カテゴリー「912t India & Nepal」の45件の記事

2012年1月27日 (金)

ネパールで出会った人々

約5ヶ月にわたってお送りしてきた、夏のインド・ネパールレポート、これにて最終回です。

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<幼稚園児>K7/FA35

夏のポカラは山も見えず、滞在するといっても町をぶらぶらするのみ。町といっても、メインストリートはレストラン、ホテル、土産物屋ばかりで、人々の生活は裏通りにある。なので、裏通りも歩くことにしたが、これという被写体がないのですね。

ようやく見つけたのが公園のような囲いのあるところ。子供たちが少数の大人に混じって戯れていた。託児所なのか幼稚園なのかよくわからないが、覗いていたら近づいてきたのがこの子たち。思わずシャッターを押したが、奥の子供はインド系の顔つきだが、手前の子供はいかにも東洋系。

以前は突然ガンジャ・ショップが現れ、その後日本に昔いたような自転車に乗った豆腐売りみたいな感じのおじさんが登場し、その自転車の荷台を覗かせてもらうと、茶色いブツが転がっていたりしたものでした。今回はそんなものはいっさい見つけられず、ポカラも健全な観光都市に生まれ変わったようです。

でも、カトマンズのダルバール広場では「ハッパ」と囁く怪しい人がちょっといた。インドでも、コルカタとヴァラナシーではいましたねえ。

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<青空市場>K7/DA21

雨上がりのカトマンズ。売っている品物は不明。カメラを向けるときちんと見てくれる人も多いが、視線をそらす人も。

インドほどはカメラが圧倒的な人気ではないようですが、カメラに対する圧倒的な拒否感は少ないと思います。

イタリアはどこに行っても、カメラに納めたくなってしまうような景色が飛び込んできますが、人物はというとなかなかカメラに納めるところまで行かないような感じがします。理由なく人物写真を撮るという行為を取りにくい。

一方あまりツーリスティックではないアジアでは、撮るものが少ないこともあり、足は自然と市場に向いたりして、そこで働く人を撮ったりしますね。

シャッターを切る回数は圧倒的にヨーロッパだろうと思いますが、印象に残る写真はアジアの方が多いような気もします。このあたりの壁を越えて、どこに行っても、人物写真を多く撮れるようになるといいのですが。また修行せねば。

では、以降はイタリアに専念します。

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2012年1月21日 (土)

インドで出会った人々

イタリアで撮ってきた写真をざっと見て、何とも人物の写真が少ないなと思う今日この頃です。やはり、アジアは写真に対する許容度が緩いです。しかもインド人はかなりの写真好きなので、撮れるチャンスも多いわけです。

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<ブッダガヤの少年>K7/DA21

朝食を取っていたら、近くにいてにこにこしていた少年。服はぼろぼろでかなり貧しい家にいるか、ホームレスだろうと思います。そのあとも何回か遭遇し、カメラを向けるとこの表情。

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<ブッダガヤの少年少女>K7/DA21

この二人はバクシーシを要求してきた。カメラを向けるとポーズを取ってくれたものの、その後さらに要求は激しくなってきた。

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<ガイドのラカン>GR DIGITAL

日本語ぺらぺら。ブッダガヤのウェルカムゲストハウス付近にいて、日本人を観光に誘う。基本的には親切だと思うが、ブッダガヤでの評判はやっかみ半分もあってか、善し悪しが分かれるようなところがある。そう無茶苦茶大金を巻き上げられることはないと思うが、バックパッカーだったら、財政事情がきつくなるかも。

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<ヴァラナシーのリキシャワーラー>K7/DA21

ヴァラナシー滞在中は5日間も世話になってしまった。サイクルリキシャは自前のものではなく、借りているそうな。腕というか足前は確かで、なめらかにヴァラナシーの町を駆け抜けた。

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<カレー屋の兄ちゃん>GR DIGITAL

30円の朝定食の店で毎日黙々と揚げパンを作っている人物。このメシは美味かった。

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<クマール氏>K7/DA21

ブッダガヤの仏陀が悟りを開いた金剛座のすぐそばで出会った人物。ここに来ると心が穏やかになるといっていた。ブッダガヤのガイドは金金ばかりで好きじゃないとも。

ネパール編もあります。

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2012年1月15日 (日)

