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2011年11月30日 (水)

タメルハウスでベジタリアンセット

カトマンズに到着したその夜は、ガイドブックのレストラン記事を読み比べ結局選んだのが、タメルハウスというレストラン。決め手となったのは、100以上前に建てられた建物とネワール族の伝統的料理なのであった。

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<まずはエベレスト>GR DIGITAL

場所はタメルの中心からやや北に5分ほどのところ。近くには「桃太郎」などの看板があり、日本食がおいでと誘っているものの、この日はローカルと決めたので迷わず到着しました。

店に入ってみると、中庭に面したテーブルに案内されました。照明はなくてろうそくの明かりの下というシチュエーション。こりゃ、高級ですよねえ。メニューを見て、オーダーしたのがベジタリアンセット、800ネパールルピー。どうやらコース料理になっているらしいです。ネパールでの定番となってしまった感のあるエベレストを飲みながらこれを待つ。

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<スターター>GR DIGITAL

なんだこりゃと思ったのが、炒り豆とジャガイモのフライ。

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<炒り豆>GR DIGITAL

いやもう、ただ炒っただけの豆。ワケギのような野菜も混じっていますが。おそらくは大豆の一種なんでしょう。節分の豆と同じ味がします。なんでも、ネパールで入った豆がおやつのようなものらしく、手軽なスナックとして老若男女を問わずどこでも食べられているとか。

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<ジャガイモフライ>GR DIGITAL

こちらは、何かまぶしてあるようで、ただのフライではありません。少しスパイシーで美味しかったです。

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<中庭でのダンス>GR DIGITAL

ネワール料理に取り組んでいると突如始まったのが、ローカルダンス。ガイドブックには伝統音楽のライヴがあると書かれていましたが、こういうものがあると知っていれば、一眼レフを持ってきていたのに。こういう時に、GR DIGITALではちょっと役不足ですね。デジタルズームしか使えないし。それでも、かなりかぶりつきの席だったので、助かりました。

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<モモ>GR DIGITAL

次はモモの登場。モモとはネパール版の餃子のようなもの。元々モモはチベットから伝わり、ネパールでも定着した料理のようです。チベットのモモは、我々がよく見慣れた餃子の形をしています。ネワールのモモは焼売のような形。チベットのものもネワールのものも皮が日本の餃子よりもやや厚めですね。そして、中国の餃子が蒸したものが定番であるように、こちらのモモも蒸したものです。

具は普通は水牛の肉のミンチなどでしょうが、今回ベジタリアンなので中身は野菜です。でも、美味しかった。上の画像で肉のかたまりみたいに見えるものは、トマトソース。これをつけて食べます。

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<ダル>GR DIGITAL

定番のダル。豆はなんだかよくわかりませんでしたが、トウモロコシも入っていました。見た目はぱっとしないものの、けっこう美味しい。普通はダルをご飯にかけていただくのですが、この時点ではまだご飯が登場しなかったので、単品で味わいました。単にダルではなくて豆のスープなのでしょうか。

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<メイン登場>GR DIGITAL

そして、メインディッシュの登場です。予想通りダルバートタルカリです。見た目はかなりの豪華版。それでは各パーツの解説です。

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<ダル>GR DIGITAL

この豆はけっこう固くて、やはり大豆の味がしました。豆が黒いのではなくて、ソースが黒いようです。歯ごたえもしっかりしていますが、味わいもしっかりしています。

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<マッシュルーム>GR DIGITAL

果たしてネパールでマッシュルームを作っているのかは不明ですが、タメルを訪れる外国人旅行者に合わせた味なのかもしれません。やや塩分が効いています。地元産のキノコだったらもっと美味そう。ブータンでは松茸が採れるそうで、ネパールではどうなんでしょうね。

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<パニール>GR DIGITAL

見た目は厚揚げなんですが、チーズです。意外にも上品な味。しかし考えてみれば乳製品でご飯を頂くのですから、こちらでいえばご飯の上にバターをのせて食べるようなものですか。たまにそういう好みの人もいるようですが、その気持ちがわからないでもない。

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<ホウレンソウ炒め>GR DIGITAL

我々の考えるホウレンソウだと、緑鮮やかなおひたしあたりですけど、けっこうクタクタになるまで煮込まれています。でも、味が滲みていてかなり美味いです。ダルバートではサーグと呼ばれる青菜炒めのようですね。それにしても上手に野菜のうまみを生かしています。

