メキシコ:トルティージャ
メキシコ人の主食はパンでも米でもなく、トウモロコシなのである。その正体は、タコスでお馴染みのトルティージャ。「Tortilla」というスペイン語。スペインでは、トルティージャというと具の入った厚焼き卵(スペイン風オムレツ:わたしゃオムレツとは思わないですが)という料理になる。これは、スペインでもかなりよく食べられる食べ物。
メキシコのトルティージャはトウモロコシをアルカリ性の水溶液につけて表皮を剥がし、残った粒をすりつぶして丸く焼いたものである。初めて入ったメキシコ料理レストランで、トルティージャが出されたはずなのだが、わたしは丸形の薄いパン(も運ばれてきた)をトルティージャと思い食べていた始末である。この時はあとで判明したのだが、円形の容器の中にトルティージャが冷めないように保温されていたのであった。
<ある宿の朝食/トルティージャと保温容器>by GR1s
この保温容器はプラスチック製だったり、発砲スチロール製だったりする。最初見た時(初めてメキシコ料理のレストランに入った時)、ここに食べていたトルティージャと思っていたパンをのせておくものだとばかり思っていた。ああ、勘違いである。
トルティージャはパンのように味わうものではなく、それ自体にはあまり味がない。これに、ソース主体の料理をのせて自分で巻いて食べるというのが、メキシコ人のやり方。自分はあまり得意ではなかったです。
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