政府公認?
ネパール、ポカラでの出来事をもう一つ。
散歩にも飽きてぶらぶらとレイクサイドまで裏道の住宅街のようなところを歩いて戻ってきた。観光客や客引きとは無縁の生活の場である。ここは住民のライフスタイルを目撃することもできる。
<ネパール式揺りかご>Eos1000s/28-105mm/SRS
通りから人々の家は丸見え。ネパールの幼児たちはこんな揺りかごで遊んでいる。しばらく歩くと1軒の商店があった。
<公認の店?>Eos1000s/28-105mm/SRS
もうおわかりかどうか。ガンジャを売る店です。ただの住宅街なのに、ぽつんとこれが存在しているということは、それなりの需要があるということでしょうか。蔵前仁一氏などによるとインドやネパールは法律上麻薬類は禁止ということになっているが、ガバメント・ショップなるものがあり、そこでは堂々とこれらが売られているとのこと。それが、ポカラにもあったのだ。
まあ、ヒンドゥ教の宗教行事には欠かせないものだともいわれているし、法律解釈のフレキシブルさもよくわかりませんが、ツーリストが入り込むものではないでしょうね。
そんなものかと宿へ歩き出した時に、聞こえてきたのが日本の豆腐売りのようなラッパを鳴らす音。自転車に乗った男が近づいてくる。男は自転車を止めて売り物を見せてくれた。
<売り物>Eos1000s/28-105mm/SRS
茶色い塊。そうなんです。あれです。自転車で住宅街を流しても商売が成り立つんでしょう。もちろん、買わなかったけど、考えさせられるものがありましたね。
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