空港へ馬車で
バガンの3日間はあっという間に去っていった。次の目的地は、インレー湖である。バガンからだと、空港へ行き、飛行機でヘーホーを目指すことになる。2日間行動を共にしてくれたコウモトからは、空港へも自分の馬車を使ってくれと頼まれていた。
料金はタクシーより少し安い4,000チャット。まあいいかとOKしたが、結構大変だった。ヘーホーへの便は、またもや早朝。6:00に頼んだが、ミャンマー人は時間に几帳面なのか、きちんと待っていた。
失敗したなと思ったのは、馬車のスピードである。ニャンウーの空港から宿まではタクシーを使ったのだが、10~15分くらいで到着してしまったのだが、距離感というものがわからない。馬車は圧倒的に遅く、自転車にも抜かれるくらいのスピードである。まだ、陽が昇ってなく、真っ暗なので、空港というものが遠くに見えるわけでもない。
また、夜明け前の寒さが身に染みた。日本を出る時に着ていたウィンドブレーカーを着用していたが、手だけは寒く、かじかんでくる始末。
出発時間は迫ってくるし、ちょっと後悔しているうちにようやく到着した。所要時間約40分。
<眠そうな御者>GRD
この男性が通称コウモト。28歳、身重の妻あり。けっこう癖のある英語を話す。
まあ、貴重な体験ができたわけだ。空港までは、寒ささえ気にならなければ、1時間見積もっておけば、到着することができる。だが、実際問題タクシーでも、5,000チャットなので(昼間の協定料金)、人数が多い時や荷物の多い時など、そちらの方がいいだろう。
それより参ったのは、朝食を抜いてきたこと。エア・バガンで食事が出るものと思いこんでいた。ニャンウー-ヘーホー間は直行便ではなく、マンダレー経由。この飛行時間があっという間で、飲み物しかでなかった。
<エア・バガンのフォッカー100型機>MZ3/35mm/RVP100
搭乗機のフライトナンバーが、ヤンゴン-ニャンウーと同じだったため、双発プロペラ機のお馴染み、ATR72だと思いこんでいたら、ジェット機のフォッカーだった。ただし、乗員数はそれほど変わるわけではない。
と、いうことで、次回からインレー湖へと舞台を移します。
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コメント
この時期でも夜明け前は意外と寒いですよね。
真っ暗な中、日の出を見にチャリでパゴダに行きましたが、
かなり寒かった覚えがあります。
街灯がないので星空はきれいでしたけど。
インレー湖の記事も楽しみです。
投稿: あづま川 | 2007年2月15日 (木) 18時18分
あづま川さん、こんにちは。
あづま川さんがバガンに行かれた時から数年たっていますが、物価などずいぶん違っているなと思いました。
変わらないのは、風景などかな。
夜明け前のバガン、寒いですよね。
実は、泊まった宿では、屋上で朝食を食べるのですが、半袖・短パンで食べにいったところ、寒くて仕方がありませんでした。さすがに翌朝は、重装備で備えましたが。
インレー湖は、途中までスキャンしています。
それなりのものを出せると思いますので、また来てください。
投稿: ヒョウちゃん | 2007年2月15日 (木) 20時35分