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2006年10月31日 (火)

ボーイング747

ボーイング社の主力機材、ボーイング747の初期型が日本航空と全日空で徐々に姿を消していくという。それだけに止まらず、初期型以外の747も機種を切り替えられていくという。当分、この型に乗ることはまだあるだろうが、寂しい限りである。

すでにボーイング社ではボーイング777型機が主力となっている。747が多数を占めるJLとNHではあまりお目にかからないのだが。というか、格安航空券の関係で滅多にこの2社にはお世話になっていない。777に遭遇したのは、キャセイが初めてであった。

初めて飛行機に乗ったのが、なんとアエロフロートだったもので、初の747体験はずいぶん後になってからである。3-4-3の配列シート、通路が2つもあるなんてびっくりしたものである。

とはいえ、747はカウントしたことはないものの、おそらく一番利用した回数が多い機材。それなりに愛着はあるかも。最近、747に乗ると、古さが目立ってきている。航空会社もそれなりにサービスに力を入れ、パーソナルモニターの導入など頑張っているのだが。

Tb004

<北京首都空港にて>

747が嫌われてきているのは、コストの関係らしい。300座席クラスの777に変更するだけで、年間10数億ものコストダウンが図られるというから、それは当然だろう。

ボーイングだけでなく、エアバスも総二階建てのジャンボ機材を作っている最中。もうしばらくしたら、日本の空にもお目見えするかも知れない。

JLとNHの2社で引退しても、中古が他の航空会社で導入されるかどうか。このクラスは、日本の国内線でも飛んでいるものの、ヨーロッパやアメリカなどでの中距離路線は比較的小さな機材を使っている場合が多い。ましてや、アジアの短距離路線で、747が飛ぶというのは、コストの面と需要の関係から、たぶんあり得ない。そのまま見限られていくのだろうか。

ボーイング747に、あとどのくらい乗れるのか。ちょっと気になります。

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