廟街で屋台メシ
香港・マカオ旅行の最後の最後に廟街に出向く。ここで説明する必要もないと思うが、廟街とは佐敦の天后廟を中心として南北に延びる狭い通り。ここに、香港最大の露店が建ち並ぶのである。
<廟街その1>MZ3/35mm/EBX
廟街の南端は佐敦の西側あたりから始まる。各種アクセサリー、衣料品、古本、食べ物などなんでも揃うか。ただし、ある程度はカテゴリーごとに店が続く。このあたりは、2つの通路の両側に屋台が並び、合計4つの屋台が延々と続くのである。
これは非常に歩きにくい。前から来る人などをやり過ごさなくてはならないからである。
<廟街その2>MZ3/35mm/EBX
いずれの屋台も蛍光灯を供えているため、フラッシュなしでも十分に撮影ができる。
天后廟のあたりには、老人がいつまでも集う。ここでは、占いや広東オペラなどを行っているが、蛍光灯で照らされていないので、ひどく暗い。よって写真はなし。
廟街では食べ物は、通りに面した食堂などが通りにテーブルを並べることもあるが、なんといっても、屋台の集合した大牌檔にとどめをさすであろう。大牌檔とは、屋台でありながら、営業免許を持ち、調理場もある店である。もちろん、メニューも豊富にあり、テーブルで料理を味わうことができる。香港最後の食事はここで食べることにした。
<生力/San Miguel>GRD
香港に来て初めてサン・ミゲルというビールを注文。もともとはフィリピン産のビールだが、香港でもおそらく一番飲まれているビール。入ったのは、「廟街得記大牌檔」という店。呼び込みに引かれて、そのままはいる。テーブル上にはトイレットペーパー。これで、テーブルを拭いたり、手を奇麗にしたりとアジアチックな使い方をする。
<炒飯>GRD
香港・マカオに来て麺と粥以外で初めて食べる中華でもありました。ま、普通の炒飯です。
<アサリの炒め物>GRD
メニューには蛤という文字でしたが、アサリ。緑の野菜はシャキシャキ感あり。中国醤油ベースの炒め物です。箸では食べにくいので、手づかみで。トイレットペーパー大活躍です。
<白灼蝦>GRD
さっとボイルしたエビ。味的にはどうやら冷凍物らしい。まともなレストランではシンプルだけど美味しいです。ここでは、やや味が落ちていました。
この店、自分の担当になった輪島功一似のおじさんが耳が遠いらしく、エビが出てくるのにひどく時間がかかりました。どうも、エビを省略された模様で、追加注文。
この他にも似たような店はたくさんあるので、今度はそちらを試してみたい。ちなみに、佐敦方面から来ると、この屋台の集合地はふり返らないと確認できません。わたしゃ、一度通り過ぎてしまい、おかしいなと思いながら引き返してきてようやく発見しました。
これだけ注文して175HKDとまあ、良心的でしょう。やあ、満足満足。
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コメント
うまそう~、、
島で海鮮料理やめたかわり、こちらでしっかり食べてますね。
いよいよ大詰め、食べたいものがあって、選ぶのに苦労したことでしょう。
投稿: とんび | 2007年5月31日 (木) 02時28分
◇とんびさん、こんにちは。
んー、島で食べた方が新鮮だったと思いますし、もうちょっと安かったでしょうね。
まあ、廟街で屋台メシを食べるということが、行く前からの課題だったから、後悔はしてないです。
もう少し表通りに面した店の方が、盛況でした。
食べたいものは、写真と漢字(英語併記)のメニューが貼りだしてあるので、困りません。ただ、もうちょっと鮮魚系も食べたかったです。
投稿: ヒョウちゃん | 2007年5月31日 (木) 20時03分
アサリの炒め物、美味しそうですねー
やはりこういうのは豪快に手づかみで、といきたいですよね。
炒飯も普通の味とのことですが、シンプルで美味しそうです。
投稿: 旅ランナー | 2007年5月31日 (木) 22時34分
◇旅ランナーさん、こんにちは。
このアサリも冷凍物かも知れません。
強火で炒めているはずなのに、けっこう口を開いていないものもありましたから。
ま、腹をこわしていないので、問題なしですけど。
雰囲気的にですけど、この裏手の店が良さそうでしたよ。
次に行く時はそこです。
投稿: ヒョウちゃん | 2007年6月 1日 (金) 20時19分