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2016年1月31日 (日)

手で食べるのだ

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<3つの海が交わるところ>K-7/DA16-50mm

カニャークマリは3つの海が交わるところです。インド最南端ですが、その突端におそらく人工的に作った防波堤のようなものがあります。

日の出の時にはここにインド人が鈴なりになっていました。岩と土砂で頑張って作ったようです。

左からベンガル湾、右がアラビア海。先端の向こう側がインド洋となります。

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<先端部>K-7/DA16-50mm

先端まで行ってみますが、意外に時間がかかりました。先の方は土砂がなくなり、岩だけです。クレバスのような亀裂がありますから、サンダル履きではなかなか歩き辛いです。

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<シヴァ派の巡礼>K-7/DA16-50mm

オレンジ色のシヴァ派の巡礼。貝を拾っているようです。いや、正確には貝殻か。貝殻でアクセサリーを作って売る商売もありますが、この人たちは純粋に想い出作りでしょう。

さあ、腹が減りました。食事に行きましょう。

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<格安ミールス>GR DIGITAL

Hotel Prasanthiのミールスです。例によってホテルといっても安食堂のことです。80ルピーぽっきりです。

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<手で食べるのだ>GR DIGITAL

チェンナイあたりでは黙っていても、スプーンが出てきたのですが、このあたりまで来るとな~んも出ません。もう手で食べることには慣れてきましたけど。

ジャガイモ入りです。画像はポーズでもありまして、まずはパパダムから頂きます。ゴハンはあとからですね。木の実のような粒状のものが入っていますが、味は忘れてしまいました。それほどスパイシーではありませんでしたが。

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<ごちそうさま>GR DIGITAL

おかずが2種類。でもひたすら、ゴハンの山と格闘していたみたいです。米飯は北インドの長粒種ではなく、短粒種です。日本の米のようにずっしりしてはいません。どちらかというと、スカスカ。ふにゃっとした味わいです。

皿の向こうにバケツがありますが、カレーが入っています。だいたいのインド人はおかわりをします。わたしゃ、無理でした。おかわりをすると、別のカレーをかけてもらえる可能性もありましたが。

手で味わうのですが、食後はもちろん手を洗います。どのレストランや食堂も手を洗う設備がきちんとあります。石鹸できれいに洗っても、指の先端からカレーの匂いが漂いますね。そういうカレーは美味しいです。

今日のインド人

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<トリバンドラムから来た3人>K-7/DA16-50mm

ヴィヴェーカーナンダ岩をバックに撮影を頼まれました。このうちの2人はfacebookをやっていて、お友だちになってます。

でも、どう考えてもスマホを持っているし、なんで撮影を頼むのかわかりません。日本人と交流を持ちたいからでしょうか。

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2016年1月30日 (土)

星光花園

香港というと、国際的スターが日本とは比べものにならないくらい存在しますね。そんなスターのブロンズ像と手形のあるところが、尖沙咀にあるというので行ってみました。

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<星光花園>K-7/DA21mm

けっこう探し回ってしまいました。というのも、移転していたからです。ちょっと前まではヴィクトリア港を望むプロムナードに星光大道(Avenue of Stars)としてあったのですが、工事していて、少し高台に移っていました。名前も星光花園(Garden of Stars)になっています。

画像のブロンズ像は香港のアカデミー賞にあたるもののコピーです。

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<ブルース・リー>i phone5c

香港のスターはやっぱりこの人でしょ。李小龍は芸名。李振藩が本名のようです。その死から43年。永遠のスターですね。

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<アニタ・ムイ>K-7/DA21mm

ワタクシ的には香港のスターは偶然買い求めたフェイ・ウォン(王菲)のCDから入り、カレン・モク(莫文蔚)あたりまでで終わっています。

で、このアニタ・ムイ(梅艶芳)も癌によりキャリア途中で亡くなった人だそうです。

ブロンズはこの二人だけで、あってもよさそうなジャッキー・チェン(成龍)もありませんでした。あとは、手形だけです。

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<アンディ・ラウ>K-7/DA21mm

劉徳華。

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<アーロン・クオック>K-7/DA21mm

郭富城。

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<レオン・ライ>K-7/DA21mm

黎明。

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<ジャッキー・チュン>K-7/DA21mm

張學友。この4人、かつては若手歌手・俳優として四大天王と呼ばれていましたが、すでに大御所の雰囲気ありあり。

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<中国人観光客>K-7/DA21mm

他にもありましたが。大陸からの観光客もこんな感じで楽しんでいました。

ところで「劇的紀行・深夜特急~熱風アジア編」にも香港のスターたちが出演しています。

1分57秒あたりで写る麗儀役のキャシー・チャウ(周海媚)と5分55秒あたりからの張君役のイーソン・チャン(陳奕迅)ですね。

キャシー・チャウは中堅女優っぽいですが、実年齢もびっくりの若さです。大沢たかおともう一回ロケできますよ。

イーソン・チャンは当時デビューしたてのシンガーでしたが、今や香港を代表する大スターですね。

でも、手形はなかったですけどね。星光花園はもしかしたら臨時でオープンしているところかもしれません。以前の星光大道は1キロ近くあったそうですから。

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2016年1月27日 (水)

インドの「ともだち」ではありません

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<突如現れた旗>K-7/DA16-50mm

カニャークマリに突如出現した不思議な旗。

どこかで見たことがあるなと思ったら、浦沢直樹の「20世紀少年」に出てくる「ともだち」のシンボルにちょっと似ています。

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<ここにも>K-7/DA16-50mm

またか。

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<インド国旗>K-7/DA16-50mm

おお、バイクで走り回る輩も…と思いましたが、こちらはインドの国旗のようでした。でも、無関係ではないようですよ。

この日はインド独立記念日。おそらくではありますが、インドの政党主催の政治集会が開かれていたようです。同じ旗がちらっと見えますね。

このしばらく前、チャイかコーヒーを飲もうとしたんです。でも、売ってくれなかったんです。きくと、ある時間までは販売できないとのこと。アルコールじゃないのに。

タイでは選挙の日にはアルコール類が販売禁止になります。もっとも、しばらくタイでは選挙が行われそうもありませんが。

しかし、どの党かまったくわかりませんでした。と思って、wikiで調べてみると、インド国民会議の旗でした。この前の年にたったの44議席しか取れず、野党に転落したインド国民会議です。巻き返しに必死なんだろうか。

ということは最初の画像の女性の顔はソニア・ガンディ(*1)ということになりますか。とてもイタリア出身者に見えません。

<註釈>

  1. Sonia Gandhi。元首相ラジブ・ガンディの未亡人で、現インド国民会議総裁。ラジブ・ガンディはインディラ・ガンディの息子で元々はパイロットだったものの、政治的後継者の弟の死により、政界入りしました。そして、テロにより、インディラが暗殺されたあと、ラジブが首相となりますが、スリランカへの政治介入に端を発したテロでラジブが暗殺され、ソニアが後継者となったのです。イタリア出身のソニアはイギリスでラジブと出会い、結婚しました。

今日のインド人

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<花輪作りの男性>K-7/DA50-200mm

ティルパランクンドラムにて。その場で作って、その場で売るんですね。やはり花は鮮度が命ですから、どうしてもこうなるかな。

でも、おじさんが作るんですね。

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2016年1月25日 (月)

この空を見よ!

