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2014年11月30日 (日)

エセ日本食で元気をつける

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<ピカデリーサーカス>K-7/DA16-50mm

ピカデリーサーカスまでやってきました。地下鉄を出ると、待ち合わせに最適なエロスの像があります。凄い人だかりです。

このあたりにいるのはほとんどお上りさんまたは、観光客と考えてよさそうです。ここにやってきたのは日本食にありつくこと。ガイドブックを見るとこのあたりに日本食の店が多いからです。それに、1日乗車券を所持しているので、ヴィクトリア界隈でなく、ちょっと足をのばしてみたということもあります。

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<ロンドンの中華街>K-7/DA16-50mm

トロカデロの裏手あたりがチャイナタウンになっていました。リバプールのチャイナタウンと違って、大にぎわいです。中華風の門はありますが、建物はあくまでもヨーロッパ風で、繁体字の文字が現れるというところです。

アジア系も多いですが、イギリス人もかなりいます。

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<日本のビール>GR DIGITAL

中国料理の店はかなりの混雑で、SUKI一休という日本料理店に入りました。店員は全員アジア系でしたが、日本語を話す店員は誰もいませんでした。雰囲気からすると中国人っぽいです。でも雰囲気が固くて、ずっと前からいる華僑ではなく、近年イギリスにやってきた大陸出身者だと思いました。

頼んだビールはサッポロなんですが、微妙に黒ラベルとはデザインが異なります。味は同じだと思います。ワタクシが海外でラーメンに次いでよく頼むカツ丼をお願いすると、先にみそ汁が来ました。やはり、スープ扱いで、レンゲが付き、料理と一緒ではなくいち早く運ばれます。

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<カツ丼と揚げ出し豆腐>GR DIGITAL

揚げ出し豆腐も頼みました。カツ丼の見かけからしてちょっと違います。揚げ出し豆腐は見た目普通。

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<揚げすぎ>GR DIGITAL

なんか固いんですよね。揚げすぎなのか、もともと豆腐が固かったのか。

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<独特なカツ丼>GR DIGITAL

これはなんというか、卵が少ない、味があまり肉に染みていない、ご飯が固いなど欠点だらけでした。とはいえ、はじめからわかっていたエセ日本食です。これで良しとしましょう。

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<ドリアン>K-7/DA16-50mm

中華街ではありますが、東南アジア系の住人もいるようです。路上で売られていたドリアン。ロンドンのホテルには「ドリアン禁止」事項もありませんが、持ち込むと確実に苦情が出るでしょう。

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<こんな人も>K-7/DA16-50mm

こうして遠征の夕食は終わったのですが、こんなよくわからない着飾った人もいました。これで日本食は終わりにしようと思ったのですが、kimcafe師匠の指令によりイギリスのSUSHIを求めてさまようことになります。

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2014年11月26日 (水)

世界標準時の地

パイとマッシュのエントリーでも触れましたが、ロンドン2日目はグリニッジを訪れました。あくまでも個人的な問題なんですが、14年前の初めてのイングランドでも訪れています。とはいえ、自分のホームページでちょっと触れているだけのことですし、しつこくレポートさせて頂きます。

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<DLR>K-7/DA16-50mm

グリニッジへのアクセスはロンドン地下鉄の最寄り駅から、Docklands Light Railway(DLR)を利用します。

トラファルガー広場近くのチャリングクロス駅からNational Rail利用(オペレーター不明)でグリニッジ駅というアクセス方法もありますが、駅がグリニッジの中心部にないため、DLRのカティサーク駅まで行きます。自分の場合は、チャリングクロスの隣のエンバンクメントまで歩き(地下鉄ベーカールー線も利用可能)、セントラル線かディストリクト線でタワーヒル乗り換えとなります。

ライトレールというだけあって、どうやら無人運転のようでした。とはいえ、車内には検札係はいます。1日乗車券を持っていたので、DLRも利用できます。改札はあってないようなもので、そのまま素通り。ただ、DLRも複雑な路線で途中で乗り換えます。

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<カティサーク号>K-7/DA16-50mm

カティサーク駅をでて、テムズ川方面に少し歩くと、静態保存の大帆船が現れます。それがカティサーク号です。

カティサークというと、有名なブレンデッド・スコッチのブランドとなりますが、本家本元はこの船です。用途は中国からのお茶をできるだけ新鮮なうちに運ぶために作られました。そのような船をティー・クリッパーというそうです。上海からロンドンまで120日くらいで運ぶことができたそうです。帆船のためにエンジンがなく、大量の茶葉を運ぶことができたそうですが、スエズ運河の開通により運行ルートが大きくかわり、スエズ運河付近がほとんど無風で帆船での航行がほぼ不可能だったために、茶葉の輸送から帆船は撤退し、蒸気船に取って代わられたようです。

時代でいうと明治初期。その後、軍艦などに転用されたあと、ここグリニッジで隠退生活を送っていました。ところが、2007年にカティサークから出火し、2012年にようやく今の姿に復活したそうで。

