カテゴリー「04a Italy」の14件の記事

2009年4月 6日 (月)

アッシジの思い出

本当なら、同一日に連続エントリーするのは本意ではないが、今日は書かせていただく。

イタリアで大規模な地震があった。地震が起きたのは、ローマの北東100kmほどのラクイラという小都市である。ほとんど地球の歩き方をはじめとするガイドブックには記述のない都市。…と、いうか、アブルッツォ州じたいが記述がないのである。

とはいえ、ここはシチリア王国支配下の都市であり、観光的資源がかなりあるらしい。また、日本人のラグビープレーヤーとして、伊藤宏明(大工大高-明治大)が所属していたクラブチームがあるところである。

イタリアの地震というと、アッシジを思い起こす。初めて訪れたイタリアはツアーであった。ローマの次にペルージャを訪れる。ちょうどこの年中田英寿がペルージャに移籍したばかりで、「どんなところか知りたくて来た」という日本人がたくさんいた。ペルージャの眺めのよい丘の上で、アッシジの方を指さし、「いいところなんだけど、地震の被害がひどくて」という話を聞いた。

3年たち、今度は個人旅行者としてペルージャとアッシジを訪れた。あの時の話が引っかかっていたのである。

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<サンフランチェスコ聖堂>MZ-M/35-85mmZoom/Fujicolor400

アッシジの象徴サンフランチェスコ聖堂は綺麗に修復されていた。内部では荘厳なミサの様子も見ることができた。だが、有名なフレスコ画は一部が欠けていた。地震のためである。

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<修道女>MZ-M/35-85mmZoom/Fujicolor400

アッシジの町にはたくさんの観光客がいて、すっかり地震から立ち直ったようにも見えた。表面的には地震の被害はないようにも見えた。町には宗教関係者が歩き、どこか特別な町に感じられたものである。

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<奥の建物に注目>MZ-M/35-85mmZoom/Fujicolor400

だが、よく見てみると、修復中のところもかなりあった。噴水の向こう側の建物は、木材で補強してある。その上のバルコニーのような場所も、工事現場のような感じだ。

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<路地>MZ-M/35-85mmZoom/Fujicolor400

何気ない路地にも、地震の被害が及んでいたようである。このようなつっかえ棒をしないと、崩れてしまうのだろう。

残念ながらその後アッシジを訪れることはなかったが、地震から9年過ぎた2006年にようやく、サンフランチェスコ聖堂のフレスコ画が修復を終えたのだそうだ。

長い時間を要してしまったが、アッシジの復興もある。どうか、ラクイラの被害もこれ以上拡大しないことを願って止まないし、早期の復旧を願いたい。歩き方には載っていない都市ですが、調べてみたら何となく興味がわいてきました。今すぐとはいわないが、近い将来ラクイラを訪れることができるよう頑張って欲しい。イタリア、頑張れ。

Postscript この当時、使っていたEOSをだめにしてしまい、手持ちのレンズ資産を生かそうとPentaxのマニュアルカメラをわざわざ購入して使っていました。それが、MZ-Mというカメラ。交換レンズに、28mmと50mmを持って行きましたが、ほとんどはズームだけで撮っていましたね。しかも、なぜかイタリアではフィルムをケチって、カラーネガのみという状況。まだ、イタリアではリバーサルを使ったことがありません。またイタリアに行って、リバーサルで撮してみたいという欲求はかなりあります。

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2008年7月25日 (金)

5つの村-チンクエテッレ

イタリア、リグーリア海に面した、軍港ラ・スペツィアをはさみ、ポルトヴェーネレとチンクエテッレという世界遺産がある。ポルトヴェーネレとは「ビーナスの港」という意味で、チンクエテッレとは5つの大地(土地)という意味である。

今回取り上げるのは、チンクエテッレ。ポルトヴェネーレも魅力的なのだが、それはまたの機会に。さて、チンクエテッレはその名前の通り、ラ・スペツィアからほぼ等間隔で5つの漁村が点在する。ラ・スペツィア側からリオ・マッジョーレ、マナローラ、コルニーリア、ヴェルナッツァ、モンテロッソ・アル・マーレという名前である。

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<モンテロッソ・アル・マーレのビーチ>MZ-3/35mm