ダルバール広場

PC無事に戻ってきました。意外に早かったです。

連日更新となりますが、早くインド・ネパールを終わらせてしまいます。

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<フリークストリート界隈>K7/DA15

スワヤンブナートからタクシーでやってきたのがダルバール広場。ここも世界遺産の一つで、タクシーを降り、歩き出すと係員が入域料金を徴収にやってきた。こちらは、250ネパールルピー。

カトマンズのダルバール広場は、かつての王宮を中心にしたところなのだが、タメル地区が新しい旅行者のエリアなのに対して、上の画像のあたりはフリークストリートあるいはジョッチェンという名前の、古くからある旅行者の集うところなのだ。

なので、もちろんホテルもあり、1998年にはHotel Sugatというところに泊まっている。ここは、現在も営業中でガイドブックにも載っていて、ちょっと見に行ったりもした。小林紀晴や素樹文生がタメルに泊まったのだとしたら、蔵前仁一や下川裕治はジョッチェンなんだろうなあと思う。

しかし、このHotel Sugatはまるきりダルバール広場の入域料金が適用されるところでもあり、そんな人のためにこの入域料金はパスポート提示と写真の提出によってビザ有効期限内の延長ができるとのこと。3日以内ならば写真はいらないそうだが、めんどくさそうですね。

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<クマリの館>K7/DA15

女神の化身ともいわれるクマリは、ネワール仏教徒の僧侶カーストであるサキャ(釈迦)の家から選ばれるという。ただし、大人になりかけたら役目は終了。新しいクマリが選ばれる。クマリの元にはネパール国王が訪れ、ティカを受けたというが、王政廃止に伴いその存在も変わってきそうである。

そのクマリが住むのがこの建物で、観光客もパティオのようになった中庭に入ることができる。たまに、クマリが顔を覗かせるとのことだが、30分ほど粘ってみたが気配はなく退散した。

ちなみに、入口にいる女性たちはクマリのポートレイト写真を売る人たち。クマリの館に入り、クマリに対面できても、写真撮影はできない。なので、こんな人たちがいる。

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<ハヌマン像>K7/DA15

ここが旧王宮の入口。真っ赤に彩られたハヌマン像があることから、ハヌマン・ドカ(ハヌマン神の門)と呼ばれている。

ネパール各地にハヌマン像があると思うが、やはりここのものが一番有名だろう。旧王宮はかつて訪れていて、時間もないことから、入場はやめた。

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<カーラ・バイラヴ>K7/DA15

カーラ・バイラヴはシヴァの化身ともいわれ、たくさんの人が訪れる。どこかユーモラスだが、このあたりで雨が降ってきそうになり、宿に引き上げた。

これで、カトマンズの項目は終了。あとは、この旅で出会った人物を紹介して終了したいと思います。

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2012年1月10日 (火)

スワヤンブナートはヒマラヤ最古の寺院

何だよ、イタリアじゃないのかよ…という声が聞こえてきそうですが、できるだけぶっ飛ばして行きますのでよろしくです。

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<急な石段>K7/DA15

この仰ぎ見るような急階段がスワヤンブナートへ至る道です。とはいえ、この裏にはバスなどの駐車場があって、ツアー客などはそこからここほどではない階段を少し上がるだけでたどり着きます。

でも、やはりネパール仏教の聖地なんですから、きちんと正面から攻めなくちゃね。まあ、2度目なんですけど、沢木耕太郎も大沢たかおも登った石段です。前に訪れたのは1998年だから、大沢たかおの方が訪問歴が古い。でも、あの人は撮影ではありながらここをバックパックを担いだまま登ってます。中身は空かもしれないけど。

かくいうワタクシ、1998年のことですが、無事参詣したあとこの石段で足が滑り、数段滑り落ちたという経験がございます。もっとも、尻を打ったくらいでひどいことにはならなかったのですが、結構滑りやすいので注意が必要です。

