スンギギでサンセットを見る
シェラトンの先にある高台は、バリが見えるビューポイントとして紹介されていた。いったん、カフェで休み、そこまで歩くが、ベモやバイク、タクシーが止まっては乗って行けとうるさい。ここでは、この暑さの中歩いていくなんて、酔狂なやつとしか思われないようである。
通りを歩くと、先ほどビーチで出会った、渋谷在住だったサングラス男に再び遭遇してしまう。ギリに行かないかと誘われたのだが、「いや、今日は歩く」と宣言してきたのである。「ジャラン・ジャラン?」「そう、ジャラン・ジャラン」ジャランとはStreetの意味だが、繰り返すと「散歩」ということになる。ようやくたどり着いたビューポイントだが、バリはうっすらとしか見えなかった。さて、どうしようか。
見渡すと、少し先にまたビーチが見えた。あそこまで行ってみよう。
<一本釣り>by MZ-3/FA50mm F1.7(E100VS)
そこは、2つのリゾートホテルがある場所で、数少ない宿泊客と数名の漁師だけがいるところだった。漁師は網や、船を使わずに、釣り竿で一本釣りをしていた。獲物は胸元の魚籠に入れるらしく、よくわからない。
<うっすらと見えるバリのアグン山>by MZ-3/FA77mm F1.8(E100VS)
水平線の彼方に、うっすらとバリが確認できた。画像でわかるかな?先ほどのビューポイントには、やはり夕陽とバリを見るために、夕方になると人が集まり、そのために屋台までが出るという。確かに、この時間人影はなかったものの、屋台の小屋のようなものは点在していた。この時間はこれくらいが限界か。
宿に戻って、本を読んでいた。せめて、宿の前のビーチから少しだけ歩けば、夕陽くらいは見えるのではないか。そのための時間つぶしだったが、いつしか眠り込んでいた。気づいたのは、18:00少し前。慌てて、カメラを持って飛び出す。
<夕暮れ>by MZ-3/FA 50mm F1.7(E100VS)
すでに遅く、サンセットは没したあと。せめて、この岬を回り込んでいれば、見ることができたかも知れない。だが、素晴らしい夕焼けを見ることができた。
ついでなので、サービスカットで、船上から眺めた夕陽もどうぞ。
<アグン山と夕陽>by MZ-3/FA35mm F2.0(E100VS)
この時は、オープンなデッキにいて、長時間の船旅にいささかうんざりしていた。そのため、つけっぱなしにしていたレンズで安直に撮りました。
さて、このスンギギのシリーズは、これでお終いです。
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コメント
海に沈む夕陽ってきれいですよねー。ステキな夕焼けと夕陽ですねー。
船から見た夕陽、バリシーダンサーのクルーズを思い出しました。
投稿: マサエ。 | 2006年8月30日 (水) 13時56分
マサエ。さん、またどうもです。
海に沈む夕陽、自分だけのものじゃありませんが、褒めて頂きありがとうございます。やはり、50mmとか77mmくらいのレンズで撮ればよかったかなあ。でも、へまして、落とすとロンボク海峡の藻くずとなってしまうので、やらなかったんです。
あのあたり、フェリーの定期便がことごとく運行停止に追い込まれているんですよね。クルージングに関してはどうなんだろう。
確か、コモドドラゴンもご覧になったとか。これは、たまにバリにも生息しているらしいですけど。
夕陽はいいですよね。別のところで撮った夕陽の続編も予定しています。まあ、旅のかなり後半だったので、だいぶ後になりますが、その時はまたよろしくお願いします。
投稿: ヒョウちゃん | 2006年8月30日 (水) 20時49分