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2009年4月15日 (水)

クジラ神社

ブンタウではキリスト像のあとに、タンタム廟というところに行った。さすがに距離があったので、タクシーを使う。

このタンタム廟にはブンタウに打ち上げられたクジラの頭骨を祀った神社がある。その名を南海翁稜という。そのクジラは南海将軍と呼ばれ、漁師を海難事故から守ってくれる存在として言い伝えられたという。

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<南海翁稜>GR DIGITAL

神社にはいると、神社付きの係なのだろうか、老人が近づきクジラの骨をわざわざガラスケースを開けて見せてくれた。なぜか、骨は赤くライトアップされているのだが、身振りで頭骨は頭によく、腰骨は腰によいという仕草をした。骨を触って、自分の同じ部位をなでてみろということなのだ。

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<クジラのあばら骨>GR DIGITAL

老人の導きなので、素直に従ってみた。南海将軍というものの、それほど巨大なクジラではなく、かなり小型だなと思った。

そういえば、2年ほど前にマカオを訪れた時に、やはりクジラにゆかりのある廟があった。そこでは、さすがに骨は祀られていなかったものの、クジラの骨から作られたものがあり、本物はマカオの歴史博物館にあるほどのものだが、そのレプリカが飾られていた。中国南部からベトナムにかけてはクジラを海の守り神とする考え方もあるようだ。

ただ、マカオや香港では媽祖信仰も盛んであり、これを祀った天后廟も数多いが、ベトナムまで下るとそれはなくなるようである。

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<クジラの頭骨>GR DIGITAL

なんだか異様に小さな頭骨のように見えた。クジラだけでなくイルカくらいの大きさだなと思った。その時は気づかなかったのだが、その下にあるものが頭骨で、小さな頭骨と見えたものは歯か何かなのだろうか。それとも、子連れ?ともかく、ブンタウには打ち上げられたクジラは何頭もあったようだ。

タンタム廟については続きます。

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コメント

鯨が海難(龍)と戦っている天井絵が印象的ですね。
日本だと龍神様として海を鎮める龍も、お国変われば。。ですね。

ホェールウォッチできる西伊豆には、雲見くじら館なんていうマニアックなところもあります。

投稿: lastsmile | 2009年4月16日 (木) 05時43分

musiclastsmileさん、こんにちは。
絵については何ともいえませんが、確かにクジラと龍が戦っているように見えますね。

雲見ってかなり奥の方にあるんですね。
そばは通ったことがあるかもしれません。
lastsmileさんはあちらの方のご出身でしたね。

投稿: ヒョウちゃん | 2009年4月16日 (木) 21時36分

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