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2013年9月21日 (土)

特急ETS

クアラルンプールの次はイポーに移動。KL-イポー間には2010年からETSと呼ばれる特急が運行を始めていて、それまでの所要時間を1時間ほど短縮でき、なおかつ便も多いので利用することにした。

この列車の存在を知ったのは、前回マレーシアを旅行したときで、ペナンで泊まったホテルでもらった「ホリデイ&ショッピング」という冊子からである。内容はペラ州特集で、小さくこの列車のことが載っていた。今年度版の歩き方にはまだ書かれていないばかりか、付属のKTM時刻表でもこの列車のことは見つけられない。

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<KLセントラル>K7/DA16-50

KLセントラルは近年出来た駅なのだが、なかなか複雑な作りをしている。イポー行きはKTM、つまりマレーシア鉄道なのだが、KTMコミューターとは別のホームで、発着のレベルも異なり、違う改札からしか入ることができない。

ETSは全席指定なので、早く駅に行き、席取り競争をする必要もないのだが、乗客は比較的早い時間から並び、改札があくと我先にと改札に殺到する。ホームでは民族衣装のクバヤを着た女性たちがチケットのチェックをしている。

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<座席>K7/DA16-50

シートは通路を挟んで2座席ずつで、リクライニング可能。中では寒いくらいにエアコンが効きまくっている。このシートは向きを変えることができないらしく、指定の席は背後に向かって出発することになった。

車両の両端にはテレビモニターがあり、映像と情報を流してくれる。

もちろん定時発車で、KLセントラルを出ると、KTMコミューターと共用らしい線路を走る。それはいいのだが、しばらくは各駅停車である。ほぼ、KTMコミューターの終点付近まで各駅なのだ。

これでスピードが上がるのかと思ったが、ノロノロ運転で、KTMコミューター区間を過ぎてようやく早くなった。

Mt0523

<クバヤの車掌>K7/DA50-200

スピードが上がり、ようやく検札である。KLセントラルにいた女性の乗務員がこれを担当する。彼女たちも1車両にひとりずつ乗車しているようだ。いずれも若く、あまりプロの匂いがしない。もしかしたらアルバイトなのかもしれない。

検札後、スピードが上がる。車内のモニターにも時速が表示されるのだが、なんと、メーターゲージにもかかわらず、140km/hまでスピードを出す。日本の在来線が最高120km/hで走るが、それ以上なのだ。いつか事故が起こらないことを願うばかりである。

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<トイレ>GR DIGITAL

トイレに行ってみる。紙は用意されていないが、かなり衛生的。ただし、床は水浸しといってよい。

Mt0525

<WiFiありの車両>GR DIGITAL

トイレは車両の間にあるが、その向こうはWiFiが使えるようになっていた。あいにくと自分の車両にはこれがなかった。

ETSにはシルバーとゴールドがあり、若干料金が違う。ゴールドの方が少し早いのは、停車駅の違いだろうか。ちなみに、自分が乗ったのはシルバーである。ゴールドに乗ってもシルバーを追い越すことはないようだ。ちなみに、自分の乗った10:00発のイポー行きシルバーは、25リンギットであった。

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<イポーに到着>K7/DA15-50

12:35イポー到着。ほぼ定時運行である。イポーの駅にはMajestic Station Hotel Iphoという、歴史あるホテルがあったのだが、閉鎖されていた。できたら泊まってみたかったのだが、ホテル検索サイトでも引っかからず、別の宿にした。

ETSのおかげで、かなり便利になった。イポーでも市内にバスステーションがあったのだが、郊外に移転してしまい、ちょっと不便だ。ETSもバタワースやアロースターあたりまで行くとさらに便利になると思うが。

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コメント

 ゴールドとシルバーとの所要時間の違いは、5分だけですね。

→ http://www.ktmb.com.my/images/pdf/Timetable%20ETS.jpg

投稿: 伊 謄 | 2013年9月21日 (土) 06時15分

train伊 謄さん、こんにちは。
一応、これも調べて行きました。
料金の違いは載っていませんね。
まああまり変わらないと思います。

投稿: ヒョウちゃん | 2013年9月21日 (土) 19時35分

 なんだかあまりマレーシア臭がしない欧州臭い列車ですな(笑)。

投稿: おりんぴあ | 2013年9月21日 (土) 22時32分

soccerおりんぴあさん、こんにちは。
確認したわけではありませんが、ヨーロッパ製の車両なのかもしれません。
ジョホールバルからシンガポールまで乗ったKTMの列車はアムトラックみたいな感じでした。外観だけですが。

投稿: ヒョウちゃん | 2013年9月21日 (土) 23時19分

 ETSは、設計が三菱で製造が現代という日韓の合作です。
→ http://www.guangming.com.my/node/63715

投稿: 伊 謄 | 2013年9月22日 (日) 21時06分

train伊 謄さん、こんにちは。
よく見つけ出しましたね。
日韓合作でしたか。
ついでに、保線も日本の技術で強化しているのかも。
何たって、140km/hですからね。

投稿: ヒョウちゃん | 2013年9月22日 (日) 23時59分

 Komuterの増備車が現代製だったので、韓国製と聞いてピンときました。今回は丸紅が関わっていたようです。
 ちなみに、Komuterの最初の車両は南アフリカ製です。

投稿: 伊 謄 | 2013年9月23日 (月) 00時29分

train伊 謄さん、こんにちは。
をを、コミューターはヒュンダイだったのですね。
マレーシアは東南アジアの優等生ですから、新しい技術も比較的簡単に取り入れられるのですね。

投稿: ヒョウちゃん | 2013年9月23日 (月) 15時26分

WIFI車両とは素晴らしいですね(^^ゞ
黙って潜り込んでブログ更新したいです

投稿: kimcafe | 2013年9月23日 (月) 22時01分

karaokekimcafeさん、連投どうもです。
自分が乗り込んだ車両にはWiFiがなかったんですよ。
はじめから知っていれば、その車両で指定したのにぃ。
インドネシアの特急にはWiFiはなかったと思うんですが、コンセントがついていました。
なんと、このしばらくあと、長距離バスにもWiFi付きがあったのです。
恐るべし東南アジア。

投稿: ヒョウちゃん | 2013年9月23日 (月) 23時11分

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