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2012年7月29日 (日)

コーヒーとジャコウネコ

ジョグジャカルタの安宿が集まった地区、プラウィロタマンにシベット・コーヒーという店がある。言うなればカフェのひとつなのだが、そのコーヒーの値段は結構高い。

プランバナン遺跡を訪ねた日、ここで夕食を取ってみた。もちろん食事もできるのである。食事の方は当たり障りのないごく普通のものだったが、食後にもちろんコーヒーを頼んでみた。

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<エスプレッソ>GR DIGITAL

言うなればごく普通のエスプレッソなのだが、これはイタリアで出しても文句のでない味だったといっておこう。

インドネシアはコーヒーの生産地なのだが、町の食堂で出されるものは、東南アジアでお馴染みの練乳&砂糖入りの激甘なのである。そもそも、呼び名が「コビ」という可愛らしいものなのだ。

また、宿では日本のファミレス並みの味気ないものが出る。

ちょっとアジアのコーヒーについて調べることがあって、そこにはコピ・ルアクというものがあった。それは、ジャコウネコがコーヒーの実を餌として食べたもので、果肉はジャコウネコの栄養となるが、未消化の種の部分は糞の中に残る。これを、綺麗に洗浄し、乾燥の後、焙煎したもので、独特の風味がつき、世界でもっとも高額なコーヒーということである。

そのジャコウネコ、英語ではCivetというのだ。いやー、そのとき知っていればここでコーヒー買って帰ったのになあ。もっとも、ここの店がジャコウネコから取れたコーヒーを使っているかどうかはわからないけど。でも美味かったことは事実。

4月から、転勤になりまして、勤務先は家からバス1本でいけるところです。それはいいのですが、通勤経路にまともな店がない。旅行代理店ももちろんない。わたしゃ、コーヒーが好きですが、エスプレッソマシーンは持っていないものの、コーヒーだけはエスプレッソ用を使っています。ところが、近所のスーパーではこれを売っていなくて、駅まででないと手に入りません。

まあ、そこまで足を伸ばせばいいのですが、ちょっとめんどくさいです。誰かお土産に美味いコーヒー(もちろんドリップ用)いただけないですかねえ。ベトナムコーヒーでもOKです。ま、次回の旅行ではラオス南部に足を伸ばすので、ここでコーヒーを手に入れようかと画策中ですが。trintrinさん、イタリア行ったら、お願いね。

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2012年7月25日 (水)

カウントダウン

♪もういくつ寝ると~ まだもうちょっと先ですが、出発間際です。いよいよカウントダウン。

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<ドリアン>K7/DA21

と、いってもですねえ、ほとんど実感ないんですよ。まあ、これはいつものことで、前日にぱぱっと、荷物を作って、翌朝成田に向かい、へろへろになってチェックインを済まし、登場してようやく一息つくといったところでしょうか。

現地について、宿にチェックインしようやく旅が始まったという感じですか。この時点ではまだ、カメラも旅モードにはなっていなくて、これも2~3日かかりますね。

んでこんな感じでのんびり構えていたら、いつも使っているメインのパソコンか不機嫌になってしまいました。文字入力をするとキーボードと何かが関連してしまうようで、別のウィンドウが立ち上がり、入力中の文章を変換できなくなり、そのウィンドウを消しながら入力を続けるという感じで、これが今週あたりからかなり頻繁になってきているのですね。

結局メインのパソコンはデルのサポートを頼りつつ、結局入院ということになりました。今は、旅に持参するネットブックで作業しているという次第。それにしても、デルはすごい。電話でサポートを受けると、あちらでこちらのパソコンを遠隔操作できるのですね。ネット上では非常に困るということはありませんが、早く戻ってこないかなあ。あ、出すのは明日ですけど。

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<バーミー>GR DIGITAL

空港を一歩出るとですね、たとえエアコンが効いていても、パクチーの香りが漂ってくるような気がします。まあ、これは香港にもいえることなんですが、タイに行くとこれを強く感じます。考えてみれば、昨年インドの帰りに立ち寄って以来。

まだ時間があるので、あと数件記事は書くつもりです。

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2012年7月21日 (土)