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<屋台村>K-7/DA16-50mm

ワタクシは学生時代に地理学を学んでいました。地理学専攻など世の中からすればものすごいマイナーな人たちとなりますが、グリニッジといえばグリニッジ天文台。世界の経度はここグリニッジ天文台を通る子午線を基準に決められ、ここが経度0度に決められました。これも世界を股にかけた大英帝国の遺産ともいえるゆえんですが、地理学専攻者にとってはひとつの聖地なのです。

もちろん、ここを基準にグリニッジ標準時が決められ、日本は東経135度の明石天文台が時差プラス9時間となっています。もっともこの時期のイギリスはサマータイムが導入されているので、グリニッジ標準時から1時間プラスです。

さて、その天文台(現在の天文台は使われていないので「旧天文台」と呼ばれています)に向かう途中、ガラス屋根の広場でたくさんの屋台がありました。

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<アジア系多し>K-7/DA16-50mm

テリヤキ、テッパンヤキ、カレー、カルビ、キムチなど、アジアの食が多かったです。並ぶのとどうしてもイングランドの食にこだわっていたので、ここは速やかに撤退しました。

以前はなかったと思いますが、これにしても常設屋台とは思えません。たまたま遭遇したものでしょう。

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<巨大ボトルシップ>K-7/DA16-50mm

グリニッジの街から丘の上を目指します。途中のグリニッジ公園を横切り階段を上ります。その途中の海洋博物館あたりにあった、船の模型。カティサークもこんな感じだったんでしょうか。

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<グリニッジ天文台>K-7/DA16-50mm

けっこうきつい坂道でした。ここは有料なんですが、経度0を示した子午線のあるあたりはものすごい人だかりで、結局入場を諦めました。以前来ているし土産物も購入していますから。それに、はっきりとはわかりませんが、どこかで例の子午線を踏みしめているでしょうから。

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<ツアーはこちらの図>K-7/DA16-50mm

旧王立海軍学校前にあったツアー案内図。いかにも七つの海を支配した当時の風俗から抜け出してきたような人物の絵です。

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<テムズ川>K-7/DA16-50mm

ロンドン市内よりも川幅が広くなっています。水は濁っているようですが、いやな匂いは感じませんでした。環境問題にうるさい国ですから、もしかしたら豊富な生物がいるのかも。さすがにタンブンしている人はいませんが。

地方の川などは周囲の農薬の使用も制限され、人工的な堤防も作られてなく、川の水をそのまま飲めるとか。野田知佑の受け売りですが。

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2014年11月23日 (日)

深夜特急クライマックスの地へ

深夜特急の足跡を追うVol.17

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<ブルームズベリー通りのB&B>K-7/DA16-50mm

 そしてこの朝、私はいよいよ中央郵便局に出掛けることにしたのだ。
 ホテルのオバサン、正確にはイギリス版ペンションである「B&B」ベッド・アンド・ブレックファーストのオバサンに聞いたところによれば、ロンドンの中央郵便局はトラファルガー広場にあるとのことだった。
(沢木耕太郎「深夜特急」より引用)

ということで、調査後半はブルームズベリー通りからはじめました。再びホーバンに向かいます。

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<大英博物館>K-7/DA16-50mm

大英博物館前を通ります。特別展を除き入場料無料。大英帝国時代に世界中からぶんどってきた貴重品を展示しているところです。

ロゼッタ・ストーン、パルテノン神殿の彫刻群、ローマ時代の建築物がそっくり入る展示室などもあり、各地から返還運動も起きていますが、イギリス政府はまったく耳を貸しません。ここを通りすぎ、ロンドン地下鉄の人に。

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<ホーバン駅>K-7/DA16-50mm

ここからトラファルガー広場に向かいます。次のトッテナムコート・ロードで乗り換え、チャリングクロスへ。

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<地下鉄車内>K-7/DA16-50mm

世界初の地下鉄並びに初めて電化された鉄道だそうです。トンネル部分はほぼ円形に作られていて、車両はなで肩に設計されています。天井もドアも低く、大柄の人が多いイギリス人は毎日苦労させられています。

とはいえ、座席には肘掛けがあって、東京メトロなどとは大違いです。

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<トッテナムコート・ロード駅>K-7/DA16-50mm

ロンドン地下鉄のロゴに駅名が入ったデザインの駅名標。また駅によっては微妙なデザインが施されているところもあります。たとえばべーカー・ストリート駅にはシャーロック・ホームズの横顔のシルエットがタイルで埋め込まれている壁面があったりします。

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<チャリングクロス駅>K-7/DA16-50mm

 地下鉄のホルボーンからセントラル線に乗り、トートナム・コート・ロードでピカデリー線に乗り換え、チャリング・クロスに向かった。
 これが旅の本当の終わりだ。電報を打ったら、あとは日本に帰るだけだ。しかし、不思議なことに日本に帰るということにまったく実感が湧かない。
(中略)
 トラファルガー駅に着いた。
(沢木耕太郎「深夜特急」より引用)