もうひとつの注意は猿が出没すること。特にこの石段付近は要注意で、食べ物不携帯がいいでしょう。

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<ストゥーパ>K7/DA15

いやあ、ここも変わらないなあと思いましたが、入場料150ネパールルピー。調べてみたら13年前も入場料があって、50ルピーでした。実に3倍かと思いましたが、為替相場の変動で日本円にしてみたら100円が150円になったくらいなんですね。

それまで入場料のなかった、パシュパティナートとボダナートよりはまだマシだ。で、どうやらカトマンズの世界遺産登録物件には入場料がかかるようになったようです。

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<カトマンズ市街K7/DA21

そしてこの眺望。13年前はカトマンズは排気ガスにかなり汚染されていて、飛行機からもそのひどさがわかるくらいだったのですが、旧型のテンプー(インドのオートリキシャと同じもの)を一掃したり、乗り合いテンプー(比較的大きな乗り合い三輪タクシー)のエンジンをクリーンなものに置き換えるなどして、改善されたようです。

あるいは、雨季だったからただ流されただけかな。

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<燃やす男>K7/DA21

ここにいると独特の匂いに包まれます。ヤクバターの灯明であったり、チベット文字の書かれた薄い紙(経文か)などが焼かれる匂いです。真夏でも火は絶えることがない。その陽炎の向こうに揺らめくストゥーパや人影が見え隠れする…。

もっとも、ものの焼かれる匂いはここだけじゃなくて、ボダナートにもあるんですが、ここは圧倒的に狭いですからね。

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<マニ車>K7/DA21

そんなわけで、一通り見たら、あまり長居する場所がありません。ただ、この中にカフェと称する店は数軒ありました。

さ、次はダルバール広場。

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2011年12月18日 (日)

ボダナートの謎の儀式

昨日、都内某所にて「ヤムの会(仮称)」2回目が行われました。軽い疲労感が残っていますが、報告はまた後日。

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<ボダナート>K7/FA35

大ストゥーパでは外壁の塗り替え作業が行われています。それはバケツに入れた塗料をぶちまけるだけですが、確実に白くなっていく。

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<マニ車>K7/DA21

ストゥーパの周りでは相変わらずマニ車を回す人が絶えません。1日何回転するものなのでしょうか。経文が入ったマニ車の効能は誰にでもあるものなのでしょうか。

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<ストゥーパ正面にて>K7/DA21

ストゥーパ上段へと続く入り口前にて、女性が何かを並べ始めました。

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<続々と並ぶ>K7/DA21

そして続々と同じものが並べられていきます。

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<勢揃い>K7/DA21

終わったようです。それにしてもいったい何なのでしょうか。

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<生糸>K7/DA21

はじめは、食べ物か何かかと思っていたのですが、生糸でした。

さて、ここからは想像の世界。ネパールでは腕に生糸を何重にも巻き付ける習慣があるようです。ラオスでもあったと思うのですが。

今ではあまり見かけなくなってしまいましたが、チベット人の行商おばさんなどは、この糸から作ったと思われるカラフルな腕飾りを売り歩いていました。またしても13年前の話になってしまいますが、ちょうどJリーグが始まった頃で、「ミサンガ」に似ていました。おばさんたちは「フレンドシップ」などと呼んでいたようですが。

このあとの行方も見届けたかったのですが、時間のない旅人にはそんな余裕がないのでした。さて、次はスワヤンブナート。

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2011年12月14日 (水)

目玉寺院

深夜特急の足深跡を追うVol.4

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<ボダナート>K7/DA21

パシュパティナートからまたしてもタクシー移動。メーター使わず言い値で200ネパールルピー。ただし、タメル地区からパシュパティナートほどの距離はない。と、いうことでやってきたのは、世界遺産登録物件の一つ、ボダナート。ここも、入域料金のようなものがあり、150ネパールルピーを払う。ただし、出入りはチケットを見せるだけで外との行き来は可能。

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<大ストゥーパ>K7/DA21

ここもやはり、13年前はただで見ることができた。ボダナートはカトマンズ市内からはずれたところで、ゲストハウスやホテルなどもあり、カトマンズのタメルとは違った雰囲気が味わえるかもしれない。