世界遺産とはいえ、日本ではほとんどマイナーなイタリアのリグーリア海。この地域は、「地球の歩き方」でさえ、分厚いイタリア編のみにしか紹介がない。さらに詳しくなる地域版には登場しないのである。

だが、イタリアではかなりメジャーなビーチなのである。イタリアの夏、庶民はともあれ海にバカンスに出かける。近年イタリアでもなかなか長い夏の休暇は取りにくくなってきたらしいが、とにかく数週間単位くらいで海に行くというのが、イタリア人のライフスタイルである。

そんなところに予約もなくやってきたが、奇跡的にやや落ちぶれた感じの2つ星の宿が取れた。ラ・スペツィアだから何とかなったのだろうが、チンクエテッレで宿を見つけようというのはまさに大海に挑む蛙のようなものであろう。ともかく、ラ・スペツィアから一番遠いチンクエテッレの村に行ってみた。

チンクエテッレに限らず、リグーリア海沿いにある集落は、山が迫り平坦な土地がとても少ない。従って、ラ・スペツィアからジェノヴァに至る鉄道と道路は難工事を極め、トンネルと断崖が連続する。だからこそ、息をのむような海の色が保たれているのだ。

実はチンクエテッレは歩いて回ることができる。5つの村とポルトヴェーネレを結ぶ遊歩道がある。すべて歩くと10時間かかるらしいので、せめてその雰囲気でも味わおうと、隣のヴェルナッツァまで歩いてみた。

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2008年7月 5日 (土)

イタリアのオート三輪

前のエントリーがことのほか受けたので、二匹目のドジョウを狙ってみます。

イタリアは、フィアット500(Cinquecento)などの日本では軽自動車のカテゴリーにあたりそうなクルマも数多く存在する。そんな中でひときわ目を惹くのが、オート三輪なのである。何でも今でも生産されているらしい。

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<オルヴィエートのオート三輪>MZ-3/35mm

ウンブリア州の白ワインで有名な小都市、オルヴィエートに日帰りで出かけたとき、今や日本ではほとんど見かけることのなくなった、オート三輪を見つける。色合いからしても、質実剛健という感じで、まさに実用車。イタリアの都市の裏通りなどでは、かなり狭い道も多いが、これはほとんどのところを走行できそうだ。ミゼットに似てます。乗員は運転手のみでしょう。他に余地はなさそう。

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2007年7月22日 (日)

レモンのお酒

ナポリのあるイタリア・カンパーニャ州はレモンの一大産地である。最近日本でもレモンピールに漬け込んだ蜂蜜飲料がでているが、南イタリアではレモンを上手に食用にしている。レモンから作った酒があるということを耳にして、ある日の夕食時に食後酒として頼んでみたことがある。

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<リモンチェッロ>GR1s/28mm/Fujicolor Super400

中央の黄色い液体の入ったグラスがリモンチェッロ(Limoncello)。これは、レモンの皮をアルコールに浸して、香りと色を抽出し、その後皮を取り出して砂糖を加えたリキュールである。冷蔵庫でよく冷やした状態で飲むのがよいとのことで、このナポリのレストラン、カヴール(Cavour:Piazza Garibaldi 30)では、うっすらとグラスに氷がついている状態で供された。

砂糖が加えられているので非常に甘口で、食後酒としてぴったり。だが、アルコール度数は30%以上とかなり高め。たくさん飲むには適していません。

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2007年7月 2日 (月)

グラニータ

蒸し暑い今日この頃。冷たいものが食べたくなりますね。イタリアだと、美味しいジェラートなんかがありますが、後味がさっぱりしないので、もっとすっきりしたものがいい…と、思っていたら、グラニータ(Granita)というものを見つけました。

ま、いわゆるかき氷なんですが、日本のものとはちょっと違います。普通は、バルなどで売られていて、グラニータの入った容器の中を一定の早さでかき混ぜる(あるいは氷を細かく砕く)ものが入っています。味はいろいろありますが、主にフルーツから抽出したもののようです。この味はあらかじめ氷に付いていて、あとからシロップでかけるようなことはありません。

プラスチックのカップに入れられ、やはりプラスチックのスプーン付きストローがついてきます。グラニータに出会ったのは、猛暑のフィレンツェで一口食べてやみつきになりました。確か、ミント味でかなり毒々しい緑色をしていました。氷はかなり柔らかいものの、脳髄までずきんと来る冷たさがあります。