一応書いてあるルートでトラファルガー広場を目指しました。沢木さんの文章ですが、誤りがあって、出版から20年以上経っても訂正されていません。

トッテナムコート・ロードで乗り換えるのはノーザンラインとなります。また最後の最後で思わず「トラファルガー駅」と書いていますが、この駅は存在しません。

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<トラファルガー広場にて>GR DIGITAL

数少ない記念写真のひとつ。トラファルガー広場に到着しました。背後の巨大なライオン像は三越のライオンのモデルだとか。でも大きさはかないません。そしてネルソン提督像は左側のモニュメントのずっと上にありこれをバックに記念撮影は無理があります。

さあ、郵便局へ。

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<ロンドン「中央郵便局」>K-7/DA16-50mm

 ロンドンの中央郵便局はトラファルガー広場にあるとのことだったが、広場には面していないらしくどこにあるかわからない。少し歩いて探したが、見つからないので、通りがかりの警官に尋ねた。
 教えられた通りに歩いていくと、間違いなく広場の裏手にあった。しかし、東京の中央郵便局をイメージしていた私は、その小ささに驚かされた。
(沢木耕太郎「深夜特急」より引用)

描写通りに本当に地方都市の中央郵便局くらいです。では中に入ります。

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<絵はがき3通>K-7/DA16-50mm

ここで電報を打つわけにいかないので、絵はがきを3通出しました。入口近くには物腰の低い局員がいて、用件を聞くと切手の自動販売機の操作をしてくれて、あとはこちらが料金を投入するだけでした。

切手の他にエアメール用の紙片もでてきました。

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<電話ボックス>K-7/DA16-50mm

結局郵便局から電報を打てないという基本的なミスを犯した沢木さんは、旅行代理店を回ったあと、電話ボックスから電報を打つ仕草だけして、「深夜特急」は大団円を迎えます。

ただ、そのあと、「旅する力」でも触れられていますが、オランダやドイツに向かい、最終的にはパリのオルリー空港から帰国することになります。

この「深夜特急の足跡を追う」シリーズですが、まだまだ「深夜特急」や「劇的紀行・深夜特急」で現れる箇所がたくさんあるので、当分の間は続けるつもりです。

そして、今回の旅のレポートもまだありますので、当分の間つきあってやってください。

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2014年11月21日 (金)

沢木氏はなぜ大英博物館近くに泊まることになったのか

深夜特急の足跡を追うVol.16

だんだんと更新頻度が減ってきています。ネタ切れではないのですが、日常の業務が重すぎてなかなかこちらに手が回らなかったんです。と、言い訳をします。

さて、今回のミッションは「ロンドンの中央郵便局」に向かう前に、沢木さんがロンドンで泊まったB&Bを探してみます。

手がかりは次の一文のみ。

 朝、大英博物館から五分という距離にあるペンションで、充実したイングリッシュ・ブレックファーストを食べると、私は、さて、と呟いた。さて、行くとするか、と。
(沢木耕太郎「深夜特急」より引用)

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<ヴィクトリア・コーチステーション>K-7/DA16-50mm

こちら、ヴィクトリア・コーチステーションの到着側入口です。バスはここで車体を洗車してから乗客を降ろします。洗車の理由はわかりませんが、菌とかウィルスとか不純なものを取り除く目的があるのでしょうか。

某国にも市外からやってきたクルマは必ず、市の入口で水を浴びせられるというところもありますから、ここもそうなのかどうか。でも、自家用車はそんなことないですから、ヴィクトリア・コーチステーションにやってきたバスだけこうしているんでしょう。

ともかく、こうしてパリからやってきた沢木さんも同じような経験をしたと思われます。バスはユーロラインズに違いありません。

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<ホテル紹介所>K-7/DA16-50mm

ヴィクトリア・コーチステーションにあるホテル紹介所です。バスを降りて出口に向かうと必ず通りかかるポイントなんです。そしてここが肝心です。パリでもフィレンツェでもローマでも自分の足で宿を探してきた沢木さんですが、ここで宿を斡旋してもらったと思います。

その理由ですが、まずは泊まった場所がここから徒歩では向かえない距離にあったことがひとつ。足で探すならば、ここヴィクトリア界隈もB&Bがかなりあることがひとつ。イギリスの宿は飛び込みを嫌い、その人のいでたちを総合的に判断して拒否したりすることがひとつ。などからです。

14年前の自分のことを引き合いに出しますが、この時はじめの1泊でさえ、予約なしで旅行したのです。ヒースローからパディントンに到着し、宿を当たりましたが、予算では泊まれず、そこで紹介してもらったモグリの宿に落ち着いたのです。