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<右回りに歩く>K7/DA21

ここは、大ストゥーパを中心にして、それを取り囲むようにして商店やまた別の寺院などが建ち並んでいる。もちろんレストランやホテルもある。

ボダナートはネパールというよりは、チベット系のエリアらしく、大ストゥーパの乗っている基壇の外壁にはびっしりとマニ車がある。チベット仏教の寺院では、右回りに参拝するのがデフォルトとなっていて、マニ車も右回転するように回す。

そういうところなので、五体投地をする人なども現れる。五体投地とは、地面に身を投げ出すようにまっすぐになり、再び立ち上がると指先の位置からまた、身を投げ出すことを繰り返し、身体の長さだけ前進するという巡礼の仕方である。これを行うと衣服と露出した肌がすり切れてしまうため、それを防止するカバーなどをつけている人もいる。

このときも五体投地をしそうな人はいたのだが、こちらのカメラを見つけると「撮れ」という感じで迫ってきたので、物乞いの雰囲気を感じ、それにはつきあわなかった。

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<タルチョ>K7/DA21

ネパールやチベットの宗教的なところ、交通の要所などにはこの色とりどりの薄い布が飾られている。これにはおそらくチベットの文字が使われていて、ありがたい言葉などが書かれているのではないだろうか。

晴れた空の元で見ると綺麗である。

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<タルチョとストゥーパ>K7/DA21

この仏塔には近くまで登ることができる。ただ、行けるのはそこまでであとは、歩いて眺めるしかない。それにしても、巨大なストゥーパである。

さて、沢木耕太郎の「深夜特急」には、ここの記述がないが、間違いなくここには来ただろう。そして、ドラマの「劇的紀行・深夜特」は、なぜかカルカッタとブッダガヤをとばして、カトマンズから始まる。オープニング直後のシーンはスワヤンブナートとボダナートでのロケである。

大沢たかおはスワヤンブナートではなぜかバックパックを担いであの長い石段を登っていたが、そんなやつはまずいない。ボダナートでは手ぶらだったけど。

あのドラマ、カトマンズではほとんど外に出たシーンがなくて、宿の中かタメル地区でのシーンばかりなのだ。なので、観光客が感じられる深夜特急の雰囲気はこの2箇所だけしかないので、貴重といえば貴重かも。

今回ちょっと強引だったかも。

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2011年12月10日 (土)

パシュパティナートの怪しい人たち

お久しぶりとなってしまったのは、新しいパソコンを導入するのに手間取っていたからです。まだ、ソフトなどを入れる必要もあるのですが、まあ行ってみます。

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<ハヌマン>K7/DA21

パシュパティナートは火葬場であるとともにヒンドゥ寺院でもあり、そういう点ではヴァラナシーとよく似ている。なので、かなり怪しい面々も集まってきます。

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<観光サドゥー>K7/DA21

サドゥーは何も所有せず修行に明け暮れる世捨て人とでもいうのでしょうか。特にヒンドゥの聖地によく現れますが、街中ではほとんど見かけるはずはありません。ですが、ヒンドゥの観光地ではサドゥーらしい格好をして観光客を待ち受け、写真などを撮らせて収入源にしている人もいます。これが観光サドゥーというものです。

わかりにくいのは聖地でもあり、観光地でもあるところに現れるこのような人物ですが、写真を撮らせた後にお金を要求してくるのが観光サドゥーであると思ってよいでしょう。この人物も「マニー」といってきました。

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<ハヌマン男>K7/DA21

ネパールに限らず、猿は神としてもあがめられているのですが、特にネパールでは敬われています。この人物、こんな格好をしてこのあたりにたたずんでいたのですが、何をしたかったのかはよくわかりません。

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<本物のサドゥーか>K7/F

カトマンズではダルバール広場にも登場する観光サドゥーですが、こちらはどことなく本物っぽい。ヴァラナシーでは古い建物に大勢で住んでいるそうで、本物のサドゥーは滅多に姿を現さないそうです。

