アズレージョと教会
セナド広場周辺を歩く。以前訪れたのは、世界遺産に指定される前のことで、新たにガイドブックを買い直してみると、セナド広場界隈の「お勧め散策コース」などが設定されていて、これに従った。それにしても、以前のマカオ訪問はただ、足跡を残しただけというのがバレバレである。本当に見落としていたところである。
<アズレージョと公共水道>GR1s/28mm/EBX
ここは、板樟堂巷(パーチョントンホン)と呼ばれるあたりで、別名ポルトガル・カフェ通り。それを上り詰めたあたりにあるアズレージョが施された水道である。この横にも横長のアズレージョがある。この裏側は噴水。
それにしても、雨天・曇天にもかかわらず、Richo GR1sの実力はなかなかのものである。さすがは、GRレンズである。この、GR1sという機種は、一眼レフ入門モデルのボディ単体価格よりも高い。オートフォーカスの28mm単焦点。カメラお任せ露出もできるが、絞り優先も可能。だが、一昔前のものなので、スイッチが意図しない時に入ってしまったりもする。EBXを2本使用したが、結果的に失敗はなかったものの、中には、内蔵フラッシュが強制発光になっていたり、遠くのものにはなかなかピントが合わなかったりもした。ちょっと使いにくいか。
ポルトガル・カフェ通りを上り詰めると、マカオのカテドラルが現れる。ここは、中国語では大堂と呼ばれる。
<カテドラル>GR1s/28mm/EBX
ヨーロッパのカテドラルなどと比べるととびきり大きいわけではないが、建物前に奥行きがないため、MZ-3につけたFA35mmでは、収まりきらなかった。マカオ半島は建物が密集しているため、GR1sの出番は多い。正面のステンドグラスが奇麗です。それでは中へ。
<ミサ中>MZ3/35mm/RVP100
内部はこんな感じでシンプル。マカオの教会はいずれもゴテゴテしてない。中はさすがに暗く、MZ-3で絞り開放にして撮影。RVP100でも、発色は抑えめとなった。
<聖ドミニコ教会>GR1s/28mm/EBX
セナド広場方面に引き返すと、もう一つの教会がある。聖ドミニコ教会(玖瑰聖母堂)。イエローのファサードがマカオ一美しいといわれる教会である。この頃には雨も上がり、GR1sとMZ-3あるいは、EBXとRVP100の撮り比べをやってみた。GR1sはやや建物に近づいて。MZ-3/FA35mmは、ぎりぎり離れてみたので、写り方は違うと思うが。
<聖ドミニコ教会>MZ3/35mm/RVP100
さすがに、MZ-3だとぴしっと写りますね。イエローも濃いめに出た。どちらの色を好みますか?いまいちな天気の時には、EBXのような気もする。翌日、晴天の元やはり撮り比べをしているので、勝負はその時までお預けかも。
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コメント
世界遺産になっているところを一通り回るだけでも結構時間がかりましたね。
自分の行ったときは旧正月だったので、入れなかった箇所がたくさんあるので、もう一度行きたい箇所がいくつかあります。
投稿: とんび | 2007年4月14日 (土) 12時00分
とんびさん、三度どうもです。
自分の場合は、世界遺産リストをすべて制覇する目的があったわけでもないので、適当に歩きました。
ま、歩いたといっても、3時間程度ですかね。
最近気になるのは、「地球の歩き方」の地図が昔のものに比べて、見にくくなっていることです。活字のポイントが前に比べて小さくなっています。縮尺は同じですが。
ま、香港もマカオもインフォメーションで無料の地図をもらうのが正解でしょう。とはいえ、わたしゃ、もらいませんでしたが。
マカオは行けなかった箇所もあるのですが、もっと天気のいい時期にまた行きたいですよ。
投稿: ヒョウちゃん | 2007年4月14日 (土) 14時01分