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<タケノコ炒め>GR DIGITAL

さすが山国だけあって、タケノコも出ます。これもよく煮込まれていて美味いです。欧米から来た旅行者はこういうものは食べないだろうなあ。日本人には嬉しい味ですね。

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<ジャガイモとカリフラワー炒め>GR DIGITAL

こちらも野菜炒め風。隠れていますがニンジンもありました。これらすべてがマサラ味というわけでもなく、野菜それぞれの特性を生かしてうまく料理されていると思いました。いやあ、今回も肉なしでしたが、これだけあればもう十分です。

ご飯はもちろんインディカ米ですが、インドほどはぼそぼそしてなくて、体調もよかったのですべて食べきることができました。また、このダルバートはかなり汁気が多いので、スプーンを使って食べました。右手だけで食べていたらもう大変なことになっていたと思います。

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<ロキシー>GR DIGITAL

注がれたばかりで泡立っていますが、もちろん発泡性のものではありません。ネパールの蒸留酒、ロキシーです。元々は雑穀から作ったどぶろく風のチャーンを蒸留したものです。13年前のポカラで飲んだことがあります。その時は大晦日だったので、オーダーしたのですが、店には置いていないようで、どこからか持ってきたのですが、すでに水で薄められていて、不味かったです。

ここのはそんな不純物はいっさいなく、かなりアルコール度数は強かったものの、美味しく頂けました。癖はちょっとあるかもしれないですが、麦焼酎に似ているかな。個人的には米と芋の焼酎、泡盛が苦手。これはサービスでちょこっと注いでもらったのですが、よかったですね。西洋料理でいうと食後酒みたいな感じですか。

このあと、ヨーグルトのデザートとコーヒーが出て、1130ネパールルピー。ネパールの物価からすればかなり高いですが、それなりの味を提供してくれる店です。ここ、お勧め。

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2011年11月27日 (日)

どん底経済のイタリアへ

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<ベッキオ橋>MZ-3/FA35

恒例、冬の旅の発表です。今度は2年ぶりのヨーロッパ、5年ぶりとなるイタリアです。今年も長めの休みが取れることから、長期の旅行を考えていたのですが、この際だからイタリアに行くことにしました。

実は3年ほど前の冬にも突如イタリアに行きたくなり、チケットを取ろうと頑張ったのですが、航空券だけで30万という状況に撤退を余儀なくされ、今回出遅れるのがいやなので、インドから帰ってしばらくしてすぐにチケットを確保しました。

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<イノシシ肉のタリアテッレ>IXY DIGITAL 500

最近はアジアばかりなのですが、イタリアには合計4回訪れています。総宿泊数はこれまで行った国の中では2番目に多いんですよ。この旅が終われば最も多い国となるはずです。

イタリアの魅力はルネッサンス期の建築や美術作品などがあると思いますが、自分にとっては食が一番でしょうね。ツアーでしたが、初めて訪れた時、昼食で同行者のツアー客が飲みきれなかったというキャラフに入った何気ないハウスワインを振る舞われ、その美味しさに目覚めたのですね。ワインは赤でしたがちょっと冷やしてあり、こういうのもありなのかと思ったものです。

その後、3週間あまりイタリアを個人で周り、リストランテのメニューもある程度解読できるようになり、楽しみはさらに増えていきました。

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<トスカーナワイン>IXY DIGITAL 500

さて、今回はトスカーナ州を中心に回るつもりです。と、いうかもう宿の予約は取っていて、すべて持参のネットブックでインターネットにつなげるところを選びました。今更隠しても仕方ないので、ローマ-シエナ-フィレンツェ-アッシジ-ローマと回ります。

持って行くカメラはもちろん、K-7とGR DIGITALなのですが、心残りがひとつあって、実はイタリアでリバーサル写真を撮っていないのですね。もしかすると、久しぶりのフィルムカメラを持って行くかもしれません。メインカメラへのレンズは3本くらいでいいでしょうね。15mm、21mm、35mmか50mmあたりかな。

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2011年11月23日 (水)

