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2009年6月28日 (日)

快晴願望

かすてら音楽夜話Vol.15

毎日じめじめ。早く梅雨が明けないか。8月には旅立つが、その時までにはもちろんからっとした夏となっているはずだし、訪問地は地中海性気候だから雨の心配など杞憂に等しい。それでも、晴れて欲しいと思っている。

昨年の夏は雨季の東南アジアを旅し、それでも半分くらいが雨だったのでラッキーだったともいえる。

ところで、今頃なんでこんなことを記事にするのかというと、スキャンが追いつかなくなったのである。あとちょっとなんだが、その点はご勘弁を。

「雨」というと、思い浮かべるのが、杉真理の「バカンスはいつも雨(レイン)」という曲。アルバム『Stargazer』に収録された曲で、杉の唯一のヒット曲ともいえる。時は1982年、あの大瀧詠一がNiagara Triangle Vol.2のコラボレーションメンバーとして佐野元春とともに杉を指名する。ちなみに、その6年前のVol.1のメンバーは山下達郎と伊藤銀次であった。大瀧詠一の構想では佐野ははっきりと頭の中にあったらしいが、杉真理は構想外だったらしい。だが、最初に思い浮かべていた人物のスケジュールなどの都合がうまくつかず杉に落ち着いたらしいのだが。

ともかく、彼らのリリースした『Niagara Triangle Vol.2』はヒットし、佐野はやがてビッグになっていき、杉も知名度が上がった。その翌年リリースしたのが、『Stargazer』なのである。「バカンスはいつも雨」とは出かけると雨に見舞われるついてない男を歌うものだが、この曲はグリコのCMに使われ、ヒットすることになる。

YouTubeから借りてきた映像。杉は写っていないものの、若かりし頃の堀ちえみが懐かしさをくすぐるか。ちなみに、CM中の歌詞は一部原曲と異なっているのだが、おわかりだろうか。

<追記>…とまあ1日置いたのですが、何とか杉真理自身が歌っている「バカンスはいつも雨」を見つけてきました。意外なことに坂崎幸之助とのコラボレーションです。映像からすると最近のもののようです。それにしても、若いと思う。元祖ポップスって、杉真理のためにあるような言葉だと思う。こういうのをてらいなくやれるんですよ。では、お聴きくださいませ。

ともかく、つなぎの記事。でも、これがしばらく続いたりして。

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2009年6月26日 (金)

一押しアジアン・キッチン

ホーチミンに戻ってきた時の宿はファングーラオ通りにあった。ベトナムを旅行する外国人にとってはこの上なく便利な場所である。深夜まであいているコンビニもあるし、何しろ旅行情報が充実している。また、安くて美味いレストランも多いのだ。

シンカフェとキムトラベルが並ぶデタム通りに平行している名もない路地。ここはクルマが入り込めないため、子供が遊ぶようなところだが、家族経営の宿などもありバックパッカーが好んで訪れるようなところである。ある時何気なくアジアン・キッチンという名のレストランに入った。

この時は長距離移動に疲れ、日本食が食べたくなってしまった。店頭のメニューを眺めるとカツ丼と豆腐サラダが置いてある店がここなのであった。味はまあまあ。それよりも豆腐に醤油を持ってきてくれというと日本製のものではなかったものの、出してくれたのが何よりの心遣いだと思った。

その日から連続して通うようになる。ここは家族経営らしく赤ん坊から老婆までが店にいた。時折出前らしきものもあるらしく、ウェイター役の兄ちゃんがバイクで出かけていくこともあった。ウェイトレス役は孫娘くらいのティーンエイジャーで出てきた頃の松野明美のような風貌だった。

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<海鮮炒飯>GR DIGITAL

もう日本食もどきを食べることもなく、ベトナム料理を食べる元気が出てきていた。なぜか黄色く染まった炒飯は意外な美味さでさりげなく入っているイカとエビがいい味を出していた。

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<空芯菜炒め>GR DIGITAL

野菜が乏しかったので頼んだサイドメニュー。アジアの定番料理である。小さくつぶしたニンニクが決めてとなる料理。いくらでも食べられる。飽きない。

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<シメジの牛肉巻き>GR DIGITAL

メインのおかずとなるこれが、何とも絶品であった。かりかりに表面を焼いた牛肉だが、中はジューシー。シメジをメインとして細かく切られた野菜が牛肉でロールされている。ベトナム料理には違いないが、ちょっとしたフレンチの店でも通用しそうな料理なのだ。

