« カタプラーナ鍋 | トップページ | サグレスという名のビールと岬 »

2007年9月28日 (金)

ミャンマーで残念なことが

今日はお休みしようと思っていたのだが、これは書いておかねばなるまい。非常に残念なことだが、ミャンマーのデモでついに死者が出てしまった。巻き添えを食う形で、APF通信の日本人ジャーナリストも、銃撃され死亡。やあ、なんてこった。

Mh0278

<バガンの少年僧>GRD

今回のデモはガソリン価格の急激な上昇が発端だと聞くが、今まで民主化運動とも軍事政権とも一定の距離を置いてきた、僧侶たちがデモに加わってアウンサン・スーチーさんと対面を果たすなどの報道がなされた頃から、ついにミャンマー政府側も思い切った手段に出た模様である。

つまり、民主化運動側もミャンマー政府側も「禁断の手」を使ったため、これは泥沼状態にもなりかねない。ミャンマーの人にとっては、是非とも変革を望みたいところだろうが、ことを急ぐとかつての天安門事件みたいにもなりかねない。一介の旅行者としては、状況を見守るしかないのだが、ミャンマーが我々にとって、「遠い存在」にはなって欲しくない。

第二のイラク、アフガニスタンはまっぴらだ。

| |

« カタプラーナ鍋 | トップページ | サグレスという名のビールと岬 »

02e Myanmar」カテゴリの記事

News」カテゴリの記事

コメント

アラックです。
本当に悲しいです、残念です。
BAGUS!の画像掲示板にも書きましたが、
ミャンマーの方々はもの凄い敬虔な仏教徒です、
信じられません。
国民が心配です。
亡くなられた写真家さんも、ミャンマーを思って
行かれていたとおもいます、彼の冥福を祈ると
共に、意志が受け継がれることを祈ります。

投稿: アラック | 2007年9月29日 (土) 06時17分

◇アラックさん、お久しぶりです。
まったく残念としかいいようがないですね。
もっと残念なのは、この状況をただ見守るしかないことですよ。
早期解決を望みたいですが、どうなることやら。
亡くなったジャーナリストは、いち早くバンコクから駆けつけてきていて、勇気ある行動だっただけに、残念ですね。

投稿: ヒョウちゃん | 2007年9月29日 (土) 14時13分

PC関係でごたごたしてました。
バガンが遠くなる感じがしていました。
これで一気に遠くになってしまった感じで残念です。

投稿: 04mat | 2007年10月 2日 (火) 22時59分

☆04matさん、こんにちは。
なんか一気に報道が小さくなってしまいましたね。
我々としては、その後のミャンマー情勢を見守っていく必要はあるでしょうね。
バガンは一瞬遠くなったかも知れませんが、逃げやしません。
是非とも期をうかがって、訪れてください。

投稿: ヒョウちゃん | 2007年10月 2日 (火) 23時42分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ミャンマーで残念なことが:

» ミャンマーの軍事政権、北朝鮮と同じではないか [ファイナンシャルプランナー世界に思いを巡らす]
ミャンマーで、APF通信社の契約社員、長井健司さんが取材中、軍の放った弾丸を受けてなくなったご冥福をお祈りいたします。ミャンマーというと私も2度ほど、ホンの短い時間だが、入ったことがあるのだが、首都のヤンゴンからは遠く離れた所に入っただけなのであまり大きなことは言えない。しかし、色々と日本に亡命しているミャンマー人の話を聞くと、言論統制はされている、秘密警察まがいの人物はいると、聞いているとまるで北朝鮮と一緒で�... [続きを読む]

受信: 2007年9月28日 (金) 22時59分

» 長井さん、至近距離から銃撃…TV映像などで明らかに [ニュース]
初めまして。こんにちは。関連記事なのでトラックバックさせていただきました。 [続きを読む]

受信: 2007年9月28日 (金) 23時17分

« カタプラーナ鍋 | トップページ | サグレスという名のビールと岬 »