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2007年11月 8日 (木)

アンダルース・モスクとタンネリ

フェズには、業種ごとのものの売り場スークがあるほか、職種ごとの物作り地区がある。その中で最も有名なのが、タンネリ。またの名を、スーク・ダッパーギーン。なめし革染色職人街である。

フェズは2回目なので、もちろん訪れたことがあるのだが、その時は総勢30名以上にものぼるツアーだったため、ほとんど印象がないか記憶が薄れている。ちなみに、このあと訪れる、ムーレイ・イドリス、ヴォルビリス、メクネス、ラバトについても同じことがいえる。ともかく、タンネリは匂いが強烈といわれる。なめし革が匂うのだ。

ともかく、タンネリを見るため、フェズのメディナを歩き回る。そうしていると、「タンネリを見ないか」というお誘いもあるのだが、あとでいちいちチップがめんどくさい。なので、自力で行ってみようとしたのだが、すっかり迷ってしまった。おかげで、後日訪れようとした、アンダルース・モスクの前に出たというおまけも付いたのだが。

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<アンダルース・モスク>MZ3/50mm/RVP F

フェズのメディナの中で唯一、外観が見えるモスク。とはいえ、内部にはムスリム以外立ち入ることはできない。名称の通り、レコンキスタ以降スペインのアンダルシア地方を追われたアラブ人がフェズに渡ってきて住み着いた地区にある。

さて、再びタンネリを目指す。先ほどは曲がる路地を間違ったらしい。かなり狭い通り。未着色の革製品が山と積まれたところで、簡単な加工が行われている。やや匂う。

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<未加工のなめし革>MZ3/35mm/RVP F

ここまで来ればもう間違いない。なめし革は未加工品がロバや馬によって持ち込まれ、この場で簡単な加工を加えられてから、染色されるのである。これから見ようとするのは、染色用の桶がたくさん並ぶところで、いくつもある皮革製品の店から見下ろすことになる。

店といっても、3~4階建ての建物の中にあり、入口前では客引きが待っている。その客引きに声をかけて案内してもらった。見学料の相場はガイドブックによると10DHらしいが、自分用のベルトを購入するつもりでいたので、はっきりしたことはわからない。

さて、店に案内される。まずは見学。最上階がテラスのように張り出され、見学に最適な作りとなっている。まずは俯瞰から。

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<タンネリ俯瞰>MZ3/35mm/RVP F

最も太陽光線の強い時間で、桶の中の色はわかりづらいと思うが、こんな感じ。それぞれに色が異なる。この染色液もかなりの匂いを発するらしいが、あまり気にならなかった。では、アップにしてみようか。

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<タンネリ>MZ3/77mm/RVP F

FA77mm limitedというレンズはかなり久しぶりに使った感じがする。左の方に未加工のなめし革。これを桶の中に漬け込み、染色する。染め上がった製品も見えますね。働いている人はもの凄い姿です。服や肌にも染色液が付いていて、かなり凄い状態。まあ、作業着なんでしょうが、帰宅前にシャワーを浴びても、周りにはタンネリの職人ということがばれてしまいそうです。

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<店の内部>GRD 3:2mode

カバン、ベルト、靴、衣服と何でもあり。裏側に隠しポケットの付いた牛革のベルトとラクダ革のベルトを購入。少しディスカウントあり。なお、店にあるままでは、かなりの大柄の人向けなので、調整もしてもらいました。

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コメント

 タンネリ、私も行ったんだけど、カメラが・・・。写真、撮りたかった (;_;)。 
 同じ店では無いと思いますが、私達が行った店も店内は似たような感じでした。

投稿: マサエ。 | 2007年11月 9日 (金) 20時17分

◇マサエ。さん、こんにちは。
フェズの観光で特にツアーでは、タンネリは必須でしょうね。見学と買い物がセットになっているので、これほどツアー向けのところはありませんからね。
なるほど、カメラがねえ。残念でしたね。
まあ、こういうこともあるので、予備をお持ちになることをお勧めします。昔のコンパクトカメラでいいので、是非とも、フィルムカメラをバッグに忍ばせてはどうでしょう。まず、フィルムカメラの方が、デジカメよりもいきなり壊れることはないと思いますから。フィルムカメラはサブで使えばいいのです。

ま、このあたりの革製品の店はタンネリの作業場が見えらくては話になりませんから、同じような作りになってしまうんでしょうね。
ちなみに、たまたま自分が訪れた店は、割とリーズナブルな価格設定でした。

投稿: ヒョウちゃん | 2007年11月 9日 (金) 21時00分

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