こんな庶民的な店でこのようなものを味わえるなんて。ベトナムは深い。これら、ビールと食後のコーヒーをつけて142,000ドンでございました。と、いうことでここにはまた通うこととなる。

さて、ベトナムのエントリーもそろそろ終わりというところ。あと数件アップして終了と行きたいです。スキャンはあと2本残ってます。

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2009年6月23日 (火)

クチトンネル

ホーチミン市の北西40kmにあるクチ県。ここにあるのが、実際にベトナム戦争中に使用された南ベトナム民族解放戦線(通称ベトコン)の地下トンネルである。現在は観光客に開放された施設でもあり、疑似戦争体験ができるようになっている。

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<トンネル入り口>MZ-3/35mm/E100VS

入場後すぐに戦争関連のビデオを見せられ、ガイドに伴われて順路を見学。その途中にあったのが、トンネルへの入り口。巧妙に枯れ葉でカムフラージュされているものの、ノートパソコンくらいのふたを取ると人間ひとりがやっと入れるくらいの空間が現れる。実演しているのはここの係員。暗緑色の服はベトコン時代と同じなのかも。

ここは、観光客も体験できて特に欧米系の人には人気があった。でも、バスでオレの隣に座った優に100kgオーバーのドイツ人は無理だな。

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<トラップ>GR DIGITAL

また、カムフラージュされたトラップも各所にあり、アメリカ軍はこれに苦しんだはずである。落ちたら串刺しとなる。「ディア・ハンター」や「地獄の黙示録」、「プラトーン」を思い浮かべる。

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<ホーチミンサンダル作成中>GR DIGITAL

ホーチミンサンダルというのはタイヤから作ったサンダル。タイヤはゴムだが、触ってみるとかなりの堅さである。これは頑丈なサンダルだな。アメリカ軍が軍靴を履いていたのに対して、ベトコンはこのサンダルを履いて戦っていたのだ。サンダルでジャングルとトンネルを歩き回り、結局はアメリカに勝利した。

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<アメリカ軍の戦車>GR1s/Neopan Acros

いきなり、モノクロームですが、この日からGR1sのEBXをやめにして、メインカメラのMZ-3用に取っておくことにしたもの。そのかわりがモノクローム。この戦車は地雷で動けなくなったとか。自分たちの国のものなのに嬉々としてこの上で記念写真を撮りたがるアメリカ人の多さには参った。

ツアーは順路のトラップやジオラマなどを見学したあと、体験版のトンネルへ。だが、狭く迷路状態なので最初からギブアップする人も多い。一応体験しましたが、写真はお見せできるような代物ではありません。その後、ベトコンが食べていたというタピオカ芋の試食などをしここをあとにしたのである。ちなみに、キムトラベルのガイドは実際に戦争を体験したと思われる年代の男性であった。

希望者には別料金で射撃試射なんてものも用意されています。我々のツアーではそれはなしであった。ともかく、ここは現在ベトナムでもっとも戦争疑似体験のできるところであると思ってよい。とはいえ、かなり風化してしまった感もあるけど。

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2009年6月21日 (日)

カオダイ教総本山

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<カオダイ教総本山>MZ-3/35mm/E100VS

キムトラベルでカオダイ教寺院とクチトンネルのツアーに参加した。ホーチミンを朝出発して夜に戻る1日ツアーである。シンカフェのツアーにしなかったのは、比較する意味もあった。バスは身障者の工房を訪ねたあと昼近くになってタイニンに到着した。

タイニンはタイニン省の省都でカオダイ教の総本山のあるところである。ホーチミンから約100km離れ、タイニン省の7割または2/3がカオダイ教徒といわれている。

カオダイ教とは1919年にゴ・ミン・チェンによって起こされた新興宗教である。ベトナムには他にも、ホアハオ教のような新興宗教があり、かなりの数の信者がいるのだ。カオダイ教は仏教、儒教、道教、キリスト教、イスラム教の教えを土台としているらしい。カオダイ教の寺院はベトナムを旅していると結構見つかる。そのカラフルな外観が気づかせるのだ。

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<祈りの時間>MZ-3/50mm/E100VS

ツアーバスが昼まで時間調整をしていたのは、正午に礼拝の時間があるためなのである。カオダイ教の総本山は観光客が内部に入ることができ、礼拝も見学できるのだ。

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<礼拝>MZ-3/50mm/E100VS

中にはいると、観光客はテラスのようなところに行くよう促される。この礼拝についてはまったく馴染みがなく、よくわからなかったが、色とりどりのアオザイが整然と並ぶ様は真摯なものを感じる。