インドネシアのままごと屋台

インドネシアは東南アジアの中でも優等生なのではないだろうか。もちろん最優等生はタイとマレーシアで、インドネシアは中の上くらいの位置づけだろうか。

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<ジャカルタの路地裏>K7/Sigma20

そんなインドネシアだが、驚くほど屋台の店が多い。ただ、通りすがりの旅行者としては、言葉もできず、立ち寄りを避けているのが現状である。

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<謎の食べ物>K7/Sigma20

中にはこんなよくわからない食べ物もあるくらいだから、興味はあっても、なかなか手が出ないという状況なのである。

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<屋台のナシチャンプル>GR DIGITAL

バリ島は屋台はぐっと少なくなる。文化圏の違いなのだろうか。ではと、隣のロンボク島に行ったら店自体が少なくなってしまった。バリからは、プラマ社のバスとフェリーでロンボクに向かい、到着したらすっかり陽が暮れていた。

到着したのは、島の北部にあるスンギギというところで、リゾート地ではあるらしいが、もうすっかり闇に包まれていた。その日はプラマの職員に紹介してもらった、安宿に泊まり、宿の前のインドネシア風中華レストランで食事をしたが、翌朝まったく食事を取れそうなところが開いてなくて、屋台で食事をした。それが上の画像である。

まあ、人間困ったら、何とかなるという例か。ここでは食べ物は、作り置きのナシチャンプルしかなく、あとは、袋入りのコーヒーや飲み物を売っている程度。昼には姿を見かけなくなってしまったので、朝だけの営業だろう。スンギギには2泊したので、翌日も通うしかなかった。

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2012年7月19日 (木)

ラマダンが始まった…らしい

ミネラルウォーターの話題もネタ切れで、今日は雑文です。

タイトルの通り、13日からラマダンに入ったらしいです。新聞を読んでいて、エジプト出身の序二段力士「大砂嵐」が日中の断食にもめげず健闘しているというものがありました。

2009年にチュニジアを選んだとき、旅の後半がラマダンだったのですが、うまいことフランスに脱出してその難は逃れました。翌年は、インドネシアで、今度は旅の中程からラマダンに入ったものの、インドネシア人もかなり日中食事をしていたので、あまり関係なかったです。

ご存じの通り、ムスリムの国ではヒジュラ暦というものを使っていて、ラマダンはだんだんとずれていきます。あと数年もすれば、夏のラマダンではなくなりますが、今年くらいまでは夏にもろかぶりです。コーランによれば、旅行をしている者は日中の断食をしなくてよいそうで、しかも、ノンムスリムですから、関係ないわけなのですが、ハードなイスラム教国ではレストランも開いていないし、外国人だからといって特別な目では見てくれないため、どうしても辛いんですよね。

んで、夏にかぶらない、来年くらいから、中東を旅しようと考えていたのですが、ジャスミン革命が起こり、シリアがあんなことになってしまい、あの地域はちょっと遠のいたかなと。

カイロから、シナイ半島に抜け、船でヨルダンに。ヨルダンから陸路でシリアに抜け、レバノンにも立ち寄って、最終的にはイスタンブールまで行くというプランでしたが。

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<ご存じあの人の肖像、ヴァラナシーにて>K7/DA21

モロッコやトルコはなんてことなさそうなんですけどね。もちろんインドネシアやマレーシアも。ただ、西アジアのイスラム教国はビザが必要だったり、政治的な条件がちょっとハードル高いです。

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2012年7月16日 (月)

ポルトガルの優しい水

世界のミネラルウォーターVol.6

ポルトガルに最後に行ったのは、2007年のことだからもう5年も前になる。

実は、初めて訪れたヨーロッパの国がポルトガルだった。ま、正確に言うとパリに前泊したので、2番目の国なのだが、パリでは夕食のためにちょっと外出したくらいだけなので、旅をした実感のある国としては、ポルトガルが初めてなのである。

もっとも、それはツアーだったので、その後個人旅行をするようになって初めて訪れたヨーロッパがやはりポルトガルだった。街の景観はやはり歴史に囲まれていて圧倒されるが、他のヨーロッパのようにツンツンしたところがない。

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<イワシの塩焼き>GR DIGITAL

ポルトガルというと、庶民的な魚イワシを食べることで知られている。しかも、外に持ち出して、網焼きをするのである。これがレストランのメインディッシュとして、堂々と書かれている。これに合うのが、地元の赤ワインなのだ。決して白ではない。ここまで来ると、白いメシと大根おろしと醤油が欲しくなってくるが、パンとともに食べ、ワインを飲むと、これもまたありかと思ってしまう。

