ヴァチカンの人々
ヴァチカンはローマ・カトリックの総本山なので、様々な人が働いている。ちなみに、人口は1,000人足らずで、ほとんどが聖職者などである。日本人も数名の枢機卿がいるはずで、ヴァチカンのパスポートを所有しているらしい。
ヴァチカンの人々で代表格なのが、スイス人衛兵。だんだら模様の中世風の衣装を着用している。普段は、サン・ピエトロ寺院に向かって左側の詰め所で警備を担当している。
<スイス人衛兵>by MZ-3/FA77mm F1.8(Fujicolor Super400)
この時は、ちょうど衛兵交代の時間なのだが、門の向こう側からどっと人々が出てきて混沌状態となってしまったもの。スイス人衛兵は、1505年に教皇ユリウス2世により採用が決まり、それ以降脈々とスイス人だけが警備に当たっている。なんだか、伝統職みたいですね。
他にも、あまり知られないスイス人衛兵の警備場所がある。サン・ピエトロ寺院右側奥のあたり。
<別の警備場所>by MZ-3/FA35mm F2.0(Fujicolor Super400)
さらに、地下鉄A線オッタヴィアーノ・サン・ピエトロ駅から市電乗り場のリソルジメント広場を越えまっすぐ歩いて右側に、ヴァチカンにクルマで出入りする場所があり、ここにも衛兵がいます。ただし、違った色合いの服装である。
<ちょっと異なる衛兵>by MZ-3/FA35mm F2.0(Fujicolor Super400)
<聖職者たち>by MZ-3/FA50mm F1.7(Fujicolor Super400)
クーポラに登り、土産物を販売している売店に行くと、日本人のシスターもいます。イタリアでは、こういった聖職者たちが、電車に乗っていたりすることが当たり前。やたら脳天気なイタリアというイメージがありますが、やはりカトリックの国です。
| 固定リンク | 0
「04a Italy」カテゴリの記事
- モナコの入国スタンプ(2023.03.06)
- アッシジの迷惑系カメラウーマン(2021.11.30)
- 囚われのシエナ(2021.11.07)
- 水のイタリア(2015.06.12)
- イタリアでカジキ(2014.07.05)
「Temple/Church」カテゴリの記事
- タイ最大の大聖堂+初詣(2024.01.03)
- チェンマイの中心と3人の王(2023.12.21)
- 地味ながら素晴らしい寺院(2023.12.16)
- ランプーンの素晴らしい寺院とランタン祭り(2023.12.10)
- チェンマイで最も格式のある寺院(2023.12.03)
コメント