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<天眼>MZ-3/35mm/E100VS

カオダイ教の象徴が天眼と呼ばれるシンボルである。この目がすべてを見通しているのかどうか。

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<カラフル寺院>MZ-3/35mm/E100VS

ともあれ、珍しいものを見せてもらった。自分はどの宗教にも与するものではない。だが、このようにあらゆる人に開放されている寺院や教会を見学するのは決して嫌いではないのだ。まあ、そんなことはどうでもよくて、この日の天気がとてもよくて、この寺院が素晴らしい色を持って迎えてくれたことを嬉しく思う。それだけである。

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2009年6月19日 (金)

ブン・ボー・フエ

チョロンでの昼食にはフォー・サオというチェーン展開しているらしい麺料理の店に入る。見るからに清潔そうな店内はファミレス風でもある。最初のホーチミン到着直後に入ったフォー24よりもバリエーションが多い感じがする。

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<アイスコーヒーと中国茶>GR DIGITAL

オーダーしたのはアイスコーヒーとブン・ボー・フエである。ベトナム式コーヒーはもはやなくてはならないものになりつつある。とりわけ、アイスコーヒーは、ほのかな甘みがあり、ほろ苦さも隠されている。それを中和するのが、中国茶なのだ。このコンビが好きになった。

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<ブン・ボー・フエ>GR DIGITAL

ブン・ボー・フエというのは、ベトナム中部のフエの名物である。ブンというのはフォーよりも太めの米から作った麺である。ボーは牛肉。残念ながら、この写真では麺が見えていないが、もちもちした感触である。

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<付け合わせの野菜>GR DIGITAL

もちろん、ベトナムの麺なので、たくさんの野菜が付く。フォーの場合とも微妙に異なるコンビネーションである。

そして、ブン・ボー・フエは写真からも伺えると思うが、何かの香辛料を使っていて、スパイシーなのだ。どんぶりの中央にのっているのは、なんと骨付きの生の牛肉。フォー・ボーにも生の牛肉を使う場合があるらしいのだが、これは遠慮しておいた。まあ、ダシの一部なのかなとも思う。きちんと茹でた牛肉もかすかに見えていると思うけれど。

ブン・ボー・フエは39,000ドンとやや高めかもしれない。これも美味しく頂きましたよ。ベトナム麺料理はこれにて終了。

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2009年6月15日 (月)

ミサかと思ったら…

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<チャータム教会>MZ-3/35mm/E100VS

ビンタイ市場の近くにある、見事なファサードを持つ教会。クリーム色というのも、実にカメラ映えする。この時の天気と相まって、リバーサル特有の色合いが出た会心のショット。

この日は日曜日で教会内部ではミサのようなものが行われていた。内部はあとで撮ることにしようか。

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<遺影を抱いて>MZ-3/35mm/E100VS

ミサのようなものは終わって、人々が吐き出されてくる。最初に出てきたのは泣きじゃくる女性。ミサではなかった。

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<出棺>MZ-3/35mm/E100VS

やがて棺が運び出される。正装した係により担ぎ出される棺。亡くなった人物はそれなりの地位にあるものだったのかもしれない。

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<送る人々>MZ-3/35mm/E100VS

棺は霊柩車に運ばれ、それを見送る親族たちがいる。上の写真の建物側にやはり正装したバンドがいるのがわかるだろうか。彼らは、葬送の曲を演奏し、さらに悲しみがこの空間を包む。

…とまあ、旅行中にもかかわらず貴重な場面に遭遇してしまいました。そういや、ブンタウでも似たような場面がありました。また、同じ教会でも、サイゴン大教会では人生の出発点に当たる新婚カップルに遭遇し、ここでは人生の終焉に遭遇する。

ところで、この教会、南ベトナム初代大統領のゴ・ディン・ジェムが自分に対するクーデターの時に逃げ込んだ教会とのこと。彼は熱心なカトリックだったが、ベトナムの国民に対しては弾圧を加えていたのである。

また、この教会は別名フランシスコ・ザビエル教会というらしい。ここ数年訪れてきた地域でも同名の教会があった。とりわけ、マカオの教会は色合いが似ている。建物は似てませんが。ちなみに、ザビエルはベトナムに立ち寄ったことはない。