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<LUSO>IXY DIGITAL 500

ま、そんなポルトガルの夕食なのだが、ワインとともに、注文した方がいいのが、ミネラルウォーター。その中でも、ルゾが一番である。ポルトガルを代表する水なのだ。ヨーロッパのミネラルウォーターは硬水が多いが、このルゾは日本の水にも近い軟水で、取っつきやすい味だと思う。

ポルトガルはちょっと不思議な国で、闘牛場もあって闘牛もやっているのだが、その場で牛を殺さない。闘牛士に当たる役割は、数名の男性で牛と向き合い、角を捕まえて、数名がかりで牛を押さえてしまうそうだ。もっとも、闘牛の本場スペインでもここ数年は、動物愛護の精神から衰退しているらしいが。

また、ポルトガルには緑のワインの意味である、「ヴィーニョ・ヴェルデ」というものがある。これは発泡性のワインで、白ばかりでなくなんと赤もある。

壇一雄が居住し、回り道までして沢木耕太郎が立ち寄った国。今や、ユーロのお荷物的立場なのだが、国内に原子力発電所がひとつもないというのが素晴らしい。こんな国であるから、ポルトガルの食べ物も、もちろんルゾも安全。

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<オビドス>MZ-3/RVP F

原産国:ポルトガル
生産会社:不明
飲んだ場所:ポルト、リスボンなど

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2012年7月10日 (火)

アラブの水

世界のミネラルウォーターVol.5

だんだんと暑くなってきましたね。このブログにもよくコメントをいただける方の中には早くも、海外脱出している人もいらっしゃいます。ようし、あとわずかですが、気力で乗り切ろう。ちなみに手配の方は、少しだけ宿の予約をしました。

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<Sidi Ali>GR DIGITAL

本日のお水はモロッコの誇るシディ・アリであります。…というか、モロッコではミネラルウォーターというと、ほとんどがこれ。キオスクによってはこれしか置いていないこともあります。よく探せば、シディ・ハラゼムというブランドもありますが、これはフェズ近くにある泉らしい。

では、Sidiという言葉が「わき水」とか「泉」とか「鉱泉」という意味かと思い、Google翻訳の逆引きをやってみましたが、どうも違うみたいです。結局のところ、不明なのですが、モロッコのミネラルウォーター市場でほぼ独占状態にある、シディ・アリはミネラルウォーターと同義語のようなものですね。

モロッコはアラビア語のモロッコ方言が話し言葉ですが、フランスの旧植民地でもあったため、フランス語がよく通じます。つまりは、ほとんど英語が通じないところで、ミネラルウォーターが欲しい場合、シディ・アリとつぶやけばわかってもらえる勢いですね。

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<フェズの迷路にて>MZ-3/E100VS

ところで、シディ・アリの画像ですが、その横に写っているのはやはりミネラルウォーターの小瓶で、こちらはスペインあたりで購入。シディ・アリのデカボトルから小分けして、町歩きの時に携帯していました。

ともかく、夏のモロッコはとても暑く、宿にもエアコンなんてものはほとんどないも同然なので、やたらと水分摂取します。こんな2000ml入りのボトルでも、一晩で空になるばかりか、さらに冷たいものが欲しくなるほどです。とある宿では、ペットボトルの空容器がいくつも転がるような状況でしたね。

原産国:モロッコ
生産会社:不明
飲んだ場所:モロッコ全土

いちお、シディ・ハラゼムは日本人の苦手な硬水らしく、シディ・アリの方が身体に優しいらしいです。また、探すとボトルがややピンクがかったローズ・ウォーターのミネラルウォーターもあります。でもやっぱりシディ・アリですね。それも冷たいやつ。

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2012年7月 7日 (土)

ペリエ・シトロン

世界のミネラルウォーターVol.4

フランスを代表するミネラルウォーターといえば、エビアン、クールマイヨールなどいろいろあるが、今回はペリエの話。

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<ペリエ・シトロン>GR DIGITAL

ペリエというのは、発泡性のミネラルウォーターである。つまり炭酸を含んでいる。アジアのミネラルウォーターには炭酸を含むものはあまりないが、ヨーロッパではこちらがかなり好まれるようで、かなり種類も多い。

