照葉樹林文化と市場
ルアンナムターの市場の続き。
話はずっと昔に飛ぶ。1994年仲間内の企画ツアーで雲南省を旅している。昆明~景洪~大理という旅である。その前年、日本は国内の米栽培が不作で、タイ米をはじめとする外米を緊急輸入することになり、そこから一連の米騒動に発展していったことも思い出される。
そのツアーではシーサンパンナを訪れるということで、照葉樹林文化がクローズアップされていた。これを強引に要約すると、日本の生活基盤をなす主な要素が中国雲南省を中心にする、東アジア半月孤に集中していて、日本にもたらされた文化はここを元にしていたのではないかというものである。
照葉樹林とはつやのある葉のことで、椿や椎、樫などである。共通する要素とは、焼き畑農業、陸稲栽培、餅米、麹菌を使った酒、納豆などに及ぶ。また、漆器やお歯黒、入れ墨、歌垣なども上げられている。現在の日本は、杉や檜などの人工林が山林に植えられてしまっているが、縄文時代の文化はこれにぴったりと符合するらしい。
話は多少旅とかけ離れてしまったが、右サイドバーのBooksに照葉樹林文化の著作を取り上げてみたので、雲南やラオスに興味のある方は、書店などで参照してみてもいいかも。
<豆腐>GR DIGITAL
…ということで、ルアンナムターの市場に戻ります。ここにはラオスの加工食品も売られている。まずは、豆腐。豆腐や豆乳のたぐいは中国に近いので当然あります。ミャンマーの市場でも豆腐があったから、いまやアジアの至る所で見られるものかもしれない。豆腐を使ったラオス料理は遭遇できなかったものの、タイ料理で食べたことがあるな。厚揚げの入った麺とかもあるし。たらいが二つあるのは、固さの違いかも。
<味噌>GR DIGITAL
いかにも南国の味噌という感じでしょ。色が濃い。ラオス料理には茹で野菜に味噌を付けて食べたり、茹でた魚に味噌を付けるものもありますね。さすがに味噌汁はないと思うけど。手前のビニールに小分けにしたもの、東南アジア独特の感覚ですね。彼らは、コーヒーなどもビニールに入れて、ストローを挿してテイクアウトしてしまうくらいだし。
この時は納豆は見つけられませんでしたが、いずれシーサンパンナに入れば、あるだろうという予兆のようなものが感じられました。
市場の食関係はあと少し続けさせてください。
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