カトマンズでもWiFiホテル

カトマンズのタメルに到着し、向かったのがHolly Himalayaという名前のホテルであった。地球の歩き方でフリーWiFiがあるとのことで、まずはここだなと見当をつける。場所はタメルのメインストリートには面していなかったが、すぐにわかった。だがその間に別の宿の客引きが登場した。彼にはお引き取りを願う。

部屋は空いていた。1泊約45USドル。部屋を見せてもらい料金は前払い。クレジットカードを使用すると、旧式のカード表面をカーボン紙でなぞり取るような機械であった。だがその後架空請求などのトラブルもなく、この点は安心であった。

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<客室>GR DIGITAL

絨毯敷きの部屋。グリーンラインの駐車場がぬかるんでいて、サンダルが泥だらけである。まずはこの泥を落とす。セミダブルベッドが二つ。電話にテレビ。ポカラのラブリーマウントもホテルを名乗ってはいたが、電話がなかった。

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<浴室>GR DIGITAL

もちろんいつでも熱い湯の出る浴槽とシャワー。トイレにもペーパーが備わる。ただし館内が一部工事中でその音がここにだけ響く。

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<ウェルカムドリンク>GR DIGITAL

そのうちにノックされた。ウェルカムドリンクのチャーである。マサラ味のミルクティでそのあたりはインドのチャイと一緒。だが、ネパールのチャーは香辛料の割合が低く、インドのチャイに比べてあっさりしていると思う。

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<ミネラルウォーター>GR DIGITAL

ここがホテルなのはこのような無料のミネラルウォーターが置いてあることだろう。こういうサービスはコルカタ以来で、ヴァラナシーでは煮沸して冷やした水をポットで運ばれただけ。その他のところではまるでこの手のサービスはなかったのである。たかが、ペットボトル2本だが、その恩恵はかなり嬉しいものである。

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<旧式エアコン>GR DIGITAL

比較的新しいホテルなのに、エアコンだけは一昔前のタイプだった。だが、けっこう強力なタイプで部屋はすぐに涼しくなる。気温はさほどエアコンを必要としないのだが、ちょっと蒸してきたら、短時間入れるようにした。

そして、WiFI。快適でした。なんたって、YouTubeも見ることができて、それをブログの記事に貼ることができるくらいですから。一応、部屋を出た各階のロビーのようなところにも、パソコンが数台設置してあり、宿泊客は無料でインターネットを利用できます。ただ、日本語フォントがあるかどうかは知りませんが。

こんな宿もカトマンズでは今後増えてくると思います。

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2011年11月20日 (日)

グリーンラインでカトマンズへ

ポカラのラブリーマウントという宿に泊まったのは、前にも書いたが、カトマンズまで運行するグリーンラインというバスのオフィスと発着所があるからだった。

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<グリーンライン>K7/FA35

カトマンズまで18USドル。13年前にもこのバスを利用し、1200ネパールルピー、当時のレートで2,400円したので実質的に値下がりしたことになる。当時と違い、カトマンズとポカラを往復するツーリストバスはゴールデントラベルという新興会社も運行していて、その他旅行会社のミニバンやローカル向けツーリストバス、公共バスと選択肢はかなりある。もちろん、たった30分という航空機もある。

だが、ここまでグリーンラインにこだわったのは、ゴールデントラベルをはじめとする他のバスが公共バスパークまたは、ツーリストバスパークというポカラの中心部からしか出発しないからなのである。すなわち、ラブリーマウント+グリーンラインは苦労せずにカトマンズまで移動できるのである。

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<車内>K7/FA35

この旅で乗った最も大きなバスで、運転席と客室は見事に区切られている。インドでツアー客が乗るようなバスはこういうタイプである。そして、乗客は見事に外国人ばかり。たまに、インド人もいるが、乗務員以外にはネパール人はいない。

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<水のサービス>GR DIGITAL

発車してしばらくすると、ミネラルウォーターが配られた。何気ないサービスだが嬉しいものである。もちろん水は持っていたが、ありがたく頂いておく。ちなみにこのペットボトルホルダーは、ポカラで購入したもので、100ネパールルピー。ネット状になったものもあったが、購入したものはそうではなく、やや見劣りしたものの、冷やして結露したボトルをバッグに入れておく時などに結露した水を吸い取るために、バッグの中が濡れなくてよろしい。