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<グラニータ コーラ味>Ixy digital500

グラニータは地域性があります。ほぼイタリア全土で手軽に味わえると思いますが、ローマ以北ではカップは機内食の飲み物に使うようなタイプで、ミント、オレンジ、ブラッド・オレンジなど色鮮やかなものがあるはず。

ナポリあたりになると、カップもかなり安手のものとなり、スプーン兼用のストローではなく、そのどちらかです。味も南イタリアらしく、オレンジか南イタリア特産のレモンあたりに限定されるかも。まあ、これは、バルや街中でのスタンドなどで観察しただけなので、絶対ではありませんが。

ところで、画像のコーラ味、これは国境を越えたニース(フランス)で見つけたものです。南フランスにもグラニータがありました。同じラテン語圏といってもイタリア語とフランス語はかなり異なります。が、グラニータに関しては綴りも発音も同じでした。どちらかというと、フランスの方が味にこだわりがなく、何でもありみたいな感じですね。事実、街中で売られているグラニータの種類が豊富。ただし、味は人工的なものもありました。

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<Granita Azuro>Ixy digital500

これは、オランジュという南フランスの町で購入したものですが、とうとう何を使っているのかわかりませんでした。果物ではないはず。要するに「青のグラニータ」ですか。

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2006年12月16日 (土)

ピサの斜塔に登る

ピサを訪れるのは3度目のこと。初めて来たのは、1998年。ピサの斜塔は眺めるだけであった。次は、2001年でこの時は近くピサの斜塔が公開されるという話であったが、間に合わずに公開はその年の12月であった。

三度目の正直のピサ。斜塔のチケットは予約制で電話などで手に入れる。だが、直接行って余っているようだったら、手にはいるという。そのため、フィレンツェを早朝に出て、ピサで宿を探す。この日見ることができなくても、翌日でもOKというスタンスであった。

運良く駅に近いところにこざっぱりとしたホテルを見つけ、チェックイン。その足でドゥオモ広場を目指す。

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<ピサの斜塔とドゥオモ>by MZ-3/FA35mm F2.0(Fujicolor Super400)

以前斜塔を支えるようについていたつっかえ棒のような支柱が取り去られている。すかさず、ドゥオモ付属美術館のチケット販売所に並び、斜塔の入場券を申し込む。14:30分のチケットをゲット。やったぜ。料金は15ユーロと破格の値段。

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2006年12月15日 (金)

マンジャの塔に登る

高いところシリーズ第3弾。

トスカーナ中部にある小都市シエナ。アクセスはフィレンツェからバスで1時間。ちなみに、このバスはフィレンツェ市内を走るバスとは違い、おそらく「バス」または「アウトブス」と発音しても通じない。都市間を結ぶバスのことをプルマンと呼ぶ。ちなみに車体は水色か青。沢木耕太郎が、イタリア南部のプリンディシに上陸し、「ローマまでバスで行きたい」と聞いたところ答えは「鉄道で行け」といわれたのも、プルマンという言葉を知らなかったからかも知れない。

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<ブルマン>by MZ-3/FA35mm F2.0(Fujicolor Super400)

ちなみに、この画像はフィレンツェとシエナを結ぶものではなく、ローマとティヴォリを結ぶもの。

シエナは世界遺産に指定されたところ。中心部にある扇形のカンポ広場へ。ここは、7月2日と8月16日に「パリオ」と呼ばれるシエナの地区対抗の裸馬による競馬が行われる。

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<プップリコ宮>by MZ-3/Sigma20mm F1.8(Fujicolor Super400)

カンポ広場に立つ現在は市庁舎のプップリコ宮。時計台のようなものはマンジャの塔。ここに登ろうと思う。

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2006年12月12日 (火)

ボローニャの斜塔に登る

ボローニャはエミリア・ロマーニャ州の州都。豊かな食の都であるとともに、イタリア最古ともいわれるボローニャ大学のある学園都市である(ちなみに、パドヴァ大学とかエヴォラ大学もヨーロッパ最古といわれますが)。

