フェズ・エル・バリへ
フェズの朝は、カフェで始まった。宿の周辺は、何軒かのカフェがあり、ほぼ毎日ここで朝食を食べた。宿に朝食が含まれていることに気づいたのは何と最終日であった。
<カフェの朝食セット>GRD
プチ・デジュネとカウンターで話すと理解してくれ、カフェオレ、オレンジジュース、クロワッサンのセットを運ばれた。絞りたてオレンジジュースはやはり美味い。これで、20DHと都会的な値段。ティトアンやシャウエンでは10DH程度であった。オレンジジュースがかなりするようで、クロワッサンとミント茶の組み合わせでは10DHである。
モロッコのカフェは男性ばかりの世界だが、フェズでは女性客も少なからずいた。名前のよくわからないところだが、駅前には何軒もあるので、どこも同じだとは思う。ここにいると、砂漠に行かないかと誘われたりもした。
腹も満ちたことだし、フェズ旧市街を目指す。バスもあるというが、歩いてみた。それほどの時間はかからない。
<フェズ王宮>MZ3/35mm/RVP F
モロッコ国王がフェズに滞在する時に利用する王宮。内部は公開されてません。こちらの正門(?)は、写真撮影が黙認されているようです。一方、反対側にある地味な門は撮影禁止です。カメラを構えていたら、警官に注意されました。カメラの裏側を見せろといわれ、デジタルではないと確認され開放されましたが。デジタルだと、おそらくデータ消去でしょう。
王宮の脇の道を進んでいくと、フェズ・エル・ジェディドという、旧市街へ。
<スマリン門>MZ3/50mm/RVP F
この門より、フェズ・エル・ジェディド。とはいえ、フェズにはもう一つメディナがあって、そちらこそが、世界遺産に指定されている、フェズ・エル・バリです。フェズ・エル・ジェディドの近くには、ユダヤ人街メラーがあり、中庭を囲むような建物が多い。ユダヤ人たちは、イスラエルの建国によってほとんどがいなくなってしまったそうだ。
<フェズ・エル・ジェディドのスーク>MZ3/35mm/RVP F
メインストリートがそのままスークに。人通りも多いものの、昼過ぎにはすっかり閑散としていたのが印象的。この通りを抜けて、王宮裏門、ダッカーギーン門へ。そこからは、右折して直進すれば、フェズ・エル・バリ。
<サボテンの実>MZ3/20mm/RVP F
けっこうこの道のりが長い。途中にいたサボテンの実を売る青年2人に声をかけ、スナップ。
<ブー・ジュルード門>MZ3/20mm/RVP F
はい、ようやく入口に到達しました。ここからがフェズ・エル・バリの始まり。
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コメント
おお、懐かしい。同じ道を歩いたのですね。私たちも王宮の門を写しました。サボテンの実も一つ食べてみました。
投稿: マサエ。 | 2007年11月 5日 (月) 09時59分
◇マサエ。さん、こんにちは。
とりあえず、フェズ初日だったので、歩いてみました。
帰りはプチタクシー使いましたが。
サボテンの実は中東とかでもよく売っています。
とはいえ、まだ食べていません。
種が多いと聞きます。
今度いつになるかわかりませんが、食べてみようと思います。
投稿: ヒョウちゃん | 2007年11月 5日 (月) 20時10分