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<1度目の休憩>K7/FA35

8:00の出発で、1時間あまりして最初の休憩。ここには、ゴールデントラベルをはじめとして3台のツーリストバスが集まっていた。なんということはない、街道沿いのホテルのようなところだった。

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<マンゴードリンク>GR DIGITAL

スライスというインド製マンゴージュースを買って飲んだ。50ネパールルピーで、飲食物はインドよりも高く感じる。だが、ほとんど何も添加物のないマンゴーを搾っただけのジュースはかなり美味しい。他にも製品はあるようだが、これはどれを選んでも当たりはずれがないと思う。

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<つり橋と川>K7/FA35

ポカラとカトマンズを結ぶ道は、次第に山間部に入っていく。このような川が現れ、バスはつり橋を渡る。この道はわずかに200km程度だが、直線部分が少なく8時間弱かかる。もっとも、休憩時間も含まれるわけで、グリーンラインにはトイレが付いていないので、2時間ごとくらいに定期的に止まってくれるのだ。

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<途中の食事>GR DIGITAL

グリーンラインには食事が含まれる。ちょうどポカラとカトマンズの中間あたりでリゾートホテル(Riverside Spring Resort)と契約しているらしく、そこのビュフェが食事となる。13年前もここで食事をした。ただし、その時はビュフェではなく、トーストと飲み物だけだったが。ここではダルバートではなく食べやすいものにしておいた。11:00と食事には早い時間だったが、この日の朝食はスノウリから移動した時に購入した食べかけのクッキーだけだったので、ありがたく頂く。

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<プール>K7/FA35

食事をしたあと、敷地内を歩いてみる。近くにはナラヤニ川が流れるが、雨季の今はかなりの激流で川原がなくなっていた。プールがあり、まばらな人数が泳いでいた。おそらく裕福なネパール人ではないだろうか。

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<集結したグリーンラインバス>K7/FA35

実はこの休憩は、バスの乗り換えにも利用されるのである。グリーンラインはカトマンズからポカラ行きとチトワン行きがあり、チトワンへ行く場合、ここで乗り換えるのである。カトマンズからもポカラからも、ここで休憩を取り、チトワンへ行く場合ここで乗り換える。今はシーズンではないのか、チトワン行きはワゴン車だったが、少なくともヴァラナシーのポールトラベルのミニバンよりは乗り心地がいいだろう。

このあとバスは13:00頃にトイレ休憩を取る。あとはノンストップでカトマンズを目指すのだが、カトマンズ直前の峠道で渋滞にはまる。かなり標高が高く、天気が悪く視界もよくない。峠を抜けるとカトマンズであった。

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<カトマンズ到着>K7/FA35

15:45カトマンズ到着。タメル地区に接近したグリーンラインの駐車場に到着。やはり他のツーリストバスはこんな便利な場所には到着しない。荷物を受け取り、その足でホテルへ。5分後には部屋を確保していた。

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2011年11月15日 (火)

チベッタン・ノンベジ・ダルバート

ポカラの初日は到着祝いで日本食を食べたので、2日目はローカルなものにしたいなと思っていた。しかし、宿を出ようとした時に雨が降ってきたので、近くで済ますこととなる。

傘を取り出して歩くが、宿から5分ほどのところにラサ・レストランがあった。要するにチベット料理の店である。ここは、13年前に来た時にもあり、何回か通った。ひとりではなく二人以上いれば、チベットの鍋料理、ギャコック(要予約)が食べられるのだが。ここは、今より遙かに簡略的な内容の当時の「地球の歩き方」にも紹介されていた。もちろん今でも。だが、雨でもあり、この時期でもあり、客は少なかった。

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<エベレスト・ビール>GR DIGITAL

ネパールはヒンドゥ教徒もいるところではあるが、インドより遙かに酒に寛容である。旅行者が訪れるような店にはたいていビールをおいてある。しかも、インドのようにキングフィッシャー一本槍ということもなく、いくつかのブランドがある。その中から、エベレストを選んだ。

13年前に来た時にはサンミゲルとかビアシンがよく入ってきていて、これを飲んだ記憶がない。飲んでみるとスーパードライやツボルグのストロングほど炭酸がきつくなく、いかにも麦とホップで作ったというやつだ。また、東南アジアによくあるライト系のものではなく、ずっしりとした自分好みの味であった。