Postscript ここでお知らせ。昨年夏の旅の記録、「雨とメコンと少数民族」、ルアンパバーン2日目まで到達しました。「えっ、まだ終わってなかったの?」という声も聞こえてきそうですが、しばらく更新停止していました。果たして、次の旅までに完結するかどうか。よろしかったら、ご覧くださいませ。

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2009年6月13日 (土)

チョロン・ビンタイ市場

チョロンではまずビンタイ市場へ。ベンタイン市場がある程度観光的要素を含んだ市場であるのに対して、チョロンのど真ん中に位置するここは、生活に密接に結びついた市場である。

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<ビンタイ市場>MZ-3/35mm/E100VS

チョロンという意味は大きな市場ということだが、一般的にはビンタイ市場そのものとここを中心に広がる地区を意味するようである。このあたりはベトナム中部から移住した華僑が多く住むエリアである。

市場の周りも中も人だらけ。しかも、ここに近づくためには信号のない通りをいくつか渡らなければならない。

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<台車が行き交う>GR DIGITAL

市場そのものは2階建ての建物で、その中心部には創業者の像などがあり、一休みできるような空間となっている。ここで観察していると台車がとぎれなく行き交っている。このような作りのため、荷物の搬入は人力なのであった。

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<屋台メシ>GR DIGITAL

売り物はほとんどが衣服などであった。だが、料理を出すところもあり、チープなフードコート風でもあった。また、食料品は衣服などと重ならないように市場の外に面したエリアにある。

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<マスク>GR DIGITAL

新型インフルエンザなどでも不足となったマスク。ベトナムではなくてはならない実用品で、バイクに乗る人の必需品だし、街を歩く人はかなりの割合でマスクをしている。空気が悪いのだろうか。ともかく、マスクはかなり売れているといってよいだろう。

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<焼き芋屋台>MZ-3/35mm/E100VS

入り口近くでは焼き芋の屋台を見つけた。この時期もベトナムは暑いので何となくミスマッチである。冷え込むハノイあたりでは食べたくなってしまうかもしれないが。

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2009年6月11日 (木)

チョロンへ

再びのホーチミン。たいした疲れもないが、この日は市内を歩くことにする。宿泊していたのは何かと便利なファングーラオ通りなのだが、このそばのチャンフンダオ通りをまっすぐ歩けば、チョロンに出る。

とはいえ、限られた時間しかないツーリストはバスに乗るのである。幸い、ベンタイン市場向井にはバスターミナルがあり、1番のバスがチョロンまで連れて行ってくれる。しかも始発だ。これは乗るしかない。

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<チョロンバスターミナル>MZ-3/35mm/E100VS

ホーチミン市内を走るバスは他に黄緑の車体にグリーンのラインが入っているものもある。だが、このチョロン行きは白地にブルーのラインである。乗り込んでみるとエアコンが入っている。条件的にはバンコクよりもいいじゃないかと思う。

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<車掌>GR DIGITAL

料金は車掌が徴収に来る。料金は一律3,000ドン。約16円という安さ。バスの車掌はおおむね女性のようで、バンコクのようにコインの入った筒を鳴らして近づくという下世話さはない。性格もマイルドみたいなのがいい。

ところで、この料金沢木耕太郎が同じようにこのバスを利用した時と変わっていない。それから5年くらいはたっているだろうがまだキープしている。

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<検札係>GR DIGITAL

バスが発車すると青いシャツの男性が乗客の間を回り出した。何かと思ったら、検札なのであった。車掌に料金を払うと小さなチケットをくれるので、捨てないように。検札係は次のバス停で降りていったので、ランダムに検札が行われるようである。もちろん、ない場合もある。

余談だが、ギリシアのバスの検札はすごいです。長距離バスでも行われるのですが、快適に走っていた道の途中で不意にバスが止まり、実に険しい表情のおじさんが乗り込んで全員にチケットのチェックを行います。そして、検札が澄むとまた途中のどこかで降りていってしまう。あれも、なんなんだろうなと思うほど。

さて、バスは20分ほどでチョロンのバスターミナルに到着。バスターミナル付近も車窓からどことなくわくわく感が見て取れますが。

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2009年6月 8日 (月)

メコンのフェリーと国道1号線

カントーからホーチミンまではちょっとした手違いではあったが、タクシー利用となってしまった。この間はメーター料金ではなく、事前に決めてあった値段で行く。要するにチャーターである。

カントーからホーチミンまでは国道1号線を使う。そうしたルートなのだが、カントー郊外からヴィンロン方面へはフェリー利用となる。メコンの後江には橋が架かっていないのである。

