テオティワカン遺跡
メキシコ市郊外にある巨大遺跡テオティワカン。ここはアステカどころか、6世紀から10世紀にかけて、栄えた人口20万人を越える都市なのであった。それが、忽然と姿を消したことは理由がわかっていない。
アクセスはメキシコ市の北方面バスターミナルから、1時間程度。メキシコでの国内移動はバスが網羅されている。
<太陽のピラミッド>by MZ-3/Sigma20mm F1.8(SRM)
テオティワカンに二つあるピラミッドのうち、大きい方。ピラミッドというと、エジプトを思い出すだろうが、底辺だけならば、ギザにあるピラミッドにも匹敵する大きさ。高さは65mだが、底辺は225mある。
<中腹より>by MZ-3/Sigma20mm F1.8(SRM)
登ってみるとこんな感じ。下から見るとそれほどではないが、けっこう傾斜がきつい。アンコール遺跡群の傾斜ほどではないので、アンコール遺跡経験者にはなんてことはなかった。
<頂上部>by MZ-3/Sigma20mm F1.8(SRM)
決して平坦ではない頂上部。石がごろごろしている。なんでも、この遺跡はメキシコオリンピックに合わせて整備されたものだそうで、その整備方法も急造的だったようだ。何となく世界遺産というものにもクエスチョンマークがついて回りそうであるが。しかし、ここで風に吹かれているとなかなか気持ちいい。
もう一つある、月のピラミッド。高さは45m。だが、こちらはロープが張ってあり、中腹までしか登ることができなかった。
<月のピラミッド>by MZ-3/FA28-105mm F3.2-4.5(SRM)
この他、テオティワカンには蝶の宮殿、ジャガーの宮殿などにある、レリーフが見事。メキシコ市よりも高地になるため、遺跡内をすべて歩いて行動するには体力も必要かも知れない。
また、画像でわかるかも知れないが、この夏の時期は雨季にあたる。決して天気はピーカンとは行かない。
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