Carpentarsデビュー40周年
かすてら音楽夜話Vol.16
今年はカーペンターズのデビューから40年になるそうだ。もちろん、カレンとリチャードによる兄妹ユニット。兄がピアノとコーラス、妹がヴォーカルである。カレンは1983年拒食症により亡くなり、活動は26年にわたり停止中のままだ。だが、カレンの優しいアルトの声は脳内にアルファ波を導き、聴くと非常にリラックスするのである。
個人的な意見だが、ロック/ポップスの分野でアルファ波を導く声の持ち主は他に、初期のリンダ・ロンシュタット(カントリーフレーパーのある曲は特に効く)、竹内まりやなどがいるが、ナンバーワンはカレン・カーペンターなのだ。
40周年の話は数ヶ月前にニュースで知ったのだが、適当な話題の持って行き方が見つからず、ちょっと検索して出てきたのが、次の映像。日本人アーティストたちによる「Yesterday Once More」~「We've Only Just Begun(愛のプレリュード)」~「Super Star」~「Cloes To You(遙かなる影)」メドレーである。
それにしても、彼らこんなことやっていたんですね。知らなかった。ヴォーカルとドラムス鈴木祥子。ギターとコーラス杉真理。ピアノとコーラス松尾清憲。ま、言うなればBOX(杉、松尾、小室和之、田上正和)のフロントマンと鈴木祥子のコラボレーション。おそらくBOXが活動していた頃の映像だろうから、1989年から1990年頃のものだろうと思う。でも、鈴木祥子は一見若く見えるんだけど、なんか逆に早熟故にやや老けて見えるかも。この10年あとくらいの鈴木祥子はホントにいい感じなんですが。変な例だが、デビュー直後の竹内まりやも芸能人水泳大会などに出ていたほどだが、当時の歌う映像は画質も悪いこともあってか、妙に老けてます。最近のプロモーションビデオなどを見ると若返っている感じですが。
鈴木祥子は1988年のデビューで、元々原田真二のバンドのバックでパーカッションとキーボードを担当していた人。出身としてはドラムス。まあ当時も今も珍しい太鼓を叩きながら歌う女性ミュージシャンなのである。ちなみに、声もしっとりしたアルト(その後声がでなくなった時期があり、現在のヴォーカルはさらに磨きがかかっている)。また、カレン・カーペンターもドラムを叩いていた時期があった。そんなところからの起用だろうか。
BOXの二人、杉と松尾はその前あたりから曲を共作するようになり、リバプールテイストあふれるBOXを結成することとなった。この二人がハモるとまるでレノンとマッカートニーのような味わいとなる。
映像的にはドラム、ピアノ、ギターだけではないような感じ。しかも、映像と音がややずれていて、バックの音もカーペンターズのオリジナルを使っているような感じもするけど。それでも、レアな映像です。
40周年ということで、今年もこんなコラボレーションをやってくれたら、見に行くのになあ。鈴木祥子のヴォーカル、カバーではあるものの、しっかりと鈴木祥子ならではのテイストを醸し出していると思います。
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コメント
カーペンターズの曲は、オリジナルソングも好きですが、カレンの声に合う様にアレンジしたカバー曲が好きですね。
モータウンの名曲ミスター・ポストマン、涙の乗車券もそうですが、自分はレオン・ラッセルのスーパースターとかマスカレードとか涙腺に響きます。
ヒョウちゃんが書かれたように、JAZZバンドとしてスタートした時はドラムオンリーだったカレン。ふとした時に歌ってみんな驚いたとか聞きました。
まぁ伝説も多そうですね。
投稿: lastsmile | 2009年7月 2日 (木) 07時41分
わたしゃオリジナルでは、「Top Of The World」と「We've Only Just Begun」ですねえ。特に前者は洋楽を聴くようになって毎週チャート上位にあった曲で、リアルタイムだったもので。
カバーでは、「Please Mr. Postman」ですね。いずれもチャート1位か2位であまりコアじゃないんですが。
レオン・ラッセルと来れば、「A Song For You」もありますね。
このあたりの位置づけではリンダ・ロンシュタットの歌う「Desperado」みたいなものでしょうか。リンダのカバーも結構味があるんですよ。
投稿: ヒョウちゃん | 2009年7月 2日 (木) 21時00分