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2011年1月27日 (木)

マレーシア長距離バス事情

マレーシアでは合計2回長距離バスに乗った。マレーシアという国は、東南アジアにあってとにかく道路事情がよく、ジョホールバルからタイ国境のブキッ・カユ・ヒタムまでを高速道路が通っている。ま、マレーシアはボルネオ島もあるため、これはマレー半島に限られるのだが。

そんなこともあってか、マレーシアはとにかくバス網が整備されている。バスターミナルに行くと、同じ路線を複数のバス会社が走り、それも数段階のランクがあり、客は懐の具合に応じて選ぶことができるというわけだ。

当然、客は安くてサービスの良いバスを選ぶわけで、バス会社もサービスを良くしていく。そんな中で生まれたのが、VIPバスである。これは、普通通路を挟んで2席ずつある座席を1席と2席にしたゆとりのある座席のものである。こういうタイプはタイにもあり、タイではコーラやミネラルウォーター、クッキーなどを配布し、サービスをさらに高めている。マレーシアではそうしたサービスはないものの、いずれの座席もほぼフルリクライニングに近い形にし、フットレストどころか、足もまっすぐになるようなほぼフルフラット状態の座席になるようにしている。

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<KKKL社のバス>K7/DA21

クアラルンプールからマラッカまではKKKL社を利用した。特に理由があったわけではない。たまたますぐ出るバスがこれだったのである。車内に入ると、VIPバスに近い感じだった。

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<KKKLバス内部>GR DIGITAL

左側が1座席のみ。フットレストもついているが、座席はぐっと傾き、膝から下の部分も持ち上げられる。だが、こういう座り方は慣れていないこともあってか、好きではない。流れゆく風景を見ていたいタイプなので、そんな中でたまに写真を撮りたい。だが、マレーシアの人たちはとにかく快適に過ごせればいいというような考えらしく、陽が当たっていようがいまいが窓をカーテンで覆ってしまう。

これではかえって乗り物酔いする感じだ。ま、座席回りは結構広いので、大きめの荷物があっても、頭上のスペースに置く必要がない。こういうバスでは左側の隣人が来ない席がベストである。ま、それは発券の時に指定できる会社もあるが、そうでない場合は難しいかも。とはいえ、ひとりでチケットを買えば、だいたいそちらに当たるようだ。このような通路を挟んで1座席と2座席のバスを利用したのは3回あるが、今のところどの場合も1座席に当たっているから。

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<トランスナショナル社のバス>K7/FA35

クアラルンプールからペナンまではマレーシア最大のバス会社、トランスナショナルを利用した。この会社はすべてコンピューターによる発券なのだが、残念ながら最上級のバスというわけではなく、せいぜい中の上くらいの位置づけである。

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<イポー行きバス車内>GR DIGITAL

クアラルンプールからペナンまでのトランスナショナルのバスは不思議な運行の形を取ることになった。ブキッ・ジャリルのバスターミナルから、クアラルンプール郊外にあるもう一つのバスターミナル(名前は不明)まで、イポー行きのバスに乗せられた。ブキッ・ジャリルでは「ペナン」という行き先表示がないままどんどん時間が迫ってくるので、案内所の親父にきくとこれだといわれる。あと数名いた外国人ツーリストは不安なまま。

座席は2座席ずつ並ぶタイプだったが、バスの後部はやや不思議な配列だった。中央に独立して1座席あったりした。

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<乗り換えたバス>GR DIGITAL

乗り換えたバスはややゆとりがあり、1座席と2座席。だが、内部は相当使い込まれていて、膝下が持ち上がるタイプではなかった。

この旅では3年前のガイドブックを持参したが、クアラルンプール-ペナン間は7時間かかると書かれていた。途中2時間半くらいのところで、給油を兼ねた休憩があった。このあと、長い休憩があり、食事時間だと思っていたら、あとはノンストップでペナンに到着してしまった。なんと、5時間で到着である。

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<ペナンブリッジ>K7/FA35

ペナン島はマレー半島から完全に独立した島だが、有料のペナンブリッジで結ばれている。なので、バスから降りることなく、ペナンに入ることができるのだ。

バスはいまいちだったが、早いのでよしとしておこう。なお、マレーシアの高速道路ですが、すべて有料。ETCのような仕組みはないようだが、プリペイドカードをかざして料金を支払うシステムはある。制限速度は110km/h。

1-2配列シートのバスは、有名観光地同士を結ぶ路線に多く導入されている模様。マラッカ-バトゥ・パハなどはごく普通の座席で高速も使わない。また、どんなバスも、最終到着地手前から、都合の良いところで申告制で降りることができる模様。ただし、高速道路上では不可能ですが。料金所を過ぎたあたりで、降りる人が続出します。

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コメント

こんにちは♪
恥ずかしながらtrintrinもバスで和歌山へ行って参りました
東名高速→伊勢道→国道42号線というルートで
川崎から那智勝浦まで9時間でした
日本人は2時間ごとにトイレ休憩が必要なんだとどこかの国でガイドさんが言っていましたがその通り2時間ごとに休憩でしたよ~
間違いなくヒョウちゃんが乗ったマレーシアのバスの方がゆったりしてて良いです!
3人がけってストレス少ないですよね~
神奈川バス(カナチュウ)はリクライニング禁止でしたの
なぜなら座席の間隔がタイトな為後部に迷惑がかかるのでということでした
ドライバーさんは2人で交代でハンドル握って下さったので
とても安心でした

投稿: trintrin | 2011年1月30日 (日) 13時19分

boutiquetrintrinさん、こんにちは。
神奈中バス、毎日利用していますよ。あのエリアに住んでいるんです。
まあ、どこの国でも最低3時間くらいで休憩があると思います。タイでは、車内にトイレがあるバスも多いので、もうちょっと長く走りましたが、長距離路線だと食事休憩もあるので、まあ困ることはなかったです。

実は、マレーシアのバスよりももっとすごいのが、台湾のバスなんです。
バスの座席ももちろん3列なんですが、シートがすごくて、「総統椅子」というのが売り物ですね。
マレーシアのフルフラットシートに加えて、オーディオまでついていて、むちゃくちゃフカフカなんですね。

そんなシートも経験していますが、もっとも贅沢な使い方は、空いたバスで、2席独占なんてのが、理想だったりします。

投稿: ヒョウちゃん | 2011年1月30日 (日) 14時18分

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