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<ビュータワー>K-7/DA16-50mm

ずばり、朝陽と夕陽のために作られた螺旋の塔です。なんと入場料がいるんですが、5ルピーなので文句はいいません。

今日の夕陽はここで撮ることにします。

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<日没手前>K-7/DA16-50mm

この時期は太陽が海に没しませんでした。こちら、アラビア海側。もちろん、時期や見る場所によってはアラビア海に沈むと思います。

日没1時間くらい前に塔に登りましたが、あまり人がいなくてこれはいいと思っているうちにどんどんインド人が集まってきました。こちら側の手すりには人が鈴なりです。

また、画像で見えている道路にも夕陽を見ようという人がたくさんいました。これより先にはサンセットポイントという場所があるんですが、そっちに行ってもよかったかも。でも混雑具合は変わらないでしょう。

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<夕焼け>K-7/DA16-50mm

陽が沈むとインド人たちも帰りはじめます。でも、ここからが、マジックアワーなんです。空に太陽の色が反射して、いい感じになるんです。

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<いいものが見えました>K-7/DA16-50mm

タワーは海に突き出ていて、やはり荒波が直撃します。このあたりも暮れてきました。それより、空が凄いことになってますよ。

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<明日も快晴でしょう>K-7/DA16-50mm

こういう空は久しく見ていないです。リバーサルフィルムでなくとも、デジタルでここまで撮れます。夕陽を撮る機会はそれほどありませんが、デジタルで撮った中で一番いい色が出ました。

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<夕陽のマジック>K-7/DA16-50mm

朝陽と違って、夕陽の場合はこういう副産物が付いてきます。それに見上げても遮るものがないインドならでは。このずっと先はソマリアか、モルディブか、セイシェルかといったところです。

今日のインド人

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<インドのカメラマン>K-7/DA16-50mm

あー、やっぱりインドでもデジタル一眼レフが普及してきて、趣味で写真を撮っている人もいるんだなと思うでしょ?

ところが違うんです。これは朝陽のシーンですが、カニャークマリにはカメラを抱えて、主に人物を撮って売り歩く人がいるんです。

交渉しているシーンは目撃しましたが、いったいどうやって手渡すのか。郵送って気もしますけどね。

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2016年1月23日 (土)

太子のB級グルメ三連発

泊まっていた太子界隈ですが、有名店はまったくありません。数も少ないです。それでも食にうるさい香港ですから、食べるとこくらいすぐに見つかります。

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<雲呑麺>GR DIGITAL

まずは定番の雲呑麺。到着翌日の朝メシです。宿の近くにマクドナルドがあり、ここでマカロニスープでも食べようかと思いましたが、混んでいて路線変更です。

地下鉄太子駅近くの店です。メトロポールの横にあります。口頭で「ワンタンメン!」これくらい発音できます。

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<ぷりぷりワンタン>GR DIGITAL

ワンタンは4つくらい入っていました。エビ入りでぷりぷりです。麺はやっぱりゴムのような感触です。けっこう絡み合い、かつ長いようで、歯でかみ切ります。それでもこの食感は香港に来たなーという感じがします。

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<聨記麺家>K-7/DA16-50mm

麺の専門店でした。このあたりは、中国からのバス便が到着するエリアで、中国行きのチケットなども販売しています。中国へこれから行こうという人が食事をする店でもありますね。

相席でした。料金25HKDでした。

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<及第粥>GR DIGITAL

そのまた翌朝。前の日に食事のできそうなところを探しておきました。こちらはメトロポール裏のあたりです。

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<レバー入り>GR DIGITAL

粥の専門店ではありませんでした。麺もやっている粥麺専家というやつです。

及第粥はワタクシのお気に入りで、レバーが入って入るんです。昔これを食べて科挙に合格したという逸話から名前がつきました。

油條(揚げパン)も付けてもらいました。やはりこれを入れると、コクが出ます。絶対に頼むべしです。

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<西記粥店>GR DIGITAL

及第粥28HKD。油條8HKD。計36HKD。とりあえずはここまで定番でしょうか。お粥はこれ以降食べてないです。

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<ビーフカレー>GR DIGITAL

夕食も近くで取ることにしました。麺もやっている店でしたが、貼りだしている写真メニューで自慢らしいのがカレーみたいでした。清湯腩王という店です。

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<牛スジ肉カレー>GR DIGITAL

カレーが赤いです。香港はイギリス植民地であった関係からか、カレーパウダーが持ち込まれ、なおかつインド人が入り込んでいて、本格インドカレーも定番の食事のようです。また、香港独特のカレーもありますね。

こちらは後者でしょう。スパイスはけっこう効いていて、辛めです。でも、インド人がほぼ食べない牛肉を使っていますし、インドのカレーの味とはかけ離れて入るんです。

これ、腹一杯になります。肉もスジ肉ですから、お安くなってます。他、豚肉と鶏肉もありました。甘い紅茶を付けて45HKD。

テイクアウェイもできるようです。

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2016年1月22日 (金)

カニャークマリのキリスト教会

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<償いの聖母教会>K-7/DA16-50mm

カニャークマリの漁港のようなところから緩やかな坂を上がっていくと、綺麗な教会が現れました。ホテルの部屋から見えた教会です。

カニャークマリはキリスト教徒の多いところといわれます。ここにたどり着く前に民家の間を歩いていたら、オバサンに呼び止められ、「どこから来ました?」とたずねられます。

宗教のことをきかれ、「仏教徒」と返事すると、「ああ、ヒンドゥね。私たちはキリスト教徒なんですが、そこの教会は美しいわよ」みたいなことをいわれました。インド人にとっては仏教もヒンドゥの一部らしいです。

