毎日が麺料理/マレーの麺料理まとめ
ペナンで泊まったのは、シティテルというホテル。自分にしてみればやや高額なのだが、今回はルーティングがほぼきっちり決まっていたので、ネットができるこの宿にしてみた。
<朝食の麺コーナー>GR DIGITAL
ここが良かったのは、朝食が素晴らしかったこと。いずれもセルフサービスながら、マレー系、インド系、中国系に配慮した食事が楽しめる。ま、マレーシアのような多民族国家では宿の朝食もそれぞれに配慮しなくてはすごいクレームがくるだろうから、これはまあ当然。
それぞれの民族料理がかなりバラエティに富んでいたばかりではなく、一応日本食のコーナーまであった。みそ汁や炊きたてご飯だけでなく、なんと日本蕎麦まで用意されているという周到さであった。
ま、それらは食べなかったのだが、一番感動したのは熱々の麺を自分で好きなように作って食べることができること。用意されているのは小麦粉の卵麺とビーフン。あの深夜特急の沢木耕太郎も、近年訪れたベトナムではホテルの朝食でフォーを頼んでから、おもむろに用意されたものを好きなように食べたとコメントしている。
<セルフのラクサ>GR DIGITAL
麺は先に述べたとおりだが、日によってスープもいろいろ。このようなスパイシーなラクサを自分で作った。
<セルフのビーフン麺>GR DIGITAL
またある日はビーフンでタイの中華系に挑戦してみたり。
ともかく、ここは、この朝食だけでも泊まる価値があるかも。しかも、ジョージタウンのど真ん中、ペナン通りにあるので何かと便利である。
また、この他にも、いくつかの麺料理を店で食べている。
<プロウンミー>GR DIGITAL
クアラルンプール到着後に食べたスープがやや酸っぱい麺。メインはエビを縦にカットしたもの。スープはともかく、ちょっと淡泊。これは屋台のもので、あまり美味しくはなかった。
<ホッケンミー>GR DIGITAL
こちらはマラッカで食べた麺。名前は福建省から来ている。色合いの通り、麺がソースのようなもので茶色く絡められていて濃厚な味。小麦粉の卵麺を使っていると思う。見た目からしてソース焼きそばのような感じだが、味もそれに近い。
<ワンタンミー>GR DIGITAL
クアラルンプールのユニクロが入った新しいビル、ファーレンハイトの中の広東料理店にて。美味しいエビワンタンがゴロゴロ。麺もかなり硬めで、ゴムのような感触。これ、まったく香港やマカオのワンタン麺と同じ味です。ちなみに、ドライを頼むとスープが別添えとなる。美味しかったです。
<ドライチキンヌードル>GR DIGITAL
ジョージタウンに到着して軽く食べようかと入った、コムタにある店のもの。写真では量が普通に感じられるかも知れないが、焼き肉のような鶏肉と目玉焼き、野菜が付いて結構ヘビーでした。
でも、味はかなり良かった。
ま、こんなところで。
そろそろ3月になってしまうので、ペナンの出来事もこれで終わりにします。次回は国境越えからタイに突入します。
| 固定リンク
「911t Malay Peninsula」カテゴリの記事
- さらばバンコク、また来るぜ(2011.06.24)
- バンコクの法輪功(2011.05.28)
- 沢木耕太郎の足跡を追うその3~タイの列車(2011.04.08)
- ハジャイの屋台(2011.03.05)
- ワット・マハタート(2011.06.12)
「Food」カテゴリの記事
- 成田前泊(2018.04.17)
- アロー通りでミニオフ(2018.04.12)
- E&Oのラウンジでの朝食(2018.04.07)
- E&Oの朝食ビュフェ(2018.04.05)
- ガーニーでカリーミー(2018.03.29)
コメント
食い物ネタに食い付いてばかりの大竜です汗
ワンタン麺は本当に美味しそうね♪
でも、せっかく海外に行ったんなら
当地にしかないものを食べたいんかな?
それともやっぱり慣れたものが恋しくなるんかな?
どっちにしても一回も行ったことない海外で、
何が入ってるかわからないお店で食べるのも
結構勇気がいるよねぇwww
虫とか入ってたら泣くよwww
投稿: 相変わらず | 2011年3月11日 (金) 02時36分
画像を上から1、2、3、4とすると、1と2は仕方なく食べたものです。
1はKLですが、到着直後で本当は美味いドライワンタン麺の店があると聞いていたのですが、すでに終わっている時間でこの屋台で食べたと。
2はチキンライスの店が長蛇の列でここに。
3と4は「これ」と指定して食べました。
自分の場合はかなり食に関しては慣用なので、現地で食べられるものをまず第一に考えます。
とはいえ、バンコクでは日本食もどきを頂きましたが。これの反動なのかな。
食文化の豊かなところでは、店が汚そうに見えても、食べるものに関してはきっちり調理してきます。それでもインドとかではハエが飛び交う場合もありますが。
投稿: ヒョウちゃん | 2011年3月12日 (土) 08時27分
マレーシアでもワンタン・ミー・スープはおいしですね。私などはワンタンが入っていなくてもおいしいと思います。旨味のベースが日本と同じですので安心して食べられます。緬とスープが別々に出てくるものはありませんでしたか。暑い気候ですのでスープは好みに合わせて使用するという考えのようですが・・・。
ホッケン・ミーはサンダカンで食べたものは素晴らしかったです。やはり,店による味の差もあるのでしょうね。確かにこの店の中華は他のものもおいしく,とても繁盛していました。
投稿: 亜細亜育ち | 2011年10月14日 (金) 21時49分
ワンタンミーはドライでもスープでも美味しいですね。
シンガポールやマレー半島で安心して頼めるもののひとつです。
元々麺類は好きなので、ホッケンミーのどろどろ濃厚ソースでも、まったく問題ありません。
東南アジアだと、必ず美味しい麺料理があるのでいいのですが、インドから西に行くと麺料理自体がなくなってしまうので、ちょっと残念ですね。
投稿: ヒョウちゃん | 2011年10月15日 (土) 17時05分