モナコ
*カテゴリー上はフランスとしました。
イタリアからフランス入りして、ニースに宿を取る。本当はモナコに泊まりたかったのだが、宿の料金が気になり、ひとまずニースまで行ってしまい、翌日モナコを訪れた。イタリアの国境の町ヴェンティミリアから国際列車に乗る。この列車はイタリアの時刻表には載っていないので、ヴェンティミリアまで行ってみて、「ある」ということを確かめたものである。
<モンテカルロ駅>by Ixy digital500
ニースからモナコまでは鉄道で小1時間くらい。モナコ・ニース・カンヌあたりには、鉄道乗り放題のチケットを売っているのでこれを利用。ニース~モナコ、モナコ~カンヌ、カンヌ~ニースと3回乗っただけだが、元は取れた。
モンテカルロは地下駅。どの出口がメインとなるのかわからず、適当に出たらちょっと迷ってしまい、プレハブ作りの観光案内所で道を聞いた。このあたりまったく、高級リゾートのイメージはない。
とりあえず港に出てふり返ってみる。モナコは山が迫り、ここから見てもなかなか美しい。港には大型クルーザーが並び、ひとつ前の道をF1マシンが激しく走るコースにもなっているはずである。
ここから大公宮殿に向かう。11:55から衛兵の交代式があるのだ。折しも、レーニエ2世がその年に没して、息子がレーニエ3世として大公となったばかり。ヴァチカンでもローマ法王が交代したばかりであったが。
にしても、もの凄い人出。最前列をキープして交代式を見守る。
<鼓笛隊入場>by MZ-3/FA77mm F1.8(Fujicolor Super400)
鼓笛隊とともに衛兵が続く。
<交代式>by MZ-3/FA77mm F1.8(Fujicolor Super400)
ヨーロッパにはこうした衛兵交代の儀式が多い。さて、次には街歩きをしてみよう。
<グラン・カジノ>by MZ-3/FA35mm F2.0(Fujicolor Super400)
モナコといえば、カジノ。深夜特急で沢木耕太郎がマカオでの借りを返そうとここに乗り込もうとしたが、ドレスコードがあることから断念したところである。もちろん、自分もやらない。
<F1コースのヘアピン>by MZ-3/FA35mm F2.0(Fujicolor Super400)
しばらく歩くと、テレビで見たことのあるコーナーが。実際のコースでは、左から入って行くことになる。
<こちらもF1コース>by MZ-3/FA35mm F2.0(Fujicolor Super400)
そう、モナコGPには唯一トンネルのあるコース設定となっている。車線はたったの2つ。時には、ここで追い越しをかける勝負地点でもある。もちろん事故もある。かつてのミハエル・シューマッハの事故も忘れられない。
<モナコ入国スタンプ>by Ixy digital500
最後に駅にある観光案内所でパスポートに入国スタンプを押してもらった。最初に案内を受けたプレハブ作りのところではない。それにしても、ここでは警官に道を聞いても敬礼されるようなところです。ちょっとした気分を味わうのにはもってこい。
| 固定リンク | 0
「04b France」カテゴリの記事
- モナコの入国スタンプ(2023.03.06)
- On the Border(2022.12.13)
- SUBWAYのめんどくさいサンドイッチ(2021.11.05)
- パリのユニクロ(2021.07.03)
- ワールドカップで国民はひとつになるか?(2018.07.17)
コメント