イスケンデル・ケバブ
トルコ料理はトルコ人がいうには世界三大料理のひとつらしい。それは、フランス料理、中華料理、トルコ料理だそうだ。まったく説得力なし。トルコ料理はムスリムの国だから、もちろん羊肉を多用するし、香辛料も多用する。また、もともと脂っこいことに加えて、オリーブ油も使うので、好き嫌いの好みが別れるところです。わたしゃ、まったく問題なしですが。
前にドネル・ケバブのことを書きましたが、ケバブまたはカバブとは串焼きにした肉料理です。代表的なものが、シシ・ケバブ。ミンチ肉にしたものを激辛にしたものが、アダナ・ケバブです。アダナは地中海に面した港町で、トルコ料理には土地の名前も付けられます。串焼きですが、供される状態では、串は抜かれます。
マルマラ海に面した温泉地、ブルサの名物が「イスケンデル・ケバブ」です。ブルサはかつてオスマン朝の都だったところで、古いモスクなどもあります。さて、この「イスケンデル」という名前ですが、これをギリシア語読みすると、「アレクサンダー」となります。アレクサンダー、そう、小国マケドニアから瞬く間にペルシアを破りインドまでたどり着こうかというところで、早世したあのアレクサンダー大王…のことではありません。アレクサンダー大王も食べたケバブというなら、スケールも大きいのですが。
このイスケンデル・ケバブとはこの料理を考えた人の名前だったらしいです。ここまで引っ張ってきましたが、では、画像をご覧下さい。
<イスケンデル・ケバブ>Coolpix880
ケバブとはいうものの、お馴染みドネル・ケバブです。ドネル・ケバブもぐるぐる巻きにされた状態で真ん中に鉄の棒が通っているのでまあひとつの串焼きでしょう。そのドネル・ケバブに濃厚なソースをかけて、さらにはヨーグルトまで合わせます。皿の左側の白いものが、ヨーグルト。
ちなみに、ヨーグルトもトルコが発祥の地のひとつ。トルコではヨーグルト飲料のアイランなどもよく飲まれています。で、肉料理にヨーグルトは合うのかというと…。意外なことにとても美味しかったです。肉の味が変化するというか、それまでにない美味しさです。
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