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2017年6月16日 (金)

1年前のラマダン

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<イフタール>GR DIGITAL

日本橋界隈でパキスタンの料理を頂いたのは1年ほど前のことです。

パキスタンには行ったことがあるんですが、もう20年以上前です。あの頃はイスラム原理主義も活発じゃなかったし、なんにも問題はありませんでした。

料理を食べながらパキスタンの想い出にふけってみます。何しろ画像がないんですよ。デジタルカメラは存在したでしょうが、パソコンさえ持っていませんでしたし。フィルムカメラです。

これは日中の断食明けのイフタールセットです。手前にはデーツがあります。小皿に盛られたのは甘く煮込んだフルーツです。パキスタンはほぼ乾燥していますから、ブドウもあります。ほとんどはドライフルーツになります。

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<ローズ味のラッシー>GR DIGITAL

めちゃくちゃ甘いです。酒の飲めない国ならではでしょうか。

ワタクシは中国からパキスタン入りしました。カラコルムハイウェーを使い、クンジュラブ峠からフンザへとやって来ました。周囲は8000メートル級の山と氷河が連なります。

クンジュラブ峠が4693mですが、そのあたりだけが標高が高く、幸い高山病にはなりませんでした。夕食は中国から脱すると米がなくなります。ビールとか欲しいんですが、ありません。でも、夕食のレストランにはノンアルコールビールがありました。ラベルをよく見るとオランダ製。わざわざ輸入しているんですね。劇的に不味いんですが、みんなこれで我慢していました。

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<デーギーチキン>GR DIGITAL

パキスタンはインドと違って、ベジやノンベジの区別がありません。一般的には平気に肉がでます。これは丸ごと素揚げしてから蒸した料理だそうです。美味いです。こんな味には出会いませんでしたね。

ほぼ毎日同じような料理です。インドのナーンとは異なるナーンが主食です。主にダールのような豆の入ったカレーの色のスープが付きます。まるで辛くありません。あとは肉です。ほぼ野菜がありません。果物は豊富にありました。

毎日ノンアルコールビールなんですが、フンザからギルギット、ベシャムと下っていきます。そのベシャムの宿では、管理人が日本に出稼ぎに行ったことのある人物で、こっそりとアルコール分のある「フンザパニ」を出してくれました。どうやら杏あたりから作る果実酒らしいのですが、はっきりいって不味いです。

どうもこの人物は日本で酒の味を覚えてしまったらしく、こっそりと入手しているようです。

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<アル・ゴーシュト>GR DIGITAL

ジャガイモと羊肉のカレーです。食べやすいですが、辛くありません。そしてちょっと上品な味です。こんな料理は出ませんでしたね。しっかりと脂がでてます。ということはしつこいですね。まさに、ムスリム向けということでしょうか。

ツアーでしたから、各地で日本語を話す人物も登場します。彼らの話を統括するとだいたいアルコール好きになってしまい、こっそりとアルコールを入手するようです。

でも、パキスタンは国内でウイスキーやラムなどを作っているんです。ビールもです。これらは外国人向けの高級ホテルのバーでのみ提供されるんです。しかし、アルコール度数がかなり高く、風味がほとんどありません。不味いです。確実に悪酔いしそうです。

そんなワタクシでしたが、途中で腹をこわしてしまいました。食べるものはギトギトの料理ですから、ナーンくらいしか食べることができません。スワート渓谷のセレナホテルに到着し、洋食が用意されていたので、なんとか助かりました。

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<ナーン>GR DIGITAL

これです。まるでピザ生地のような風味があります。タンドリー窯で焼くのは変わらないでしょう。

「飲酒可能バー」があったのはペシャワールのホテルでした。予定ではパキスタン領内であるはずのカイバル峠まで行くはずですが、許可がおりませんでした。

ペシャワール市内にはかなりのアフガン難民があふれていました。そして、街中にもかかわらず、銃砲店がやたらとあります。我々はツアーでしたので、一般人の入るレストランや交通機関とは無縁です。個人で来ていたら、平気でライフルなどを手にした人たちと一緒に食事などをしたに違いありません。

いやー、今だったら無理矢理酒を飲まなくても、食事を楽しめるような気はします。でも、ものすごく治安が悪いんですよね。アフガンルート以外の砂漠を通るルートでイランに抜けたいものですが、いったいいつになることやら。

ちなみに料理を頂いた店はナワブというお店でした。

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