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<バラモンかも>K7/FA77

こんな人物もやってきます。果たしてサドゥーなのかバラモンなのか。額のティカがただ大きいだけなのかも。

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<バラモン>K7/FA77

火葬場の対岸のガートに数名座ってティカをつける役を担っているのがバラモン。ほとんど外見ではそこらの人と見分けがつかない。ヴァラナシーではバラモンに強引に誘われてティカをつけられてしまいましたが、ネパールでは非常にマイルドで観光客にティカ付けを言葉で誘うようなバラモンはいませんでした。

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2011年12月 4日 (日)

写真の撮れる火葬場、パシュパティナート

カトマンズに到着。残された時間はたったの1日。これだけでカトマンズの名所巡りをしなくてはならない。なので、カトマンズから距離のあるパタンとバクタプルは外し、世界遺産でもあるパシュパティナート、ボダナート、スワヤンブナートを回ることにした。今更けちけちしてもしょうがないので、すべてタクシー移動である。

宿を出たところで拾ったタクシーはメーターで行ってくれたものの、メーター料金の180ネパールルピーに対して200ネパールルピーを払うと「じゃあね」という感じで釣り銭はなしであった。

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<パシュパティナート>K7/DA21

ここはずっと以前からカトマンズ市内にある世界遺産のひとつなのだが、13年前は入場料なんてものはなかった。それが今や、500ネパールルピーというネパールにしてはかなり高額な入場料を取るようになっていた。

ここにはバグマティ川が流れ、ネパール最大のヒンドゥ寺院のあるところである。しかも、シヴァを祀る寺院なのである。寺院のエリアは非ヒンドゥの外国人は立ち入ることができず、対岸から眺めることになる。

ちょうど上の画像がわかりやすいが、寺院に向かって左側が火葬場となっている。寺院にはひっきりなしに死者が運ばれ、ガートで清められたあと火葬場で焼かれ、その後川に流されることになる。ヴァラナシーでは火葬風景はいっさい撮影禁止だったのだが、ここではまったくお咎めがない。

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<火葬風景>K7/FA77

やっていることはヴァラナシーと同じ。太い薪を井桁に組み、その上に死体をのせて藁を被せ、火をつける。あとは焼き場の職人が適当に処理してくれる仕組み。ヴァラナシーでは結局船の上からしか火葬風景を見ることができなかったが、ここではかなり近くでよく見ることができる。

もちろんここには13年前にも訪れているのだが、その時は冬だったこともあり、バグマティ川はかなり水量が減っていて、どんどん灰を流すために、川にはヘドロが溜まってしまいかなり汚い印象があった。しかも、そのそばでは食器を川の水で洗っていたりして。

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<焼き場の職人>K7/FA77

ヒンドゥ寺院には入ることができないが、火葬エリアには近づくことができる。そのすぐ上から眺めることにする。ほどよく焼き上がった(失礼)死体を竹で解体する作業。かなりの量の薪と藁を使っているので、大量の煙が上がる。写真はクリアに見えるものの、それは画像処理しているからで、実際にはかなり煙い。

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<何かを投入>K7/FA77

さらには別の職人が何かを投入する。ヴァラナシーではガンガーの水を振りかけるようだが。手には白い粉末が。確認したわけじゃないが、塩じゃなかろうか。

パシュパティナートは奥に行くとまた別の寺院が現れる。13年前には一度来たあと、カトマンズを発つ前日にまた来てみた。ここには食事をする場所がなく、かといって食べ物を持参すると猿が群がるというやっかいな場所。火葬風景だけでなく、いろいろなものが見られる。続編ありです。

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2011年11月30日 (水)

タメルハウスでベジタリアンセット

カトマンズに到着したその夜は、ガイドブックのレストラン記事を読み比べ結局選んだのが、タメルハウスというレストラン。決め手となったのは、100以上前に建てられた建物とネワール族の伝統的料理なのであった。

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<まずはエベレスト>GR DIGITAL

場所はタメルの中心からやや北に5分ほどのところ。近くには「桃太郎」などの看板があり、日本食がおいでと誘っているものの、この日はローカルと決めたので迷わず到着しました。