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<メイン>GR DIGITAL

さて、メインに頼んだのは、ダルバート。いわば、インドのターリーに当たるもの。ダルというのが、豆のスープでバートがご飯。いわばネパールの国民食なのである。最近では、ダルバート・タルカリというように紹介されていることもあるが、タルカリとはおかずのこと。まあ、タルカリは省略されていてもおかずは絶対についてきます。

で、ダルバートなのであるが、これはチベット風のやつである。そして、肉付きを選んだ。

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<ダル>GR DIGITAL

豆のスープ。インドではダールですが、やはり地域や家庭によって使う豆が異なるのではないかと推測する。スープではあるが、ダルバートの場合これをご飯にぶっかけてしまう。そして、各種おかずとダルをぶっかけたご飯とを混ぜ合わせて食べるのである。味の方は、んー豆のスープですねえというしかないか。一応スープではあるが、熱々ではありません。

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<タルカリ>GR DIGITAL

ジャガイモ、タマネギ、ブロッコリーの茎部分などなど。インド料理ではないので、野菜はミックスされています。ややあっさりとした感じですが、マサラ風の調味料で下味を付けている感じ。

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<肉料理>GR DIGITAL

ネパールで肉というと、こちらはインドにならう感じで、牛はまずない。たいていは鶏かヤギか羊。牛肉はないものの、なぜか水牛はよく出ます。チベット料理ならばこれにヤクが加わりますが、このあたりではヤクは飼育していないと思われます。

この肉は鶏。こちらは煮込んだ肉を取り出してから、マサラで下味をつけたもののようです。比較的あっさりとしているんじゃないでしょうか。野菜も混じっているようですね。

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<生野菜>GR DIGITAL

ネパールのダルバートだとここに漬けものにあたるアチャールが付きますが、キュウリとタマネギの生でした。この脇には、豆のチップスが付きます。

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<ヨーグルト>GR DIGITAL

インドだったら、これもご飯に掛けて食べることになりますが、果たしてネパールでは…よくわかりません。わたしゃデザート的に頂きました。

なんかずいぶんあっさりしていると思われるでしょうが、最後に登場するのがこちら。

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<謎のペースト>GR DIGITAL

ネパール人の食べるダルバートならば、高度に生成したバターから取れる、ギーという油が欠かせませんが、それはなくて、唐辛子(だと思う)ペーストが付いていました。これを少々おかずに掛けて食べると、味が引き締まってよかったです。

と、こんな具合ですが、記事を起こすのにかなり苦労しました。なんと、メモには「ノンベジ」としか書いてなくて、ある程度満足したことは覚えているのですが、ひとつひとつを思い出すのにかなり時間がかかってしまいました。

朝のバター茶のように強烈なものならば、メモも必要ありませんが、まったく困ったものです。さて、チベットのダルバートを食べたので、今度はネパール(ネワール族)のダルバートと行きましょうか。ちなみに、ダルバート、320ネパールルピー、ビール、240ネパールルピーですが、10%の飲食税が付いて616ネパールルピーでした。ですが、細かい釣りをもらえず、620ネパールルピー払ったことになります。日本円の感覚からすると安いものですが、インドから比べるとツーリスティックな分、高い感じもします。でも、気軽に入れる店が多くてその点は安心です。

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2011年11月12日 (土)

チベットおばさんと物々交換

ポカラのあちこちには、チベットキャンプからやってきたおばさんたちがいる。この時代にあって、チベットの民族衣装を着用していて、すぐにわかる。13年前には、ポカラのあちこちにいたものだが、今では数少なくなってきているように感じた。

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<道ばたの行商>K7/DA21

こんな感じで行商している場合もあるが、だいたいはバッグやビニール袋に入れた売り物を持って、たたずんでいることが多い。以前は集団で賑やかにやっていたのだが、今では数名でやっているようだ。

ちなみに、この写真を撮ったら怒られました。

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<フェワ湖>K7/FA35

フェワ湖の市内バス終着所にチベットおばさんが二人いた。一度声を掛けられ、断ってから湖の方に写真を撮りにいったのだが、思い直し、再びおばさんのところへ。

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<チベットおばさん>K7/FA35

「このスカーフと物々交換しませんか?」と切り出したのは、自分の方からである。このおばさんたちは単にものを売るだけではなく、物と物を交換するのである。以前の旅で同行した友人は、街角で配られるようなティッシュペーパーをいくつも用意して、アンモナイトの化石などを手に入れていた。

