« 新しい麺、米苔目 | トップページ | 「下水」を頂く »

2017年1月17日 (火)

台東鉄道芸術村

Kt0234

<駅名標>K-7/DA21mm

かつてここに駅が存在しました。

現在の花蓮-台東が「台東線」と呼ばれています。元々は軌間762mmの軽便鉄道が始まりです。やはり台湾の東側は開拓が遅れていましたからね。

その後1067mm(JRや台湾鉄道と同じ)に軌間が広げられ、台北からの直通列車がやって来るようになりました。

しかし、南廻線が完成し、この駅は盲腸線となります。当時の卑南車站が「台東新站」と改称され、2001年についにこの駅が廃止となります。それに伴い台東新站が正式に台東車站となります。

余談になりますが現在の花蓮車站も新しい駅で花蓮の中心ではありません。花蓮の中心部にかつての花蓮車站があり、現在は綜站と呼ばれ、バスターミナルとなっています。台東もそうです。まあ、花蓮は綜站から花蓮車站まで歩けなくはない距離ですが。台東は無理です。

台湾西海岸は都市の中心に駅を作るように配慮していますね。すべて日本の植民地時代のことですので、鉄道と物流が結びつく日本式の開発といえましょう。でも、東海岸はアメリカンな開発の仕方なのかも。

駅やバスターミナルを都市の外れに作る。不便ですよね。タクシーとかトゥクトゥクを使わざるを得ず、時には鉄道やバス運賃よりも高額な料金を払って都市の中心部に向かうこともありますね。

Kt0230

<静態保存の気動車>K-7/DA21mm

それでも、かつての台東車站はプラットフォームも駅舎も列車もそっくり残っています。ま、このディーゼルカーは中にはいることができず、ただ眺めるだけですが。

現在は台東鉄道芸術村となっています。昔を懐かしむ台湾人がけっこうやってきて、写真などを撮っていく姿もちらほら。

Kt0233

<東急車輌>K-7/DA21mm

駅がそっくり残っているのですが、その先の線路はなんと、撤去されていません。1067mmにストレッチされた線路ですから、ここに残る車両も日本のJRや私鉄の大部分を走ることができますよ。

軽便鉄道は保存されてないけど。花蓮では軽便鉄道の小さな車両が現在の花蓮車站近くに残っています。また、嘉義には阿里山森林鉄道の車両や機関車が静態保存されているところがあります。

Kt0235

<もちろん動きませんが>K-7/DA21mm

この旧駅の構内の先には踏切がそのまま残っています。もっとも、列車が来ないので、クルマがスピードを落とすことなくぶっ飛ばしていきます。

Kt0244

<防空壕>K-7/DA21mm

こういうものもあります。ほとんど緑地帯で、このスペースを使ってイベントや展示なども行っているようです。

線路はほぼそのままですが、その跡地はサイクリングロードなどになっています。ホント、自転車を借りてこのあたりを回ることができたら、まったく違った台東ライフとなったことでしょう。高雄到着の初日にベッドから転落しまして、ゆっくり歩くことはできても痛みを引きずっていたので無理でした。

これだけインフラが整備された台湾ですが、かつての鉄道とか、駅舎などはけっこうそのまま残しているケースが実に多いです。高雄近郊の川にかかっていた鉄橋が付け替えられたようですが、元の鉄橋も一部残されていて、観光名所になっているようでした。列車でやって来るときに見えました。

Kt0257

<夜の駅舎>K-7/DA15mm

夜もいい感じですよ。

今日の台湾人

Kt0275

<ポケモン?>K-7/FA50mm

その旧台東車站の向かい、ここも公園です。その公園ではライヴなども行われていますが、絶対的に西海岸に比べて人口が少ないので、あまり熱気がありません。でも、ライヴは毎日のようだし、イベントも毎日何かやっているようです。

その客寄せキャラクターでしょうが、どこかで見たことのあるような。ああ、でも、微妙に違うか。そのあたりは大陸と違いますか。

そこで親子連れが記念写真。このあと、今風の若いモンも記念写真に興じておりました。台湾人、なんか日本人と通じるものがありますよね。

|

« 新しい麺、米苔目 | トップページ | 「下水」を頂く »

923t South Taiwan」カテゴリの記事

People」カテゴリの記事

コメント

縦貫線の駅も、もともとは市内ではありません。市街地の外れに駅が出来て、それからだんだんに街が駅のほうに寄っていったという感じです。

投稿: 伊 謄 | 2017年1月18日 (水) 00時29分

台東の旧駅は楽しかったです。みていて思い出しましたよ。昔の施設をうまく利用しています。できたら列車も少し残しておいてほしかったですね。

投稿: とんび | 2017年1月18日 (水) 07時25分

train
伊 謄 さん、こんにちは。
フォローありがとうございました。
まだまだ台東駅の周辺は閑散としてますが。
できた当時は人家もまばらだったようです。

投稿: ヒョウちゃん | 2017年1月18日 (水) 23時09分

chick
とんびさん、こんにちは。
台湾は実にこういうところが多いですね。
このほかに古い倉庫なども残っています。

投稿: ヒョウちゃん | 2017年1月18日 (水) 23時12分

台中、台南は原付バイクの
レンタルで快走が良いそうです。
自分としては台湾って
雨、風、地震、寒い、台風が
四季に加えて有り得るので
四輪自動車がいいです。
さて「今日、わし こんなもん食べた」
のおやぢ氏もご参照ください。
年末はベトナム紀行だったようです。

投稿: TACOS | 2017年1月20日 (金) 01時32分

noodle
TACOSさん、こんにちは。
ワタクシ、つい先日運転免許の更新にいってきたばかりですが、原付をはじめバイクはダメでございます。
四輪がいいんですが、台湾は左ハンドルですね。
電気バイクあたりから借りてみましょうか。
そのサイト、ちょっと気になります。

投稿: ヒョウちゃん | 2017年1月20日 (金) 22時13分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/187000/64776293

この記事へのトラックバック一覧です: 台東鉄道芸術村:

« 新しい麺、米苔目 | トップページ | 「下水」を頂く »