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2012年3月 9日 (金)

ファストフードはこれで決まり

イタリアの緯度は北緯37度から46度あたり。ヨーロッパでは比較的南に位置するものの、冬の日照時間はやはり短いです。そんな時期に観光すると、昼食時間も惜しいために、ついお手軽に済ませてしまいます。

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<イタリア風ドーナツ>GR DIGITAL

ルッカで食べたドーナツ風のもの。値段、1.5ユーロ。中に餡が入っているわけでもなく、揚げた生地に砂糖がまぶしてあるだけ。とはいえ、クルマを改造した屋台で売っていたこれは、揚げたてで結構美味かった。

かなり大きかったので、満腹にはなりましたが、毎日これじゃあちょっと寂しいです。

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<ドネルケバブ>GR DIGITAL

ピストイアに行ったときの帰り、電車の待ち時間がちょっとあり、駅前をぶらついていると、「ドネル」の文字が目に入り、思わず注文していたドネルケバブ。値段はちょっと高くて、3.5ユーロ。

その後、アレッツォ、フィレンツェでも食べました。やはり単品で3.5ユーロ。本場トルコの値段の3~4倍するんじゃないでしょうか。それでもまあ、大混雑の割にはまったく日本と味の変わらないマクドナルドのバーガーなどよりも経済的で美味しいです。

本当はトルコのエキメッキというずんぐりした形のパンでこれを作ると最高に美味いのですが。エキメッキはフランスのバゲットにも匹敵するもちもち感のあるパンなのです。それでも、ハラル処理された羊肉は美味いですから、イタリアのショボイパンでも、かなりの美味さとなります。満腹感もいうまでもないです。

これ、トルコ以外でも、マルセイユなんかで食べてますし、もちろん、イスラム圏のモロッコやチュニジアなんかでも頂きました。沢木耕太郎もマルセイユで食べたと深夜特急にはあるので、そのころからトルコ人やアラブ人がヨーロッパに出稼ぎに来ていたと考えてよいでしょう。それにしても、なぜ日本では渋谷くらいにしかないのだろうか。

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<切り売りピザ>GR DIGITAL

Spizzicoというファストフード系のピザの店がイタリアにはあって、ひとり分1/4カットの大きさで各種ピザを味わうことができます。これはマルゲリータで飲み物と合わせて5.9ユーロ。ちょっと高めですが、美味いです。

作り置きをレンジで温め直すだけですが、製法と材料だけは本格的なので、結構いけます。

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<バールのフォカッチャ>GR DIGITAL

こちらは、フィレンツェ到着後に食べたフォカッチャ。フォカッチャとはピザのような生地に具をのせたものですが、リグーリア州のあるジェノヴァあたりが本場。とはいえ、フィレンツェのバールではこれをピザと称していましたが。

これまた、レンジで温めなおしたものですけど、スピッツィコには負けてるかな。これ自体は2.5ユーロでしたが、飲み物が高い。それでも結構立ち食いの人はいます。

ま、こんな感じで、いろいろ試してきましたが、コストパフォーマンス的にも味的にも、満腹感でも、ドネルケバブの圧勝だと思います。

いちお、お店では「ドネルケバブ」「パニーノ」といわないと、通じないかも。ドネルの店はドネルケバブだけでなくていろいろやっているし、ドネルケバブだけでも数パターンの料理をやっているからですね。

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コメント

 ドイツでもUKでもドネル・ゲバブ屋はどこにでもありますね。ドイツのゲバブは野菜がたくさん入っておいしいのですが、UKのはどうも野菜が少なくておいしくない割には値段が高いのがネックです。

 モロッコや中東からの移民やその子孫がこの手のお店が始まりなのでしょう。欧州全域にあるのかもしれませんね。

投稿: おりんぴあ | 2012年3月 9日 (金) 00時59分

soccerおりんぴあさん、こんにちは。
イタリアという国はイギリス、フランス、ドイツほどは移民が多くないのですが、しばらくぷりに来てみると結構いました。
とりわけ、ドネルケバブの店は以前はなかったように思います。
古い話になりますが、ドイツはオスマン・トルコと第一次世界大戦前後から関係が深かったので、トルコ人がドイツに渡りやすかったようで、ドイツではトルコ人コミュニティができるとともにドネルケバブも広がっていったようです。辺見庸の「もの食う人々」にもあります。
フランスは植民地の関係でモロッコ人やチュニジア人、アルジェリア人の移民が多いために、ドネルケバブのようでも実はシュワルマだったりします。くるんでいるパンが薄くて柔らかいやつですね。
イギリスのドネルはやはりトルコ系ですかねえ。シリアやヨルダン、もしかするとイランという感じもしますけど。

ま、味はほぼ同じですから、どうでもいいですけど。
ちなみに、イタリアのはトルコ語表記もあったので、トルコ人がやっているんんだと思います。

投稿: ヒョウちゃん | 2012年3月 9日 (金) 23時01分

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