ファーストフェリーで尖沙咀へ
マカオに2泊し、香港に戻る。来た時には上環からTurbo Jetを使ったが、帰りは違うルートにしようと思っていた。ホテル・シントラで荷物を受け取り、免費巴士に乗り込む。ベルボーイが荷物を運んでくれて快適です。バスはなんと独り占め。途中ホテル・リスボアとニュー・ヤオハン(新八百伴)に立ち寄ったが、誰も乗ってこなかった。
<ファーストフェリー>MZ3/35mm/RVP100
香港・マカオ間の移動だが、圧倒的に上環から出るTurbo Jetを利用するのが普通だろう。だが、この間にはもう一つのルートがあり、尖沙咀の中港城(China Hong Kong City)までファーストフェリー(新渡輪)が結んでいるのだ。
マカオのフェリーターミナルでは、ファーストフェリーの窓口を探すのにちょっと苦労した。料金は140HKDとTurbo Jetよりもちょっぴり高い。尖沙咀行きの乗船口もかなり離れた場所にあった。
待合室はほどよい混み具合で、しばらくすると船への通路が開かれた。船内には残念ながら大きな荷物置き場がなかったが、通路に置いた荷物を係が隣の空席に置けと身振りで示す。
<ファーストフェリー船室>GRD
紫のシート。Turbo Catと比べると1ランク下のような簡素さ。乗客は5、6割くらい。尖沙咀まで1時間以上かかりました。
<入国スタンプ>GRD
中港城から市内へのアクセスは、公共バスとタクシー(的士)のみ。わざわざ、そんな不便な場所を選んだのは、入国スタンプに違いがあるかも知れないと推測したからである。
香港の出入国スタンプは空港が黒。かつての啓徳空港でも同じ黒を使っていた。上環のフェリーターミナルは青である。では、中港城はというと、緑であった(画像右上参照)。なるほど、考えていた通りである。
<タクシー>GR1s/28mm/EBX
この日の宿はYMCA International House(香港青年會國際賓館)。タクシーに乗り込み、行き先を「YMCA 、油麻地」と告げる。香港にはYMCAが2ヶ所あり、間違わないためである。料金は荷物代込みで25HKDであった。ちなみに、香港島と九龍を走るタクシーはすべて赤と白の塗装である。新界は緑、ランタオ島は青。それぞれ料金体系も違っているが、この3種類のタクシーを見ることができるのは、香港国際空港のみです。
油麻地のYMCAは、1999年にネパールの帰りに利用したことがある。その時は、部屋の備品などにも満足したのだが、さすがに古さは否めなかった。
<YMCAの客室>GRD
シンプルにシングルベッド2つ。必要最低限のものはある。冷蔵庫もあって、中はがらんどう。この宿だけはデポジットを取られなかったのであるが。部屋は9階にあったが、使えるエレベーターは2基のみ。どうやら旧館に案内されたようであった。しかし、ベルボーイは部屋まで荷物を運んでくれた上に、チップも要求することなく去っていく。
ここでは、インスタント麺の有料サービスも行っている。やはり、ちょっとお金のある欧米バックパッカーが利用するのだろうか。
ここが香港の拠点となるのである。
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