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2011年8月28日 (日)

Poorva Express乗車記

インド到着3日目にコルカタからブッダガヤに向かう。列車予約は前にも書いたが、cleartripのサイトで済ませた。8:20の出発だから、7:00に宿を出ても余裕で間に合うはずだが、泊まった宿の朝食はまだ用意ができていない。

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<アンバサダーの後部座席から>GR DIGITAL

コルカタはかつての英領インド帝国の首都であり、それはやがてデリーへと遷都されるが、インドの鉄道はコルカタから建設が始まった。インドの鉄道のゼロkmポストはコルカタにある。正確にいうとフーグリー川の対岸にあるハウラー駅がその起点なのである。

一応コルカタ市内にもシアルダーという駅があり、ここからもちろん急行などが発着している。この移動のためにいろいろ調べたのだが、シアルダーからは夜行が出ていた。夜行も考えようによっては到着後即行動ができるなどのメリットもあるが、眠っている間の盗難とか異様に早い時間の到着などもあって、やはりハウラーから行くことにした。

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<ハウラー駅>K7/FA35

到着してみるとかなりすさまじい勢いのあるところで、タクシーを降りたばっかりなのに、早くもタクシーの客引きが現れたりする。構内の案内所でプリントアウトしたチケットを見せ、発着番線をきく。電光掲示板もあったがよくわからなかったのだ。

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<Poorva Express>K7/FA35

我らがプールヴァ・エクスプレスもちゃんとやってきた。インドの鉄道は遅れるというが、始発駅に限ってはそんなこともなさそうだ。さて、ここからが問題。座席指定のチケットを持っていても、自分の乗る車両がまだどこなのかわからない。

チケットには自分の乗る車両番号が書いてある。さらに、自分の乗るクラス、個室からエアコンなし座席車まで、これが記号化されているので、到着した列車の車体に書いてあるこの二つを覚えて素早く読み取らなくてはならない。自分の場合は行き過ぎたらしく、ホームを戻ることになった。それはインドの鉄道に乗り慣れたインド人にしても同じことで、ここからあわてて移動が始まる。つまり、車両の編成などは特に決まっていないのだ。しかも、インドの列車は20両はあろうかという編成なので大変だ。

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<乗車名簿>K7/FA35

さて、自分が乗るのは上から2番目のエアコン付き2段寝台(A/C 2-Tier Sleeper、略称2A)である。そのA1車というのが自分の車両。これに、座席順が書いてある。インドの場合、予約が取れなくても、キャンセル待ちで予約を入れることができる。キャンセル待ち上位の場合、当日になってみて座席が取れているかも知れないからだ。そのためにこんなシステムがあるのだが、名前と性別はともかく、年齢まで記されているのはちょっと。

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<座席>GR DIGITAL

作りはこんな感じ。座席指定部分は上下の寝台4人分なので、非常にゆったりしています。通路を挟み、進行方向にやはり二段寝台があります。こちらコンパートメントタイプですが、ドアはなくカーテンが閉まるだけ。大概は上段席の人も昼間はこちらに、腰掛けますね。誰にも干渉されたくない場合は通路を挟んだところを取るのがいいかも知れない。ただし寝台は少し狭いかも。

cleartripでも、差席をどこにするか選ぶことができます。

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<トイレ>GR DIGITAL

トイレも使ってみました。以前デリー・グワリオールのシャタプディ・エクスプレス(首都急行、座席車)とムガールサライ(ヴァラナシー近郊)・ツンドラ(アグラ近郊)の夜行(列車名不明、2A)を利用したことがありますが、1車両に2つあるトイレのひとつは洋式だったと思うのですが、プールヴァ・エクスプレスはどちらもインド式。どちらも紙はなく、使用済みの紙を流してはいけません。詰まります。

さて、乗り心地ですが、スピードはさほど出なかったものの、ほとんど揺れがありませんでした。このあたり、世界一広い軌道を使っているインドなのかも知れません。とはいえ、以前載った時にはかなり揺れを感じたので、保線がかなり改善されているのかも知れません。何にしろ、ほとんどがPC枕木というコンクリート製のものだったから。

また、窓も以前はかなり色が付いていて、外の景色を写真に撮る気も起きませんでしたが、かなり薄い色の着色ガラスでした。ガヤ到着も予定の14:50。遅れがない。素晴らしい。

