ファーロの人骨教会
ファーロはアルガルヴェ地方の中心地で、国際空港があります。街中ではさほど観光客を見かけませんでしたが、ファーロからアルガルヴェの海岸沿いに点在する魅力的な町に散っていくのでしょうか。
さて、今回紹介するのは、二つの鐘楼を持つカルモ教会。なかなか外観は美しいです。
<カルモ教会>MZ3/35mm/RVP F
<内部の装飾>MZ3/50mm/RVP F
内部もきらびやかで、ステンドグラスが奇麗。18~19世紀にかけて作られた建物だそうです。ちなみに、ファーロはアルガルヴェの中心都市なので、カテドラルが旧市街にありますが、内部を修復中で立ち入ることはできませんでした。
さて、ここにはさらに奥に、人骨堂があります。有料で1.0ユーロ必要。
<人骨堂入口>MZ3/35mm/RVP F
入口のアーチにはすでに人骨が。人骨はすべてここの修道士のものらしいです。
<人骨堂の壁面>MZ3/35mm/RVP F
頭蓋骨をはじめ、すべて人骨で埋め尽くされていました。ところで、ポルトガルではエヴォラのサン・フランシスコ教会などにも、人骨堂があります。エヴォラの人骨堂は暗くて、ちょっとおどろおどろしい。アルガルヴェではなんかあっけらかんとした感じです。
また、カンボジアなどに行くと、キリング・フィールドと呼ばれる虐殺された人たちの骨で作ったモニュメントのようなものもありますが、やはり、ポルポト時代のことを連想させられ、あまり良い気持ちではありません。
やはり、こんな場所は、明るい太陽の下で、訪れるべき…かな?
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コメント
この教会、内部には入らなかったのですが、人骨堂が
あったのですね。うーむ、見たかったような、見なくて
よかったような・・・。
そういえばエヴォラの人骨堂も見学しませんでした。
投稿: あづま川 | 2007年10月 7日 (日) 02時10分
◇あづま川さん、こんにちは。
どちらかというと、積極的に見ちゃう方です。
だからといって、特にここを見逃してどうということもないですね。
エヴォラはもっと見所が多いですし。
ルート検討時に、エヴォラとモンサラーシュを訪れる案もあったのですが、どうしても、サグレスに行きたかったので、こちらのルートになりました。
そっちはいつになるかわかりませんが、また次回ということで。
投稿: ヒョウちゃん | 2007年10月 7日 (日) 12時08分