そしてリバプールではB&Bに飛び込みで交渉しましたが、「空室あり」の札がかかっているところでさえ、泊めてもらえず、悪夢のYMCAとなったのです。

そのため、ロンドンに戻ったとき、ここの紹介所でB&Bを探してもらいましたが、ヴィクトリアではなく、やはり大英博物館に近いラッセル・スクエアのB&Bとなりました。

沢木さんの場合あんなにも安いところをこだわり続けたのに、ヴィクトリア界隈で探さず、いきなり大英博物館近くに出向くというのは無理があります。それにドーバーのイミグレーションで一悶着あったあとですし、最終地点のロンドンではきちんとした宿に泊まりたいという意識があったのではないでしょうか。

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<ヴィクトリア駅構内>K-7/DA16-50mm

そこで紹介してもらったのが例のところというわけです。あくまでも推理ですが。

そして、ヴィクトリア駅構内を抜けて、ロンドン地下鉄に乗り込みます。目指すは、ロンドン地下鉄のヴィクトリア線です。次のグリーン・パークでピカデリー線に乗り換え、ホーバン(「深夜特急」の表記ではホルボーン)にたどり着くのです。

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<ロンドン地下鉄>K-7/DA16-50mm

大英博物館から徒歩5分あたりをくまなく回ると、ホテルの並んだ通りに出ました。

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<ブルームズベリー通り>K-7/DA16-50mm

おそらくこのあたりでしょう。ロンドンのB&Bは比較的ホテルを名乗っています。部屋には洗面台はありますが、トイレとシャワーは共同です。

とはいえ、約40年の月日の間にぐっと宿の格上げがあったようで、ここに写っているMorgan Hotelは「歩き方」によれば、1泊シングルで110ポンドです。ラッセル・スクエアあたりはもう少し安いです。

本日はここまで。続きのミッションはもちろん、あれでございます。

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2014年11月16日 (日)

1890年創立のパイ&マッシュ

ロンドン2日目、ロンドンでの沢木詣でを果たしたあと、1日乗車券があったので、グリニッジに行きました。すでに昼を回っていて、腹ぺこです。

グリニッジ天文台に向かう途中、アジアンテイストあふれる屋台街がありましたが、テイクアウェイしてきても食べる場所がないし、いざとなれば以前食べたことのある中華・ベトナム系料理屋があることを思い出し、先に急ぎます。

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<渋そうな店>K-7/DA16-50mm

すると、緑で統一された店が現れました。1890年創立というから124年もやっているわけですね。はじめはパブかと思ったほどです。

外に出ている黒板を眺めると、各種のパイの店のようです。ここにしましょう。

ビーフパイにマッシュポテトをつけて、コーラの小を頼みます。そのまま、4.8ポンド支払い、料理を受け取り、二階に上がります。実はネイティブに対する英語がとても苦手で、ドキドキものでした。

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<ビーフパイ&マッシュ>GR DIGITAL

黒塗りのテーブルが並んだフロアはかなり広々としています。家族連れからひとりの客まで様々です。年齢層も子供から老人まで。つまりはいつもごく普通に食べられている、イングランドの伝統料理なのでしょう。

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<断面図>GR DIGITAL

パイは固くもなく柔らかくもなくといったところです。やはりナイフは必要です。パイの中からはミンチ肉が出てきました。タマネギも混ざっています。イングランドの定番ともいえる、グレービーソースをかけているのですが、すべてがソースの味に染まっているような感じです。

もちろんマッシュは味がありません。

後日発見した店のホームページによれば、ソースも選べ、マッシュの他、ベイクドビーンズも選べるようでした。

メニューとしては、ステーキ&キドニーパイ、ドーバーでも食べたステーキ&エールパイ、チキン&マッシュルームパイ、ウナギのゼリーよせなどもあります。

味が感じられないパイですが、ここに長年通い、いくつかのソース、付け合わせを試し、お好みの1品を決めていくというのが、イングランドに生きる人の「いつものこと」になっていくのでしょうね。

でなくちゃ、120年以上店を続けられないですよ。

Goddard's at Greenwich
22 King William Walk Greenwich London SE10 9HU
Tel: 020 8305 9612

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2014年11月13日 (木)

TGVまとめ

画像の加工が進んでいないので、フランスに戻って話を進めます。

TGVとは、フランス最速の列車です。日本の新幹線から遅れること17年、パリ-リヨン間で営業を開始し、その後着々と路線を延ばし続けています。

今回の旅で3回、通算でも6回乗車しました。新幹線もTGVも1435mmの標準軌ですが、もともとフランスの鉄道が標準軌であるのに対して、日本の鉄道は1065mmの狭軌ですから、新幹線を伸ばして行くには新設の鉄路を敷設することになります。なので、TGVは専用線を作ることなく(実際には作っています)フランス中を走り回っていることになります。

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<TGV車両>K-7/DA16-50mm

ヨーロッパの鉄道は車体に落書きがかなり目立ちますが、さすがにTGVにはありません。また、鉄道管理局によってボディカラーも違っているようです。パリ・モンパルナスからレンヌまでは白と青。パリ北駅からカレー・ヴィルまでは白とイエローでした。

