カテゴリー「03a Turkey」の7件の記事

2016年7月16日 (土)

東京ジャミィ

小田急線の東北沢と代々木上原の間にいきなり現れるモスクがあります。それが東京ジャミィです。トルコ系のモスクだそうですが、これができたときにはびっくりしましたね。

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<夜の東京ジャミィ>GR DIGITAL

2年前のことになりますが、ラマダン期間のこと、ここで無料のイフタールを振る舞ってくれるとのことで、お招きに預かりました。

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<キョフテと煮込み>GR DIGITAL

窪みの付いたプレートを持ち、よそってもらいます。奥の食堂で食べるのですが、男女別です。

キョフテは肉団子。グリンピース、タマネギ、ニンジンなどが見え隠れしています。トルコ系ですから、トルコ料理なんでしょうが、香辛料などほとんど感じられず優しい味です。わたしゃ「刺激の少ない料理」などと口走ってしまいましたが。

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<ピラウ>GR DIGITAL

ナッツが入っていたと思います。これも、優しい味です。日中断食をしていた人には香辛料や刺激物の多い食べ物は身体にこたえるようなのでこうなったそうで。

もっともトルコ料理はそれほどスパイシーではありません。記憶の限りではかなり香辛料を効かせたアダナケバブくらいかと。むしろ、オリーブオイルを多用し、チーズも使います。それで肉が主体の料理なので、こってりした感じなのです。

それでもなぜか日本人の口に合うんですね。

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<デザート>GR DIGITAL

デーツ入りのライスプディングです。デーツ(ナツメヤシの実)もイフタールに欠かせないもののようです。

ごちそうさまでした。

この日の参加者はkimcafeさん、trintrinさん、カルロスさん、初対面となるにこちゃんでした。特にkimcafeさんとtrintrinさんは断食をしてきたそうで、頭が下がります。罰当たりにもカルロスさんは日中豚肉をたらふく食らい、ビールも大量摂取してきたそうですが。

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<タイビール>GR DIGITAL

涼しいモスクから熱帯の下北沢に場所を移します。エアコン効いているはずなのにめちゃくちゃ暑い店でした。ちなみに左側は日本に輸入されなくなったプーケットビールです。

ラマダン明けましたので通常の日本人に戻ります。

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<酸っぱいソーセージ>GR DIGITAL

イサーン風でしょうか。ビールに合いますね。

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<コームーヤーン>GR DIGITAL

豚の喉肉を焼いたもの。これ最高。ビールに合います。てな具合で夜も更けていきます。あと2週間でワタクシもタイに久しぶりに行きます。

さて、トルコでまさかのクーデター未遂がありました。一気に治安が崩れてきてしまい、トルコも行きにくくなってきました。残念ですが。

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2015年7月 9日 (木)

想い出のイスタンブール

今日はtrintrinさんのリクエストにお答えします。

トルコを訪れたのは12年も前になってしまいました。干支がひとまわりです。トルコといえばイスタンブール。誰もが魅了される都市で、沢木耕太郎もしばらく滞在したところです。

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<ブルーモスク>MZ-3/FA28-105mm

トルコ最終日。やはりここは訪れておかねば。通称ブルーモスク。正式名称、スルタン・アフメット・ジャミィです。ここはなぜかミナレットと呼ばれる尖塔が6本あります。オスマン様式では4本が普通。

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<正面>K-7/DA28-105mm

世界遺産でありながら、未だに現役のモスクであり、礼拝時間以外は異教徒にも開かれている(内部に入れる)珍しいところです。もっとも、トルコのモスクはだいたい中に入ることができます。しかも無料。これが、戒律の厳しい国に行くと、敷地内のみ許可するが中はダメとか、拝観料を頂くとかになります。太っ腹です。トルコ。

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<偶像崇拝禁止>MZ-3/FA28-105mm

モスクというと、これですよ。人物やある種の象徴的なものを連想させるものがダメなので、アラビア文字や植物、動物などで構成される幾何学模様です。やはり綺麗ですね。

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<幻想空間>Coolpix880

ステンドグラスとシャンデリア。祈りの空間です。絨毯の色が変わっているところがひとり分のスペース。なお、ここは男性用で、女性は別のスペースで祈ります。

ここは土足厳禁なので、自分で履き物を持って見て回ります。礼拝時間が近づいてくると、追い出されますが。

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<アヤソフィア>MZ-3/DA28-105mm

ブルーモスクのひとつとなりが、アヤソフィアです。ミナレットが4本ありますが、オスマン帝国崩壊後、アタチュルクの時代に博物館に生まれ変わりました。とはいえ、ここはビザンツ帝国(東ローマ帝国)時代はキリスト教会というよりも、ローマ・カトリックにおけるサン・ピエトロ大聖堂のような存在でした。つまり、東の正教系の総本山です。

