インダー・シャン料理
ボートツアーの時とその日の夜はローカルフードを食べた。「湖の民」という意味のインダー族、そして、ニャウンシュエやインレー湖のあるシャン州またはシャン族の料理である。とはいえ、この違いを料理ではっきりわからないので、ここではひとくくりにインダー・シャン料理とさせてもらいます。
まず昼の部から。
<豚肉の唐辛子炒め>GRD
唐辛子たっぷり。色合いも焦げたような感じ。食べてみると激辛ではないし、ほどよい感じで、もちろん焦げているのではありません。美味しいです。もちろん、これはおかずで、別注文でインディカ米のご飯と食べました。
また、ミャンマーの料理の定番なのか、これには黙っていてもスープが付いてきました。これがまた素朴なんだけど、美味しいです。
食べたのは、ファンドーウー・パヤー近くにある水上レストラン。…って、このあたりではほとんど水上レストランですけど。他に飲み物に、ミックスジュースを注文。こちらは、果肉たっぷりで、正解でした。最後に、モンキー・バナナ2本付きで、2,800チャットでした。
さて、次は夜の部。実は、前の日大晦日でした。この日くらいは、ワインでも飲もうと某イタリアンに出かけたのですが、ミャンマーにしては高額なワイン代に興ざめして頼むのをやめました。肝心のイタリアンもいまいち。ちなみに、ミャンマーにはイタリア人観光客がたくさんいて、バガンにもインレーにもイタリアンレストランが多くあります。
ここはきっぱり、イタリアンは諦め、インダー・シャン料理でインレー湖の締めを飾ろうとしたのです。店はニャウンシュエの町はずれにある、ユニークです。暗くなると懐中電灯が欲しくなるような道のり。まあ、昼間だったらどうということもありませんが。
ここはテーブル数10にも満たないところですが、中庭のようなところに席がゆったりと作ってありました。マンダレー・ビールの青、ポテト・サラダ、詰め物入りのインレー湖の魚グリルを注文。もちろん、ご飯もです。
<ポテト・サラダ>GRD
予想していたポテト・サラダとは違いました。ジャガイモは油で軽く炒めてあり、ネギのようなものと干しエビがのっています。予想を裏切る美味さというか、これ、サラダじゃなくて立派な一品料理です。
<インレー湖の魚グリル>GRD
どっさりのやはりポテト。こちらは揚げてありますが。その下の魚は、小さな鯉くらいの大きさ。魚には野菜などの詰め物をしてあります。こちらも、美味しいです。まったく、ブログのことを考えて、詰め物の断面図も撮ってくればよかったですが、食欲には勝てませんでした。
魚は食べきりましたが、ポテトは残してしまった。それほどの量です。これに、オレンジがデザートで出て、5,800チャットでした。
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コメント
どれも当たりのようで、良かったですね。私はミャンマーではハズレのオンパレードでした。
投稿: ito-ani | 2007年3月11日 (日) 13時32分
ito-aniさん、こんにちは。
結局ハズレはなかったのですが、もしかすると、油に強い(笑)体質なのかも知れないし。普段食べているものが、油をたくさん使っている可能性もあるなあ。
その点では中国のあまり洗練されていない料理なども同じだと思いますが、その時は旅の中で確実に数回は人民トイレのお世話になっていたこともあります(泣)。
ところで、ミャンマーで食べたローカル料理ですが、このユニークがラストとなります。
投稿: ヒョウちゃん | 2007年3月11日 (日) 13時55分