まあ、物々交換とはいえ、交換したい物プラス現金という形で、そこは商人であるチベットおばさんたちの有利な条件となるのだが、例えティッシュであったとしても、貴重な生活必需品であり、また援助物資ともなる。

持ち出したスカーフは、ヴァラナシーで雨宿りした時に立ち寄ったシルク販売所のもの。500ルピーで手に入れたものだが、最上級の品ではないことと、ムケの話を聞いて純シルクではないと見当をつけ、それではここで別のものに換えようと思い立ったのである。

こちらの希望は、チベットらしい飾りの付いたキーホルダーである。ちょっと良さそうなものはなかなか強気の商売に出られてしまうが、ほぼ満足できるような形のものが、スカーフと100ネパールルピーで交換できた。めでたしめでたし。

ちなみに、このおばさんたち、13年前は日本語がかなりできる人もいたが、このおばさんはできなかった。「物々交換」とはいうものの、彼女たちの日本語で聞くと「ブチュブチュコカン」と聞こえてしまう。この描写は、堀田あきおの「ネパールまで行ってきた」というマンガにもあります。ちょうど交換したスカーフを巻いてもらいポートレートを撮る。味のある表情である。

ところで、なんでスカーフをこの時持っていたかというと、元々は土産用に購入したのだが、涼しいポカラではあるが、日焼けしないように首に巻いていたのである。ムケの話を聞いてからは、土産にするのは撤回、何とかしようと思っていたのだ。

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2011年11月 8日 (火)

看板に見るレイクサイド

素っ気なくいってしまえば、タイトルの通りです。ポカラは、フェワ湖(1998年の時点ではガイドブックの表記はペワ湖でした)という人造湖があり、ダムの近くと湖畔の近くに旅行者の滞在するエリアが分かれています。ダムサイドとレイクサイド。前回も今回もレイクサイドに泊まったのですが、前回は初めてだったこともあり、レンタサイクルなどを借りて両方訪れたのみならず、旧市街や郊外にも足を伸ばしたものですが、今回はたったの2泊ということもあり、レイクサイド内を散歩したのみでした。

その当時から、世界各国の旅行者が訪れるようなところでしたが、宿での共通語は英語か日本語で、レストランなども一般的な西洋料理店かインド、ネパール、チベット料理店とそれらの店でわずかに出している日本料理もどきくらいでした。

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<トレッキングの店>K7/DA21

それでも、こんなタイプの店はかなりたくさんあり、今でも英語が主流です。ポカラはアンナプルナ内院まで行けるトレッキングまたは登山基地なので、登山用品を売る店はかなりあります。

日本語も通じるというのは、ポカラで宿やレストランなどを経営している人の何割かは日本で働いたことがあるからで、そんな宿に泊まるとかなり便利ですね。前回泊まったところも日本語ぺらぺらのマネージャーがいて、いろいろと世話を焼いてもらえたのですが、13年経ってみるとそれほど日本語は聞こえてきませんでした。

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<コリアンレストラン>K7/DA21

以前はかなり日本人旅行者もいたのですが、日本人の渡航者が減るとともに、その他の国から来た旅行者が増えてきたようです。また、それとともに以前にはなかった本格的な中華料理店、韓国料理店もできています。ちょうどこの時期は中国人の団体がよく来ていたみたいで、驚くほど中国語を聞かされたものです。

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<70年代を引きずるネーミング>K7/DA21

この看板はよくいえばオープンテラスの、悪くいえばすべて吹きさらしのカフェでした。庭にテーブルと椅子を出してレストランやカフェにするところはまだけっこうあります。この写真以外にも、ちょっとサイケデリックな絵を使ったところもあったりしました。

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<日本語看板>K7/DA21

日本語ができても、漢字かな交じり文を書けないのがほとんどで、おそらく旅行者に手伝ってもらい書いた看板。一昔前は一生懸命頑張って、見よう見まねで模倣した文字を看板に使った労作もかなり見ることができたのですが、どうやら淘汰されたようです。