そういうところをモスクにしてしまうのですから、内部も大改修され、モザイク画は哀れ漆喰で塗り固められてしまいました。博物館に生まれ変わったあと、漆喰に覆われたキリスト像などが再び姿を現し、キリスト教徒イスラムの混在が見られる希有な場所です。

いやー、この時アヤソフィアの入場料の高さに入っていないんです。なので、内部の写真はありません。

そして、ブルーモスクとアヤソフィアのあるあたりにイェレバタン・サライという、地下宮殿があります。ここは時代がさらに遡り、ローマ時代の貯水池です。どうもあまった材料で作られたらしいのですが、内部をライトアップし、幻想的に見せています。あまった材料には頭髪が蛇である、メデューサの柱もあり、それが逆さまなっている様子は見物。

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<ミディエ・ドルマス>Coolpix880

イスタンブールを歩き回り屋台メシです。これはムール貝のピラフ詰め。トルコ料理はピラフをピーマンやナスに詰めることもごく普通です。「劇的紀行・深夜特急」で大沢たかおも食していました。

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<サバサンド>Coolpix880

これもいっちゃいましょう。どういうわけか、サバとパン(エキメッキ)が合うんだな。ごく普通のサバフライなんですが。ソースは特になく、パサパサしてそうですが、塩だけで頂きます。

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<アヤソフィア夜景>MZ-3/FA28-105mm

フィルムカメラでは手持ちでこのくらいが限界ですかね。

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<ブルーモスク夜景>Coolpix880

こちらはデジカメで。今なら、デジイチでどちらも楽々撮れますね。

12年前ですし、カラーネガフィルムに冬のイスタンブールの優れない天気が重なり、色の乏しい画像ばかりでした。イスタンブールだけ1週間なんてのも悪くない。

この夏の候補として、トルコから陸路でギリシアというプランもありましたが、ギリシアの財政破綻でこちらにしなくて正解でした。当時のトルコリラを所有していますが、この間にデノミを実施したため、使えません。ギリシアのドラクマも持ってますけどね。

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2014年7月12日 (土)

トルコ式ピザ各種

トルコの続きを行きます。

トルコには様々なピザがあります。イタリア起源とは考えられず、名称も「ピザ」ではありませんが、よく似ています。味もほとんど同じです。

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<ピデ>COOLPIX 880

サフランボルについた日に味わった「ピデ」です。ピザ生地に相当するのは、小麦粉で間違いないでしょう。チーズはありませんが、使ったものもあります。挽肉はもちろん羊の肉です。さっとレモンを搾って頂きますが、想像以上に美味いです。

ご飯代わりに注文したので、おかずも頼みましたが、ついに、食べ切れませんでした。それだけ量が多い。このピデは楕円形ですが、イタリアのピザに似ています。

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<メブラーナ・ピデ>COOLPIX 880

サフランボルから、アンカラで1泊し、トルコ中部のコンヤにやってきました。コンヤは神秘的イスラム教団、メブラーナ派が存在したところです。このメブラーナ教団はケマル・アタチュルクの政教分離政策によって、解散させられましたが、その祈りの踊り、「旋舞」は今でも上演されます。

そこで頼んだのが、これでした。画像ではカットされていますが、全体的な形は、舟形で、生地の両端は折り返されているものです。メブラーナ・ピデがそうというわけではなく、舟形で折り返しのあるピデの方が一般的かもしれません。その折り返しの間の窪みの部分に具を入れて焼きます。

チーズを使っているということもありますが、イタリアのピザの味にかなり近いです。ただ、トマトソースを生地に塗らないので、その点が違いますね。これも量がかなり多いので、ピデだけで腹一杯になりますね。昼食くらいにちょうどいいか、やや持てあますかです。

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<ラフマジュン>COOLPIX 880

イスタンブールに戻り、日帰りでイズニックにやってきました。湖のある小さな都市です。かなり時間がかかるので、着いたら早速昼食です。

ロカンタに入ります。「ロカンタ」とは食堂のような意味で、ここにラフマジュンがありました。画像の通りに、ピザそっくりです。ただし大きさは半分以下です。カッターで切って食べるというよりは、そのままかぶりつきましょう。