アクセスはフィレンツェからミラノ・ヴェネツィア方面へ鉄道で1時間である。目玉となる名物がそれほどなく、観光地としては今ひとつか。観光客はフィレンツェからボローニャを通り越して、ミラノかヴェネツィアに向かってしまうことの方が多いだろう。

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<ネプチューンの噴水>by MZ-3/FA35mm F2.0(Fujicolor Super400)

ボローニャの中心部まではfsのボローニャ中央駅から徒歩で20分程度。そのマッジョーレ広場には、市庁舎であるコムナーレ宮、ポデスタ館、エンツォ王宮殿、身廊が未完成のままのサン・ペトロニオ聖堂などがある。コムナーレ宮の前にある大噴水は、ネプチューンの噴水と呼ばれ、半人半鳥の海の精が4体。この噴水は、その海の精の乳房からも水が噴出していて、けっこうグロい。

もう少し奥へ行くと、ボローニャ大学の旧館があり、アカデミックな香りを体験することもできる。だが、ボローニャのもう一つの名所は、斜塔である。

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2006年12月11日 (月)

ジョットの鐘楼

高いところに登ることは、決して嫌いじゃない。フィレンツェで高い場所といえば、ドゥオモのクーポラである。ところが、昨年の夏に訪れた時には、クーポラはともかく、ドゥオモ自体に入るのにも、大変な時間がかかりそうなほどの混雑ぶりであった。ドゥオモもクーポラも入ったことがあるので、こちらはあっさり諦め、ドゥオモの付属施設であると思われる、ジョットの鐘楼に登ることにした。こちらは初めてだ。

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<ドゥオモと鐘楼>by MZ-3/FA35mm F2.0(Fujicolor Super400)

ジョットの鐘楼は高さ84m。鐘楼の設計はもちろんジョットの手によるもので、ダンテが
「神曲」の中で、この鐘楼の美しさを褒め称えたことがある。ここに登ると、地上からは見えなかったドゥオモの姿も明らかになってくる。

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2006年12月10日 (日)

大道芸人

ヨーロッパの街中には芸人が多い。ちょっとした手品などを見せて小銭を稼ぐというものだが、果たしてこれで生活しているのだろうか。

一番多いタイプが、何かに扮して微動だにせず、自分の前の箱に金が投げ入れられると、機械仕掛けのようにして動くというもの。

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<スフィンクス?>by MZ-3/FA35mm F2.0(Fujicolor Super400)

まあ、こんな感じだ。この場所はフィレンツェのウフィツィ美術館前。ここは、美術館がぐるりと取り囲む中庭のような感じで、大変に大道芸人が多い。

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2006年12月 7日 (木)

イタリア人は坂がお好き

さてようやくココログのメンテナンスが終わりました。とはいえ、十分に機能が強化されていません。今までと同じやん。ま、気を取り直して本題行きます。

ウンブリア州には、丘の上にある都市が多い。サン・フランチェスコ聖堂のあるアッシジ。中田英寿のセリエA移籍で一挙に有名になった感のあるペルージャ。そして、さほど有名ではないが落ち着いた小都市オルヴィエート。2005年の夏、ローマから日帰りでオルヴィエートを訪れた。

ローマ・テルミニ駅からフィレンツェ行きのレッジョナーレ(Reg)に乗る。Regは、各駅停車みたいなもので、もちろん一番料金が安い。さらに長距離を走るRegは、インターレッジョナーレ(IR)という名称になる。ちなみに、レッジョナーレでローマ・テルミニから1時間20分程度。料金は6.3ユーロであった。この、ローマ-フィレンツェ間はイタリア鉄道(Trenitaliaまたはfs)の優等列車であるエウロスター・イタリア(Eurostar Italia/ES)が運航される幹線で、ES専用線もある。残念ながら、オルヴィエートにESは停車しない。また、自分が利用した時間帯には、ちょうどいい急行に相当するインターシティ(Intercity/IC)が走っていなかった。それでもこのRegは、途中駅をすっ飛ばすし、IC並のスピードと所要時間である。文句なし。

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<刻印機>by Ixy Digital 500

そそ、イタリアでは、列車に乗る前にチケットをこの機械に通さなくては、罰金です。fsの車内検札はけっこう頻繁です。ま、車掌さんたちは明らかに東洋から来た旅行者には優しく接してくれて、1回目は注意程度で許されますが。また、刻印機ですが、fsに限らず、市内バス、プルマン(都市間のバス)、地下鉄、私鉄などほとんどすべての交通機関に設置されています。