店に入ってみると、中庭に面したテーブルに案内されました。照明はなくてろうそくの明かりの下というシチュエーション。こりゃ、高級ですよねえ。メニューを見て、オーダーしたのがベジタリアンセット、800ネパールルピー。どうやらコース料理になっているらしいです。ネパールでの定番となってしまった感のあるエベレストを飲みながらこれを待つ。

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<スターター>GR DIGITAL

なんだこりゃと思ったのが、炒り豆とジャガイモのフライ。

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<炒り豆>GR DIGITAL

いやもう、ただ炒っただけの豆。ワケギのような野菜も混じっていますが。おそらくは大豆の一種なんでしょう。節分の豆と同じ味がします。なんでも、ネパールで入った豆がおやつのようなものらしく、手軽なスナックとして老若男女を問わずどこでも食べられているとか。

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<ジャガイモフライ>GR DIGITAL

こちらは、何かまぶしてあるようで、ただのフライではありません。少しスパイシーで美味しかったです。

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<中庭でのダンス>GR DIGITAL

ネワール料理に取り組んでいると突如始まったのが、ローカルダンス。ガイドブックには伝統音楽のライヴがあると書かれていましたが、こういうものがあると知っていれば、一眼レフを持ってきていたのに。こういう時に、GR DIGITALではちょっと役不足ですね。デジタルズームしか使えないし。それでも、かなりかぶりつきの席だったので、助かりました。

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<モモ>GR DIGITAL

次はモモの登場。モモとはネパール版の餃子のようなもの。元々モモはチベットから伝わり、ネパールでも定着した料理のようです。チベットのモモは、我々がよく見慣れた餃子の形をしています。ネワールのモモは焼売のような形。チベットのものもネワールのものも皮が日本の餃子よりもやや厚めですね。そして、中国の餃子が蒸したものが定番であるように、こちらのモモも蒸したものです。

具は普通は水牛の肉のミンチなどでしょうが、今回ベジタリアンなので中身は野菜です。でも、美味しかった。上の画像で肉のかたまりみたいに見えるものは、トマトソース。これをつけて食べます。

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<ダル>GR DIGITAL

定番のダル。豆はなんだかよくわかりませんでしたが、トウモロコシも入っていました。見た目はぱっとしないものの、けっこう美味しい。普通はダルをご飯にかけていただくのですが、この時点ではまだご飯が登場しなかったので、単品で味わいました。単にダルではなくて豆のスープなのでしょうか。

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<メイン登場>GR DIGITAL

そして、メインディッシュの登場です。予想通りダルバートタルカリです。見た目はかなりの豪華版。それでは各パーツの解説です。

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<ダル>GR DIGITAL

この豆はけっこう固くて、やはり大豆の味がしました。豆が黒いのではなくて、ソースが黒いようです。歯ごたえもしっかりしていますが、味わいもしっかりしています。

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<マッシュルーム>GR DIGITAL

果たしてネパールでマッシュルームを作っているのかは不明ですが、タメルを訪れる外国人旅行者に合わせた味なのかもしれません。やや塩分が効いています。地元産のキノコだったらもっと美味そう。ブータンでは松茸が採れるそうで、ネパールではどうなんでしょうね。

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<パニール>GR DIGITAL

見た目は厚揚げなんですが、チーズです。意外にも上品な味。しかし考えてみれば乳製品でご飯を頂くのですから、こちらでいえばご飯の上にバターをのせて食べるようなものですか。たまにそういう好みの人もいるようですが、その気持ちがわからないでもない。

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<ホウレンソウ炒め>GR DIGITAL

我々の考えるホウレンソウだと、緑鮮やかなおひたしあたりですけど、けっこうクタクタになるまで煮込まれています。でも、味が滲みていてかなり美味いです。ダルバートではサーグと呼ばれる青菜炒めのようですね。それにしても上手に野菜のうまみを生かしています。

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<タケノコ炒め>GR DIGITAL

さすが山国だけあって、タケノコも出ます。これもよく煮込まれていて美味いです。欧米から来た旅行者はこういうものは食べないだろうなあ。日本人には嬉しい味ですね。

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<ジャガイモとカリフラワー炒め>GR DIGITAL

こちらも野菜炒め風。隠れていますがニンジンもありました。これらすべてがマサラ味というわけでもなく、野菜それぞれの特性を生かしてうまく料理されていると思いました。いやあ、今回も肉なしでしたが、これだけあればもう十分です。

