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2011年10月 5日 (水)

ヴァラナシーで日本食

体調最悪の時には絶食という荒療治をしていたが、修行をしにインドに行ったわけではないし、食欲が落ちていても何か腹に入れなくてはならない。そんなときに何を食べていたか、今回はそれがテーマです。

ヴァラナシー到着初日。泊まったパーラヴィ・インターナショナルという宿はガートから離れていて、ガイドブックに載っているようなレストランや食堂は歩いていける範囲にはありません。歩いて見つけるにしても体力が落ちているし地理不案内なので、ホテルレストランで食べることにしました。また、戻って体力の回復のため休養などしていて出歩くのがおっくうになったこともあり、結局3回利用しました。ここではマサラ味ではないインド料理か中華料理(でもかなりインド化した代物)でした。なので割愛します。

暇なものでガイドブックを読んでいると、どうしても日本食レストランに目がいってしまいます。紹介されているレストランは7軒あり、うち4軒が日本食ができるようです。ならば行ってみようとサイクルリキシャを雇い、そのうちの1軒、イーバ・カフェを目指します。

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<マンゴーシェイクとミニサラダ>GR DIGITAL

ここは、日本人男性が経営する日本食レストランで、この店主は「インドで”暮らす、働く、結婚する”」という著書があります。ヴァラナシーとは思えない洒落た店内に入るといきなり日本語で声がかかりました。と、いっても店員からではなく、入口に近い席にいた日本人二人組からでした。持参の日本酒を飲まないかとのことでしたが、体調を考えお断り。彼らは上記の著書を読み、店主に会いたくてここに来たとのことですが、あいにくと店主は不在。声をかけてきた関西訛りのおじさんは店員をひとりずつ座らせ、スケッチしていました。

その他にも客はいますが、皆押し黙ったままマンガや店のノートを読んでいました。これは日本人客。メニューを見ると日本料理の他韓国風のものもできるためか、韓国人パックパッカーが数名いました。いずれも若く、大学生くらい。

頼んだものは、マンゴーシェイクとミニサラダ、ラーメン。サラダはトマトとキャベツ、ピーマンくらいですが、ドレッシングが美味いです。繊維質絶対不足の身体がほしがっていたようで、すべて平らげました。ミニサラダといっても、大きな皿にひとつなので、普段食べるサラダより数倍摂取したような感じです。

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<ラーメン>GR DIGITAL

日本のどこにでもあるような醤油味のラーメン。どんぶりの左上にあるのは胡椒の入った容器。まったくどこにでもある味なのですが、安心して食べることができ満足です。インドでは華僑をほとんど見かけず、メンマはどこから仕入れているんだろうと考えさせられます。また、チャーシューもやや癖のある味ですが、豚肉です。インドの農村では豚をよく見かけますが、豚肉を使った料理をほとんど見かけません。これまたどうやって手に入れているのか不思議。メンマはともかくチャーシューは自家製なのかも。

総額363ルピーでございました。ちょっと高いですが、体力回復の足しになればいいかと。

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<冷やし中華>GR DIGITAL

別の日、ガート観光後リキシャワーラーにまたしても連れて行ってもらいました。今度は冷やし中華です。ちゃんと辛子つき。具も、錦糸卵、紅ショウガキュウリと日本風。やはり安心して食べられるものはいいなあ。

でもやはり高いんですよね。アイスコーヒーと合わせて340ルピーほど。まあ、食材がなかなか手に入らないものだろうから、仕方ないですかねえ。店内はエアコンが効いているし、静かだし、日本の雑誌や新聞もあるから、これはこれでいいかと。日本で食べるラーメンや冷やし中華より1~2割安いくらいでしょうか。インドにしては高いですけど。

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<チャイとベジオムライス>GR DIGITAL

さらに安い食事を求めて行ってみたかったのが、ベンガリー・トラにあるSpicy Bites。ここは、日本食オンリーではなくて、ヨーロッパ料理、イスラエル料理などをやっているようです。

店はすぐにわかりましたが、店内改装中みたいな感じで店員らしき男性にオーダーを通したものの、理解されたのかちょっと不安。でも、しばらくすると出てきました。チャイはともかく、紛れもなく日本で食べるオムライスの味です。この時は体調は回復していましたが、毎食マサラ味では飽きてしまうので、立ち寄りました。でも、日本食といっても、温かいご飯に、みそ汁、おひたしなどではなくて、こうして手軽に食べることのできる料理がいいんですよね。そういえば、前、ラオスのバンビエンでもオムライス食べたな。

これで、75ルピー。ぐっと安くなりました。ここはさらに旅行者が多くて、ヨーロッパ系から東洋系まで様々。

この他、ヴァラナシーにはしゃん亭、メグ・カフェなど日本の食堂で食べることのできる料理を出す店があります。メグ・カフェは狭いので並ぶ覚悟で。わたしゃ、並んだのですが、閉店間際で空きそうもなかったのであきらめました。