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<メコン>MZ-3/50mm/E100VS

川には何艘ものフェリーが行き来している。ここを横切るのは15分程度の航海だが、はっきりいって待ち時間の方が長いくらいだ。それだけの交通量があるといえよう。フェリーにはクルマだけではなく、おびただしい数のバイクも搭載されている。

川を渡ると再び国道1号線。やがてヴィンロン。そして枝分かれしたメコンの前江が待ちかまえる。この部分かなり近代的な橋ができている。ホーチミンから下ってきた時には前江もボートでクルージングしたため、ここを渡るのは初めてということになる。

やがてホーチミンの文字が標識にも見えてくる。交通量はさらに増え、渋滞もしばしばである。かつての国道1号線はベトナムの幹線道路とはいえ、所々穴も開いているような状況だったらしい。現在はそれはさすがになく、タイの国道並みに舗装されていて快適だ。

ただしそこはアジアの国で、橋の継ぎ目などは日本では考えられないくらいの段差となっていて、クルマはスローダウンすることもしばしばである。

ホーチミンに戻った時には日もとっぷりと暮れていた。快適だと思っていた移動だったが、さすがに疲れた。これが、バスだったらと思うと…。ここから、再びのホーチミンの3日間が始まった。

それにしても、メコンという川はなかなか橋が架けにくいものなんだろうか。メコンの後江にも、橋が建設中ののような話も聞いたが。

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2009年6月 6日 (土)

チュニジアへ

夏の旅をどうするか、そろそろ手配をするかというところで、わき上がった新型インフルエンザ問題。そのため、4、5月と様子を見ることになってしまいました。

インフルエンザについては、沈静化したわけではありませんが、たとえ罹患してもそうひどいことにはならないなと思い、ようやく重い腰を上げることにし、昨日旅行社に立ち寄ってきました。

さて、行き先ですが、チュニジアです。もちろん、初めて行く国ですが、いつかは行きたいなと思っていたところです。

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<マグレブトラック>MZ-3/50mm/RVP F

上の画像は、モロッコから持ってきたものです。チュニジアはモロッコと同じくマグレブの国と呼ばれています。北部は地中海に面し、南部には砂漠が控えているところも、条件的には似ている感じがします。

今回のチュニジアは約2週間で、せめて南部のジェルバ島くらいまでは行きたいなと思っています。

旅行期間は例年と同じく3週間で残りの1週間はパリにストップオーバーします。フランスではパリ三昧なのか、郊外に出かけるのか今のところは未定。フランスは、コートダジュールからプロヴァンス、リヨンあたりは4年前に訪れているので、出かけるとしても他のところとなりそうです。

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<パリの街角>MZ-3/35mm

ここはというお勧めの場所がありましたら、教えてください。もちろん、チュニジア情報もお待ちしています。

今回は陸路・海路による国境越えはなし。当初はパリではなく、ローマをストップオーバー地点に考えていたのですが、イタリア・チュニジア間の航空券が取れそうもなく、パリに変更しました。イタリアについてはまた行きたいので、その次あたりに考えていてもいいかな。

ま、この旅は8月と少し先になります。ちょうどPENTAXからK7という、小型一眼レフのデジタル新製品が出るのですが、今回は見送りかな。いつものように、MZ-3とGR1s、GR DIGITALを持って出かけようと思います。

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2009年6月 4日 (木)

ベトナムコーヒーの甘い誘惑

コーヒー党である。毎日の生活にコーヒーが欠かせない。だからといって、旅先ではなかなか美味しいコーヒーには巡り会わないものなのである。それがたとえ、コーヒーの生産地であるとしてもだ。

これまでで一番がっかりしたのは、メキシコのコーヒーであった。メキシコはさほど有名なコーヒーの種類がないようだが、かなりの生産地である。また、町中には数多くのコーヒー専門店があるのだがその味はとなるとがっかりなのであった。メキシコのコーヒーの一級品はどうやら大量消費されるアメリカなどに流れていってしまうようであった。

その逆に南ヨーロッパではコーヒー生産地ではないにも関わらず、旧植民地などから品質のよいコーヒーが入ってくる。ふくよかな香りのエスプレッソも上質のコーヒーがあってこそのもの。スペイン在住の日本人観光ガイドの話では、南米から一級品が入ってくるので、日本のコーヒーはとても飲めないとのことである。確かに、現地のスーパーで売られているコーヒーを持ち帰ってコーヒーをいれるとなかなかの味になる。もちろん、IllyやKIMBO、LAVAZZAなどのイタリアのメーカーのコーヒーも日本で求められるのだが、ちょっと高い。