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2006年12月 3日 (日)

ヴァチカンの人々

ヴァチカンはローマ・カトリックの総本山なので、様々な人が働いている。ちなみに、人口は1,000人足らずで、ほとんどが聖職者などである。日本人も数名の枢機卿がいるはずで、ヴァチカンのパスポートを所有しているらしい。

ヴァチカンの人々で代表格なのが、スイス人衛兵。だんだら模様の中世風の衣装を着用している。普段は、サン・ピエトロ寺院に向かって左側の詰め所で警備を担当している。

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<スイス人衛兵>by MZ-3/FA77mm F1.8(Fujicolor Super400)

この時は、ちょうど衛兵交代の時間なのだが、門の向こう側からどっと人々が出てきて混沌状態となってしまったもの。スイス人衛兵は、1505年に教皇ユリウス2世により採用が決まり、それ以降脈々とスイス人だけが警備に当たっている。なんだか、伝統職みたいですね。

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天使の輪、聖人の右足

イタリアは4回訪れている。わたしはキリスト教徒ではないが、ローマを訪れるたびに、ヴァチカン参りを欠かさない。イタリアの中の小さな独立国だが、パスポートは不要である。そのヴァチカンの中心にあるのが、サン・ピエトロ寺院。ローマ・カトリックの総本山である。

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<サン・ピエトロ寺院>by MZ-3/FA35mm F2.0(Fujicolor Super400)

ここに入場するには服装チェックを受けなくてはならない。極端に肌を露出したもの、サンダル履きは不可。もっとも、タンクトップや、短パンの場合、その部分を何かで覆えば大丈夫である。ところが、前回訪れた2005年の夏には、持ち物検査まで実施されていた。単に空港にあるようなX線装置に持ち物を入れるだけだが、ISO1600のフィルムを持参していた身としては、これを申告して機械を通さないように述べる必要があった。これは間違いなく、テロの影響である。

以前は、寺院の両脇にあるところで、服装チェックが行われたが、持ち物検査が入ったことでか、右側が入口専用となっていた。左側は出口となる。

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2006年10月22日 (日)

旅のヘタレ絵はがき

旅に出ると、たまには手紙を出したくなります。そこで絵はがきなんかを買う。たいていは、美しい風景や遺跡、建物などが普通でしょうが。自分で出す時には、やはりそんなものを求めて、できたら安くて印刷の美しいものを選びますね。

ところが世界にはとんでもないヘタレ絵はがきが売っていたりします。

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<フィレンツェにて購入>

上の画像の絵はがきは、フィレンツェで見つけた。元になったものは、かのミケランジェロ作、ダビデ像である。まったく、ミケランジェロも自分の作品がこんな風に使われるとは思ってもいなかったであろう。それにしても、イタリア人のエロ系センスが光ってしまうので、思わず購入してしまったではないか。

ミケランジェロの「ダビデ」は本物がアカデミア美術館にあり、フィレンツェ市内を見下ろすことのできるミケランジェロ広場とシニョーリア広場にある「ダビデ」はコピーである。この絵はがきはいったいどれを使ったものかな。おそらく、シニョーリア広場のものだと推測しますが。

もう1枚のヘタレ系をご紹介します。こちらは、自分で購入したものではなく、当時インド在住のSUGARさんに送ってもらいました。そのまま載せるのは問題ありそうなので、モザイクかけてみました。

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<ヴァラナシーより>

ヴァラナシーというとインドを代表する聖地。特にガンガー(ガンジス川)ぞいのガートにはサドゥと呼ばれる修行者がいます。所有物を持たず、修行に明け暮れる…ことになっているのですが、中には観光客から巻き上げてやろうというサドゥもどきの「観光サドゥ」もいます。

さて、この絵はがき実は以前ヴァラナシーに行った際に、宿で売っていたものと似ています。それはさすがに出すことができず、持ち帰ることにしましたが、素っ裸のサドゥが局部丸出しで写っているものでした。しかしいいのか?インドは。

まだ手持ちにヘタレ系があるので、続編も考えますね。

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