あまり、チーズ系のものは使っていなかったようですが、美味いです。量もひとりでちょうどいいくらいです。見つけたら積極的に頼みましょう。ピデはどこにでもあると思いますが、ラフマジュンはなかなかないです。

これらのものは、ほとんど当たりはずれがなく、これを頼んでおけば安心の一品ですね。

これらの料理にビールがあればいうことないんですが。ちなみにトルコはムスリムが99%というところですが、ワインもビールも生産する国です。そして、飲酒するムスリムもかなりの割合ですが、レストランやロカンタでアルコール類を置いている割合がかなり少ないです。おとなしく、チャイでも飲んでいろということなんでしょうか。

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2014年7月 9日 (水)

シンプルなトルコ飯

トルコを最後に訪れたのもすでに10年以上前になってしまいました。それでも、4回の訪問歴があります。うち、3回はパッケージツアーですが。

今のところ、2003年が最近の訪問です。でも、この時は真冬。夏の乾いたイメージがありますが、凍えるほど寒かったです。ダウンジャケットを着込み、それでも寒いので、現地で帽子とマフラーを購入。マフラーを買った店でトルコ人風の巻き方を教えてもらい、「これでキミもトルコ人」といわれ、チャイを振る舞われました。

今やユーロ圏に匹敵するほどの物価高とのことですが、まだこの時は安いなと思いました。安ホテルに泊まり歩くので、どこもシンプルな朝食を出します。

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<朝食セット>COOLPIX 880

トルコはパンが美味いです。画像じゃカットされてますが、ずんぐり型のエキメッキというパンです。これがですね、中はもちもち、外はカリッとしてます。そう、フランスのバゲットにも匹敵する美味さなんです。

バゲットは時間がたつと、カチカチになってしまい、焼きたてが命みたいなところがありますが、エキメッキはもうちょっと寿命が長いです。やや湿り気があるのかもしれません。たいがいは、パン屋で買ってくるようです。製品番号がパンに直接貼られているのが御愛嬌なんですが、そこは黙って剥がすことにしましょう。

このパンが、ドネルケバブサンドになったり、サバサンドになったりします。サンドイッチにしなくても、ブラックオリーブとスープがあれば、いくらでも食べられます。

チーズもイケてますし、朝から生のキュウリやトマトもいいですね。手間をかけてない朝食ですが、これは美味いです。ハムは鶏か羊なので、パサパサしてますが。

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<パンにスープ>COOLPIX 880

サフランボルという、世界遺産の街で、超シンプルな昼食を出す店に入ってみました。おかずはせいぜいキョフテ(ミートボール)くらいで、あとはパンとスープのみという店です。店内もテーブルがちょこっとあるだけ。

パンは例によって、エキメッキ。しかも、焼きたてではありません。でも、スープと食べると、美味しい。スープもただの、レンズ豆をすりつぶしたやつで、具はありません。赤い部分は、気は心で、店のオヤジが、キョフテのタレを垂らしてくれたものです。

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<キョフテ>COOLPIX 880

もちろん、羊の肉です。ミンチの羊はそんなに臭く感じません。むしろ、美味いです。でも、こういう料理ばかり、1週間も食べ続けると、自分では気づきませんが、確実に身体が羊の匂いに包まれるようになってきます。

シャワーを浴びる前とか、ほのかに匂うわけですよ。まあ、日本ではあまりこういうことは体験しないだろうから、よ~く身体を洗いましょう。

それにしても、パンが美味しい国はいいですね。料理に負けてないから、何食べても外れがほとんどありません。個人的には、パンの美味しい国は、トルコ、フランス、ポルトガル、モロッコと申し上げておきましょう。この中でも、エキメッキだけは、どこで食べても一定の水準です。素晴らしい。

相変わらずのネタ切れ状態ですが、kimcafeさんとtrintrinさんにお褒めの言葉を頂きまして、食べ物ネタでがんばっています。

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2007年6月20日 (水)

イスケンデル・ケバブ

トルコ料理はトルコ人がいうには世界三大料理のひとつらしい。それは、フランス料理、中華料理、トルコ料理だそうだ。まったく説得力なし。トルコ料理はムスリムの国だから、もちろん羊肉を多用するし、香辛料も多用する。また、もともと脂っこいことに加えて、オリーブ油も使うので、好き嫌いの好みが別れるところです。わたしゃ、まったく問題なしですが。

前にドネル・ケバブのことを書きましたが、ケバブまたはカバブとは串焼きにした肉料理です。代表的なものが、シシ・ケバブ。ミンチ肉にしたものを激辛にしたものが、アダナ・ケバブです。アダナは地中海に面した港町で、トルコ料理には土地の名前も付けられます。串焼きですが、供される状態では、串は抜かれます。