ご飯はもちろんインディカ米ですが、インドほどはぼそぼそしてなくて、体調もよかったのですべて食べきることができました。また、このダルバートはかなり汁気が多いので、スプーンを使って食べました。右手だけで食べていたらもう大変なことになっていたと思います。

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<ロキシー>GR DIGITAL

注がれたばかりで泡立っていますが、もちろん発泡性のものではありません。ネパールの蒸留酒、ロキシーです。元々は雑穀から作ったどぶろく風のチャーンを蒸留したものです。13年前のポカラで飲んだことがあります。その時は大晦日だったので、オーダーしたのですが、店には置いていないようで、どこからか持ってきたのですが、すでに水で薄められていて、不味かったです。

ここのはそんな不純物はいっさいなく、かなりアルコール度数は強かったものの、美味しく頂けました。癖はちょっとあるかもしれないですが、麦焼酎に似ているかな。個人的には米と芋の焼酎、泡盛が苦手。これはサービスでちょこっと注いでもらったのですが、よかったですね。西洋料理でいうと食後酒みたいな感じですか。

このあと、ヨーグルトのデザートとコーヒーが出て、1130ネパールルピー。ネパールの物価からすればかなり高いですが、それなりの味を提供してくれる店です。ここ、お勧め。

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2011年11月23日 (水)

カトマンズでもWiFiホテル

カトマンズのタメルに到着し、向かったのがHolly Himalayaという名前のホテルであった。地球の歩き方でフリーWiFiがあるとのことで、まずはここだなと見当をつける。場所はタメルのメインストリートには面していなかったが、すぐにわかった。だがその間に別の宿の客引きが登場した。彼にはお引き取りを願う。

部屋は空いていた。1泊約45USドル。部屋を見せてもらい料金は前払い。クレジットカードを使用すると、旧式のカード表面をカーボン紙でなぞり取るような機械であった。だがその後架空請求などのトラブルもなく、この点は安心であった。

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<客室>GR DIGITAL

絨毯敷きの部屋。グリーンラインの駐車場がぬかるんでいて、サンダルが泥だらけである。まずはこの泥を落とす。セミダブルベッドが二つ。電話にテレビ。ポカラのラブリーマウントもホテルを名乗ってはいたが、電話がなかった。

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<浴室>GR DIGITAL

もちろんいつでも熱い湯の出る浴槽とシャワー。トイレにもペーパーが備わる。ただし館内が一部工事中でその音がここにだけ響く。

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<ウェルカムドリンク>GR DIGITAL

そのうちにノックされた。ウェルカムドリンクのチャーである。マサラ味のミルクティでそのあたりはインドのチャイと一緒。だが、ネパールのチャーは香辛料の割合が低く、インドのチャイに比べてあっさりしていると思う。

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<ミネラルウォーター>GR DIGITAL

ここがホテルなのはこのような無料のミネラルウォーターが置いてあることだろう。こういうサービスはコルカタ以来で、ヴァラナシーでは煮沸して冷やした水をポットで運ばれただけ。その他のところではまるでこの手のサービスはなかったのである。たかが、ペットボトル2本だが、その恩恵はかなり嬉しいものである。

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<旧式エアコン>GR DIGITAL

比較的新しいホテルなのに、エアコンだけは一昔前のタイプだった。だが、けっこう強力なタイプで部屋はすぐに涼しくなる。気温はさほどエアコンを必要としないのだが、ちょっと蒸してきたら、短時間入れるようにした。

そして、WiFI。快適でした。なんたって、YouTubeも見ることができて、それをブログの記事に貼ることができるくらいですから。一応、部屋を出た各階のロビーのようなところにも、パソコンが数台設置してあり、宿泊客は無料でインターネットを利用できます。ただ、日本語フォントがあるかどうかは知りませんが。

こんな宿もカトマンズでは今後増えてくると思います。

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