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2007年2月27日 (火)

「何か文句あるか?」…偶像のつぶやき

ニャウンシュエの見所は非常に少ない。市場とヤダナマンアウン・パヤーくらいのものだろう。この二つは近い距離にあり、せいぜい1時間もあれば見て回れる。

そのヤダナマンアウン・パヤーに行く。小規模な町ながらなかなか形のよい仏塔である。

Mh0644

<ヤダナマンアウン・パヤー>MZ3/35mm/RVP100

この内部には、女人禁制の仏像がある。仏像は、狭い入口の奥に安置されているのだが、かなりの大きさがある。女性たちは狭い入口の手前までしか行くことができない。

Mh0643

<女人禁制の仏像>GRD

入口から覗くとこんな感じ。内壁の模様が見事です。だが、ヤダナマンアウン・パヤーの見所はこれだけではないのである。

境内をぐるっと回り、周りの建物を覗く。そこには奇妙な像が並んでいた。おそらく仏教説話に基づくものだろうが、想像するしかない。けっこうグロいです。

Mh0650

<鳥に啄まれる死体>GRD

地獄に堕ちちゃった人なんでしょうか。

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<眼鏡かよ>GRD

ひどく痩せてお腹がふくらんだ像。栄養失調ということでしょうか。今更気づきましたが、英語の説明文もありますね。まったく読んでこなかったです。に、しても、眼鏡ですか。しかも、ずれてるよ。

Mh0653

<母子像>GRD

わかるような気もするけど、胸をはだけちゃって、どちらかというと仏教っぽくないような気も。

だが、極めつけはこれ。世の中の不満をぶつけているような表情をご覧下さい。

Mh0654

<なんか文句あっか、この野郎>GRD

なめんじゃねえぞというオーラが伝わってきます。絶対いい人には見えません。入れ墨が見えますが、江戸時代の日本のように罪人のしるしなんでしょうか。けっこう入れ墨を施された像は、寺院などにもありました。

ミャンマーの人々は、こんな感じの表情を好むのでしょうか。

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