マルマラ海に面した温泉地、ブルサの名物が「イスケンデル・ケバブ」です。ブルサはかつてオスマン朝の都だったところで、古いモスクなどもあります。さて、この「イスケンデル」という名前ですが、これをギリシア語読みすると、「アレクサンダー」となります。アレクサンダー、そう、小国マケドニアから瞬く間にペルシアを破りインドまでたどり着こうかというところで、早世したあのアレクサンダー大王…のことではありません。アレクサンダー大王も食べたケバブというなら、スケールも大きいのですが。

このイスケンデル・ケバブとはこの料理を考えた人の名前だったらしいです。ここまで引っ張ってきましたが、では、画像をご覧下さい。

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<イスケンデル・ケバブ>Coolpix880

ケバブとはいうものの、お馴染みドネル・ケバブです。ドネル・ケバブもぐるぐる巻きにされた状態で真ん中に鉄の棒が通っているのでまあひとつの串焼きでしょう。そのドネル・ケバブに濃厚なソースをかけて、さらにはヨーグルトまで合わせます。皿の左側の白いものが、ヨーグルト。

ちなみに、ヨーグルトもトルコが発祥の地のひとつ。トルコではヨーグルト飲料のアイランなどもよく飲まれています。で、肉料理にヨーグルトは合うのかというと…。意外なことにとても美味しかったです。肉の味が変化するというか、それまでにない美味しさです。

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2007年6月17日 (日)

ドネル・サンド&サバ・サンド

前回、エキメッキを取り上げたが、今回はエキメッキを使ったスナックを取り上げます。

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<ドネル・サンド>Coolpix880

エキメッキ丸ごとひとつに切れ目を入れて、ドネル・ケバブと野菜を挟んだものです。至極簡単なものですが、腹持ちがよく、美味い。この量ですから、十分に1食分になりますね。

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<ドネル・ケバブ>MZ3/28-105mm/Centuria400

ドネル・ケバブは渋谷あたりでも簡単に食べさせてくれる店があるくらいだから、説明不要でしょうが、いちお、うんちくを傾けておきます。「ドネル」とは回転という意味です。棒の周りに羊肉を巻き付けていき、これをゆっくりと回転させながら、あぶり焼きます。上の画像で、おじさんが注文を受けて削り取って完成となります。

まあ、必ずしもサンドイッチにするだけが、ドネル・ケバブではないのですが。そのかわりヴァージョンは後日紹介します。ともかく、ドネル・サンドは美味いです。量が多い場合は、半分にもできます。値段も安いです。

続きを読む "ドネル・サンド&サバ・サンド"

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2007年6月15日 (金)

エキメッキ

世界でパンの美味しい国を3つ選ぶとすると、トルコ、ポルトガル、モロッコということになると思う。あくまでも自分の中の基準で、訪れた順による。決して格付けではない。今回は、そのトルコの美味しいパンについて。

トルコのずんぐりしたタイプのパンをエキメッキと呼ぶ。トルコの大半の人は朝から晩までこれを食べているはずである。外側はぱりっとしていて、中はモチモチ。パンの理想型である。

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<トルコの理想的朝食セット>Coolpix880

画像のパンがエキメッキである。ほとんどは切れ目を入れて供される。このパンと、スープの相性は抜群で、その他にオリーブの実でもあれば、好きなだけ食べることができる。飽きが来ないのである。この画像を理想的と書いたのは、安宿の朝食としては珍しく、スープが付いたから。トルコはスープも美味しいです。

トルコを旅したけど、こんなパンは食べていないという人は、こちらなんじゃないだろうか。

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<スミット>Coolpix880

胡麻付きリング型のパン、スミット。よく街角で売られています。こちらももちろん美味しいですが、レストランなどの食卓には上ることはありません。おやつ替わりにいただくというものですね。これももちろん美味しいですが。また、レストランなどによっては、アラブタイプの薄いホブスというものも出されるので、エキメッキに対面することがないかも。

エキメッキは一口サイズに切られて、積み上げられたように皿に盛られて登場することが多いですね。もちろん、焼きたての熱々が理想ですが、冷めてもこのモチモチ感が失われることがないので、美味しいです。どんな料理にも合いますね。

ご愛敬なのは、工業製品なのか、パン生地に製造番号などの付いた小さな紙が焼き込まれていることがあるのですね。あちらの人はあまり気にせずにそのまま食べてしまうようですが。気になるようなら、その部分をちぎって捨てましょう。

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