でも、この教会が曲者でして、1時間に数回は大音量の放送を流すのです。こんな具合です。

これは朝陽の撮影から戻ってきたときのものですが、早朝5時くらいからこれをやられますので、たまったものではありません。はっきりいって、目覚まし時計がいりません。

流れている音楽は賛美歌ではなく、インド風ともまた違った独特の節回しです。

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<教会内部>K-7/DA16-50mm

インドで初めてキリスト教教会に入りました。タイル張りの床ですが、履き物厳禁でした。このあたりはヒンドゥ寺院と変わりませんが、ヒンドゥ寺院よりは清潔ですね。

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<もうひとつのキリスト教会>K-7/DA16-50mm

漁村にも教会があり、こちらも綺麗です。一見ベトナムのカオダイ教寺院のようにも見えます。

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<謎の手形>K-7/DA16-50mm

教会近くの民家の入り口で見つけました。この時は何か呪いでもかけるためにこういうことをしたのかと思いました。

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<さらにたくさんの手形>K-7/DA16-50mm

昨年12月にジャイナ教寺院を見学した際に、祭壇にこのような手形があり、こういうものは偉い坊さんに付けてもらうのだと知りました。立派な門構えの民家で、ジャイナ教徒であるか不明ですが、おそらくヒンドゥでも同様のことをするのだと思います。

ちなみにインドの独立記念日だからこんな放送が入るのかと思いましたが、翌日もやってましたから、関係はなさそうです。

今日のインド人

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<布を広げる女性たち>K-7/DA16-50mm

サリー姿の4人の女性が布を広げはじめました。かなりの大きさです。何をやっているのかわかりませんが、こういうシーンはテレビで見たことがあります。

それは、「劇的紀行・深夜特急~西へ!ユーラシア編」のヴァラナシーでの映像です。ちょっとしか写りませんでしたが、広げた布に、人々が硬貨を投げ入れていくのでした。

しばらく見ていましたが、コインを投げ入れる人は現れませんでした。

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2016年1月20日 (水)

廟街の大型屋台

深夜特急の足跡を追うVol.21

沢木さんは熱に浮かされたように中環のミッドレベルを歩き回ったあと、金宮招待所にいったん戻ってからネイザンロード(彌敦道)を北上し、ジョーダンロード(佐敦道)を左折し港まで出たようです。

現在のジョーダンロードが海にぶつかるのは、エアポートエクスプレスの九龍駅よりも先ですから、かなりの距離を歩いたと思われそうですが、このあたりの地形は埋め立て地だと推測します。現在の油麻地に埠頭はなく、海岸線もだいぶ手前にあったと思われます。

そこから帰りは油麻地あたりに出て、廟街にぶつかることになります。

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<廟街の鳥居風の門>K-7/FA77mm

当時まともなガイドブックはなく、廟街という存在もまったく知られていなかったはずです。もちろん「地球の歩き方」が創刊されたのはずっと後です。とはいえ、「深夜特急」が新聞連載されたのが旅から戻って10年くらい経ってからですから、ほぼ同時期に廟街を日本に紹介することになったようです。

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<居眠りする古書店の主人>K-7/DA21mm

廟街は露店が建ち並ぶところですが、夕方からテントが歩道を占め、どうにか人の行き来ができる道がテントの間にできあがります。

それらのテントはほとんどが衣料品や雑貨です。沢木さんははじめにここに遭遇して、ぶっ飛んだようです。

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<ヒスイ屋台>K-7/DA21mm

また、占いだけをやるブースもありました。ワタクシが訪れたときにはあいにくと小雨で、「香港的美空雲雀」などの芸人は出ていませんでした。

そんな合間に食べ物の屋台や食堂もあります。成り立ちがテントでありながら、水道設備と調理場を持つけっこう大きな常設の屋台を大牌檔(機種依存文字です。「木」へんに「當」)と呼びます。一応、香港の行政に許可を受けて営業するもので、メニューだけは一般の酒楼(レストラン)と変わらないものを頼むことができます。

沢木さんはその大牌檔でチャーシュー飯を食べたようです。ではワタクシも頂いてみましょう。2度目だけど。

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<定番の生力>GR DIGITAL

入ったのは「得記海鮮大牌檔」というところで、これまた2度目。隣にも同じような大牌檔があるのですが、出される料理や衛生状態、混み具合などから自主的に判断してこちらにしました。

メニューも壁に書いてあったりしますが、写真付きのものがあり、これならば指さしで大丈夫です。まずは定番のサンミゲル(生力)です。600mlくらいの中瓶なんですが、ボトル部分がずんぐりしていて、日本のメーカーの中瓶とは形状が違いますね。

それにしても、なぜ、フィリピンのビールが香港ではメジャーなんでしょうね。誰か知っていたら教えてください。また、近年の大陸中国人の進出のためか、青島もありました。

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<白灼蝦>GR DIGITAL

まずはエビのシンプルな塩ゆでです。殻をはずし醤油につけて食べるだけです。20~30尾はありました。ここに来たというのは、記事を書くためというのもありますが、やはりひとりだとまともなレストランには入ることができないからです。

中華料理はスケールメリットのある料理で、人数が増えるほどたくさんの種類のものをほどよく食べることができます。ひとりや二人だと、金はかかるは、食べ残すはでメリットがないのです。でも、ここならば、低料金でほどよい量が食べられます。(もっとも、近年のレストランでは二人用の「二人世界」なんてセットもありますが。)

エビですが、料金もあって、大酒楼のエビよりも落ちますかね。どんどん殻がたまってくるんです。でも、殻用の皿はありませんし、食べ終わったときのお茶を入れたフィンガーボウルも用意されません。せいぜいテーブルの上にあるトイレットペーパーで手をぬぐう程度です。

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<チキンポット>GR DIGITAL

ポットには煲仔という文字を当てます(機種依存文字です。「保」が上で「火」が下)。近くには煲仔飯という、土鍋の炊き込みご飯の店がありますが、こちらは鉄の鍋でした。

ほどよくレバーも入りますが、肉の部分はほとんど骨付きでした。その他ネギと白菜が入ります。食べにくいんですよ。手もべとべとになるし。豚肉や牛肉のポットもあるので、そちらならば小骨もないでしょう。

「ご飯はいらないの?」ときかれましたが、もうこれで腹一杯です。料金180HKD。安いですね。

ちなみに前回のメニューはこれ

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2016年1月18日 (月)

インド洋の波

今日の雪どうでした?わが地域は明朝の凍結がひどく心配です。でも、雪を見たことのないインド人はとってもはしゃぐに違いありません。この時のように。

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<インド最南端>K-7/DA16-50mm

カニャークマリ、インド最南端です。この向こうにはインド洋が南極大陸まで続いています。スリランカのあるところはちょっとずれていて、ラーメシュワラム(*1)のあたりです。