普通、炭酸を含むミネラルウォーターは緑色か青いボトルの色をしていて、炭酸を含まないナチュラルなものとは一目で区別できるようになっている。そして、同じ銘柄でも炭酸を含むものとナチュラルなものもあるので、この色分けは重要である。

ペリエは、ナポレオンが「奇跡の泉」と絶賛した南フランスで発見されたもので、炭酸オンリーのミネラルウォーターである。

ところで、ストラスブールのブラッセリーでペリエ・シトロンなるものに出会った。ペリエがレモン味の水を出したのかと思って頼むと、グラスにレモンの輪切り(ただし厚め)が入って、それにペリエを注ぐだけのシロモノだった。

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<ステーキ・フリット>IXY DIGITAL 500

ストラスブールというところは、アルザス・ロレーヌ地方、つまりは「最後の授業」にも出てきたドイツ領でもあったところで、キャベツの酢漬けでもある、ザワー・クラウトなども名物だ。だが、それはあまりにも美味しくなかった。

フランス料理の定番というと豪華で手の込んだものが思い浮かぶが、実はステーキに山盛りの芋フライ、ステーキ・フリットというものをフランス人はよく食べているようである。

この時の旅では前半チュニジアにいたこともあり、あまりアルコール類の摂取はしなかったため、フランスにいてもそのノリで乗り切ってしまった。なので、ペリエ・シトロンということになったのだが、やはりワインを飲めばよかったかなあなんて思ってしまう。

原産国:フランス
生産会社:ネスレ
飲んだ場所:ストラスブール

でも、食前酒の代わりにペリエを飲むという習慣もあるとか。

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2012年7月 2日 (月)

薬局で購入?

世界のミネラルウォーターVol.3

ローテーションの谷間だなんだと、言い続けてきましたが、早くも三連発。今や、先発にリリーフにと大車輪の活躍。まあ、ネタが他にないんだから、しょうがないですよね。まあ、もう少しすれば、姿を見せなくなると思いますのでしばらくの我慢。

あのミネラルウォーターに出会ったのは、今から8年くらい前のカンボジアのシェムリアップでのこと。アジアのホテルの例に漏れず、部屋に2本置いてあったのですね。でも、我々の認識するミネラルウォーターのものとは違う形状でした。

でも、それにはかなり見覚えがあって、その昔、初めてソフトコンタクトレンズを使用したときには市販の保存液なんてものはなくて、専用の顆粒状の薬品(たぶん塩化ナトリウム)を蒸留水で溶いて保存液にしていました。そう、その蒸留水のボトルがカンボジアのミネラルウォーターのボトルに使用されていたのですね。

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<シェムリアップのミネラルウォーター>IXY DIGITAL 500

まあ、これなんですが、中身がきちんとした水であるにもかかわらず、積極的に手を伸ばして飲む感じはしませんね。まあ、気のせいなんでしょうけど。とはいえ、こういうタイプの飲料水をタイやカンボジアで使われていることは実は知っていました。それはバックパッカー漫画の「アジアのディープな歩き方」での描写とか、「劇的紀行・深夜特急」で大沢たかおがこの水を飲んでいたのですね。

当時すでに21世紀に入っていたし、ネットの世界も広がりつつあり、もちろん、コンタクトレンズの保存液も蒸留水を必要としませんでした。つまりは前世紀の遺物。それにここで出会ってしまった。

とはいえ、もったいないから、歯磨きとか湯沸かしにとか使わせていただきました。

当時はまだあまりタイにも詳しくなくて、その後タイのコンビニを訪ねると、ミネラルウォーターーの片隅にひっそりと置かれていました。おそらく一番安く購入できるミネラルウォーターですね。その後、チェンラーイの日本人が経営するゲストハウスに泊まったら、この水を冷蔵庫から出して、頂きましたねえ。今でも需要はあるだろうなあ。こんな水を持って旅をしている人がいたら、相当な長期旅行者か現地沈没組ではないでしょうか。

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<遺跡の飲み物売り>GR DIGITAL

もちろん当時のカンボジアでも、ごく普通のペットボトルに入ったミネラルウォーターは販売していました。

2年前のシェムリアップでも氷ではなくて、冷蔵庫で冷やしたドリンクを売る子供たちがたくさんいました。8年前は日本人っぽい旅行者への呼びかけは年齢関係なく「オニイサン、オネエサン」だったのですが、「ミスター、マダム」に変わっていましたね。

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