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2007年6月27日 (水)

ネパール:新年の踊り

何を隠そう、初めての海外個人旅行がネパールなのである。この時は、友人を誘って出かけた。その年の大晦日はポカラで迎えた。ポカラでは、マチャプチャレというヒマラヤの一部を望むことができる。とはいえ、滞在していたレイクサイドではけっこう間近に見えるものの、ペワ湖のあたりまで出るとマチャプチャレが隠れてしまったり、陽が高くなると雲が出てきて山が隠れてしまうこともあった。

せっかく来ているのだからと、新年はサランコットの丘から初日の出を見ようということになった。しかも、ここは、ポカラの街では見ることのできないアンナプルナなども望めるのだ。タクシーをチャーターして、丘へ。まだ真っ暗な中初日の出にそなえたが、次第に集まってくるのは圧倒的な日本人旅行者とごく一部のインド人観光客くらいだった。

Np0419

<マチャプチャレ>Eos1000s/28-105mm/SRS

手持ち、スローシャッター、高倍率撮影。ほとんどピントが来ていません。しかも、日付と時刻まで入っているし。一応、リバーサルを使っていたのですが、ほとんどメモ替わりですね。なお、この時は現在のMZ-3ではなく、Eosの一番安い機種を使っていました。しかも、一眼レフでありながら、交換レンズなしのズーム一本勝負。今なら考えられない。ちなみに、Eos1000sはすでに廃盤になっていたかな。後継機種がEos Kissです。

この日は早起きをしたので、宿に戻って二度寝したあと、ダムサイドまで散歩して、朝昼兼用の食事とともに、ジャール(またはチャン)と呼ばれる濁り酒で乾杯と相成った。まあ、新年ですから。

そして、店を出て腹ごなしに散歩の続きをしていた時、前方から音楽とともに踊り歩く集団に遭遇しました。

Np0445

<踊り歩く集団>Eos1000s/28-105mm/SRS

やはり新年だからおめでたいことがあったのかなあ。よくわかりませんが、他の日にはこういう人たちは見かけませんでした。

いやいや、昔の写真を見るとまったくだめですね。一番問題なのは、ズームに頼り切っているので、シチュエーションにあった画角を把握しきっていないということですね。上の踊りの写真でいうと、踊りじたいは中心に来ているものの、余計なものが写り込んでいます。つまり、さらに被写体に寄るかもっと望遠側にする必要があったでしょう。

この場合単焦点レンズでは35mmか50mmくらいかな。現在はすべて単焦点レンズで撮っているので、デフォルト(MZ-3に)の35mmである場合が多いでしょう。何たって突然現れたものなので。今のスタイルの方が機材は重くなりますが、より見栄えのする写真が撮れると思います。

さて、このEos1000sというカメラ、インドでシャッターの調子が悪くなったきり、眠っています。とうとう交換レンズを買わないままでした。とはいえ、このカメラで撮った写真は一番ストックがあるかも知れません。このあとも、ゴミのようにつたないものを出していくつもりはあります。いちお、リバーサルを使ったものが主流です。8月の旅まで要するに、ネタがないんですよ。ま、暖かく見守ってくださいませ。

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コメント

 初めての旅がネパールとは。やっぱり、一般の観光旅行とはちょっと違いますね。
 踊る集団の写真、私には悪いとは思えないんだけど。私もこんなような写真ばかり撮ってるなー。カメラとレンズをいくつも持っていくなんて、考えられないもの。

投稿: マサエ。 | 2007年6月28日 (木) 09時56分

マサエ。さん、こんにちは。
初めての個人旅行(海外)がネパールです。
それ以前ツアーでもいろいろまわっています。
踊りの集団の写真がいまいちな理由は記事に書いた通りです。
ちなみに、カメラは一眼レフとサブなので、それほど大変ではありません。「いくつも」なのは、交換レンズですね。
焦点距離の違うレンズを使っていくと、写る範囲が決まっていますから、最適な大きさまで動くとか、いろいろわかるようになってくるんです。
ズームだけだと、ものぐさになってしまいます。

投稿: ヒョウちゃん | 2007年6月28日 (木) 21時47分

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