そういう労作では日本語をきちんと学習していないために、「マツサーヅ」とかの作品もできてしまったものですが。

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<もろパクリ>K7/DA21

いったいどの外国人を対象にしたのかよくわからないレストラン。もしかして、セブンイレブンが日本の資本になる前から存在していたような気もする。ヴァラナシーからスノウリまで一緒だった日本人の大学生が「ポカラにはセブンイレブンがあるんですよね」といっていたのは、このことだったのか。

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<よく見る看板>K7/DA21

そして、忘れてはならないのが、インターネットカフェと洗濯屋。13年前にも、あるにはあっただろうけど、その時の日本でも常時接続ではなくて、モデムで電話回線を通し電話料金を気にしながらだったので、入ろうともしなかった。

あれから13年経って、すでにポカラではWiFiを導入する宿とレストランがかなりあり、これも消えゆく運命でしょうか。ここでは国際電話やスカルプもできそうですが、今やケータイやスマートフォンの登場により、需要はなくなりそうです。

ランドリーは生き残りそう。かくいう自分も、インドで汚してきたカーゴパンツなどを洗ってもらいました。この時期のポカラはからっと晴れないので、とても便利です。出した翌日の夕方にはできあがっています。目方で値段が決まり、1kgで150ネパールルピー。

ええ、今回の記事、やや散漫になってしまいました。何しろ、散歩しかしていないもので悪しからずです。次回はもうちょっとまともなものを書きますね。

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2011年11月 5日 (土)

チベット式朝食

泊まった宿には朝食は付いていない。従って外に食べに行くことになるのだが、店は朝からやっていてこれまた選び放題。とはいえ、トーストとか、コンチネンタルとかパンケーキとかでは変化に乏しく、さてどうするかと思いながら、ポカラの中心に向かって歩いていたわけです。そこで見つけたのが、チベタン・ブレックファストの店。Potala Tibetan Restaurant。

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<チベット朝定食>GR DIGITAL

チベットパンに卵と飲み物が付いて、95ネパールルピー。客には英語で対応するが、店の奥ではチベット語で会話されるのが聞こえる。

卵は好みで調理法を選べ、飲み物も数種類から選べる。ということで、スクランブルエッグとバター茶にしました。

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<チベットパン>GR DIGITAL

チベットに行った時にこんなパンはなかったとは思うのだが、あのときは宿でいっさいの食事をしていたから見かけなかったのだろう。チベットは大麦の粉を炒ったツァンパが主食だが、こんなパンも作るのだろうか。

けっこうふっくらして美味いです。とはいえ、大量にあって、なおかつバターやジャムが付いていないので、食べづらさはあるかも。あるいはパンの表面の照りは、ヤクバターを使っているのかもしれないけど。

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<バター茶>GR DIGITAL

チベットは高所過ぎてお茶が生産されないが、持ち込まれた茶葉を遊牧の時に携行が楽なように固め(団茶というそうです)、これを削ってお茶を入れると同時にヤクバターと岩塩を加え、ドンモという専用の撹拌器具を使って、お茶とバターをなじませます。

さて、バター茶の味は…。いやー、ごめんなさい。半分も飲めませんでした。なんか口の中が油っぽくなってしまって、これは普段のお茶の感覚で飲んではいけないのではないかと思ってしまいました。

素直に普通のお茶かコーヒーにでもしとけばよかったです。このあと、口直しにカフェに寄りコーヒーを飲みました。

ところで、ポカラにはチベット人の難民キャンプがあり、チベットから逃れてきた人たちとその子供たちが暮らしています。そのためかどうか、チベット人はかなりいますねえ。

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2011年11月 3日 (木)

ポカラでの小さな幸せ

ポカラに到着し、タクシーで駆けつけたのがLovely Mountという宿であった。特に前評判をきいたわけではないが、カトマンズまで運行するバス会社のGreen Lineのオフィス兼発着所がすぐ近くにあることから、選んだのである。

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<203号室>GR DIGITAL

思えば、13年前の1998年末、カトマンズからグリーンラインでこのあたりに到着し、客引きのいうままに泊まったのが、この隣にあるHotel Greenなのであった。その時の印象はもう薄れてしまったが、部屋の造りなど似ていないこともない。その頃から利便性第一で選んでいたようでもある。

