空港のサンタクロース
インレー湖を早朝にたつ。折しも湖面や運河からは水煙が立ち上る。あたりは一面の霧。風情があってよいが、これが続くようだと、飛行機は飛ばない。だが、ヘーホーに到着する頃、霧は晴れていた。
ヘーホーからはまたもフォッカー100でヤンゴンへ。フライトは順調。無事ヤンゴン・ミンガラドン国際空港へ着陸する。いつもならば、すぐにシートベルト解除のサインが出て乗客は我先へと出口へ殺到するはずだが、クルマがつけられ誰かがやってきた。
<サンタクロース登場>MZ3/35mm/RVP100
現れたのはサンタクロースの格好をした男女。大きな袋を抱え、乗客ひとりひとりにプレゼント配布。自分ももらったが、女性と子供には大きなものも配っていた。そのあたりの裁量はサンタ役に任せられている。
一体何で、彼らが現れたのかはまったく説明なし。果たしてクリスマスシーズンからこのフライトの1月2日までいつもやっているのかも不明。推測したが、どうやら、ヤンゴン・ミンガラドン国際空港の国際線ターミナルがいよいよ供用されることになったからではなかろうか。
もらったのは、包装されたチョコレート。こんなものでももらうと嬉しい。ミャンマーの旅の最後の疲労回復に夜いただきました。
ま、それはよいのですが、ミャンマー随一の空港もバゲージクレームがなく、人力で荷物を運ばれ、自分の荷物を持った職員は声をかけてもわざわざタクシー運転手のところまでこれを運び、チップを請求するという結託ぶりでした。気をつけましょう。
さて、完成したという国際線ターミナル、出国の時にはまだ利用できず、旧来の古くさいカウンターと、狭い待合室、元日本の路線バスの3点セットのままでした。今は供用されたようです。ほんの数日の差だったらしいです。
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