ドネル・サンド＆サバ・サンド

前回、エキメッキを取り上げたが、今回はエキメッキを使ったスナックを取り上げます。

＜ドネル・サンド＞Coolpix880

エキメッキ丸ごとひとつに切れ目を入れて、ドネル・ケバブと野菜を挟んだものです。至極簡単なものですが、腹持ちがよく、美味い。この量ですから、十分に１食分になりますね。

＜ドネル・ケバブ＞MZ3/28-105mm/Centuria400

ドネル・ケバブは渋谷あたりでも簡単に食べさせてくれる店があるくらいだから、説明不要でしょうが、いちお、うんちくを傾けておきます。「ドネル」とは回転という意味です。棒の周りに羊肉を巻き付けていき、これをゆっくりと回転させながら、あぶり焼きます。上の画像で、おじさんが注文を受けて削り取って完成となります。

まあ、必ずしもサンドイッチにするだけが、ドネル・ケバブではないのですが。そのかわりヴァージョンは後日紹介します。ともかく、ドネル・サンドは美味いです。量が多い場合は、半分にもできます。値段も安いです。

もう一つ、エキメッキを使ったサンドイッチを紹介します。それは、イスタンブル名物サバ・サンドです。サバのフライをパンに挟んで食べる。何となく違和感がありそうですが、食べてみると美味しい。

＜船で調理＞MZ3/28-105mm/Centuria400

イスタンブルのガラタ橋やフェリー桟橋のあたりに、サバ・サンドを食べさせるところがあります。何故かいずれも船で調理しています。聞くところによると、いずれも許可を取っていない違法なものらしく、警官のチェックが入るとすぐに逃げられるように船で営業しているらしいのですが。

＜サバ・サンド＞Coolpix880

味付けは塩とレモンのみ。サバのフライと野菜が挟まれています。これまたシンプルながら、意外な美味さ。この時は他にもＢ級グルメを味わいたかったので、半分にしてもらいました。

ま、サバ・サンドはイスタンブル限定かも知れませんが、ドネル・サンドはどこに行ってもあります。つまり、トルコを旅する時には、強い味方となるでしょう。また、トルコ人はヨーロッパにも移民として進出しているので、探せばけっこうありますね。これまた、ヨーロッパの物価に比べて激安なので、昼食時などにはいいかも知れないです。