このあたりは階段状のガート(*2)になっているのですが、インド洋の荒波のため、ほとんど沐浴する人がいません。沐浴する場所はこの写真の背後のあたりで、そこは波も比較的穏やかです。

向こう側に見える2つの小島は左側がヴィヴェーカーナンダ岩。思想家で宗教家であるヴィヴェーカーナンダ(*3)が3日間の瞑想を行ったところで、ボートが出ています。でもすごい長蛇の列で、行く気にはなりませんでした。

右側の島には5世紀頃の文学者、ティルヴァッルヴァルの像が建っています。本来、両方の島にボートが出ていたのですが、修復中らしく、この時は接岸しなかったようです。

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<荒波>K-7/DA16-50mm

このガートのそばには大きな岩がいくつかあります。この岩のおかげでガートに直接波が直撃することはありません。それでも、岩の間隙をくぐり抜けて波が押し寄せることがあるのです。ガートの一番手前にいるだけでも、波しぶきを受けることがあります。

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<休息中>K-7/DA50-200mm

この時間はちょうど潮が満ちてくる時間帯でした。干潮の時ならば、どうにかしてちょっと沖合にある岩まで歩いてたどり着くことができるようです。

でも、この独立記念日に遊びにやってきたインド人たちは、あまり深く考えないようで、岩の上でどうやって戻ろうかと思案中の人も目撃しました。

画像はこれから岩にたどり着こうという物好きな人。あの、ヴィヴェーカーナンダは小島まで泳いでいったそうですが、こりゃ下手したら命を落としますぜ。

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<波濤>K-7/DA50-200mm

何たって、これですからね。波にさらわれること間違いなし。

またインドといっても、スマホはもはや当たり前ですから、ほぼ全員が携帯しているでしょう。それも水没でダメになっちゃう。

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<それでも行きたがる>K-7/DA50-200mm

もうズブズブです。

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<波は容赦しない>K-7/DA50-200mm

日本だったら、監視員がいて、制止されるはずです。にしても、すごい波です。

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<懲りない連中>K-7/DA50-200mm

この画像などは手前に3人いるのがわかると思います。さらに、よく見てみると、波の間に頭だけ見えている4人目がいるんですよ。

理屈を好み、議論を好み、理解不可能な要求を平然とするインド人ですが、ここまで素に戻って命がけで楽しんでしまう人たちを見るのは初めてでした。

でも、命は大切にね。年間何人かはお亡くなりになるでしょうね。

<註釈>

  1. アルファベット表記「Rameswaram」。タミルナドゥ州南東部にあるもっともスリランカに近い都市。半島のように突き出ていて、鉄道と道路で本土と結ばれているが、元々は砂州でつながった江ノ島のようなところでしょう。「ラーマヤーナ」でラーマ王子がランカー島(セイロン島と考えられる)への橋を架けた場所とされ、インドに置ける聖地のひとつ。実際、スリランカとは水深1~10mほどの浅瀬と小島でつながったかのように見え、俗に「アダムス・ブリッジ」と呼ばれています。
  2. 「Ghats」。川岸などにある階段で、洗濯や沐浴に使われる。そういえば、「聖なる池」もガート状になってます。
  3. Swami Vivekananda。カルカッタ近郊にクシャトリアとして生まれ、学問を修めた後にラーマクリシュナ(近代の聖人)の弟子となるも、師に先立たれ、インド放浪をする。カニャークマリには「放浪僧展示館」があります。

今日のインド人

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<白馬と少年>K-7/DA16-50mm

これもガート近くで。青いシャツが馬のオーナーでしょうか。親切に乗せてあげているのではなく、有料で乗せて、ちょっと引いて終わり。ま、それでも子供にとってはいい想い出になったかな。

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2016年1月17日 (日)

カニャークマリの日の出

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<朝>K7/DA16-50mm

目覚ましを4:30にセットしましたが、この教会から大音量の音楽とアジテーションのような放送が流れ、自然と目が覚めました。

はじめはここで日の出の撮影をするつもりでしたが、ちょっとだけ撮ってすぐに外に出ました。目指すは漁港です。

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<かなりの人出>K-7/DA16-50mm

この漁港から突きだした防波堤です。土と岩を積み上げたプリミティブな構造。インド人もやはりここで日の出を見たいようです。

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<漁船>K-7/DA16-50mm

わたしゃ、このあたりで待機します。インドの漁船(といっても小舟)はカラフルです。そしてキリスト教徒が多いからか、舳先には十字架がありました。

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<日の出>K-7/DA16-50mm

ばっちりです。周りに余計な人もいないし。撮影に専念できます。太陽はベンガル湾側から昇ってきます。

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<日の出その2>K-7/DA16-50mm

船が出ているのですが、操業はしていません。人も乗ってません。このシーンは逆光となるのでシルエット気味になりますが、もうかなり明るくなっています。

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<漁船その2>K-7/DA16-50mm

こんな具合です。インドのクルマにはヘッドライトのところに眼を描くものもありますが、船もまた眼がありますね。

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<日の出その3>K-7/DA16-50mm

朝陽を撮るのは何年ぶりだろうか。夕陽を撮ることはありますが。もしかしたら、朝陽はこのブログ初掲載かもしれません。

天気も上々のようです。カニャークマリのインド独立記念日(*)は長い1日になりそうです。

  1. 1947年8月15日、イギリスから独立。ただし、旧イギリス領インド帝国を構成していたパキスタンと分離する形となった。また、フランス領のポンディシェリーやポルトガル領のゴアは植民地のままでした。

今日のインド人

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<体重計屋>K-7/DA16-50mm

初めて見たのが中国でした。モロッコにもいたなあ。ヘルスメーターを持っていれば簡単にできる職業です。おそらく、体脂肪率は出ない、アナログ式のメーターでしょう。

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2016年1月14日 (木)

ミッドレベルエスカレーターからキャットストリートへ

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<ミッドレベルスカレーター>K-7/DA21mm

中環というところは実は山が迫るところです。スターフェリーピアから南に行くとすぐに坂道が登場します。陸羽茶室のあるスタンレーストリート(士丹利街)あたりは海抜20mくらいはあるんじゃないでしょうか。

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<階段の坂道>K-7/DA21mm

つまり、こんな道が続いていくわけです。いかにも不便なところなんですが、腐っても香港の中心地でどんどん奥に進んでいっても、高層のマンションが密集しています。

それを解消してくれるのがミッドレベルエスカレーター(中環至半山自動扶手電梯)です。18基のエスカレーターと3基の動く歩道、階段からなるものです。あの、王家衛(ウォン・カーウァイ)監督作品「重慶森林(恋する惑星)」にも登場するところで、すっかり観光名所になりました。