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<対面シート>GR DIGITAL

車両の両端は対面シートでした。通路を挟んだところも同様で、ここのイタリア人バックパッカー集団にひとり放り込まれることになりました。

中央にテーブルがありますが、奥に座ると圧迫感があるでしょう。一部折り畳むことができますが、片づけることはできません。窓側には照明用のライトがつきます。

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<座席番号>GR DIGITAL

これが戸惑うんですよね。隣り合う座席は連番なんですが、向かいの座席との数字との関係がつかみにくい。フランス式ということでしょうか。

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<トイレ>GR DIGITAL

このあたりは新幹線とあまり変わりませんね。比較的清潔です。ただし、かなり高速で走行するので、立っていると不安定化も。

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<洗面台>GR DIGITAL

蛇口や液体石鹸の出るノズルに触らなくとも、自動でことが済むシステムです。送風装置もあります。とはいえ、故障しているものもありますし、反応に時間がかかるものも。ちょっと面倒かも。

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<検札>K-7/DA50-200mm

車掌も鉄道管理局によりファッションが様々です。カレー・ヴィルまでのTGVではこんな感じです。帽子がいかにも鉄道マンですが、シャツではなく黒いポロです。ごく普通にハサミやスタンプを使って検札しますが、クレジットカードを使っての精算も可能です。そのための機械も持ち歩いています。

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<雑誌付き>K-7/DA16-50mm

こちらは向かい合わせにならない座席のもの。テーブルは前の座席の背に収納され、雑誌がラックに挟まれています。

2005年にローマからパリまで旅したときはTGVに乗ったのがたったの1回です。リヨンとパリ・リヨン駅までです。乗らない区間は急行や特急に相当する座席指定の列車を使いました。

今このルートをまた行くとすると、かなりの部分がTGVとなりそうです。そのときのガイドブックでは、パリからストラスブールまではTGVが走ってなかったのですが、2009年にはTGVでしか行けなくなっていました。

便利になったことは間違いないのですが、いかんせん高いです。

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2014年11月 9日 (日)

そうだアレを食べよう

ロンドンに到着しました。宿はヴィクトリア駅を見下ろすように跨線橋のたもとにありました。ロケーションとしてはこれ以上のところはあまりないでしょう。ヴィクトリア・コーチステーションに徒歩5分。ヴィクトリア駅に徒歩10分。ロンドン地下鉄のヴィクトリア駅までは15分ほどです。

おまけに、ヴィクトリア駅に向かう途中にはコーチステーションから折り返す施設に小規模のモールが入り、ヴィクトリア駅の建物にはスーパーやレストランがありました。非常に便利なのですが、それらのレストランにはあまり食指が動きませんでした。

ではいよいよアレを食べてみるか。そうです。アレです。イングランドに来ているというのに、まだ食していないアレ。やたら看板は見ますが、なぜか縁がなかったアレです。

そこで、ヴィクトリア・コーチステーションに再び向かいます。その店は通りの並びにありました。イングランドを代表する料理だというのに、ケバブもやっているスタンドです。こんなことでいいのでしょうか。おそらくいいのでしょう。なぜなら、この料理は昔から移民が多く経営者になっているともききます。

普通に注文し、7.3ポンドしました。意外に高いです。しかし、もらった紙袋はずっしりと重いです。

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<フィッシュ&チップスお持ち帰り>K-7/DA16-50mm

というわけで、ようやくフィッシュ&チップスを頂くことになりました(引っ張ってすいません)。こういうものはそこらの公園あたりで食べるのが、いかにもという感じがします。とはいえ、写真も撮るので、宿の部屋で食べることにします。

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<油まみれ>GR DIGITAL

購入場所は500mも離れていないでしょう。部屋まで10分程度でしょうか。こういうものは冷め切ってしまうと手がつけられなくなるので、このまま一気に頂くことにします。

油まみれに見えますが、テイクアウェイの際に酢と塩をふってもらったからです。でも油もかなり染みこんでいます。

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<魚フライとイモの山>GR DIGITAL

袋の中はわら半紙みたいなもので二重に包まれていました。えっ、新聞紙じゃないの?という声も聞こえてきそうですが、新聞に印刷されているインクが人体に有害ということが判明してから、新聞紙は使われなくなったそうで。ちょっと味気ないです。

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<二種類の白身魚>GR DIGITAL

本当はのんびりと写真を撮っている場合じゃないんです。急激に冷めていきますから。

魚は二種類あり、どちらも白身魚です。タラとスズキのような感じです。タラというとポルトガルの干しダラ、バカリャウが有名ですが、イギリス近海のものを使うようです。イギリスのタラですがコッド(Cod)あるいはハドック(Haddock)というそうです。違いはよくわからないのですが。

軽く揚がっていると書きたいところですが、やはり指でつかむと油っぽいです。パブなどで出てくるものは皿に盛られ、ナイフとフォークで食べるため、このべとべと感はないでしょうが、味の方はたいした差はないと思われます。

