バガンへひとっ飛び
ヤンゴン2泊の後、このたびのハイライトであるバガンへの移動。ミャンマーの国内移動は、やはりPing Longに手配済み。利用するのは、エア・バガンである。現在のところ、もっとも新しい民間の国内線航空会社である。
しかし、ミャンマーの国内線は、どこも同じような時間帯に移動が集中しているのである。ミャンマー国内線の航空会社は、他に、エア・マンダレーとヤンゴン・エアウェイズなどがあり、エア・バガンと合わせてほぼ同時に目的地に向かうようだ。従って、ヤンゴンの空港とはいえ、待合室はもの凄く混雑する。
チェックインを済ますと、胸にシールを貼られた。エア・バガンはロータスのロゴで、このシールにも、行き先によって何種類かあるらしい。他の航空会社も、シールを貼ることになっているようだ。
自分の便が告げられた。移動は日本を走っていた路線バスである。
<まだ真っ暗>GRD
まわりは日本人もいるし、これではいつもの通勤と変わらないかも。ごく短時間、エア・バガンは、東南アジアでお馴染み、ATR-72という双発のプロペラ機であった。
<ATR-72>GRD
バガンのあるニャンウーまでは、ヤンゴンから約1時間。どうやら、3社のうちこの便が一番最初に飛び立つようだった。外はまだ暗く、飛び立ってからようやく日の出。
<機内>GRD
なかなか洗練されたアテンダントの制服。
<軽食>GRD
宿をチェックアウトしたのは、早朝の4時ちょっと過ぎ。空港まではやはり、Ping Longでクルマを手配した。ミャンマーでは早朝の移動が当たり前らしく、頼んでおけば簡単な朝食は宿で出してくれるらしいが、それよりも睡眠を優先した。なので、この簡単な機内食がまことにありがたかった。残さず平らげる。
<ニャンウー到着>MZ3/35mm/RVP100
到着7時過ぎ。この便がもちろん一番早いのかと思ったら、同じエア・バガンのフォッカー100型ジェットがすでに待機していた。途中で追い越されたらしい。その後、エア・マンダレーとヤンゴン・エアウェイズが相次いで到着。
ニャンウーで降りる乗客は案内に従い、出口へ。その前に、バガン入域料10USドルを支払う。ここを出たものの、バゲージクレームがなく一瞬戸惑う。その隙に、エア・バガンのカウンターで、3日後のヘーホー行きのリコンファームを行う。
その間に空港職員が荷物を運び出したようだ。自分の荷物を指さすと、航空券のタグと照合して引き渡された。
ここでの送迎は依頼してなく、出口にいたタクシーの運ちゃんに宿まで依頼。5,000チャット。運ちゃんはこの日の観光のことを聞いてきたが、適当にごまかし、別の手段を探すことにした。ああ、疲れたぜ。
*メンテナンスにより、サイドバーにCDや書籍を表示できるようにしました。自分のお薦めを列記しています。一部は、過去の記事と関連あるものです。これは、時々入れ替えますので、またよろしくです。
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コメント
エア・バガンの朝食、自分のときと一緒ですね(笑)
URL欄には、その朝食のページをいれておきました。
自分のときは濃霧でバガンに着陸できず、
マンダレーまで行って、長時間待たされました。
バガンについたのは13時。
ああ、つらかったなぁ。
予定通り着いてよかったですね。
そうそう、エア・バガンでメモ帳はくれましたか。
投稿: とんび | 2007年1月20日 (土) 08時15分
とんびさん、こんにちは。
あ、ホントだ(笑)。
ミャンマーに行った時には、天候の不安はなかったですね。
インレー湖からヘーホーに向かう時、かなりの濃霧でしたが、空港に着くとなくなっていたし。
そういう点では、無事に何事もなく、良かったです。
そそ、ヤンゴンでテロがありましたね。やはり侮れない国です。
メモ帳、そんなものがあったのですね。
もらっていません。
投稿: ヒョウちゃん | 2007年1月20日 (土) 12時01分
ヤンゴンのテロ、自分の行った半年ほど前には、死者数十人という大規模なのがありましたが、犯人が捕まったという報道がないので、まだ不明なのでしょう。
政府は少数民族の過激派だといってますが、ほかに、民主化グループ(この可能性は少ないと思うし、あってほしくないです)、国際テロ組織(ミャンマーで事件起こす意味があるのかと考えてしまいます)、共産主義勢力、麻薬組織、軍事政権内の内紛などの説もあり、よくわからないですが、不気味な感じがしてました。
今回、テロのあった郵便局ですが、前を歩きました。死者はなかったようですが、怖いです。
メモ帳は、このあとブログで報告しますね。
投稿: とんび | 2007年1月20日 (土) 21時17分
とんびさん、こんにちは。
中央郵便局って、ストランド・ホテルのあるあたりですね。
ヤンゴンに戻ってきて、ボータタウン・パヤーに行く時、このあたりは歩きました。
メモ帳、ブログで拝見しました。
さすがに、エア・バガンも、できてだいぶ経っているので、もう記念品ではないでしょう。そのかわりといってはなんですが、最後にエア・バガンに乗った時に、ちょっとしたものをもらいました。
かなり後になると思いますが、記事で紹介したいと思います。
投稿: ヒョウちゃん | 2007年1月21日 (日) 09時05分
ホテルはよくわからないですが、最高裁判所がとなりにあります。最高裁判所は写真とったのですが、郵便局はとらなったなぁ。すぐ近くに、マクドナルドもどきのハンバーガー屋があり、そこで食事しました。だから、よく覚えています。大規模なテロだったら、巻き添えになる人多いと思います。
この国のテロですが、犯人がよくわからないことに加えて、親切な人が多いとかだます人が少ないとかいう(このことは東南アジア1だと思う)国民性から、どうしてこんなことするんだろうって思ってしまいます。
あ、記念品ってのは、会社ができた記念品じゃないんです。搭乗の記念品なんです。
ヒョウちゃんも何かもらいましたか。いづれわかりますね。
投稿: とんび | 2007年1月21日 (日) 09時46分
とんびさん、こんにちは。
最高裁判所の近くにあるのは、中央電話局ではないかと…。
また、この件を調べてみましたが、ヤンゴン市内バハン地区のユザナタワー1Fにある郵便局とのことで、近くに日本大使館があるらしいので、ヤンゴン川に面したあたりではありません。
シュエダゴォン・パヤーに近いカンドーヂー湖あたりみたいです。
…ということなので、前のコメントは訂正します。
搭乗記念品、中国では何回かもらったことがありますね。
もらったブツは、ま、あとで…。
投稿: ヒョウちゃん | 2007年1月21日 (日) 10時13分
ガイドブックだしてきました。ホントだ。中央電話局ですね。
カンドージー湖はアウンサン博物館にいったときに歩いています。博物館がすぐ近くなんで。でも、郵便局にはきづかなかったです。あったかどうかも不明。
ヤンゴン川は、南のほうなんで、何かの間違いでしょう。
投稿: とんび | 2007年1月23日 (火) 06時08分
とんびさん、またもやどうもです。
行かれたのですね。
ユザナタワーとあるので、同名のホテルがあるあたりかも知れません。
ヤンゴン川沿いですが、税関、運輸省、鉄道省、イギリス大使館、オーストラリア大使館とけっこう、官庁街ですよ。
そこに、中央郵便局もありますが、今回は標的ではなかったと。
そういうことですね。
投稿: ヒョウちゃん | 2007年1月23日 (火) 20時23分