムローの客席に。宿までは比較的近かったが、まず歩いてはたどり着けなかっただろう。何たって、通りの名前さえ読めないのだから。その間に、バスターミナルと宿の位置関係は把握できました。
部屋はトイレ、ホットシャワーつきシングルで、200バーツ。エアコンを使うと350バーツとなりますが、涼しかったのでファンでまったく問題なし。
<泊まった部屋>GR DIGITAL
設備そのものはゲストハウスと変わらない。ただ、日本人経営者の大久保さんがきれい好きなのでしょう。掃除も行き届いてます。泊まると、ミネラルウォーターが1本付き、チェンラーイの地図ももらえます。
旅行者たちがくつろげる部屋があり、ネット接続したノートパソコンがあったり、雑誌や本、ガイドブックに加え、ラオスとミャンマーの情報ノートがありました。まあ時間の関係であまり読めなかったのですが。宿泊料金は前払い。泊まる旨を告げたらその場で支払うそうです。2泊目以降もその日にとのこと。
また、ここはベーカリーをやっていて、パンのいい匂いがします。食べたら美味しいでしょうね。わたしゃ、他の料理を食べたかったので、こちらは食べてないのですが。
地図ももらえて、大久保さんかなり世話好きみたいです。では、ちょっくら出かけてきますか。
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コメント
ううむ。
なんか「深夜特急」の世界みたいでイカス。
読めない文字に包まれたその街の風景に、非現実の中の孤独と隣り合わせたノスタルジー、私は憧れます。
こんな部屋で見る夢もまた非現実の中の幻。
投稿: lastsmile | 2008年10月 9日 (木) 02時12分
特に意識していないのですが、読み返すと一部が沢木調になっていますねえ。わざとではありませんが、文体が染みついているのかもしれません。
読めない文字の世界って結構あるものですよ。
アラビア文字、ハングル、そして、タイやミャンマーの文字。インドもそうですね。
ギリシアやロシアも独特ですが、あれはこつを覚えてしまえば、読めます。アルファベットですから。
タイでは、道に迷うとどうしようもないですね。
アユタヤの奥の方で目的地にたどり着かなくて困ったことがありました。
とはいえ、最近の歩き方はひどい間違いもなく、だいたいは到達できるようになっていますが。
投稿: ヒョウちゃん | 2008年10月 9日 (木) 21時28分