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2009年11月23日 (月)

チケット売り場にて

エル・ジェムからの帰りにもルアージュを利用する。鉄道は時間が合わなかったことと、バスターミナルを見つけられなかったからだ。エル・ジェムのルアージュステーションは、小さいながらもチケット売り場があり、スファックスまでのチケットを求めると、窓口のオヤジは「ルアージュで払うように。それに3時までは来ない」というようなことを、身振りを交えて伝えてくれた。

「それより、ルアージュが来るまでここで待っていたら?」という勧めに、小さな小屋のようなところで待つことにした。傍らにいた若者が椅子を持ってきてくれる。それにしても、間が持たないな。売り場のオヤジは外国人慣れしているのか、アラビア語とフランス語、そして身振りを駆使していろいろと話しかけてくる。

そんなときに役に立ったのが、「旅の指さし会話帳・アラビア語(チュニジア方言編)」であった。はじめは、こちらがイラストとカタカナを参考に話していたのだが、この本に目をとめたオヤジが本を借りると、そこから矢継ぎ早の質問が飛んできたのである。

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<本に目をやるオヤジ>GR DIGITAL

この本は、単語を誰にでもわかるようなイラストで解説し、その下に、アラビア文字とカタカナで読みが書いてある。まことにわかりやすいものなのである。このオヤジも瞬時にその仕組みを理解し、活用したのだ。はっきりいって、自分が読むよりも活用してもらえたと思う。

昨年、ルアンパバーンで泊まった宿では従業員がこのラオス語版を活用して、日本語を学習していた。もちろん、日本語は読めないので、ラオス人従業員がイラストを指さして、こちらに日本語の発音をしてもらうというもので、暇な時に格好のレッスン相手になったことがある。その宿のマネージャー代行みたいな若い男性は、ある程度日本語ができ、若手にも教育を施そうということらしかった。

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<胸を張るおじさん>GR DIGITAL

「ノキアの携帯電話は日本でいくらするか」とか、「チュニジアまで来るのにいくらかかるか」といった質問が飛ぶ。「チュニジアの料理は何が好きか」、「これは食べたか」、「あれは好きか」等々。

いささかくたびれてきた頃、ようやくルアージュがやってきた。「それじゃ、また」と挨拶だけは覚え立てのアラビア語で返し、ようやく車上の人となった。帰りのルアージュは1時間ぴったりでスファックスに到着した。ほどよい疲れが残った。

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コメント

 オヤジからおじさんへ、彼は昇格したんでしょうか(笑)。

投稿: 伊 謄 | 2009年11月24日 (火) 21時05分

 おお、「旅の指差し会話帳」、やっぱり役に立つのですねー。以前、台湾に駐在になった人を訪ねていった時に、買ってきてくれと頼まれたことがありました。
 私も英語編は持っているけど、ツァーで行くのでほとんど使わなくて。

投稿: マサエ。 | 2009年11月24日 (火) 21時52分

私も、この本タイ編だけは持っています。
こうしてコミュニケーションできるのは楽しいですよね。
これだけでもこの本を買った価値があるというものです。
ヒョウちゃん、このシリーズ一体何冊持っていますか?

投稿: スクムビット | 2009年11月24日 (火) 23時16分

karaoke伊 謄さん、またまたこんにちは。
どちらも親しみを込めたものなんですけどね。
チュニジアあたりでは老け込むのが早いようで、もしかしたら、実年齢は「お兄さん」あたりだったら恐いものがあります。
いちお、「おまえは学生か?」ともきかれましたが、本当のことは恐ろしくて言い出せません。(=´Д`=)ゞ

投稿: ヒョウちゃん | 2009年11月25日 (水) 00時13分

catマサエ。さん、こんにちは。
日本人だけがわかるのではなく、現地の方も理解できる作りですね。
自分も、「言葉なんかどうにでもなる」と腹をくくっていたのですが、語彙の少ない英語プラス単語レベルのフランス語、イタリア語、スペイン語ミックスくらいでは相手と話すまでには至らない感じがします。
特に、相手が英語の知識がない場合。
やはりこの本は役立つなと思いました。

投稿: ヒョウちゃん | 2009年11月25日 (水) 00時18分

golfスクムビットさん、こんにちは。
上のコメントにも書きましたが、今までは腹をくくっているところがありまして。
それでも初めての個人旅行などでは、数回小さな英語の辞書を持って行ったことがあります。でも、そのうち使わなくても何とかなるようになってしまって、チュニジアに行くまではその手のものはまるで用意しませんでした。
てなわけで、このシリーズはチュニジア編を唯一持っているだけです。
タイ語編くらいは購入してもいいかなと思うのですが、これけっこういい値段なんですよね。

投稿: ヒョウちゃん | 2009年11月25日 (水) 00時22分

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