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<一方通行>K7/DA21mm

まあ、こんな感じなんですが、一方通行なんですね。住民の便宜を図ってか、600~10:20までは下り、1020~24:00までは上りの運行です。これは香港政府によれば交通機関という位置づけにあるようです。全長800mの無料の交通機関です。

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<SOHO地区>K7/DA21mm

で、すっかり観光化されたところで、登り詰めていくとまるで香港らしくないエリアも登場します。ここはSOHOと呼ばれ、ほぼ欧米人御用達のレストランやバーが密集しています。

ソーホーってアメリカかぶれみたいに思われますが、「South of Hollywood Road」の略称です。近くにはNOHO(North of Hollywood Road)もできました。

また、モスクもありますぜ。

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<キャットストリート>K7/DA15mm

エスカレーターを登り詰めたあと、いったん下って、ハリウッドロード(荷李活道、骨董街です)を横切りキャットストリート(摩羅上街、「摩」と「羅」には口へん)へ。

実はこの記事も「深夜特急の足跡を追う」に入れておきたかったのですが、よく読むと沢木さんはこの界隈は歩いているものの、どんどん現れる屋台や露店の深みに入り、「もうキャットストリートなどどうでもよくなってしまった。香港はどこでもキャットストリートのようなものなのだろう。」と強引にうっちゃっています。なので、除外します。

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<毛沢東>K-7/DA15mm

50mもないような短い通りですが、通りの両側にちゃんと店を構えた骨董店があります。

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<「ドラゴンへの道」ポスター>K-7/DA21mm

そして、通りの中央には常設の屋台があり、ここも骨董というよりはがらくたのように見えるものを扱っています。

今ではレトロな毛沢東グッズとブルース・リーの映画ポスターが中心のようです。とはいえ、コピーでしょうね。今の時代ならば、40年以上前の毛沢東語録やブルース・リーのポスターなどいくらでも作ることができるでしょう。

日本が香港を占領していた時代がありますが、その頃に日本から流れてきた商品の昭和チックなポスターもありますね。これもコピーでしょうね。それこそ、本物だったら、「お宝探偵団」に出しても恥をかかない値段が付きますよ。

ここを下っていくと、以前は印鑑の通りや蛇の店があったのですが、ありませんでした。ガイドブックに記載がなかったので、なくなったのかもしれません。印鑑はともかく、蛇の店は今でも各地にありますが。

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2016年1月11日 (月)

Taj Hotelでレモンライス

夏に行ったインドレポも、香港・マカオとへ移行してやっていきます。こちらもお忘れなく。

カニャークマリの人口はあまり大したことはないと思います。ですが、インド人にとっての聖地のひとつでもあり、ホテルも数多く、従って食べる店もそれなりにけっこうあります。

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<カニャークマリの海岸>K-7/DA16-50mm

夕刻のカニャークマリ。インド最南端とは思えないほどさわやかな気候です。絶対にこの時期の日本より涼しいです。

小さな繁華街の一角にあるTaj Hotelで食事をすることにしましょう。タージなんて名前がついていますが、決してタタ財閥(*1)関係のものであるはずがなく、ただのローカル食堂です。

半地下になった店に入ります。メニューがやたらと多いです。何にするか迷うところですが、ここもピュアベジです。肉はありません。ベジスープ、ゴビマサラ、そして今まで出会うことのなかったレモンライスと行きましょう。飲み物はソルトラッシーでいいでしょう。

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<ベジスープ>GR DIGITAL

器がプラスチック。黄色がここのカラーのようです。スプーンまで黄色いです。ちなみにスープを頼むと、インド人でもスプーンは付きます。さすがに液体ですから、これを手だけで味わうのは至難の業でしょう。

味はティルチィの時に味わったものとそう変わりません。わずかにとろみがついていますが、ほとんど味が付いていません。ポタージュとかコンソメとかとはまったく概念が違いますね。具は刻んだキャベツとタマネギでした。ただ熱々でしたので、身体は温まります。

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<ゴビマサラ>GR DIGITAL

ゴビはカリフラワーですが、ティルバンナマライでも同じものを頼んでいます。気づいたときにはもう遅かったんですが、調理法が違っていました。

ティルバンナマライのゴビマサラはカレーでしたが、こちらのはカリフラワーにたっぷり香辛料を付けて炒めたものです。こちらの方が食べやすいです。まあまあ美味かったです。

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<レモンライス>GR DIGITAL

出ました。レモンライス。しかし、熱々なんですよ。手で食べるつもりでしたが、火傷してもいけませんので、スプーンをやむなく利用しました。

ガイドブックにはレモンで味付けをしたとありますが、それは疑問。ターメリックを使って炊き込んだライスのように思えました。従ってほとんど味が付いていません。やっぱりゴビと合わせて食べるものなんだろうなあ。

お勘定ですが、264ルピーのところ、4ルピーおまけしてもらいました。ちなみに、この店、少しだけ離れたバス停のところにもあります。

<註釈>

  1. 「Tata Group」。ゾロアスター教徒(パーシー)のジェムシェトジー・タタがムンバイに作った貿易会社をスタートとするインド最大の財閥。タージ・ホテルズ・リゾーツ&パレス、タタ・モーターズ、タタ・スチールなどを持つ。

今日のインド人

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<ティルチィのリキシャワーラー>K-7/DA16-50mm

ジャンブケーシュワラ寺院からランガナータスワーミ寺院まで乗ったオートリキシャのドライバーです。短距離で80ルピー。まずまずですかね。

額に横3本線があります。シヴァ派ですか。でも、汗か何かで消えかかっていますね。

ちなみに香港にもインド人がいますが、シークを除いてヒンドゥと思われる人が多いですが、額にペイントしているような人はいませんね。奴ら別の人種だろうか。

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2016年1月10日 (日)

陸羽茶室に潜り込む

深夜特急の足跡を追うVol.20

今回ワタクシが旅先を香港・マカオにしたのは、深夜特急探索隊としてのミッションを帯びていたからです。ま、そればかりじゃないんですけどね。

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<陸羽茶室>K-7/DA21mm

ということで、昼食はここで飲茶です。問題となるのは、お茶の代金だけで32HKDという、高額な設定の老舗で、人気があるためひとりで果たして入店できるのかということです。

 彼が案内してくれたのは、陸羽茶室という広東料理の老舗だった。しかし、その名店は、調度こそ重厚だったが、サービスには妙に格式ばったところがなく、実質一本槍なのがいっそ気持よかった。ディナーはまた別なのだろうが、近くの商店主やサラリーマンで満員になる昼は、メニューといってもザラ紙に印刷された品書きが出てくるだけだ。客はそこに自分たちの食べたい物の数を書き入れていく。(後略)
(沢木耕太郎「深夜特急」より引用)