アジアも熱帯を中心としてコーヒーを生産する。雲南やラオスもコーヒーを産するのだが、残念ながら美味いと感じることはなかった。ではベトナムではどうだったのか。答えは美味しいのである。

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<アルミフィルターとベトナムコーヒー>GR DIGITAL

ご存じ、ベトナムコーヒーは独特のアルミフィルターを使う。これは、元々旧宗主国のフランスで作られたものらしい。フランスではすでに見られなくなったものが、こうして生き残っている。アルミフィルターには小さな穴が開いているが、中のフィルターを浮かすようにして二重にコーヒーを濾過するのだが、それでもコーヒーの澱はカップにたまってしまう。

また、ベトナムで生産されるコーヒーはアラビカ種ではなくインスタント用に使われるというロブスター種が多い。それでも、挽いたコーヒーにはいくつかのフレーバーをつけて味に工夫を凝らしている。ヴィクトリア・カントー・リゾートの部屋にはベトナム式コーヒーを自分で作れるようになっていた。初めていれてみたのだが、これが美味かった。

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<アイスコーヒー>GR DIGITAL

カントーにもコーヒー専門店がいくつかあった。たたずまいは日本の喫茶店によく似ている。そして、適度ににぎわっている。ベトナム人にはかなりコーヒーが定着している模様で、アジアでこうした国は珍しい方なのである。

オーダーは暑いこともあってアイスコーヒーにした。適度な甘みがあり香りも高らかである。もちろん美味しい。なお、ベトナムでは中国茶も水代わりで運ばれる。こちらも口直しにはぴったりである。値段は23,000ドンと日本円にして100円ちょっと。現地の価格に照らしてみるとやや高い飲み物かもしれない。

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<ベンタイン市場のコーヒー店>MZ-3/35mm/E100VS

そんなわけで、ホーチミンに戻るとベンタイン市場の専門店に出かけ、コーヒーを仕入れてきた。8割は土産用だが、ロブスター種100gとアラビカ種100gは自分用である。アルミフィルターはどうしようかと思っていたら、1つおまけでつけてくれた。これを自分の家で飲む。このところの密かな楽しみなのだが、すでにアラビカ種はなくなり、残りはロブスター種100gのみ。ベトナムコーヒーを仕入れにまた行ってもいいかな。そそ、練乳も手に入れできるだけ現地風にして飲んでます。美味いよ。

ちなみに、ロブスター種100gで20,000ドン。アラビカ種100gで50,000ドン。適度なお土産にもなりますね。

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2009年6月 2日 (火)

カイラン水上マーケット

チャーターしたボートはようやくカイランへ到着した。すでに朝のにぎわいは終わっていたものの、まだかなりの船が集まっている。

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<カイラン水上マーケット>GR1s/28mm/EBX

それまで非力なエンジンを精一杯まわしていたボートはそろそろとマーケットの周りを進む。船頭も、こちらが写真を撮る人間であると理解し、絵になりそうなところではさらにゆっくりと進めてくれたのである。

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<卸商人の船>MZ-3/50mm/E100VS

このマーケットが他のところと違う点は、ただものを売っているだけでなく、小さな船から大きな船へと商品の流れがあることである。大きな船は、卸商人が乗り込み、扱う商品はほぼ決まっていて、小さな船から商品を買い込むのである。卸商人の船には扱っている商品を棒にさしてなんであるか知らせている。上の写真の船にもその棒が見える。

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<水上カフェ>MZ-3/50mm/E100VS

その一方で、観光客相手なのだろう飲み物や軽食を扱う船もある。そうした船はあちらから勝手に近づいてくるので撮りやすい。表情までばっちりである。

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<洗濯物も>MZ-3/50mm/E100VS

卸商人とはいえ、もしかしたらこの船上生活なのかもしれない。集めた商品をミトーやホーチミンまで売りに行くこともあるらしい。

さて、ここでは一眼レフのMZ-3には50mmレンズをつけ、やや俯瞰の位置と接近してからも表情などを撮ることができた。全体を入れたい時にはGR1sの28mmレンズが活躍してくれた。もしかしたら、77mmlimitedレンズも出番があるかと思ったが、やや持て余し気味なので、結局はこうなったのである。

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