どちらかというと、タラの方が美味いです。揚げ魚二種はなんとか食べきりましたが、持てあますのはチップスです。食べても食べても減らない。イングランドのチップスはフランスのものより厚みがある感じです。やはり、イギリス人の主食はイモであったか。

チップスはわずかに残し、あとは紙で包んでゴミ箱にポイッ。胸焼けします。この半分くらいなら、何とかなったでしょうが、量が多すぎます。とうとう、このあと、フィッシュ&チップスは食べることはありませんでした。

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2014年11月 8日 (土)

National Expressでロンドンへ

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<ロンドン行きコーチ>K-7/DA16-50mm

いよいよリバプールともお別れ。たったの2泊がもったいなかったかも。旅が終わって振り返ってみると、リバプールを最後にして昼頃チェックアウトしてくれば、夕刻のヒースローに余裕で間に合ったということが判明しました。いつになるかわかりませんが、次はこれです。

ロンドンに戻る手段は長距離バス。イギリス英語でCoachとなります。どうやってロンドンに行こうかと方法を探っていました。リバプール・ライムストリート駅からすぐのところにコーチステーションがあり、こちらは以前も使ったことがありましたが、ほとんど変わってませんでした。料金は20ポンドでちょうどいい時間のものがあり、その場でチケットをゲットします。

待合室とチケットブースだけがあるようなバス駅みたいなところです。乗り込む人をさばくマイクを持った女性の係がいます。チェックインは必要なく、行き先とバス番号が呼ばれたら、キューを作ればよいのでした。

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<車内>K-7/DA16-50mm

ロンドン行きの長距離バスはヴィクトリア・コーチステーションに発着します。ロンドンの宿がヴィクトリア駅近くというのもこのコーチを選んだ大きな条件のひとつです。

白い車体のナショナル・エクスプレス。全国規模のバス会社です。以前も使ったのですが、ボディカラーは統一されていなかったというか、代替のバスがやってきたような印象がありました。

なんと皮のようなシートです。また、イギリスでは安全基準が日本と違うためか、すべての座席にシートベルトが付き、ベルト着用がルールのようです。そして、使わなかったですが、後方にはトイレもありました。凄い進化してます。WiFiはなかったけど。

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<ワリントン>K-7/DA16-50mm

コーチはリバプール始発ではなかったようですが、半分程度しか席は埋まってません。ロンドンまで5時間もかかるというのがネックになっているんでしょう。

45分くらいで最初の停車です。ワリントンという地方都市です。アジアのバスなら、ここで15分程度の休憩ですが、すぐに発車です。もうこれ以降客が乗り込むことはありませんでした。

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<サービスエリア>K-7/DA16-50mm

2時間くらい走り、高速上のサービスエリアで20分の休憩。トイレを済まし、車内で食べるサンドイッチとヌガーを購入しました。こういうところでもクレジットカードを使えます。

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<昼の食料>K-7/DA16-50mm

座席の背にはテーブルが付きます。その下にはネット上の物入れも。これらが傷んでいるのがアジアのバスですが、完璧です。サンドイッチでまあまあ腹がふくれます。

ドライバーは二人いて、蛍光色のベストを着用しています。キャブドライバーを別にして、コーチや市内バス、鉄道などの従業員はほとんどこのスタイルです。サービスエリアでドライバー交替です。

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<風力発電>K-7/DA16-50mm

バスはひたすら南下します。気が付くとロンドンまでのM1号線でした。ヒースロー空港とかロンドンなどの文字が標識に見えて来ます。

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<ダブルデッカー>K-7/DA165-50mm

高速を降り、ロンドン市内に入ったようです。だが、まだ、中心部ではなく、グレーター・ロンドンの郊外のようです。2箇所に立ち寄り客を降ろしていきます。

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<ロンドン到着>K-7/DA16-50mm

14:30、ヴィクトリア・コーチステーション到着です。きっかり5時間でした。ちなみにここは、発着所が通りを挟んで二つあり、到着と出発に別れています。沢木耕太郎もここにパリからやってきたはず。

旅は終盤へ。

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2014年11月 6日 (木)

ルアンパバーンが待ってるぜ

冬の旅、発表します。それは、ずばり、ルアンパバーンです。

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<托鉢>MZ-3/SIGMA20mm

いつもよりちょっと早いのですが、オフの呼びかけなどで少し漏らしていたり、某所で話の弾みからあかしていたりして、まあいい機会かなと思い、発表しました。

2年前にもラオスは訪れているのですが、サワナケートからパクセーまでの南部でした。ルアンパバーンというのは、2008年以来6年半ぶりになります。

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<おこし作り>MZ-3/FA35mm

夏の旅をしているとき、やはり次はアジアの緩い空気に包まれたいというものがありました。そこで、帰国してすぐに航空券などを探し始め、まずはバンコク往復航空券をゲットし、ルアンパバーンまではバンコクエアウェイズを使います。