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<店内>K-7/DA21mm

予約もせずに突入してみました。ここは創業1933年。歴史のあるところです。ですが、現在はオーナーが替わり、味が落ちたという話も。とはいえ、沢木さんが落馬州(「深夜特急」では鞍馬州と記載)の国境展望台に一緒に出掛けた張君と翌日会食したところです。

当時はターバンを巻いたインド人のドアマンがいたようです。今もインド顔のドアマンはいましたが、ターバンは巻いていませんでした。インド人かどうかもちょっとわからないです。店内大混雑です。「ひとり」と指を立てると、「ちょっと待って」とレジ横の椅子に待つよう指示されました。それから10分ほどでご案内です。

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<お茶は普洱>i Phone5c

お茶はもちろん香港でもっともよく飲まれている普洱(機種依存文字です。さんずいに「耳」、いわゆるプーアール茶、広東語ではポーレイ)にします。

 茶はポットに入ってくる。茶碗は小ぶりで、はじめ飲むときには熱湯の入った容器で洗ってから使う。ポットはふたを開けておけば何回でも注ぎ足してくれ、何十杯でも飲むことができる。
(沢木耕太郎「深夜特急」より引用)

確かに、分厚いメニューはなく(頼めば出すそうですが)、ザラ紙があるだけです。想像力を働かせて、豉汁蒸肉排(機種依存文字です。「豆」へんに「支」)、山竹牛肉球、蒸蘿蔔糕(機種依存文字です。「米」へんに「羔」)を選び、紙に記入してウェイターに渡します。

今では飲茶もオーダーシート式ですが、陸羽でも10:00以前は駅弁売りスタイルでテーブルを回るそうです。

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<湯葉巻き牛肉シュウマイ>GR DIGITAL

まずやってきたのがこれ。蒸籠に入って熱々です。それにお茶と合うんだな。美味いです。画像は2個だけですが、ひとつ食べてしまったあとです。腹減っていたもので。

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<豚肉スペアリブトウチー蒸し>GR DIGITAL

お皿だけのようですが、蒸籠でやって来ます。これまた熱々。トウチーというのが調味料のひとつで黒大豆を発酵させたものが原料だそうで。トウチーはたぶん初めて味わうものでしたが、この料理に関しては想像通りでした。少しだけ骨がありましたが、美味いです。

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<蒸しダイコン餅>GR DIGITAL

これまた想像通りの料理でしたが、味わうのが初めてです。中国ハムとエビが入っていました。かなりジューシーで美味しかったです。

ちなみに焼いたダイコン餅もあるそうですが、そちらはハイカロリーです。

老舗であり、料金も高く、香港人が気軽に立ち寄る店ではないようです。この時間帯は観光客が半分くらいを占めていたようですが、朝などは常連客が2階に通されるそうで。その常連というのが、企業家や高給取りのビジネスマンのようです。

 点心を四種、野菜と肉の炒め物、魚の油煮、中国式ヌードル、中国式パイ。料理の名前はわからないが、とにかく満足するまで食べて、二人で二十ドル、千二百円にしかすぎないのだ。
(沢木耕太郎「深夜特急」より引用)

と、このように書いている沢木氏ですが、1HKDが60円だったのですね。香港が高度成長を遂げるのがこのずっと後ですから、張君はカリフォルニア留学してアメリカ資本の銀行に勤めているくらいなので、当時としても相当なエリートだったと思われます。

ちなみに気になる料金は194.7HKDでございました。また、この店では2002年に金銭トラブルで客が中国から来たヒットマンに暗殺されています。その18番テーブル(常連はいつもの席につく)は撤去されていないそうで、ここに座りたがる地元の人はいないそうです。何も知らない観光客がよくそこに案内されるそうで。オレじゃないだろうな。

この話は後日知りました。

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2016年1月 9日 (土)

重慶大厦に行ってみた

空港での両替は少しにとどめたので、両替率のいい重慶大厦にある両替所に行き、ついでに食事をして戻ってこようと考えました。

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<オクトパス>GR DIGITAL

まずは最寄りの地下鉄太子駅に行き、オクトパスを購入します。150HKDで100HKD分が交通費やちょっとした買い物に利用できます。なんと、香港が中国に返還された1997年から導入され、開発にはソニーが関わっています。非接触型プリペイドカードとしては世界初でした。

そしてそのまま、尖沙咀へ。

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<重慶大厦>K-7/DA21mm

ここです。この界隈に来ると、やたらと顔の濃い人種が話しかけてきますよ。

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<美麗都大厦>K-7/DA21mm

ひとつ離れたブロックにはミラドーマンションといわれる雑居ビルがあります。こちらも、ゲストハウスなどが入るところで、下の階には商店の他に両替所もあり、香辛料の匂いがします。それだけインド人をはじめとする雑多な人種が蠢く場所なのであります。

両替をしました。現在1HKDあたり、15円程度です。空港では17円台に突入するという率の悪さです。前回訪れたときも、このあたりで両替しましたが、重慶の入口の店だけ極端に日本円の率が悪いということは頭に入れていました。

そこで両替率をじっくり眺め、両替したつもりなんですが、金を差し出して戻ってきたレシートを見てびっくり。空港と変わらないじゃん。いやあ、これは重慶マジックじゃぁ~!

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<ネスティ>GR DIGITAL

重慶大厦の中を歩き回ります。外から見たら、大家樂という、香港のファミレスのようなものが入っていることがわかりました。ここにしようと思うのですが、辿り着けません。

地上階にあるハラル対応の洪記餐館というところに入ります。写真入りのメニューがあり、レモンティと麺にしました。頼み終わると、メニューは片づけられてしまい、正式な料理名がわかりません。

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<壁のメニュー>GR DIGITAL

こういうものもありますが、よくわからんです。店の人はキャッシャーは中国人、調理人と雑用はインド人ぽかったです。

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<来ました>GR DIGITAL

「スパイシーにする?」ときかれ、うなずくとどろっと赤いソースを持ってこられました。かけてみます。やけに麺が太いです。

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<正真正銘焼きうどん>GR DIGITAL

をを、これはうどんそのものです。これに牛スジ肉とわずかに野菜を絡めたものですね。けっこう美味いです。

香港でも日本のうどんは烏冬麺として定着しているそうですが。さてお勘定ですが、うどん78HKD、お茶12HKDとけっこうしました。

重慶大厦、雑貨などは安いんでしょうが、それ以外は旅行者価格って気もします。もう行かねー。

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2016年1月 8日 (金)

