ロンボクでバリ・ヒンドゥ
マタラムに限らず、ロンボク島はイスラム教地域であるが、実はバリにあったいくつかの王朝が進出したところでもあり、バリ・ヒンドゥがちょっとばかり顔を覗かせる。マタラムにある、メル寺院とマユラ・ウォーター・パレスも、実はそうである。
<メル寺院の割れ門>by MZ-3/FA35mm F2.0(E100VS)
メル寺院は、ロンボク島のヒンドゥ教の総本山。1720年にバリ島のカラン王子(ハンカチ王子ではない(^^;)によって、建立された。この割れ門を入っていくと受付がある。
受付では記帳をし、寄付を募られた。まあ、入場料のようなものである。そして、腰に帯を巻いて入場。だが、英語を話す男がつかず離れず。これはローカルガイド。それほどタチは悪くない。この男性の出身は、バリ島だという。
<3つのメル>by MZ-3/A28mm F2.8(E100VS)
メルというのは、塔のこと。中央のメルが11層。左右が9層ずつ。これは、三位一体で、中央がシヴァ、右がブラフマー、左がヴィシュヌであるとガイドから説明を受ける。ま、参考になったのはここまでで、あまり写真を撮れなかった。ちなみに、マニュアルフォーカスの28mmを持ってきてここで初めて装着してみた。この画像はともかく、露出がいまいち決まらない。接点の接触不良かも知れず、失敗が数枚。このレンズは使ったのはこの時だけ。あとは、同じ画角のGR-Dに任せることにする。
<帯を巻く>by GR-D
ガイドには2,000Rp渡すが、そこはただじゃ転がらない。帯を巻いた姿を撮ってもらう。
<マユラ・ウォーター・パレス>by MZ-3/FA50mm F1.7(E100VS)
メル寺院の向かいにあるのがこの離宮。1744年にやはりバリのカラガスン王朝によって建てられた。でも、主だった建物はこの程度。それほど宮殿の形をなしていない。
<バリ・ヒンドゥの様式美>by MZ-3/FA50mm F1.7(E100VS)
こちらは奥まったところにあった、寺院風のものの飾り。ところで、ここも記帳して入るが、入口の男はドネーションといいつつ、高額を要求してくる。相場は2,000Rpらしいが、4,000Rp取られた。小額紙幣必須。
翌日はマタラム郊外にあるバリ・ヒンドゥの観光地を目指した。続きます。
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コメント
私が行ったロンボク島のウォーターパレスはここなんだろうか?。メル寺院は見てないのだが・・・。
バスで連れていってもらったので、全然場所が分からない。
帯を巻いた姿、顔がちょっと分かりにくいのが残念。
寺院の飾り、いかにも手が込んでいてバリ風ですねー。
投稿: マサエ。 | 2006年9月 1日 (金) 12時07分
マサエ。さん、いつもどうもです。
ええ、「バリ・シーダンサー乗船記」を再び拝見しました。
マサエ。さんの訪れたところは、あくまでも画像から推測すると、ナルマダにある離宮ですねね。このあと、こちらをアップさせてもらいます。
帯を巻いた姿、このようなコスプレ風のものはまだ出てきますので、ご期待のほどを。だいたいは、サングラスしていますけど、中にはしていないものもあるでよ(^^;。
投稿: ヒョウちゃん | 2006年9月 1日 (金) 20時50分