それにしても、韓国の大学生、ほとんどの店で観察可能。いずれも4人組以上で行動し、東洋人にしてはかなりの退廃した雰囲気を漂わせています。ま、メグ・カフェにはマレーシア人(中国系とマレー系)の女の子もいたくらいなので、いずれも強烈なインドの味からしばし逃れたいみたいですね。

以前にも書きましたが、ここ数年海外での現地食にそれほどこだわらなくなりました。体調崩した時、元気を回復したい時、わたしゃ日本食があればそれを食べに行きます。ま、バンコクではあまりにも日本食が多すぎて元気すぎる時でも食べに行ってしまうほどですが。

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コメント

私がベナレスへ行った10なん年か前にはガンガーフジというレストランでなんちゃって日本食をだしていました
できるのは中華丼とカツ丼と親子丼位だったような(^^ゞ
ガイドブックに紹介されている7軒のうち4軒で日本食ができるとは・・・驚きです
ラーメンも冷し中華もかなり本格的ですね
バンコクの北京飯店よりずっと旨そうです(^^ゞ

投稿: kimcafe | 2011年10月 5日 (水) 21時28分

karaokekimcafeさん、こんにちは。
ガンガーフジはゲストハウスもありますよね。
ここの併設のレストランだと思うんですが、メグカフェ(階段の上あたり、さらに登り詰めるとガンガーフジ)がやっていなくて、ここでメシを食おうと入ったところ、「今はできない」とのことで仕方なくコーヒーだけ飲んできました。
丼物も好きです。カツ丼一丁といきたいですね。
イーバ・カフェの料理はほぼ日本のものと変わりませんね。それに美味いです。
バンコク、チャイナタウンの北京飯店は店の前まで行ったことはあるんですが、入っていません。
今度、勇気を出して食べに行ってみようかな。
いつ潰れてもおかしくないし。

投稿: ヒョウちゃん | 2011年10月 5日 (水) 22時44分

オムライスになんか書いてあるようにみえるのです
JITON?
なんだろう?

投稿: trintrin | 2011年10月 6日 (木) 17時03分

boutiquetrintrinさん、こんにちは。
もちろん気づいたのですが、読めません。
ちょっと見にはアルファベットだけではなくて、インドの文字っぽくもありますね。
プランバナン遺跡ではハート形のナシゴレンってのもあって、「ヲイッ」となりましたが。

投稿: ヒョウちゃん | 2011年10月 6日 (木) 22時36分

体調の悪いときに日本食ってのは身体も受け付けてくれていいですね。今回いろいろなものを召しあげっていますが、”あの”ヴァラナシでですか?って感じですね。自分が行った10年前ではとても信じられませんん。やはり日本人がたくさん訪問するようになって、卑怯じゃなく、誰でも簡単にいける観光地になってきたのでしょうね。

ところで今、台湾に来ています。10年ほど台湾から遠ざかっていらっしゃいますが、もう大変化ですよ。食べ物天国でもあるし、きっと気に入られると思います。またどうですか。自分は台湾好きなんで、引っ張りこませたいです。

投稿: とんび | 2011年10月 9日 (日) 06時19分

chickとんびさん、こんにちは。
台湾からどうもです。
10年ほど前の「個人旅行」というガイドブックで確認しましたが、Spicy Bitesはありました。その頃からも日本人観光客は多かったので、なんちゃって日本食を出す店はあったのではないでしょうか。
元々列車の便もかなり頻発ですし、空港もあるからヴァラナシーはかなり観光客が多いところですね。

台湾ですが、この冬考えなくもなかったのですけど、休みが長く取れそうなので別のところにしました。

投稿: ヒョウちゃん | 2011年10月 9日 (日) 07時34分

ヴァラナシは10年ほど前に大晦日を経験しているんですよ。それで自分にとってはインドの中でも印象深くて。観光にせいいっぱいで日本食まで目が行き届きませんでしたね。とまったのもヒョウちゃんが泊まったのよりもいいホテルでしたよ(笑)。なんせ、大晦日の年越しパーティーを盛大にやてちましたから。欧米人が大騒ぎしていたのたのが印象に残っています。

台湾はお考えになりましたか。きっとヒョウちゃんはなかなか台湾へはいけないかも。なぜなら、長い旅しかしないから(笑)。長い旅になるとどうしても遠くへ行きたいですし。それはよくわかります。

投稿: とんび | 2011年10月10日 (月) 08時54分

chickとんびさん、連投ありがとうございます。
普通は、とんびさんのように観光をメインにするのが当たり前ですね。
自分の場合も、初回のインドでヴァラナシーの某ホテルで誕生日を祝ってもらったことありますよ。もちろん、5つ星のホテルですが、その時の印象では今回泊まった宿とあまり変わらないような感じもしました。部屋の作りとか。

台湾ですが、台北経由のバンコクとか考えたんですよ。
で、ご指摘の通り、日数の関係でやめました。
自分の場合冬はカレンダーのマジックみたいなものがありまして、年によって取れる日数が変わるんです。
ま、遠くに行きたいということもあるでしょうが、ここのところ、日数と距離はあまり関係なくて、まずはいいルートがあるかどうかを考えます。

投稿: ヒョウちゃん | 2011年10月10日 (月) 13時18分

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