たどり着いたら学生アパート

早朝に起きて、成田に向かいます。成田到着はいつも仕事に向かう時間よりも早かったです。成田まで一苦労でしたが、乗ってしまえば関係ありません。そして午後3時くらいには香港到着です。

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<空港バス乗り場>K-7/DA21mm

今回は香港3泊、マカオ3泊。そして再び香港に戻って3泊するんですが、最初のホテルは九龍サイドにあります。しかも、太子というところです。尖沙咀から地下鉄で4駅奥に入ったローカルエリアです。

空港から香港の中心部に行くには、機場快綫(エアポート・エクスプレス)が便利ですが、使うとなると、九龍で降りて、連絡バスに乗り、それから地下鉄ということになりますので、空港バスのA21で向かうことにしました。

料金は33香港ドル(以下HKDと表記します)。バスへの連絡口を出て振り返るような位置にチケット売り場があります。もちろん八達通(オクトパス)というプリペイドカードも使用できます。

やはり、A21は便利な路線なのか、かなりの人が並んでいます。バスを2台見送りようやく乗り込むことができました。

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<バス内>K-7/DA21mm

乗り込んだのは最後の方で、荷物置き場はすでに満杯。席もありません。立ち乗りです。でも、30分ほどで太子の旺角維景酒店前(メトロパークホテル・モンコック)に到着しました。

ちなみにこのホテルには泊まったことがあります。でも、そのときの名前は、京港酒店(ホテル・コンコース)でした。でも、このホテルじゃないんです。

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<界限街>K-7/DA21mm

バス停から北へおよそ徒歩10分。なんとか迷わず到着しました。すぐ前が界限街という通りです。この向こうがイギリス植民地時代の永久割譲地、九龍で、こちら側が99年租借地の新界となるんです。

とはいえ、この通りから様相ががらっと変わることもありませんが。

これから3泊する宿は、泛達太子酒店(Lander Hotel Prince Edward)といいます。

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<ベッドだけでいっぱい>GR DIGITAL

キイを受け取り部屋へ。正真正銘のシングルベッドがあります。その脇に小さなデスク。

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<ドア脇にテレビ>GR DIGITAL

ベッドの頭の部分に窓があり、隣のビルの裏側だけが見えました。ベッドと壁との隙間にわずかなスペースがあり、ティッシュが置いてありました。ここに小物を置くことにします。

ベッドの足側に液晶テレビとタンス代わりのハンガー掛けがありました。ベッドと机を除くと残りは200x75cmくらいの空間があり、キャスターを広げるとやっとでした。

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<トイレ・シャワーブース>GR DIGITAL

ドアを開けると、トイレとシャワーがあります。トイレは普通サイズですが、カーテンで仕切ったシャワーのスペースは実に狭く、身体を十分伸ばして洗うことができません。

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<香港式>GR DIGITAL

小さなデスクには電話と電気ポット、ティーカップ、ホテルの約款などが置いてあります。引き出しをあけるとドライヤーがありました。電話のコード、日本ではこういうことはしないと思いますが、本体に巻き付けるように置いてあります。

これでもWiFiがあって、水回りも悪くありませんでした。

でもやはり狭いです。予約の段階から狭さについては口コミがあったので覚悟はしていましたが。2007年の佐敦の宿、2014年のドーバーのホステルと比べてもやっぱり狭いです。

これだったら、重慶大厦のゲストハウスと変わらないです。

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2016年1月 5日 (火)

香港・マカオちょっとだけシンセン旅の概要

改めまして、あけましておめでとうございます。

昨日無事に戻ってきました。香港もマカオも実に8年ぶり。深圳(1)に至っては初めてで、中国本土も8年ぶりという旅でした。

ざっと振り返ってみます。

  • 2015/12/26 成田-香港~九龍サイド泊
  • 2015/12/27 尖沙咀・中環・油麻地~九龍サイド泊
  • 2015/12/28 尖沙咀・筲箕灣(2)・堅尼地城~九龍サイド泊
  • 2015/12/29 澳門嗎頭(3)-外港客運嗎頭~マカオ泊
  • 2015/12/30 マカオ半島~マカオ泊
  • 2015/12/31 マカオ半島・コタイ地区~マカオ泊
  • 2016/01/01 外港客運嗎頭-澳門嗎頭~香港島サイド泊
  • 2016/01/02 香港仔・九龍城~香港島サイド泊
  • 2016/01/03 北角-紅磡(4)-深圳~香港サイド泊
  • 2016/01/04 香港-成田

機種依存文字が度々出てきますが、読めない人のために初回は解説を加えます。

  1. Shen Zhen。シンセン。土へんに川。
  2. Shau Kei Wan。シャウケイワン。竹かんむりに肖。
  3. マアトウ。口へんに馬。フェリーピアのことです。
  4. Hung Hom。ホンハム。石へんに勘。

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<中環フェリーピア>K-7/DA21mm

香港までは早起きを強いられましたが、まだ陽が落ちない時間に到着し、基本現地食を食べることができました。B級グルメもまあまあ頂いてきました。

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<マカオ・福隆新街>K-7/DA21mm

マカオは世界遺産制覇とコタイ地区にまで足を延ばしました。B級グルメとマカオ・ポルトガル料理も堪能しました。そして、夜のカジノ体験が加わります。

香港・マカオともに自分の宿題ともいえる深夜特急の足跡をすべてではありませんがレポしております。

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<深圳・老街>K-7/DA21mm

最終日には国境を越え、深圳に行ってきました。ほんのちょっとだけでしたが。

短期間ではありますが、ネタはけっこうあるかも。

全般的にいえますが、天気が今ひとつでした。本格的には雨に降られませんでしたが、小雨はしょっちゅうでした。1日通して晴れた日はありませんでしたね。それだけが残念です。

カメラはいつものPENTAX K-7に食事・スナップ用のRICOH GR DIGITALです。K-7にはDA15mm、DA21mm、FA77mmを持参しました。まあ、ほとんどがDA21mmでの撮影です。

これまた、長くかかりそうですが、夏の南インドと平行してやっていきます。旅行中たくさんのコメントをいただき、ありがとうございました。励みになったです。

さあ、画像加工に励まなくちゃ。

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2016年1月 3日 (日)

経済特区に行ってきました

香港・マカオ最後の現地レポです。

予告通り、深圳に行ってきました。北角から紅磡(機種依存文字です。ホンハム)まで、フェリーが出ているんですが、ことのほか早く対岸に着いたものの、紅磡の駅までが時間がかかりました。

