ペナンからハジャイへ
ペナンからハジャイまではバンを利用することになった。ペナンに到着してすぐ、コムタにある旅行社でハジャイ行きのチケットを手に入れた。きちんとタイムテーブルの出ているもので、日に数便走っているようだ。料金は30リンギット。これはバスなんだろうなと思った。ここに直接来るかピックアップかときかれ、ピックアップを希望。
そして、3日後の朝、ピックアップのバンが到着。まずはコムタの旅行社前へ。目の前には大型のバスが止まっている。ここで乗り換えるのだろうなと思っていたら、ドライバーが戻ってきて、バンを走らせ、別のホテルへ。その次には、ペナン島の中央あたりにあるバスターミナルの近くに止まり、計5名が乗ることとなった。
<さらばペナン>K7/FA35
ここまで来てわかったのはこのままこのバンがハジャイまで直行することだなということ。バンはペナン大橋を渡り、対岸のバタワースでまた3名乗せる。客はマレー系、インド系、中国人、よくわからないが欧米系のツーリストと日本人の自分。
バンはバタワースから高速に入り、快調に走る。途中1回給油のためのストップがあったのみ。
<ブキッ・カユ・ヒタム>K7/FA35
バンはアロースターを過ぎ、国境方面へ。ブキッ・カユ・ヒタムの案内が出たと思うと、ドライブインのようなところに入っていく。ドライバーが皆のパスポートを集め、ブースに提出。バスとバンの専門窓口。はじめはここがマレーシア側の出国ポイントなのだろうと思っていた。ちょうど両替所があったので、リンギットからバーツに換えておく。
戻ってきたパスポートにはスタンプはなく、タイの入国カードにそれぞれのデータがタイプ打ちされたものが挟まれていた。このあと、無事マレーシアの出国ポイントを通過。バンに乗り込み5分もいないうちにタイ側サダオの入国ポイントに到着。
タイの入国も何も問題はなかった。正しそうすんなりとはいかない。乗客のうち2名のバングラデシュ国籍の男が通過できなかったのだ。所持金が足りないとのことだが、荷物が全くないに等しいことからも、タイの入管はよく見ていたのかも知れない。彼らは、他の乗客から見せ金を借り通過を試みていたが、ドライバーがぶち切れた。「おまえら、あとでまた来るから、それまで待ってろ」バンはすげなく発車した。
<サダオ>K7/FA35
ハジャイまではここから1時間くらいかかった。ドライバーは2つの携帯電話を駆使して、マレー語とタイ語でやりとりしている。ハジャイは都会だった。予約していた宿までは横付けされなかったものの、近くまで送ってもらい助かった。
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