タイパ島へ
マカオ滞在2日目、タイパ島・路環(コロアネ)島へ足を伸ばす。マカオ半島とは離れた島だが、半島とタイパ島は3本の橋と結ばれ、タイパ島とコロアネ島の間は埋め立てられているので、バスで訪れることができる。ちなみに、「タイパ」という文字は、「乙」の中に「水」の入った文字と「仔」で表すが、前者は日本の規格にはない文字なので、カタカナ表記である。さらに余談だが、この香港・マカオの記事でややフォントの違う文字が出てくるが、ココログではなんとか表記できる日本の規格にある文字である。本サイトではホームページビルダーを使っているが、このフォントの違うものはすべて?で表されてしまう。その場合は、他の文字を当てるか、カタカナ表記となるであろう。
新葡京酒店前のバス停からバスでタイパ島へ。マカオのバスは2社で運行されている。ブルー、イエロー、白の車体の新福利公共汽車有限公司(Transmac)とオレンジ、茶色、白の車体の澳巴(TCM)の2種類あるが、料金は同じ。タイパ島まで3.3パタカだが、細かい持ち合わせがなく、3.5パタカ払う。釣り銭は出ない。まあ、しょうがない。
タイパ島で行きたかった場所のバス停がよくわからなかったものの、マカオ・タイパ大橋を渡り、澳門大学を過ぎて狭い一方通行へ。そのあたりに、官也街のバス停があったため、慌てて降りる。バス停脇の階段を登ると、案内図があった。近くにはカルモ教会。をを、このあたりで正解じゃん。
<薄緑の街並み>MZ3/35mm/RVP100
通りを歩いている人がいないこともあるが、ちょっと見た目にはこんな街並みがモンスーンアジアの一角にあるとは誰も思わないのではなかろうか。「ここは、ポルトガルの裏町だよ」と写真を見せても、疑問を持たれそうもない。もっとも、薄い緑に塗り分けられた壁は、ポルトガルでもあまり例はないと思うが。このあと、教会を目指す。
しばらく歩くと、黄色い壁のカルモ教会へ。このあたりが丘の頂点。香港あたりから来たらしい、観光客もちらほら。だが、マカオ半島と比べると圧倒的に人影が少ない。こちらの方がマイペースで回れますね。
<カルモ教会>MZ3/35mm/RVP100
残念ながら、中は開いていなかった。丘の上なので、眺めがよい。隣には公園。花が鮮やかである。
<公園からカルモ教会>MZ3/77mm/RVP100
上の画像、もしかしたら、FA50mmを使用したかも知れないが…。ここにいたら、同じ角度で、香港のおばちゃんたちに、シャッター押しを頼まれました。
坂の下には、タイパ・ハウス・ミュージアムがある。一応有料だが、フリーで公開されている家屋もあった。内部はおもちゃの展示。
<ハウス・ミュージアムの家屋>MZ3/35mm/RVP100
建物があまり中国っぽくないなあと思ったら、ポルトガル人の別荘を再現したものだとか。まあ、そうだろうなあ。
<展示品のおもちゃ>GRD
ちょっとしたキャラクター品。ピンク・パンサーに、ロボコンなど…ですよね?おもちゃに関しては、ポルトガル人の使っていたものだけではないようで、「毛首席すごろく」などもありました。
天気はちょっとどんよりしていましたが、前の日よりはマシ。午後には光も射してきました。レポはさらに続きます。
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