またバンコクというのもあり、一時期はチェンマイ基点でもいいかなと考えましたが、チェンマイからだとあのラオス航空となりそうだし、バンコクエアウェイズを利用するとしても結局バンコクに戻る形になるので、こうなりました。ま、バンコクも新たな課題ができているので、まったく問題ありません。

いつもこのブログで陸路移動とか、国境越えなどと騒いでいるためか、今回に関しても「陸路ですか?」という突っ込みをもらっていますが、短期間だし、やはり2都市の移動となりました。そりゃ、陸路移動でどっぷり旅に浸りたいですが、陸路でタイに戻ってくると、イミグレでたっぷりいたぶられそうですしね。

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<ルアンパバーンの夜市>MZ-3/FA35mm

初めてルアンパバーンに行ったのは2005年でした。当時はバンコクを基点とした2つの航空会社を使って数都市を巡るというチケットがありまして、チェンマイ、ルアンパバーン、ビエンチャン、バンコクというルートをとりました。

当時のメインカメラはフィルム用でして、リバーサルフィルムで撮りまくっていたものです。今回アップした画像がそうなんですが、色は鮮やかに出ているものの、解像度が今とはまったく違いますね。

ただ、托鉢の画像などを見返すと、かなり構図などに神経を使って撮影していたようです。今、こういう写真をあまり撮れていないのです。腕が落ちたかも。

なので今回はズームを持参せず、単焦点レンズでぐっと被写体に迫るような写真を撮ってきたいです。

まだ、時間的に余裕があるのですが、これから日常ではかなりヘビーな仕事を抱えています。もう発表してしまったので、今度の旅を想定して励みにしていきたいです。

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2014年11月 3日 (月)

イビスを見直す

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<客室>GR DIGITAL

リバプールで泊まったのはイビスでした。イビスを知ったのは、10年くらい前でしょうか。イベリア半島西部を旅したとき、だいたいどんな都市にもあったと思いました。ただ、立地が街の中心部ではなく、バスターミナルや駅の近くだったと思います。

そして初めてイビスに泊まったのはカサブランカでした。なんと宿を決めずにモロッコ入りし、空港到着後カサブランカの駅に出てそこにあったのがイビスでした。ここに飛び込み。その後フェズなどでも駅前の便利さから泊まりましたが、電話予約したのに19:00過ぎて到着すると予約が取り消されているなど訳のわからない面もありました。

数年前からアジアにも進出していて、ジョグジャカルタで泊まったことがあります。アジアでは中級ホテルという位置づけでしょうか。ヨーロッパではバジェットホテルですかね。

リバプールでは結局イビスにしたのですが、キャンペーン価格だったためかいくらか安かったこと、駅からのアクセスで選びました。マシューストリートに近いということもあったです。

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<洗面所>GR DIGITAL

で、久しぶりのイビスでしたが、なんかおしゃれになっていました。それもそのはずで、イビスはノボテルやメルキュールなどを展開する、アコーホテルズが展開するひとつのチェーンでしたが、アコーホテルズがイビスをはじめとするその他のブランドを統合して、「イビス」、「イビス・スタイルズ」、「イビス・バジェット」にカテゴリー分けしたのです。

リバプール・デールストリートのここはイビス・スタイルズでした。ロゴマークも緑に変更です。フロントの従業員はカジュアルな雰囲気で、今までの穴開け式カードキイではなく、ICチップ入りのカードを渡されます。客室に向かう際はエレベーターも階段もカードをかざす必要があります。セキュリティ万全です。

そして客室は今までにない斬新さでした。

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<こんなところに節約精神>GR DIGITAL

WiFiは十分早く、フランスで悩まされた問題もありません。バスタブはありませんが、十分に機能的です。石鹸類はなく備え付けの液体石鹸を使います。まあ、このたぐいはイビスだけでなく他のホテルでもこういうスタイルが増えていますが。

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<朝食>GR DIGITAL

すべてセルフサービスですが、かなり豊富なビュフェスタイルです。コンチネンタル風に見えますが、卵料理もあります。

フロント前にはタッチパネル式のリバプール案内もあります。おそらく、他のイビスよりかなり進んでいると思います。

そして、ホテルの設備とは関係ありませんが、隣がスーパーのテスコでした。また、反対側の隣にはいい感じのパブがありました。

また、ヨーロッパには珍しく、ミネラルウォーターまで付いていました。250mlひとつだけではありますが、この容器がけっこう重宝しました。

バンコクにはナナにありますね。ちょっと泊まってもいいかなと思いますが、バンコクでは自分にしてはやや高めです。リバプールでこの価格を維持してくれたら、また泊まってもいいです。

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2014年11月 2日 (日)

リバプールでインドカレー

インドを植民地としたイギリスはインドの料理を持ち帰り、イギリス風にアレンジしてできたものがカレーです。カレールウを発明したのもイギリス。日本に入ってきたカレーもイギリス経由です。

というわけでもありませんが、リバプール2日目の夕食はインド人のやっている店でのカレー料理です。ま、イギリスにはインド人もたくさんいますからね。というか、ついぞリバプールではイングランド料理の店を見つけられなかったのです。