ちなみに乗客は2Aということで、かなり裕福な層と思われます。ま、日本人の目にはそこらのインド人と変わりがないようにも見えますが、怪しげな人はいませんでした。

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コメント

昼間だけ乗るけれども寝台なのですね。寝台は昼でもセットされているようですね。ガヤについたのも定刻とはうまくいったものです。

自分はこの駅から夜行寝台でガヤに行きました。でも着いたのはまだひづけのかわらないうち。夕食がでて、機内食みたいな感じでした。

投稿: とんび | 2011年8月28日 (日) 21時09分

chickとんびさん、こんにちは。
2Aの場合は、初めから寝台がセットされているんですよ。ただし、下段は、座席の背もたれをバタッと戻して、ベッドのクッションにします。
これやっていれば、「ああ、この人は寝たいんだな」と座席に座っている人もどいてくれるはずです。
通路を挟んだところの寝台は、はじめからベッドになっています。
A/C 3-Tier Sleeper(エアコン付き3段寝台)の場合、真ん中のベッドは夜にならないとセットされないので、下段には6人が向かい合うことになりますね。でも、眠たかったら、セットできるみたいですけど。
まあ、この時はかなり事が上手く運んだのですが。

投稿: ヒョウちゃん | 2011年8月28日 (日) 22時47分

「タクシーを降りたばっかりなのに、早くもタクシーの客引きが現れたりする」
おお、やっぱりインドですねえ。
いったい何なんでしょう。
行動を見て次は何をするのかを想定しないのか?
とにかく何にでも体当たりにぶつかってくるのがインド流ですね。
こういうのをまのあたりにすると、あきれるより先に怒ったり逆に恐怖を抱いてしまうのが日本人。
ほとんどが”お互いに分かり合えている同一民族”だけで暮らしている日本人ですからね。
日本の学生さんたちは就職活動のためにTOEIC受けたら、その足で実践編で日本とは違う常識があるインドに一人で行ってみるのがいいのではないかなあ。

投稿: スクムビット | 2011年8月29日 (月) 17時47分

golfスクムビットさん、こんにちは。
とにかく観光に携わるインド人はあの手この手で攻めてきますね。
とにかく今度ばかりは、体調を崩してから、インド人にいいようにもてあそばれてしまった気もします。
それも、日本語で迫ってくるとか、非常に理解しやすい英語で迫ってくるから、自ら彼らの仕掛けた罠のようなものに、はまっていたという感じですねえ。
他の国ではまず、そうしたことにはならないのですけどね。

ところで、インドですが、日本の学生さんがかなり旅していました。
ここ数年、アジアだろうが、ヨーロッパだろうが、ほとんどといっていいほど日本人観光客というものを見かけなかったのですが、インドに関してはかなりいます。
ところで大学生だったら、まだまだ休みが続くだろうから、何もこんな雨季まっただ中ではなく、今くらいからインドを旅してもいいだろうにと思ったのですけど。
そうそう、日本の大学生ですが、だいたい仲間内で旅していたみたいですよ。それは日本人に限らないのでしょうけど。

投稿: ヒョウちゃん | 2011年8月30日 (火) 00時35分

おはようございます♪
アンバサダーってインド製の来る案でインドでしか走っていないって聞いたけど本当ですか?
2枚目の列車にちょこんと座っているオニイサンは
いったい何をしようとしているのでしょうか?
そんな細かいこと気にしていたらインドには行かれない?

投稿: trintrin | 2011年8月30日 (火) 10時56分

boutiquetrintrinさん、こんにちは。
アンバサダーは、元々イギリスのモーリス・オックスフォードという車種そのものです。1950年代のクルマで、もちろんもうイギリスでは作っていません。
でも、日本にも輸入代理店があるらしいですよ。
アンバサダーを日本で走らせている人って、タイのトゥクトゥクを個人輸入する人あたりと「好事家」の双璧かも。
機関車に腰掛けている人はまあ、そこらの人じゃなくて、鉄道関係者でしょうねえ。
「オレ、ちょっと戻るんだけど、乗せてけや」くらいのノリなんでは。
ま、ここに乗ることは走行中なさそうですが、客車の屋根くらいはもちろんありだろうと思います。
それにしても、何気なく写した写真にも、こんなものが入り込んでくるんですから、インドでは好奇心を摩耗させる暇がないですよね。

投稿: ヒョウちゃん | 2011年8月30日 (火) 21時31分

プラットフォームに電光掲示板があるのは画期的
ですが、それが分からないんですよね(^^ゞ
列車は超長いし、隣りの車両に移れなかったするし
席が見つかるかがドキドキですね

投稿: kimcafe | 2011年8月30日 (火) 21時53分

karaokekimcafeさん、こんにちは。
そう、電光掲示板、ベンガル語かヒンディ語で英語の気配もなかったです。読めるのは数字のみ。
ま、自分の場合はすでに席が確保されているので、その点心配はなかったです。
車両も何とか見つけられたのですが、始発駅でよかった。
これが途中で乗る場合だと、どうなってしまうんだろうという危惧はありました。

投稿: ヒョウちゃん | 2011年8月30日 (火) 23時32分

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