で、深圳の中国側イミグレーションを抜けたのが正午頃でした。

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<羅湖>K-7/DA21mm

ここから地下鉄で老街というところに向かいます。地下鉄は自動券売機がありますが、大きな札は受け付けません。窓口で100元札を崩すと、さすが中国本土で、崩したお金を放り投げられました。

で、チケットを購入しますが、偽札が多いからか、現地中国人でさえ、札を投入してもはねられることが多いんです。わたしゃ、1発で成功しましたが、5元札を入れ、2元のトークンが戻ります。お釣りは3元のはずですが、そこには1元のコインが5枚あったと。

前の人物も時間がかかりましたが、しびれを切らせて釣り銭を取り忘れたのかも。

で、老街なんですが、明の時代からの古い町とありましたが、古い建物も、マクドナルドやKFCが入る始末です。おまけにユニクロまでありました。

で、美食街に入るとなぜか台湾料理の屋台風店頭販売みたいな感じで、ここで2品ほど食べ、あとはケーキとコーヒーでお茶を濁し、戻ってきました。フェリーで戻るのも疲れるので、そのまま尖沙咀近くまで出て、スターフェリーとトラムで帰り、一人でも入れる飲茶で夕食としました。

以上。

明日は帰りますが、帰国報告は後日とさせていただきます。これでも翌日から仕事なもので。コメントはするかもしれません。

ではまた、この続きは日本でやろうぜ!

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2016年1月 2日 (土)

北の角から

昨日は香港に戻ったのですが、カジノの疲れがどっと出て、早めに就寝いたしました。

元旦は9時過ぎにマカオのホテルをチェックアウトし、香港へ。ほぼ正午くらいの到着でした。そのまま、北角のホテルへ。

この界隈、どういうわけかインドネシア人が集まるところのようです。中環あたりが休日になると、出稼ぎフィリピン人で占拠されるように、フェリー乗り場のあたりはスカーフ姿の女性が目立ちました。

チェックイン後、再び中環に出て、ヴィクトリアピークへ行ってきました。ピークトラムは高いのでバスで行きましたが、バス1時間待ち、到着まで1時間半という有様です。そしてピークは大混雑で夜景を撮るところまで粘りましたが、やはりバス1時間待ちでした。

戻ったらやたらと眠かったです。なんたってカジノで立ち続けで3時間ですし。

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<香港仔>K-7/DA21mm

そして今日も発作的な予定を組みました。まずは朝食を取らずに香港オヤジごひいきのレトロ飲茶、蓮香楼を目指しました。ですが、オヤジどころか若い女子もいるし、観光客もいるという大混雑でした。しょうがないの別の店で麺を食べましたが。

その後、沢木氏が子供たちと縄跳びなんぞをした香港仔(アバディーン)へ。これで予定のミッションは終了です。

そしてまた中環に引き返し、蓮香楼を覗いてみましたが、もっと混んでいました。明日もチャレンジしてみたいところですが、同じような気がします。

午後は北角に戻り、ちょうど出ているフェリーで九龍城へ行きました。かつては、イギリス植民地時代でもイギリス政府が手を出せない黒社会が跋扈する危ないところでしたが、城塞のような建物を取り壊してからは、ちょっと美味いものを出す隠れタウンみたいになったようです。

フェリーで行けるんですが、フェリーターミナルから結構距離がありました。ガイドブックに地図はあるんですが、フェリーでのアクセスには触れてなくて、スマホのマップが役に立ちましたよ。

なんかしばらく前の香港てな感じでした。どちらかというとただの郊外のローカルタウンで、写真映えはしませんでした。

さて、明日が実質最終日です。やっぱり深圳かな。でもあまり食指が動いてないんです。ちょっと越境して、飯でも食ってきますか。

ではまた。

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2016年1月 1日 (金)

ゆく年くる年

年が明けました。みなさま、あけましておめでとうございます。

通年、新年のあいさつを記事にしていますが、作ってこなかったもので、現地制作です。

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<ギアの灯台>K-7/DA21mm

ともかく旧年中は当ブログ「Cafe de Castella」をご覧いただきありがとうございました。旅行中に撮りためた写真をもとに海外体験を紹介するコンセプトでやってきています。

おかげさまで、50万アクセスも達成し、たくさんのコメントも頂いております。これまた、右肩上がりとなっていて、ありがたいことです。

さて今年は、ちょっと変わったところに行きたいなとは思いますが、近年の海外事情の不安定さなどから、「どこ」と決められないのが残念です。とはいえ、年2回の長旅はやっていきたいなと思います。

そういうわけで今年、2016年もよろしくお願いします。

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ここからはマカオレポとなります。

マカオ3日目です。

残していたマカオの世界遺産は画像にある「ギアの灯台とギア教会」でした。ここだけ、やや離れているんですね。

午後からは、マカオのヴェネツィアへ。マカオはマカオ半島とタイパ島、コロアネ島からなりますが、かなり前からタイパ島とコロアネ島の間は埋め立てられてしまいました。2007年春に訪れたときはここには何にもなかったのですが、いまや海外資本の巨大リゾートホテル&カジノが建設ラッシュで、埋め立て地の様相がすごく変わりました。

で、その中の一つに「ザ・ヴェネツィアン・マカオ」というものがありまして、どういうわけかイタリアのヴェネツィアがコンセプトです。入場すると、ミケランジェロもびっくりのバロック調の天井画がありまして、上階のショッピングセンターには、大運河を模したものがあって、ここにゴンドラとゴンドリーエがいるんです。飾りじゃなくて人も乗せて、しかも「サンタルチア」なんぞも歌うほどです。

それにこのショッピングセンターは描いたヴェネツィアの空があるんです。すごい気持ち悪いですよ。

で、戻ってきてからは、ベラビスタホテルを確認に行ってきました。ペンニャの丘に向かおうとすると、クリーム色の洋館がありまして、これがもしかしたらそうなんじゃないかと見当をつけておりました。行ってみたら、やはりそうでした。なんと、1999年3月までホテルとしてやっていたそうですから、「劇的紀行・深夜特急」もロケが可能だったのではないかと。

夕食後は前日の「大小」のリベンジです。…もともと予算1000HKDまでと決めていまして、残りの500で、勝負してきました。結果は3時間かけて1000になり、イーブンだったのでカジノのチップを現金に換えて戻ってきました。

ちょうどグランド・リスボアでは若手シンガーたちがテレビ中継付きの生ライヴをやっていましたね。宿に戻るころには各地で花火が鳴り響いてました。

さて、特に混乱もないでしょうが、明日は香港に戻ります。今度の宿泊先は香港島サイドです。ではまた。

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