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<チキンティカ>GR DIGITAL

ホテルからほど近いところにあった、The Spice Cityという店。席はたくさんあるものの、ほとんど空席。にらんだ通りです。家族連れ1組と旅行者らしい客がひとり。サーブするのも料理人もインド人という店です。

頼んだものはチキンティカ、ホットマサラ、チャパティ2枚、オレンジジュース。チキンティカというのはタンドリー窯で焼いた、鶏肉ですが、タンドリーチキンと違い、骨が付いていません。こっちの方が食べやすいので、頼みました。

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<拡大図>GR DIGITAL

インド料理って、どんなに高級店に入っても盛りつけとかディスプレイまで気が回らなかったと思うんですが、昨今のイギリスではフランス料理みたいにやっていますね。ピーマンと唐辛子でアクセント付けたり、緑のソースでお絵かきしたりと。

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<赤と緑のソース>GR DIGITAL

これですね。なんというものだか知らないです。kimcafeさん、ヘルプです。とはいえ、これは前菜でよく出ます。ドーサなんかを頼むと出ますね。赤い方は唐辛子ベースでちょっと辛いです。緑の方は野菜でしょう。

ともかくチキンティカは合格の味です。きっちり、インドの味を守っていると思います。

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<チャパティとホットマサラ>GR DIGITAL

この店メニューが異様に多くて、メインと思われるところから、辛そうなものを頼んでみました。中には同じ名前の料理が別のところにも顔を出し、それぞれ値段も異なり、よくわからないというのが本音です。

チャパティを右手だけでちぎり、カレーにつけて食べます。「Hot」とあったのに、まったく辛くありません。このあたりはイギリス人に合わせたんだろうなと思います。んー、もっとスパイスを効かせて欲しい。店の名前に負けるでしょ。

それから失敗だったのは、カレーの中にも鶏肉が入っていたことです。チキンティカと被ってしまったです。ま、鶏肉は美味かったですが。

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<おしぼり>GR DIGITAL

完食いたしました。右手だけで食べていたからか、ウェイターはおしぼりを持って登場します。自分だけのサービスでしょうか。

料金は16.2ポンド。けっこうしますが、中華と並んでイギリスでは安い方ですね。クレジットカードが使えました。なお、これ以降インド料理は食べていません。イングランド料理化したカレー料理があったら、食べてもよかったんですが、出会えませんでした。

ここ、ビールもありましたが、せっかくイングランドにいるのだから、このあとパブに繰り出します。こういったライセンスのある店は、生ビールが出てくるわけでもなく、バドワイザーなどの瓶詰めなんです。ならば、パブに行くべしです。

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2014年11月 1日 (土)

マージーサイド

マージーという名前は聞き慣れないものかと思います。リバプールにはマージー川が流れ、河口付近からはマン島やアイルランドにフェリーが発着しています。リバプールが属するのがマージーサイド州という小さな州で、リバプールを発信源とする1960年代初頭のロックミュージックがアメリカを席巻しました。これを「Marsey Beat」と呼びます。ちなみに日本だけは和製英語の「リバプール・サウンド」と呼ばれました。

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<アルバートドック近くの船舶>K-7/DA16-50mm

ということで、マージー川へと出かけてみます。この日は風が強かったです。

海運で発達したリバプールですので、いくつかのドックが残っています。ほとんどは造船業をやっていないようですが、再開発の意味があってか、とりわけアルバートドックにはいくつかのパビリオンがあり、レストランなども展開しています。

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<ビートルズ・ストーリー>K-7/DA16-50mm

アルバートドック沿いの煉瓦造りの建物の地下にあるのが、ビートルズの歴史を展示したビートルズ・ストーリーです。なんと、川沿いにはエルビス・プレスリーとビートルズというテーマの別館までできていました。

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<アイスクリームショップ>K-7/DA16-50mm

イングランドもしくはイギリスはくすんだような色合いともいえますが、こうしたはっとした色遣いもあるんです。悔しいけどかっこよすぎます。

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<マージー川と鍵>K-7/DA16-50mm

ようやくマージー川に出ました。遊歩道の鎖には南京錠がいくつも。ローマにもありましたね。こうして、結婚を誓う二人がそれを実証するために鍵をかける。それが、こことなったようです。どうやら、ヨーロッパではこういうものがトレンドのようです。

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<Echo & The Bunnymenのモニュメント>K-7/DA16-50mm

1980年代のバンド。このあたりは詳しくないんですが、彼らもリバプール出身だとか。

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<クルーズ船>K-7/DA16-50mm

巨大な船が停泊していました。リバプールからダブリンという航路もあるので、気になって近づいてみたのですが、クルーズ船でした。ダブリンまでは対岸の港から出るようです。

さらに詳しく調べてみると、フットパッセンジャー不可のフェリーのようで、船でアイルランドとなると、ウェールズのホーリーヘッドまで行く必要があるようでした。

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