どう見てもぱっとしない宿ではあるが、マネージャーのサミル氏がなかなかにフレンドリーで親切である。この部屋は10USドルだが、もうちょっといい部屋もあるはず。Hotel Greenの時は、その半分の500円くらいの部屋(当時のレート、250ネパールルピー相当)に最初泊まり、最後の1泊のみ最上階のバスタブ付きの部屋、10USドルに泊まった。物価の上昇もあるものの、円高でもあるので、さほど変わらないような感じもする。

ベッドサイドのランプが切れていても、トイレにペーパーがなくても、きちんとお湯は出るし、WiFiも備わっているのだ。800円くらいの部屋でも十分満足であった。ところで、ここに到着し、顔を洗うとタオルが黒ずんだ。すさまじいスノウリやバスの窓を開けていたところから、汚れが付着したらしい。いやあ、鏡はよく見るものです。まあ、スノウリでは鏡らしいものはなかったけど。

この宿はすべての部屋にサミル氏が考案した盗難防止装置が付いている。といっても、ただのかんぬきなのだが、これがドアを内側からふさぐようにしてついている。

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<盗難防止装置>GR DIGITAL

まあこんな具合。ドアは内側に開く。ドアを閉じ、ロックした後、このかんぬきを掛ける。近年ポカラでは、宿にも強盗が出るようになったとかで、これで何となく安心といった気持ちにはなるか。

やや古めの宿ではあるが、ここはお勧めである。冬に来れば、部屋からマチャプチャレも見えるはず。さらに屋上に出ればばっちりである。

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<アサヒスーパードライ>GR DIGITAL

その夜、早速ひとりでの到着祝い。ここはやはり日本食でしょう。またかよという声も聞こえそうですが。ともかく、宿の近くにある、「たべものや」というわかりやすいネーミングのところに行く。ビールは唯一おいてある日本のビール、スーパードライを。個人的にはあまり好きなブランドではないが、やはり日本の味に飢えている。

ここではガラス製できなく陶器のグラスである。しかし、この旅に出てスノウリ以来2回目のアルコールであるためか、スーパードライであっても、アルコール感を強く感じてしまった。

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<豆のチップス>GR DIGITAL

料理が用意できるまではこれで我慢。サービスの豆のチップスである。これはインドにもある。

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<豆腐サラダ>GR DIGITAL

絶対的野菜不足を補うためと豆腐を食べたいのでこれを頼む。ドレッシングがほどよい感じで、豆腐も自分好みで硬め。外国で豆腐を食べると、日本のように大量生産ではないためか、しっかり手作りしてあり、レシピにも忠実で大豆をたくさん使って、ソーダではなくにがりを使用したものが多いと思う。

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<カツ丼>GR DIGITAL

メインはこれ。みそ汁、漬けもの付きのカツ丼。カツ丼はバンコクでもチェンマイでも食べたなあ。ポカラのカツ丼は豚肉にやや癖があるようで、ちょっと固かった。そば処なので、素直にそばにすればよかったかもという味。でも、腹が減っていたので、そばではやや物足りない。

外国での日本食ですが、みそ汁はまあ合格のところが多いですね。ただ、問題は漬けものです。おそらくほとんどのところではぬか床を持っていないため、酢漬け野菜なんですね。そこまでは期待していないけど、どうせだったら、キュウリのキューちゃんくらいでいいんですよね。

さて、ポカラでは他にも日本食を気軽に味わえます。レイクサイドでも何軒かあるし、日本人が多いというダムサイドにはパックパッカーが直接レシピを伝えたという、老舗のアニール・モモがあります。

その他、確認できたところではイタリアン、中華、ドイツ、韓国などの料理が楽しめます。カトマンズも同様ですが、まあなんでもありですな。もちろん、インド、ネパール、チベットの料理もあるので、その日の気分で選び放題。しかも、この時期は旅行者も少ないので、待たされるということがない。まあ、旅行者の増える冬でもそんなに状況は変わらないと思うけど。13年前から比べると店も宿も増え供給過剰気味だから、旅行者は大切にされると思いますよ。

ところで、カツ丼などの値段ですが、1155ネパールルピーと、宿の代金を上回ってしまいました。まあ、ビール2本飲んだからねえ。

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