懐かしの日本車
普段何気なく見ている日本の国産車。これが海外に出ると極端に数が少なくなったり、日本車ばかりになったりといろいろな状況があると思う。なんといっても東アジアや東南アジアは日本車が多い。そうした中でちょっと特殊な状況にあるのがミャンマーの自動車事情である。
この国もたくさんの日本車があふれているが、そのほとんどは右ハンドル。ミャンマーの交通事情はクルマは右側を走り左ハンドルが望ましいのだが。これは、出稼ぎのミャンマー人には日本の中古車を持ち帰る特典があり、そのクルマはかなりの値段で売ることができるそうだ。また、それに目をつけた仲介の業者などもいるに違いない。何せ、携帯電話が邦貨30万円ともいわれるところだ。
従って程度の差こそあれ、街には無茶苦茶な数の日本車があふれることになる。中には、かなり古いタイプも存在する。ラオスで約40年前のクラウンやコロナを目撃したことがあるが、それ以上の年輪を重ねたものを見つけた。
<Mazda B600>MZ3/35mm/RVP100
かつてマツダが販売していた軽商用車。自分でも記憶にないくらいなので、半世紀近くを生き延びているのかも知れない。画像のものはちゃんと左ハンドルなので、輸出されたもののようである。
このクルマごくまれなのかというと、そうでもなくてレストランの搬送用に使われていたり、場合によっては乗り合いタクシーとしても使われるようで、注意していればけっこう見かけることができる。
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